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小出裕章先生へ一問一答の続きです。Q 福島原発から放出された放射能の量はどのくらいですか?京に換算すると、何京ですか?A 日本政府がIAEAという機関に報告書を出したんですが、どれだけの放射能を放出したかというその数字が出ています。私が大切だと思っているのはセシウム137の数字ですが、広島原爆は8.9×10の13乗ベクレルです。それで福島第1原発は、1号機が5.9×10の14乗ベクレル(590兆ベクレル)、一番悪かったのは2号機で1.4×10の16乗ベクレル(1.4京ベクレル)、3号機は7.1×10の14乗ベクレル(710兆ベクレル)で、全部合わせて1.5京ベクレルくらいです。広島原爆の約170倍です。Q 原発事故の収束の見通しについて、どのようにお考えですか?A 正確な知識が得られないから、どうなっているか分かりません。例えば、火力発電所なら簡単です。爆発しても、地震でひっくり返ったとしても、そこに行って見ればいい。どこが壊れたか、修理ができるのかどうかを見て直せばよい。でも、原子力発電所の場合は、壊れちゃったら現場に行かれない。その上、計測器が壊れて誤信号を送っているわけですから、本当に今、どうなっているのか分からない、そういう状態です。 この事故は、発電所全体が全所停電…、ブラックアウトしたことが原因で起きました。全所停電するとどうなるかというと…、原子炉というのはいついかなる場合でも常に必ず冷やしておかなければいけないという機械なんですけれども、冷やしておくためには水が要る。水を循環させるためにはポンプが要る、ポンプを動かすためには電気が要る、というわけですが、一切の電気がなくなっちゃったわけなので、ポンプは動かないし、水も回らない、水源すらもなくなっちゃった、という状態。それが一週間くらい続いたわけです。敵味方で言えば、敵は原子炉なんです。生き物ではないけれどどんどん動いて、能動的に放射能をばら撒こうとしている。それに対するのは東京電力で、私と東京電力は本当は敵同士ですが、原子炉との戦いでは、原子炉が敵で、東京電力はこちら側(味方)です。 で、その東京電力がすべての、戦う武器を奪われちゃった。放射能と戦うための力を奪われてしまって、どうにもならないまま、事故が進行していって、放射能が大量に出てきてしまったわけです。でも、今は電源が回復している。だから、東京電力は山ほど武器を持っている。敵と戦うための武器は手に持っているんです。ただし、戦場が荒れ果てているわけで、武器を行使することもできないまま、今立ち止まっているわけです。でも少なくとも武器は持っているわけで、これ以上悪い方向にいかせないことは、私はできるだろうと思っていて、東京電力に何とか頑張って欲しいと思っています。これ以上の放射能放出をしないで欲しいと思っているわけです。たぶん、できる可能性が高いと思っています。でも、絶対に勝てるという確信は持てないので注意はしておかなければいけないと。絶対に安心できる日がいつ来るかというのは分かりません。 これからは、大量の放射能が出てくるかどうかを注意して見ていく必要はありますが、その可能性が高いとは思わない。Q では、万が一、また大量の放射能が放出される事態になれば、特に子どもはすぐに避難したほうがいいんですよね。A そう思います。3月11日に事故が起きて2週間くらいの間にほとんどの放射能が放出されたんですが、その期間は本当なら子どもは逃げたほうが良かった。ただ、日本の国はそういう情報を流さず、秘密にしていたんです。だから、子どもも逃げることができずに被ばくさせられてしまった。Q この2週間の間で、逃げられなかった人たち、例えば飯舘村の人たちはどのくらい被ばくしたのでしょうか?A これが3月11日から24日までの記録ですが、(と表を見せながら説明。その表は甲状腺被ばくの数値が書かれていて、100ミリシーベルトの数字があった) これは甲状腺のみの数値なので、全身の被ばくとは違います。ですから、加重係数でいって0.01ミリくらい、全身に換算した危険度としては数ミリシーベルト分の被ばくです。2週間足らずで、飯舘村、浪江町、南相馬市の半分も100ミリシーベルトを超えている。