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クランクを交換しました(170mm→165mm)見つけたら買おうと思っていた165mmのクランクアームをメ◯カリで発見したので購入・交換しました。昨年末にポガチャルというスター選手が適正サイズよりも大幅に短い165mmクランクを採用して圧勝したという事件(笑)が起こって以来、にわかにショートクランクブームが到来しています。今回はこのブームに乗った…わけではなく私の身長(168cm)の適正サイズが165mmだったのでいつか換えようと思っていたらブームに巻き込まれただけです。じゃあなんで最初から165mmにしてなかったかというと安く買えるコンポセットが170mmでサイズ変更不可だったという悲しい事情。ロードバイクにさほど興味がない方からすると5m短くしたからなんやねんという感想しかないでしょうが、ロードバイク界隈ではこの5mmはあまりにも大きい数字。今回はロードバイクに乗るにあたって避けて通れない「機材とポジションセッティング」のお話をしたいと思います。ロード乗りはなぜポジションにこだわるのか?ポジションとは何かというと要するに自転車の乗車姿勢のことです。プロは一分一秒を争う世界ですので言わずもがなですが、素人がなぜここまでポジションにこだわるのかというとロードバイクは長い距離・長い時間乗るということ、そして自転車はひたすら反復運動であるということが主な理由かなと思います。時速15kmのママチャリで1km進むには4分かかります。時速30kmのロードバイクなら2分。仮に5kmの距離なら20分と10分。150km先まで行こうとすればママチャリだと10時間、ロードだと5時間です。ママチャリではもはや現実的な距離ではないですがロードなら普通にあり得る距離です。5時間自転車に乗るということはざっくり計算して24000回ペダルを回して、その間自分の体重をハンドルとサドルで支え続けなければならないということです。少しでも効率化できるならしないわけがない。数十回のペダリング、数十分の乗車ではあまり違いがなくても数万回、数時間となればその効果は絶大です。そもそもロードバイクは非常にピーキー(遊びがない)な設計で、各人の体格やスキルに合わせて細かな調整が前提の乗り物です。同じフレームでも3~6種類のサイズが用意されている(各サイズの差は3cm程度)わけですから、いかにシビアな調整が必要か推して知るべしでしょう。痛みはポジション見直しのサインもう一つ、ポジションセットに神経質にならざるを得ない理由があります。私の実体験として不適切なポジションで長時間自転車に乗っているとほぼ確実に身体に異常が出るからです。ざっと書くと・サドルが低過ぎる/高過ぎる→膝、脚、腰、股間・サドル(ハンドル)が遠すぎる→腰、首、腕・ハンドルが低過ぎる/高過ぎる→首、腕、肩・クリート(ペダルとシューズの固定具)が爪先寄り過ぎる→足裏(足底筋膜炎)・クリートがかかと寄り過ぎる→膝首や肩はコリとして、他部位は痛みが出ます。ただ、ポジションが適切でも乗り方のせいでこれらの痛みが出る場合もあるのでその見極めは必要です(例えばペダルを踏みすぎる、ハンドルに体重をかけすぎる、腰が反っている、体幹の筋力不足等)初心者の場合はまずはショップでだいたいのポジションを出してもらい3ヶ月くらいそのまま乗ってみましょう。不満や痛みが出れば変更を検討すればいいでしょう。どうしても思い悩んだ場合、有料ですがその人にあったポジションをだしてくれるフィッティングサービスというものもありますので頭の片隅に入れておきましょう。(賛否あります)ポジション出しはひたすら沼じゃあ適正なポジションにしないとね!検索すれば一発OK!…というわけにはいきません。ポジションセットの難しさは「人によって正解が違う」「フレームによって正解が違う」「一箇所変えれば場合によっては他も変えなければならない」というところです。身長と股下から導き出せるのは「だいたいこのぐらい」程度の数値でそこから先は試行錯誤です。「人によって正解が違う」というのは、私は身長168cmですが平均より手がやや長く、足がやや短く、同年代の男性に比べてかなり柔軟性が高いです。そのため一般的なポジションと比べてハンドルはやや低め、サドルはやや低め、遠めのポジションになります。「フレームによって違う」というのは例えばロードバイクは以下のような変遷を辿ってきましたが 極細クロモリのホリゾンタルフレーム 肉薄大口径アルミ/カーボンのスローピングフレーム 高剛性カーボンのエアロフレームこれらに同じポジションが適用できないのは一目瞭然でしょう。今やクロモリ(鉄系合金)のホリゾンタルフレームはもの好きしか乗らないでしょうが、現在の市場にはこの3種が共存しています。私も通勤車のRL9(スローピング)と、昨年買ったガチ用のSum pro(エアロフレーム)を所有していますが見た目も乗った感じもまったく違います。サイズ感は同じでもバイクの重心はRL9は後ろ寄りのゆったりした感じ、Sum Proは驚くほど前掛かりの重心で最初は面食らいました。快適性が売りのRL9とレーシングモデルのSum proで違いがあるのは当たり前といえば当たり前ですが、乗り手は同じでも2台のポジションは全然違うものになっています。