Bin-Star(Binary Star Watching)

必要なスキル・工具・測定機器

分解や改造は故障の原因となるばかりでなく、メーカーの一切の保証を受けられなくなります。分解や改造は自己責任で行って下さい。

必要なスキル

この改造は、だれでも出来るという訳ではない。この改造が可能なスキルは、以下のとおりにである。

１：電子工作の経験者：ハンダ付けが得意と自負するなら問題ない。過去に電子工作を経験したことがない場合、何らかの電子工作キットなどで充分にハンダ付けを練習してからこの改造にチャレンジする方が良いであろう。

２：ドリル加工の経験者：KDマウントのリモートコントローラーに穴あけ加工をする為、ドリル加工、ヤスリ仕上げに自信があれば問題ない。加工の対象はプラスチックであり難易度は比較的低い。

この２点を読んで断念するなら、ST-4対応の赤道儀の購入を勧める。ST-4対応の赤道儀で流通価格が比較的安価な製品はセレストロンAdvanced GT などである。セレストロンAdvanced GT は、自動導入機能を持つが、比較的に安価と言えども、やはり高額商品には違いない。

必要な工具

電子工作を行う為に、一般的に必要な工具があれば良い。
この様な初心者向けのセット販売もある。

１：15W～30Wの電子工作用のハンダごて
２：電子工作専用のハンダ
３：こて先クリーナー
スポンジに水を含ませ、こて先を拭く。こて先を整えながらの作業は非常に重要だ。このスポンジは絶対に必要なアイテムだ。
４：マイクロニッパ
５：マイクロペンチ
６：ドリル
７：ヤスリ

必須ではないが、あった方が便利な工具を以下に示す。

Ａ：ハンダ吸取機
Ｂ：精密ピンセット
Ｃ：ルーペ
Ｄ：作業台（拡大鏡付き：最近では、老眼が進んできていてだんだん細かい作業が困難になってきた）

必要な測定機器

８：テスター
電圧・通電の確認が出来る機種で良い。出来あがった回路が思う様に動作しない場合、回路図と照らし合わせながら、誤配線やハンダ不良、ショートを確認できるので電子工作には必須である。

必須ではないが、あった方が便利な測定機器を以下に示す。

Ｅ：簡易型オシロスコープ
最近では、１万円未満の簡易オシロ( DSO Nano )が流通している。この改造の主目的はPWM(PPM)化であり、パルス幅を確認するのに重宝する。
PWM改造.jpg