もっと(原発に)近い双葉町や大熊町に行ったらすごいです。何千という・・・。避難をしたのは12日になってからですが、12日の(午前)6時から被ばくが始まっているので双葉町や大熊町の人たちはもっと被ばくをしてしまったと思います。5千とかね。(※5千の甲状腺被ばくなので、全身被ばくに換算すると100分の1。わずかな間で50ミリシーベルト分の被ばくをしたことになる)。これだけの被ばくをさせられてしまったということです。これからもう一度大量の放出があればこういうことが起きるわけですから、なるべく早く逃げたほうがいいと思います。Q でも今、こういう地域に住民を戻そうとしていますよね。A 戻そうとしているのは緊急時避難準備区域ですね。Q 戻るのは良いことですか?A 良いわけないでしょう。1平方メートル当たり4万ベクレル以上が放射線管理区域です。これを超えている物は、管理区域から外へ出してはいけないと決められている。それが日本の法律です。福島県の東半分全域が1平方メートル当たり6万ベクレル超えています。茨城県、群馬県、栃木県も(放射線管理区域相当に)みんな入ってる。 本来なら、(放射線管理区域に入るような)こんな場所に人を住まわせるなどあり得ない。Q でも、これらの地域の人々が全員避難するとしたら、大変なことになりますね。A だから国は、もうどうしようもないからと住民に被ばくを強制することに決めたのです。本当なら、こういう場所に人が入ったらいけません。Q 日常生活の注意点を伺います。部屋の窓を閉め切ったほうがいいですか?A 今の時点ではそれは意味がない。窓を閉めるのは空気が汚れているとき。窓を閉めなければならないほど空気が汚れていたのは3月中旬頃でした。Q 空気清浄機は使ったほうがいいですか?A 空気清浄機の性能がどこまでなのか、分かりません。ただ、今の時点では、空気清浄機を使うほどの空気の汚れはないと思います。Q 部屋の掃除について気をつける点は?A 要するに放射性物質とは、皆さんの目に見える形としては「汚れ」なんです。(泥やホコリなどに放射性物質が付着している) ですから、掃除機やハタキなどでホコリを舞い上がらせるようなことはしないほうがいい。雑巾で拭いたほうがいいですね。Q 洗濯物を外に干すことについては?A 今の時点(の空間線量)では外に干さないほうがいいというほどではない。洗濯物はやはりお日さまに干したほうがいい。ただ、風が強い日などに土ホコリが舞い上がるような状態のときは(外に干すのは)避けたほうがいいです。Q 食品の放射能についてですが、3月頃にはほうれん草の放射能汚染が問題になりました。洗えば落ちると国は言ってましたが。A 私は、放射能が葉に付着した小松菜を洗って、測ってみましたが半分しか落ちていませんでした。Q それはなぜですか?A 野菜は生きていますから、降ってきた放射能を自分の中に取り込んでしまったのかもしれません。(植物の中に)取り込まれたものは洗っても落ちません。Q 現在ではもう上から降ってくる放射能は少ないですよね。今は土に混じった放射能を根っこから吸い上げるわけですね。汚染野菜の放射能を減らす方法はありますか?A 今度は小松菜を煮てみました。煮汁には少し移ります。(4割ほどが煮汁に移る)Q では、生で食べるよりは煮たほうがマシですね。A 完全には落ちませんが、それで納得できるならそのほうがいいですね。Q お米を研ぐときに、水道水ではなくミネラルウォーターを使ったほうがいいですか?A 人間という生き物は、あまりにもエネルギーをたくさん使いすぎてしまった。それが今度の事故を招いた。その末路が今だと思います。ですから、これからはもっと、自然に寄り添う生活をして生きるほうが良いと思います。水は水道の水を使えば良いと思います。ペットボトルの水を買ってきて米を洗うなど、そんな不自然なことをしてどうするんだと思うわけです。Q そういえば、スーパーで水を大量に買い込む主婦を見かけますが・・・A 私は、そういうのはやり方を間違えていると思います。赤ん坊のミルクを作るならともかく、大人が米を食べるときに、ペットボトルの水を使うなど・・・。 要するに、これからどういう世界を造っていくのか、ということを問われているわけです。