「一箇所変えれば場合によっては他も変えなければならない」というのは例えば今回、私はクランクアームを5mm短くしたことによってサドルを5mm上げ、5mm前に出しました(ハンドルも5mm上げたほうがいいかもしれませんが元々下げることを検討していたので様子見です)クリート位置も下げたほうがいいような気がします。…とまあこんな感じで一箇所変えちゃうと他も変わるというのは感覚的におわかりいただけるかと思います。あとはひたすらトライ&エラーの繰り返しでしっくり来るポジションを探します。試行錯誤の果にやったことのない方は「そんな面倒くさいことやってられるか」と思うでしょうが、やってみるとなかなかどうしてこれが楽しい。むしろロードバイクの醍醐味といってもいいぐらいです。色々考えていじくり回した結果、長年の痛みがウソのように消えたり明らかに速くなったりするともう最高。そのうちポジションだけではどうにもならない不満や欲が出てくると次のバイクやホイールに手が伸びるわけです。というわけで今回は厄介で楽しいポジションのお話でした。お読みいただきありがとうございました。
2024/03/25
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春だ!(みぞれを見ながら)全国的に寒気が流れ込んでいるとのことですが京都でも昨日、今日と雪やみぞれが降っております。せっかくの休日に走れなかったり通勤でひどい目に遭っておりますが、こういうときは「桜が咲く前で良かったなあ」と思うと少し幸せになれます。というわけで今回は「京都:ロードバイクでのお花見スポット」をご紹介したいと思います。①京奈和自転車道(通称サイロー)嵐山を起点に八幡市、京田辺市などを経て奈良、和歌山港まで続く全長180kmのサイクリングロードです。起点の嵐山からして桜並木があり、中継地点の「さくらであい館」は石清水八幡宮と並んで有名な背割堤の桜並木があります。…が、嵐山も背割提もこの季節は地獄の人出。私が走るのは水曜日という恐らく最も人が少ないであろうド平日ですらそう思うのですから、週末は両スポットは遠巻きに眺めるだけにしましょう。(そもそも中継地点としてサイクリストに開放されている「さくらであい館」は桜の時期だけサイクリスト立入禁止になります)しかし比較的人の少ない桂大橋~八幡、八幡~京田辺あたりには素晴らしい桜並木が点在しており見ごたえは十分。サイクリスト以外にはあまり認知されていないので京都に住んでいて見たことないという方はぜひサイクリングにチャレンジしてみてください。ひたすら平坦なのでロードバイクでなくても大丈夫です。枚方や高槻からも近いのでその辺りにお住まいの方もおすすめです。②玉川堤の桜並木京都府の南端あたり、綴喜郡井手町にある玉川の桜並木です。川の両岸に並ぶ圧巻の桜並木をゆっくりと満喫できます。アクセスの良さ(JR京都奈良線、京都駅から30分)、桜の見事さにも関わらず満開の時期でも人は少ないです。京都の中心部から30kmという絶妙な距離、周辺に観光施設や飲食店がほとんど無いという立地が人を遠ざけているのでしょうか。私もロードをやっていなければ恐らく立ち寄ることなく一生を終えていたような気がします。純粋に桜が見たい、きれいな写真が撮りたいという目的ならここが一番でしょう。③七谷川・和らぎの道の桜正直なところ京都市民からすると陸の孤島感のある亀岡市(失礼)ですが、京都のロード乗りにとっては嵐山から六丁峠、越畑に抜ける定番の峠ルートがあるため亀岡は親しみのある場所です。この七谷川の桜は丹波随一の桜スポットと言われていて実際見事な桜が楽しめます。駅から絶妙に遠いため電車ではアクセスが悪く、一般客はなかなか足が向きにくいですがロードバイクならむしろ好材料です。亀岡郊外の田園地帯は京都市内ではまずお目にかかれない、交通量の少ないひたすら真っ直ぐの道路などがあって自転車乗りには楽しい場所ですよ。というわけで今日はこの辺で。次回はポジションのお話をしたいと思います。お読みいただきありがとうございました。
2024/03/21
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ロードバイクをいかに楽しむかようやく暖かくなりましていよいよ春という今日このごろです。「冬をどう乗り切るか」はロードバイクを続けるためのひとつの鬼門なのですがこれはまた改めて書くとして、今回はせっかく春が来たということでロードバイクを楽しもうという内容でお送りしたいと思います。楽しみ方は人それぞれということは百も承知ですが、ひとつの意見ということで見ていただければ幸いです。私はいわゆるエンジョイ勢というやつでレース志向はほとんどありません(世の中の休日とは合わない職業なので参加する機会がないというのが一番の理由ですが)ですので私のロードバイクの楽しみ方は純粋なレジャーです。つまり休日に目的地や目当てのランチを決めて出かけるという楽しみ方ですね。ロードバイクでどこまで行けるかロードバイクといえば速さがフォーカスされがちですがロードの本質は「(ちょっと練習すれば)楽に速く走れる」というところでして、これは結果的に「楽しく遠くまで行ける」ということとほぼ同義です。