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雪風ジョルノ

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2010/06/15
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リーマンショックは金融工学が原因なのか?




【今野浩】「金融工学」は何をしてきたのか


リーマンショックが起こった直後に、私はこの問題は「金融機関が回収見込みのない債権を高格付商品に粉飾して売りまくったこと。そして世界がそれに群がったこと」が原因だという情報を得ていた。従って、別に金融工学に問題があるとは思わなかったのであるが、マスコミの取り上げ方は逆だったようだ。つまり、「金融工学」なるもののせいで世界が不況になったのだと叩きまくった。その謂れのない誤解を正すべく敢然と立ち向かったのが本書である。

本書は前著「金融工学の挑戦」と違い、金融工学を紹介する本ではなく、リーマンショックの解説本である。ゆえに、難しい数式は殆ど出てこないのでとても読みやすい。

しかし、「金融工学の挑戦」がベストセラーであったのに対し、本書は刊行から一年経っているのに初版であった。(たまたま楽天ブックスに在庫が残り続けた可能性も否定は出来ないが。。)


安定的な原材料供給や信用リスク軽減に金融工学が果たす役割は大きい。リーマンショックを引き起こした住宅ローン担保証券に、金融技術はほとんど使われていなかったのだ。バブルとその崩壊を引き起こす「強欲」の「暴走」という実態を描きながら、改めて金融工学の本質を説く。

【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 “金融工学バッシング”のなかで/第2章 エンジニア倫理と強欲の論理/第3章 「金融工学悪玉論」への反論/第4章 金融工学の出発点/第5章 貸したおカネは戻ってくるのか?/第6章 リスク管理の限界



◆ただいま読書中~◆

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最終更新日  2010/06/15 09:34:03 PM
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