だから、ペットボトルの水で米を研ぐような世界は、私から見たらおかしいと思います。 でも、子どもは守らなくてはなりませんから、子どもを守るためなら、そういう選択肢もありだと思います。Q 今、子どもが自然の中で遊ぶことが危険な環境になってしまいました。例えば泥んこになって遊んだり、どんぐり拾いをしたりなど、させても良いものでしょうか?A 私は、子どもは泥んこになったり、どんぐりを拾ったりして遊ぶべきものだと思っています。私の子どもが今もし、小さい子だったとしたら、私は遊ばせると思います。Q それは被ばくを覚悟の上でですか?A もちろんです。もう、この世界で生きる以上は、被ばくは仕方がないのです。そういう世界で生きるときに、どういう覚悟を持って、どういう世界を造っていきたいのかと、構想するしかないのですね。 もちろん子どもは守りたいですが、泥んこ遊びもさせない、草にも触らせないなど、そんなことをしたら子どもがおかしくなると思います。Q そんな中、沖縄に移住することを選択する人もいますが。A すべての人が移住できるわけではありません。ほとんどの人がその場所で生きなければならないわけです。それでも、子どもが遊ぶ場所の除染などできることはあるわけです。汚れた土をはぎ取って、子どもには泥んこ遊びをさせる、ということをやるべきだと思います。Q 子どもが行かないほうが良いのはどういう場所ですか?A 例えば、水たまりなどは被ばくをします。今降った雨はそれほど汚れているわけではありません。汚れた地面を流れてたまった水は汚れています。また、水たまりになりやすい場所の土は高濃度の放射能が残っています。そういう場所で遊ばないようにと子どもには教えることです。Q 雨は今はそれほど汚れてはいないと?A まったく汚れていないというわけではありませんが、3月の頃に比べたらきれいになっています。雨にはなるべくぬれないほうが良いのはもちろんですが、そういうことを気にしすぎていたら子どもは外で遊べない。多少はぬれるのは仕方がない。その代わり、雨にぬれて家に帰ったら、服を脱いでシャワーを浴びさせるなど親が気をつける必要があります。Q 植え込みなども子どもが好んで入っていく場所ですが、放射線量が高そうですね。A そうですね。でも、(除染は)できないんです。学校の校庭とか幼稚園の園庭とか、家庭の庭などの土を取り除くことはやるべきだし、できます。でも山の木の下を除染したり、公園の土を(樹木、植え込みも含めて)全部はぎ取るなどできないんです。国は除染といってますが、(完全には)できないと思います。しかし、できないと思いながらやるしかない。でも、子どもが遊ぶ場所についてはできる限りやるべきだと私は思います。
2012.01.07
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小出裕章先生へ一問一答の続きです。Q 海が汚染されていますが、魚は食べないほうがよいですか?A 海産物の汚染はどのように現れてくるかというと、今現在は海藻だと思います。海藻というのはそこから逃げられません。福島を中心に、宮城、茨城などの海岸で育っている海藻は多分汚れていると思います。 次に、底生生物ですね。貝とかヒラメのような海の底に生息する魚などは、今、汚れていると思います。これからは、海の汚染が広く薄く拡がっていきます。長期的にいえば、魚はみんな汚れる、ということです。Q では、遠洋で獲れるマグロなどはどうですか?A 今、現在はいいですよ。太平洋の水がどこまで希釈していくかということです。例えば今、震災の瓦礫がハワイに何日で届くとか、米国の西海岸に何日で届くとか言ってるわけです。そういうふうに流れて広まっていくわけで、いずれは太平洋中全部汚れてしまうわけです。Q では、日本海は?A データがまだあまりないので、まだ分かりません。当面は福島原発を中心とした海域での、海藻類、貝類、底生魚類に注意しておけばよいと私は思います。そういうふうに覚悟をしなければ海産物は何も食べられなくなります。Q では、北海道の昆布などは大丈夫ですか?A 「大丈夫」ということはない。北海道だって沖縄だってみんな汚れています。米国もヨーロッパも、福島の汚染が世界中に広がっていることが分かっている。