慣れてくると往復100kmくらいは普通に日帰りで走れるようになります。私は京都市在住なのですが50km圏内ですと北は南丹市の美山町、西は丹波篠山、南は奈良、東は甲賀市あたりまで、輪行(専用の袋に自転車を詰めて電車に乗る)や泊まりまで選択肢に入れればかなり色々な所に行けます。(普通に?頑張れば京都から琵琶湖一周(250km)とかも日帰りでできますよ)目的地が決まればルートを決めましょう。峠を避けるのか敢えて挑むのか、昼食は何を食べるか、道中に見どころはあるのかないのか、帰りはどうするのか…同じ場所に行くにしても楽しみ方は色々です。仮に車で来たことがある場所でも自分の脚で風を感じながら走ってみるとまったく違う印象になります。ロードに乗っていると季節の移り変わりもより楽しみになります。春は菜の花、梅、桜やツツジ、藤、夏はひまわり、秋は紅葉…今までは気にしたこともなかった場所に素敵なものがあることに気が付きます。下はこの2年ほどの間で撮った写真の一部です。わざわざ車で行くような場所でなくても「自転車に乗る」という目的が加わることで立派なランドマークになります。また、公共の交通機関では行けない、車では行けないようなところにも自転車なら行ける場合もあります。 走ること自体が楽しいこうやって走り回っていると気がつけば走ること自体が楽しくなっています。前は登りきれなかった峠が登れたり、タイムを意識してみたり…若い人は競技志向に目覚めるかもしれません。「速く走りたい」という欲が出るとトレーニングやパーツ交換の楽しみが新たに加わります。ホイールやサドルを交換すれば当然試してみたくなります。走り慣れた場所でもまた楽しくなって…できれば誰かと一緒に最後に、ロードバイクは自分一人でもできるスポーツですがレジャーとして楽しむ場合は誰かと一緒のほうが楽しいです。誰かを新たに誘い入れるもよし、誰かの誘いに乗ってみるのもよし。ロードはよほどのガチ勢でなければ年齢よりもキャリアやスキルがものを言うスポーツなので年齢差はそこまで気にしなくてもいいと思います。私も上下20歳くらい離れた方々と走ってますが本当に楽しいですよ。お読みいただきありがとうございました。
2024/03/19
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ロードバイクとメンテナンスシティサイクル(いわゆるママチャリ)とスポーツバイクの違うところは色々ありますが、見てすぐわかるようにスポーツバイクは様々なパーツが剥き出しです。特にロードバイクは泥除けもサスペンションも付いていません。最近のディスクブレーキ車になるとシフトワイヤーやブレーキケーブルも無く「これで大丈夫なのか?」と不安にすらなります。これは軽量性や作業性を極限まで高めた結果です。これによりロードバイクは凄まじい軽さや剛性を確保していますが裏を返せば頻繁なメンテナンスが必須であるということでもあります。剥き出しのパーツに付着した汚れ(泥や油や鉄粉)を放置すれば腐食や摩耗が起こり性能低下、果ては走行不能に至ります。ちなみに乗らずに放置していても痛みます。動かさないと同じ箇所に負荷がかかり続けることになりますしサビや腐食が進みやすくもなります。つまりロードバイクは「適切に乗って適切にメンテナンスすることが前提の乗り物」と言えます。(面倒くせえ)ちなみに私が初めて買ったロードバイクはメンテナンス不足で5年足らずで廃車になりました。しっかり反省してセルフメンテに励んでいる2台目は9年目の現在でも通勤車として現役で活躍中です。自分でやってみよう ─ 洗浄から注油まで ─というわけでロードバイクはメンテナンス必須。しかし日常の清掃やちょっとした調整までいちいちショップに持ち込んでいてはお金も手間もかかります。全部ショップ任せ、という人もいますが私はやはり「自分でできることは自分でやる」というのをオススメいたします。自転車への理解も深まりますしやってみるとコレ自体がけっこう楽しかったりします。しかし『よし!じゃあやってみるか!』と「ロードバイク 洗浄」で検索してみると色々な道具やらよくわからんスプレーやらが際限なくヒットしてどれを買っていいやら状態になること請け合い笑というわけでここは私が現時点での最適解だと思う自転車洗浄グッズをご紹介したいと思います。(屋外で洗浄する場合の方法です。どうしても室内で…という方は別途検索してください)・メンテナンススタンド無くても作業できなくはないですがあったほうが圧倒的に楽です。ちなみに画像のようにトップチューブ(フレームの上部)を掴んで固定すると最近の薄いトップチューブの場合は最悪折れます。必ずシートポスト(サドル下の縦向きの部分)で保持するようにしてください。後輪だけ浮かせて保持する直置きタイプの安価なスタンドもありますがディスクブレーキには使えなかったりメンテには不向きだったりでオススメしません。・作業用ゴム手袋機械油が手に付着すると黒く汚れてなかなか落ちません。爪の間が真っ黒になったりしてかなり不快です。色々買ってみましたが結局破れるので整備用の使い捨てのニトリル手袋が良いですね。そこまで精密な作業はしないので上から薄手の軍手を重ねると破れずに再度使えます。・フィニッシュライン チェーンクリーナー面倒なチェーンの洗浄が2分で終わります。