汚染の度合いが違うというだけのことなのです。 こうなってしまった以上は、汚染された食べ物をどうやって受け入れて分配するかということです。私の提案は、子どもにできるだけきれいな物(汚染されていない物)を食べてもらって、大人はあきらめて(放射線量が)高い物でも食べましょう、と。50禁、60禁というようにね。(50歳以下、60歳以下食べるの禁止)放射線の感受性は、歳をとればとるほど少なくなってくるので、歳をとっている私たちの世代は原子力を許してしまった世代でもありますから、もうあきらめて食うしかない、というのが私の主張です。Q 牛乳は子どもに飲ませないほうがよいですか?A すべての食べ物について汚染の数値を表示するべきというのが私の主張です。牛乳についても福島や関東で出回っている牛乳と、関西で出回っている牛乳では、汚染の程度が違うと思います。ですから、きちんと(放射能数値を)表示して、子どもには汚染されていない牛乳を飲ませるべきです。関西の汚染されていない牛乳を、福島でも手に入るように流通させ、子どもに飲ませる。学校給食で使う。そういうふうにしなければいけないと思います。 今のやり方は、何かの基準を決めて基準を上回ったら出荷停止、基準を下回れば「安全だ」として一緒くたにして流通させてしまうのですが、それではダメなんですよ。1kg200ベクレルという基準を作って、199なら流通してしまうということですが、そんなことでは子どもは守れないから、すべての表示をするべきだと。その表示の仕方に、先ほど言った「50禁」とか「60禁」とか、そういう表示をして選べるようにしましょう、と。 今の政府のやり方をみていると、それが可能になるとは思えませんが、皆さんがそれを求めて欲しい。自分だけ牛乳を飲まなければいいとか、自衛をすればいいとか、そういうことではない。お金持ちなら、外国から安全な牛乳を取り寄せて飲むこともできるでしょうが、そんなことでは解決できない。Q ゴフマン博士のグラフについてですが。グラフは年齢別の被ばくリスクを表したものですね。小出先生の著書に書いてありましたが、赤ちゃんと小出先生の年齢の大人では300倍もリスクが違うということで驚きました。A そうです。例えば大人の基準値が1kg当たり300ベクレルであれば、子どもには1ベクレルしか許してはいけないのです。(※その計算でいくと食品の基準値は大人が500ベクレル以内なら子どもは1.6ベクレル以内でなければならない) ですから、私たちが(子どもに食べさせる数値を)選べるように、表示をして欲しいのです。が、残念ながら、私の力が足りずに実現できていません。Q 内部被ばくをどのように計算するのですか?A 要するに何ベクレル取り込めば、何シーベルトの被ばくになるかということですが、どこまで正しいかということは別にして、計算するための係数があります。その係数をどのようにして導き出したかというと、様々な仮定を、仮定の上に仮定を積み重ねているわけです。例えば、呼吸で取り込んだ場合、肺に入った分がどれだけ吐き出されていくか、などを仮定するわけです。肺に入ったうちどれだけが溶けるのか、または溶けないのか? 溶けた場合は、体液に入って血液に入って、全身に移っていく、そのうちのどれだけがどこの臓器にいくのか、どの割合でおしっこや便で排泄されていくのか、など、数限りない仮定をとおして計算します。 最終的に1ベクレル取り込んだときに、何シーベルトの被ばくになります、ということをはじき出しているわけです。でも、それがどこまで正しいか分からないけれど、とりあえず今、目安にするしかない。あとは、呼吸で何ベクレル、食べ物で何ベクレル取り込むかという問題です。 例えば私の場合だと、空気を1日20立方メートル吸い込むのが標準的な人間といわれているわけですが、1立方メートルの中にセシウムが何ベクレルあると分かれば、20倍して私が取り込むベクレル数が計算できる。そこに先ほどの係数をかけ合わせれば1日ごとに何シーベルトの被ばく量かが分かる。もし同じ状態で1年続けば365倍すればいいというわけです。Q 国が生涯の被ばく量が100ミリシーベルトを越えると発ガンリスクが0.5%上がると言ってますが。