同様の他社製品がありますが使ったことがないので使用感はわかりません。私のはかなり汚れてヘタってますがこの10年で買い替えは一度だけ。コスパよしです。専用のクリーナーを入れて使うとのことですが実は灯油で代用できます。・ik FOAM 1.5 (フォームガン)適当な中性洗剤を入れて使う手動ポンプ式のフォームガン。安価な他社製品が使い物にならなかったので乗り換えました(結果大満足)。吹き付けてしばらく置くだけできれいになります。洗剤の濃度はお好みですがかなり薄めで大丈夫です。あまり濃いとヌルヌルが残ります。・セラミックスピード UFOクリーン ドライブトレインパーツクリーナーのように揮発性の溶剤を噴射して汚れを吹き飛ばすものではなく、吹き付けてしばらく置くと油汚れが乳化される洗剤です。周囲への過剰な飛散やフレームへの攻撃性がほとんど無いため扱いが容易です。1000mlとたっぷり入ってるのも嬉しいですね。・たわし、ウェス駆動部分を洗浄するのに使うたわしとフレームを拭き上げるウェスです。・スクワート チェーン ドライルブチェーンの潤滑剤。自転車の必需品です。大きく分けてドライタイプとウェットタイプがあります。ウェットタイプのほうが潤滑性能がいいですが、一方でドライタイプは汚れが付きにくく効果が長続きするという大きなメリットがあります。スクワートのドライルブは潤滑性能世界一(自称)らしいです。私はこれにしてからメンテナンスの頻度がかなり下がりました。・ディスクブレーキ 専用クリーナー(必要に応じて)ディスクブレーキの場合は仕上げに必須。ディスクブレーキユーザーならおわかりでしょうがディスクブレーキは多大なメリット(剛性、制動力大幅アップ)がある反面デリケートです(ディスクやパッドは触れるのすらNG)洗剤や油がちょっとでも付いていると音鳴り地獄になります笑。ブレーキパッドとディスクに直接吹き付け乾くまで放置します。必要な道具はこれだけです。手順は以下。①チェーンクリーナーでチェーンを洗浄する。まずペダルを手でもって順回転(タイヤが動く方)させ、フロントははアウター、リアはトップ寄りに変速しておく。クリーナー及び灯油を規定量入れてチェーンに組み付け、チェーンクリーナーが動かないように手で保持し空いている手でペダルを持ってゆっくり逆回し(タイヤが動かない方向)する。廃油は新聞紙などに吸わせて燃えるゴミに。流しちゃダメ、ゼッタイ。 ②UFOクリーンをドライブトレイン全体(駆動部分の金属パーツ)に吹き付けて5分ほど置く。プーリーやチェーンリングなど見てわかるほど汚れがひどい場合はたわしで擦り、再度吹き付ける。③汚れが乳化したらドライブトレインを中心にフォームガンで泡を吹き付ける。10分ほど置けば泡が汚れと一緒に落ちるので仕上げにウェスで全体を拭き上げる。洗剤が気になる場合は拭く前に水で流すか、難しい場合は霧吹きで水を吹き付けてから吹いてください。④チェーンをウェスで入念に拭きます。ウェスに黒い汚れが付かなくなるまできれいに拭いてください。完全に乾燥するまで置いてからチェーンルブをチェーンにひとコマずつ垂らしていきます。全てのコマに塗布したらペダルを手でもって順回転(タイヤが動く方)させ、変速してすべてのギアに行き渡らせる。(※スクワートのドライルブは非常に優秀ですが完全に脱脂してから塗布しないと効果が落ちます)⑤(ディスクブレーキの場合)ディスクとパッドが乾燥してからクリーナーを吹き付ける。わずかでも油が付けば性能低下したり音鳴りが発生するのでウェス等で拭かないようにする。こんな感じです。スクワートのドライルブの場合「あんまり乗らないよ」という人なら洗浄は2~3ヶ月に1回くらいの頻度で大丈夫かもしれません。(本当に汚れが付かない、そして長持ちです)ウェットタイプのルブをを使うのであればやはり月1回くらいの洗浄は必要でしょうか。雨に当たった場合も都度洗ったほうがいいでしょう。愛車を長持ちさせ、ランニングコストも抑えられるセルフメンテ、皆さんもぜひやってみてください。あと実際にやってみると実感できると思いますが洗って注油するだけで明らかに速くなりますよ笑お読みいただきありがとうございました。次はロードバイクの楽しみ方について書きたいと思います。
2024/03/17
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ロードバイクのランニングコスト数年ぶりに風邪を引いて病院に行きました。コロナは無傷でやり過ごしたのになあ…細菌性の風邪(罹りにくくて治りにくい)だとかで、抗生剤飲んだらすぐ治りました。一安心。さて、今回はロードバイクのランニングコストについてのお話です。この物価高・円安でイニシャルコストはうなぎ昇りです。しかしランニングコストはどうなのでしょうか。肌感覚としてはそこまで高くないような気がしますが…ではここで実際例を挙げてみましょう。・通勤用と趣味用の2台持ち・年間走行距離1万km・洗車、注油、ポジション調整、パンク修理、タイヤ交換は自分でやるはい、私です。一番コストがかかってくるのはタイヤ交換でしょうか?通勤車は年に2~3回、両輪合わせて一回5~6000円くらいです。趣味用は年に一回くらい。こちらはいいタイヤを履くので15000円、合わせてざっくり年30000円としましょう。