A そもそも法律では年間1ミリシーベルト以上被ばくさせてはいけないというのに、100ミリシーベルトなどという数字を出してくること自体がおかしいと思います。Q 今、福島では年間20ミリシーベルトを強要させられていますが、これでは5年で100ミリシーベルトに達してしまいますね。A 1ミリシーベルトは、1万人に1人がガンで死ぬ(ICRPによる)、という量です。国に言わせれば1万人に0.5人というかもしれませんが。私はゴフマンを信用しているので、1万人に4人がガンで死ぬと思っています。 国が使っている数値はICRP(国際放射線防護委員会)のものですが、ICRPというのは原子力を推進するための機関ですので非常に小さい値ばかりを言う機関です。 放射線の危険度を原爆の被ばく者などからはじき出しているんですが、1万人に1人だとはじき出したのです。そして、原爆は瞬間的に浴びたが、ズルズルと浴びる被ばくの仕方だと危険度が半分になるから0.5だというわけですが、何の根拠もありません。でも、ICRPはそう言ってます。彼らはなるべく危険を小さく見せたいのです。ゴフマンさんは、慢性的な被ばくでも危険度が減ることはないと言ってます。そして被ばく者のデータをきちんと解析すると1万人に4人だと言ってるわけです。そして、子どもの場合は4倍から5倍危険だと。ですから、もし0歳の赤ん坊が1万人、1ミリシーベルトずつ被曝すれば16人がガンで死ぬ。もし、20ミリシーベルトを許してしまうと320人ガンで死にます、ということです。その320人という数字を大きいと見るか、少ないと見るか、その判断をしなければならない。安全でも何でもない。ただ、それを受け入れるかどうかということです。Q 被ばくによってガン以外の病気や障害が出ることはあるのですか? 例えば不妊や奇形児出産、知能低下など。A 私はそういうことはあると思いますが、でも立証しにくいんです。実際にこれまでは、低線量被ばくなど無いかのように管理をしてきたわけです。どういう健康影響が出てくるかというのは、長い間子どもたちを観察しなければ分からないのです。確かに今、ベラルーシのお医者さんが、こんな影響が出てきた、遺伝的な影響が出てきたなどと、報告してくれるようになっていますが、それが学説として定着するまでにまだまだ時間がかかるということです。私は(低線量被ばくの影響は)必ずあると思いますが、科学として広く認められるようになるまでは時間がかかるということです。でも、それを待っていたのでは手遅れなので、なるべく被ばくはさせないようにしなければいけないと思います。
2012.01.07
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原発事故から10ヶ月経った今、原発への不安や放射能への恐怖は収まるどころか、農畜産物や魚介類の汚染による内部被曝、汚染されたゴミ焼却灰の処理問題、土壌汚染、放射能に汚染された被災地の瓦礫処理の問題、放射能の子どもへの影響などなど、問題は次から次へと持ち上がり、ますます根深く人々の心には不安がのしかかってきています。少なくとも向こう30年は、東日本を中心に日本全国に、食品や堆肥などを通して放射能汚染が拡散していくことは避けられそうにありません。国内外の研究者から、「日本では今後、福島を中心にさまざまな健康被害が現れる可能性がある」と指摘されています。それは、チェルノブイリの例を見ても明らかです。地震大国なのにエネルギー源として原発を選択してしまった日本人の宿命とも言えるでしょう。私達一人ひとりが、原発、放射能に向かい合い、日本の未来や、自分達の子孫へ何を伝えるのかを考えていくべき時です。昨年9月末頃、雑誌の取材で京都大学原子炉研究所の小出裕章先生へインタビューをしました。このインタビューが、皆様のお役に立つことを願い、ここにその時の録音内容を、小出先生の許可を得て掲載することにしました。以下、小出先生への一問一答Q セシウムが検出されたお母さんは母乳を飲ませても大丈夫ですか?A まず、始めに申し上げたいことは、(放射能に関しては)「大丈夫」という言葉は使ってはいけません。被ばくというものに関しては、どんなにレベルが低くても「大丈夫」などということはあり得ない。ですから、母乳の濃度がどれだけかにかかわらず、危険は必ずあるのです。その危険を承知した上で母乳にするかミルクにするかという、その選択をするということです。大丈夫などということはないし、心配ないなどということはないのです。 これくらいのレベルなら大丈夫だとか、心配ないだとか、そんな言葉を使ったら、もうそこでダメになってしまいます。Q それでは、お母さんたちは自分で判断するしかないのですね。A そうです。数値を見て、粉ミルクにするか、母乳を続けるかを、自分でリスクを判断して決めるのです。粉ミルクにしても水道水で溶かすとしたら、その水道水も汚染されています。 どちらにするかということでは、私は母乳を与えたほうがいいと思っています。 何ベクレルの母乳を何リットル飲ませたら、どれだけ被ばくして、どれだけのリスクがあるかを計算することができるわけですから、(それを判断するための)科学的データはありますから、母乳を飲ませる良さとリスクを考えて判断するのです。Q 食べ物に気をつけたら母乳から放射能が検出されなくなったそうですが。A それはもちろんです。妊婦や赤ちゃんを育てている女性も、食べ物に十分気をつけなければいけません。母親の体がきれいになれば、もちろん母乳もきれいになる。Q 原発事故から半年たちましたが、マスクや長袖長ズボンは今も必要でしょうか?A 今の時点で、空気が汚れているかといえば、ゼロではない。注意はしたほうがよいけれど、圧倒的に汚れていたのは3月中旬頃です。その時期はマスクをすべきでしたが、今現在では、マスクの効果は大きくないと思います。それに、子どもがマスクをして遊ぶなんてことはとても信じられない風景です。今の状況で事故が収束できるのであれば、私は子どもにはマスクをさせたくないと思います。何度も言いますが、大丈夫でも安全でも心配ないということもないんです。もうすでに事故は起こってしまったのですから、被ばくは避けられない。その汚れてしまった環境の中で、どうやって私たちが生きていくか、子どもが生きていくか、それを選択するしかない。今の段階では、子どもにマスクをさせたくない、と私は思います。今、何が汚れているかといえば、空気ではなく地面が汚れているんです。地面に寝転がって遊ぶような子どもに対しては、長袖長ズボンのほうが良いと、私は思います。放射能とはつまり汚れなんです。地面に転がって遊べば、土についている放射性物質が洋服について汚れます。ですから家に帰って来たら服を脱がせて洗濯をすればよいのです。ただ、洗濯すれば放射性物質がなくなるかといえばそうではなく、下水に流れて下水の汚泥に溜まる、今それが問題になっています。Q地面に転がって遊ぶ場合はマスクが必要ですか?A そういう場合はマスクをしたほうが良いと思います。マスクは呼吸で(放射能を)吸い込まないためにするのです。今現在、空気がそれほど汚れているわけではないと思います。ただ、ホコリで舞い上がってくる汚れがあるので、そういう場合にはマスクをして欲しいと思います。ただ、マスクをさせるより、子どもが泥んこになって遊ぶような場所は除染して欲しいです。学校の校庭、幼稚園の園庭、家庭の庭など、厚さ5cmでいいですから汚れた土をはぎ取って欲しいです。子どもにマスクをさせるなんてことよりは、はるかにそちらのほうをやるべきだと思います。Q 除染は、福島だけでなく、東京や神奈川もしたほうがよいですか?A 程度の差こそあれ、汚れているのは事実ですから同じです。大丈夫な数値などないのですから。まずは、自分の住んでいる地域の放射線量を調べること、自分で調べられない場合は東京電力や行政に調べさせること。子どもをどこで遊ばせるべきかを判断した上で子育てにのぞむことが大切です。Q やはり、福島の野菜を子どもに食べさせないほうがよいですか?A 子どもには食べさせてはいけない。でも、大人は食べてください。Q でも、食事は一緒に同じ物を作りますが。A (子どもと大人の食事は)分けて作ってください。「3月11日から世界が変わった」ということを、皆さんきちんと知らなければいけない。親と子が同じ物を食べるなどということは、もう思ってはいけない。そういう世界になったと思ってください。「同じ釜の飯を食う」時代は終わったのです。Q 親も被ばくしたくないから、子どもと同じ物を食べればいいのではないですか?A 誰だって被ばくしたくない。