次は洗車と注油ですね。これは後日しっかり書きますが極めればローコストでいけます。月2で一回数百円くらい、多めに見ても年間5000円くらい。最後はパンク修理や摩耗による消耗品(チェーンとか)交換が1年~数年に一度あります。乗り方とパーツによるので何とも言いにくいですが多くても年に10000円くらいでしょうか。多く見積もって年間50000円…。う~ん、高いとも安いともいい難い微妙なラインです笑もっと安ければ「趣味としては安い」という文脈で書きますし逆であれば「こうすれば抑えられます」という趣旨で一本書けるんですが…ちなみに私は他にお金のかかる趣味がないので必要とあれば躊躇なく突っ込んでいます。使用頻度が高いこともあってかなり高めと思っていただいて差し支えありません。だとすればやはり「趣味としては安い」が結論でいいと思うのですが…どうでしょうか?次は「自分でメンテしてみよう」というお話をしたいと思います。お読みいただきありがとうございました。
2024/03/11
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ロードバイクのイニシャルコストこちらでも書きましたので繰り返しになりますがロードバイクを初めて購入する場合は基本的には何でもいいです。ただ、①サイズを合わせる、②怪しいのは買わない、③買えるとしてもいきなりハイエンドはやめましょう。そしてこれらを満たす簡単な方法は実店舗で買うことです。私の場合は完成車本体が15万くらい、その他諸々が5万くらいと踏んで20万の予算でショップに向かいました。私がロードバイクを買った2008年頃とは為替も物価も随分違いますが現在もこのくらいの予算で必要十分なものが買えます。ちなみに私が初めて買ったのはGAINTのDEFY、Shimano Tiagra組みのエントリーモデルでした(今はフルモデルチェンジして別物になり15万ではとても買えませんが…)過去記事でちょっと触れましたがワイ◯ロードとか大きいショップだと売れ残りやらのセール品があったり、「全部まとめていくらで」みたいな値引きに応じてもらえたりすることも多いです。サイズが合うのが見つかるまで複数店舗を周ってみるのもアリでしょう。素敵なものが見つかることを祈ります。補足:2024年現在はコロナ明けでどうやら各社供給過多状態のようです。恐らく来年には解消されるので今が買い時かもしれません。ちょっと予算オーバーでもサイズが合えば思い切って買ってしまうのもありだと思います。アクセサリについてショップに売っているのは自転車だけではありません。何に使うのかわからないようなものがすごい値段で売られていたり、自転車よりも高いホイールが並んでいたり…先に挙げた最低限のもの以外は必要に応じて買うという感じになると思います。季節や環境に左右されますが有ったほうがいいものを挙げてみます。グローブ(冬季) ★★★★★秋冬は無いと乗れません。ドロップハンドルで手がかじかむと握りやブレーキ反応が甘くなって大変危険です。ロードバイク専用品はやたら高価ですが、適当な代替品だとブレーキが握りにくくなったり滑ったりしてこれまたかなり危ないです(私は一度事故起こしました)<30セット限定 3980→2680円>AIRFRIC ハンドルカバー サイクリンググローブ 自転車 サイクリング 手袋 サイクルグローブ 自転車グローブ ドロップハンドル フラットハンドル 防水 防風 防寒 ネオプレーン ロードバイク マウンテンバイク WG-01↑こんなのもあります。これだと真冬の雨でも雪でも素手で乗れて最強です。ただ極端に横風に弱く、あとくそダッセえです笑(私は通勤で使ってます)サングラス ★★★★☆日差しの強い時期は有ったほうがいいです。また飛翔物から眼球を保護する意味もあります。専用品は数万円しますが、特にこだわりがなければスポーツ用の安価なものでもいいでしょう。傷んできたり余裕ができたら買い替えで。サイクルジャージ ★★★☆☆ピチピチもっこりのサイクルジャージに抵抗がある方も多いでしょうが、普通の綿のTシャツは季節を問わずすぐ汗でビチョビチョになります。少なくとも上のインナーはスポーツ用のウェアを推奨。また、ロングライドのときはパッドがないと本当に死ねます。私も最初は抵抗がありパッドが着いたインナーパンツなどをわざわざ着用したりしていましたが経済面、機能面、安全面、あらゆる点で専用品を買ったほうがいいです。羞恥心は捨てましょう笑ビンディングペダル&シューズ ★★★☆☆ペダルに足を固定するための専用ペダル&シューズ。なくても乗れますがロングライドや登り坂は楽になりますし、正しいペダリングを身につける一助にもなります。趣味として続けられる確信が持てた時点で早めに買うのが吉。何社か出してますが初めてならシューズもペダルもシマノでいいです。サイクルコンピュータ ★★★☆☆必須ではないですが速度やペダルの回転数(ケイデンス)、心拍数などが可視化されるとモチベーションアップにつながります。値段は機能によって様々です。電動コンポ使ってる人はバッテリー残量見れたりするので必要度はあがります。現代ではどんなシチュエーションでもスマホの携帯が必須になるのでマップ機能は別にいらないかなと個人的には思います。本気でトレーニングするなら速度、心拍、ケイデンスの管理は必須、別途パワーメーター(超高い!)でペダリングパワーの計測もできますがレース出たい人以外は不要かな…と思います。その他パーツ交換 ★★★☆☆ロードバイクは例えばホイールや変速機、サドルなどのパーツを個別に変更することができます。劇的に効果のあるもの(ホイール、タイヤ)やオカルト部品(ビッグプーリーとか楕円チェーンリングとか)まで色々です。まあオカルトパーツに関しては個人の自由なのでお好きになさってください笑メンテナンス用品 ★★☆☆☆~★★★★★どこまで自分でやるかでおすすめ度は変わります。ロードはほとんどのパーツが剥き出しなので頻繁にメンテナンスしないと性能低下、さらには損傷が起こります。毎日ピカピカにする必要はないですが月1回くらいの頻度で洗浄と注油くらいはしたいところ。廃液や飛散が出るの居住環境によっては洗浄も難しいですが自分でできると後述のランニングコストも下がります。また、パンク修理くらいは自分でできないと出先でパンクした場合困るどころの話ではなくなります。メンテナンスに関してはまた後日、詳しく説明したいと思います。次回はランニングコストのお話をしようかなと思います。お読みいただきありがとうございました。
2024/02/29
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初乗りは…がっかりするかもよ?いきなり随分なタイトルですが、このブログは「運動経験がない人でも楽しくロードバイクに乗れる」ということをお伝えするために書いているようなものです。ここは正直にお伝えしていきたいと思います。私の場合は20代後半、運動経験がほとんどない状態から憧れだけでロードバイクを購入しましたが、初めて乗った率直な感想(ショップから自宅までの7km)は「しんどい…ロードバイクってこんなもんか?」というものでした。汗は出るし息はあがる。何より思ってるよりスピードが出ない。手、腕、肩、首、腰、脚(要するに全身笑)が痛い…自宅までの道のりが緩やかな登り基調であったとはいえ着いたときには疲労困憊、口の中はネバネバの唾液がこんにちは。乗ってから1時間も経たないうちに期待でいっぱいだった心は不安と後悔に占拠されてしまいました。ロードバイク=レーシングカーロードバイクは慣れないうちは普通の自転車よりもしんどいです。なぜか?ロードバイクは競技用の機材で使いこなすには練習が要るからです。普通のママチャリが軽自動車だとすればロードバイクはレーシングカー、同じ自転車でも乗り方が違います。少なくともあの前傾姿勢を無理なく維持する体幹は最低条件、あとは心肺機能やペダリングのスキルが必要になってきます。そんなもんどうやって練習すればいいのかわからん!と思うでしょう?大丈夫です。至極簡単、ひたすらロードバイクに乗ればいいんです。『のりりん』というロードバイク漫画で「ロードレースは誰が一番ロードバイクに乗ったかを競う競技」という意味合いのセリフが出てきますがこれは本当です。自転車に乗れる人ならどんな人でも「乗ったら乗っただけ上手くなる」のがロードバイクです。最初はたしかにつらいですが、まず最初の上達が実感できる時点(計50kmくらい走ればきっと?)までどうか我慢してください。通勤・通学で使えるならできれば毎日、週末乗れるなら頑張って乗りましょう!繰り返しになりますが当時の私は喫煙者で、運動経験も運動習慣もない状態からロードバイクを始めました。(なんなら元未熟児で子供の頃は特定疾患で運動制限までされていました)現在は40歳を少し超えたあたりですが200kmまでなら日帰りで走りますし、巡航速度も30km/h以上を維持しています。続けさえすれば誰でもこのぐらいは走れるようになるのがロードバイクの楽しさです。ただし!ロードバイクには「正しい乗り方」があります。闇雲に漕いでいても上達はしません。次はそのお話を。ポジションとペダリングがすべて前回、ちゃんとしたロードバイクなら最初の自転車は何でもいいと書きましたがこのトピックはその真逆です。どんなにいい自転車でも乗り方が悪いとすべてが台無しになります。しかし初心者の間は「正しい乗り方」なんぞ判るはずもなく…そもそも乗り方って?サドルに跨って漕ぐだけでは?前にちょろっと書きましたがロードバイクには「ポジション」(乗車姿勢)という重要な概念があります。ハンドルの高さ、長さ、サドルの高さや前後位置、クランクの長さ…こういったものを調整して快適なフォームを探していくのです。これは個々人に身長や股下、腕の長さや身体の柔軟性、あるいは体力や熟練度までもがパラメータとして関わる非常に複雑なもので、その組み合わせは無限かつ極めてデリケート。信じられないかもしれませんが数cm、数mmの調整で驚くほど乗り心地や速さが変わります。これらの数値は「目安」はありますが万人に共通の「正解」はありません。すべてのロード乗りは自分の正解を求めて彷徨うことになります。最初は何もわからないと思いますので、まずは誰かにざっくり合わせてもらいましょう。多くの場合はショップ店員さんになるでしょうか。ロード乗りの知人がいればその人に聞くのもいいでしょう。あとはひたすら走ってはいじっての繰り返しです。自分の体と対話しながら自分だけのポジションを煮詰めていく…個人的にはこれがロードバイクの醍醐味だと思っています。センスのある人なら1年くらいで固まるのかもしれません。私は10年くらいかかりましたが笑不満ができたら…仮にここまで来たら完全に沼です。もう「乗るな」と言っても乗るでしょう笑この状態になるとだんだんと自分の車体に不満が出てきます。細かい調整ができるロードバイクも材質やフレームサイズはどうしようもありません。「最初の1台はなんでもいい」というのはロードバイクを続けていると必ずこうなるからという意味でもあります。パーツを変えてみるのもいいですし(もっとも費用対効果が大きいのはホイールです)、2台目を検討するのも楽しいでしょう。2台目はなんでもいい…わけはないですね。かつては同じように見えたロードバイクも一台一台違って見えることでしょう。選んで選んで悩み倒してください。楽しいですよ笑【中古】のりりん <全11巻セット> / 鬼頭莫宏(コミックセット)価格:1,746円(税込、送料無料) (2024/2/25時点)
2024/02/25
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ロードバイクを買おう今回はロードバイクを始めるにあたってのお買い物の話です。まずは当然ロードバイク本体、おそらくどれを買えばいいか悩むと思います。アルミやカーボンといった素材、メーカー、値段…。本当にいろんなバイクがあります。しかし実はこれ、初心者ならばぶっちゃけ何でもいいですが、いくつかのタブーがありますのでそれはしっかり押さえましょう。タブー① サイズの合わないフレームロードバイクには適正サイズがあります。自分のサイズに合っているか否かは材質やメーカーよりも遥かに重要です。サイズの合わないバイクは快適性、速度が劣るだけでなく上達も見込めませんし安全性にも関わってきます。絶対にやめてください。タブー② 非常識に安い自転車一般的なロードバイクの価格は10万円~ですが、アマゾンや中華系のECサイトには驚くほど安いモノ(2~5万円くらい)があります。これらはロードバイクのようでロードバイクでない自転車、通称ルック車と呼ばれるもので値段の安さを考慮しても余りあるデメリットがあります。ロードバイクが高価なのには理由があります。これらを買うのはやめましょう。タブー③ いきなりハイエンドモデルを買う「お金ならいくらでもあるよ」という方でも初めてのロードバイクでハイエンドモデルを買うのはおすすめしません。ロードバイクのハイエンドモデルは平均速度40kmを超えるようなプロ(人外)が乗るもの。相当のフィジカルとスキルがなければプロのようには走れませんし、初心者が乗れば宝の持ち腐れどころか最悪身体にダメージを負います。また、ロードバイクの大きな楽しみのひとつであるカスタマイズやスキルアップが楽しめません。初めての購入の場合はエントランス~ミドルグレードのものをおすすめします。これらを回避する最も簡単な方法は「信頼のおける実店舗で買うこと」です。ちゃんとしたお店なら初心者であることと予算を伝えれば相談に乗ってくれます。また、後述しますがフレームサイズに付随してロードバイクにはポジション(乗車姿勢)という重要な概念があります。これはサドルやハンドルの高さ、位置などで細かな調整が必要で初心者の手には余ります。対面販売に抵抗のある方もいらっしゃると思いますが、少なくともロードバイク本体だけは実店舗で買ってください。ネット通販に比べるとどうしても割高感がありますが、店舗によっては型落ち品や元試乗車、再整備品などの格安バイクが売っていることもあります。上にも書いた通りタブー以外は本当に「何でもいい」のでサイズと予算で決めちゃいましょう。バイク以外に最低限必要なもの車体以外に絶対に必要なものを列挙します。・ヘルメット 3000円~50000円最近になって義務化されました。美意識にそぐわなくても被りましょう。ロードバイクは前傾姿勢になるので転倒した場合はだいたい頭か肩を地面に打ち付けることになります。ヘルメットがなければけっこうな確率で死にます。高いものを買う必要はないですが少なくとも安全規格を満たしたものを買いましょう。・フロアポンプ(空気入れ) 5000円~30000円空気入れくらいあるわい!と思うでしょうがロードのタイヤはフレンチバルブというちょっと特殊な形状のバルブが付いていてママチャリ用の空気入れは多くの場合使えません。変換アダプタもあるにはありますがママチャリ用だと空気圧が足りなかったりするので大人しくポンプを買いましょう。・ライト 1000円~15000円スポーツ自転車にはダイナモなんて付いてませんので別途の購入必須です。少々値は張りますがUSB充電式で残量の見えるものがおすすめ。念の為のお伝えですが必ず前は白色、後ろは赤色を着けてください。逆にすると大変危険です。(補足:厳密には点滅は違法です。また反射板があればリアライトは必須ではありません)・盗難防止用品(チェーンロック、ワイヤー錠等)1000円~20000円なるべく頑丈でなるべく軽いものが理想ですがすべてを満たす製品はありませんし本気の悪意の前には悲しいかな太刀打ちできません…が、ノーロックは盗ってくださいと言ってるようなものです。必ず施錠してください。地球ロックができる長さがあって、布で覆われているなど車体を傷つけない工夫がされているものがよいでしょう。・自転車保険 5000円~20000円(年額)こちらも近年義務化されました。万が一、自責事故で被害者が出た場合の高額の賠償請求をカバーするのが主な目的です。自動車保険に付帯されているものなどもありますが、やはり専用商品のほうが特約(弁護士費用やロードサービス、傷害保険)などが充実しています。モノではないですし痛い出費に感じますが単独で加入したほうがいいように思います。どの道加入は義務ですし。というわけで今回はロードバイク本体と他必須アイテムをお伝えいたしました。次回はいよいよ走り出し~続けるためのコツや、必須ではないもののあったほうがいいかな…というものを段階評価でお伝えしたいと思います。お読みいただきありがとうございました。最大1000円オフクーポン配布中【送料無料】【即日発送】自転車 ヘルメット OGK Kabuto [ オージーケーカブト ] RECT レクト OGKカブト 沖縄県送料別途【エアリリース】【全バルブ対応】 自転車 空気入れ SIG-FP003 空気入れ クロスバイク 空気入れ ロードバイク 空気入れ 仏式 ロードバイク用空気入れ クロスバイク くうき入れ フランス式 空気入れ 自転車 仏式 ロードバイク空気入れ クロスバイク空気入れ
2024/02/22
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はじめまして。このブログはロードバイク歴15年のアラフォーのおっさんがロードバイクの普及を目的に書いたものです。「これからロードバイクをやってみようという人」と「趣味としてロードバイクに乗っている人」に向けての情報がメインコンテンツです。私自身、競技志向がありませんので「誰よりも速くなりたい!」というような方が求める情報はございません。そういう方はそっ閉じ(死語)推奨でございます。ロードバイクを始める!…前にまずはこれからロードバイクをやってみようと考えている方に向けて。ガチガチのエンジョイ勢の私が言うのもなんですがロードバイクはまあまあストイックな趣味です。前提として乗るのはしんどい、時間が要る、整備も管理も面倒くさい、本体もパーツもウェアも高い…そういうものです。ロードに乗る上で一番難しいのは続けることです。ロードバイクを買ったとして自分が続けられるのかどうか…アフィリエイト貼ってるブログでこんな事言うのもなんですが、買う前にもう一度よく考えましょう笑一説に拠れば、ロードバイクの継続率は購入から1年後で3割ほど、3年後の継続率に至っては1割に満たないとかなんとか…。根拠のあるデータなどはないんですが複数の自転車屋さんに聞いたところ、だいたいの人が「そんなもんじゃね?」という回答でした。せっかく大枚はたいて買ったロードバイクなのに、これは悲しいですね。継続しないと楽しめないなぜこんなネガティブな話をくどくど言うかというとたまにしか乗らないロードバイクは全然楽しくないからです…少なくとも1週間あたりで50kmは乗らないと上達しません。上達しないロードバイクは疲れやすくて無駄に高価で痛みやすいただの自転車です。なーんにも楽しくありません。勢い込んで買ったロードバイクをほとんどの人がやめてしまうのはまさにコレが原因です。しかし!身体に馴染んだロードバイクは本当に楽しい!これ以上の快楽は無いというぐらい本当に楽しいです!せっかく興味を持って始めていただけるならちゃんと楽しんでほしい!とうことでこれをわざわざ書いております。どういう人が向いているのかこんな辺境のブログを見ているぐらいなので「ロードに興味がある人」という前提で最初に結論を言います。以下がロードバイクに向いている人です。自転車通学や通勤が可能な人(片道5~15kmくらいが理想)は最高に向いています。すぐにでもロードバイクを買ってください笑。既存の交通手段から切り替えることで購入費用もペイできます。ロード乗りの知人がいる人はかなりのアドバンテージです。毎週まとまった距離を走るような人なら最高ですね。パーツやらメンテやらを融通してもらえたり知識を共有できるのはかなりのメリット。オタク気質の人も実はロードバイクに向いています。専門性の高い知識に触れることで喜びを見出すような人なら楽しくてしょうがないと思います。あとは体力をつけたい人、タバコをやめたい人、週末やることがないという人あたりもいいでしょう。実はこれらは私がかつてロードバイクの購入を躊躇した理由です。鬼頭莫宏氏の「のりりん」という漫画(入門書として最高!)でロードバイクに興味を持ったものの、当時の私は・スポーツ経験がない・喫煙者である・長続きした趣味がない・金銭的余裕がないという明らかにロードバイクに不向きな人間でした。しかしそんな私も今では通勤で20km、休日に80~120kmを走り、さらに通勤の合間に副業でウーバーイーツの配達員をする余裕すらあります(年間で13000kmくらい走ります)少しの我慢でロードバイクは楽しく続けられます。次回からは実際の購入に際しての注意や買うべきもの、続けるための工夫などをお伝えしたいと思います。お読みいただきありがとうございました。
2024/02/20
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