だからといって、皆がなるべく汚染の少ない物を買ってきて食べるということになれば、福島県の一次産業が潰れてしまうわけです。私はそんなことをしてはいけないと思うから、「仕方がないから大人はあきらめて食べましょう」と言っているんです。それは、皆さんに全然受け入れてもらえないのですけど(笑)ですから、福島(及びその周辺)の物をボイコットしないで、なおかつ子どもを守れるような仕組みをつくらなければいけない。 今、福島県の学校給食は福島県産の食材でやっている、と聞きました。そんなことはやってはいけない。学校給食はきれいな(放射能に汚染されていない)物しか使ってはいけない。 その代わりに東京電力の社員食堂、国会の議員食堂、三菱・日立・東芝の社員食堂等々は、猛烈な汚染食品だけを使って欲しい。(力説) Q 水道水は飲ませないほうがいいですか?A 水道水を飲ませなくてどうするんですか?Q 浄水器を使うのは?A 浄水器はほとんど効果はないです。Q では、ペットボトルの水を使えばよいですか?A 山の水も今は汚染されていますから産地を確認してください。来歴の分かる水が入手できるなら、そのほうが良いと思います。小出裕章先生へ一問一答その2、その3へ続く・・・・
2012.01.07
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私は売れないフリーライターです(笑)震災以降は福島原発事故の問題が私の頭の90%を占めるようになりました。震災後は、放射能への恐れもあり家にこもり、毎日ネットで放射能汚染情報や、過去の原発事故や核実験による放射能被害の実態について調べまくる日々・・・そんな思いが天に通じたのか、今度、放射能に関する記事を雑誌に書くことになりました。テーマは「放射能から赤ちゃんを守る」です。それで、児玉先生、武田先生、小出先生のうちどなたかに取材したいと思っていました。ところが、皆さん今をときめく有名人でお忙しい・・・児玉、武田両先生は出張中でつかまらず、かろうじて小出先生を確保しました!(^0^)今から、取材に挑むための準備をしなければ・・・・そんなわけで来週、大阪に飛びます!
2011.09.21
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■土壌汚染、34地点がチェルノブイリ移住基準超 (読売新聞 - 08月30日 03:05) http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1723989&media_id=20 原発事故当初、テレビで専門家と称する大学の先生方が、「チェルノブイリほどではないでしょう」と楽観的なことを言ってたのを思い出します。 半年経ってようやく国が認めたこの事実・・・ 今まで、楽観的な国の見解に騙されて、淡い期待を抱いてきた汚染地区の住民の方々が本当に気の毒です もっと早くから、こういう事実を公表すべきでした。 「除染を!」と言いますが、そう簡単ではないと思います。 特に300万ベクレルを越えるような地区では、まず無理だと思われます。 チェルノブイリの強制移住区域では、25年たった今でも11万人もの人々が帰還できずにいます。 おそらく、これ等の地区の方々も同じ運命をたどることになるでしょう。 50歳以上の方は、(一時帰宅を除いては)おそらく生きて故郷に戻ることはできないでしょう。 私は前にもブログに書きましたが、当該地域の避難者の方々は、酷なようですが現実を受け止めて、「もう帰れない」ことを前提に、これからの生活設計を建て直すようにした方が賢明だと思います。 当然、国や東電はこの方々の生活を金銭面だけでなくありとあらゆる面で支援すべきです。一生涯において、税金免除&生活資金支給などの施策も検討すべきです。 また、ボランティアなどの力で、精神面のサポートなどもやっていけたら良いと考えます。 何かそういう活動を私も全力で参加して行きたいと思います。 福島の問題は今や、日本全体の問題です。 一地域の方々だけに負担を押し付けることなく、日本全体で背負っていかなければなりません。 福島に住む女の子が、「私は将来、子どもを産めるのでしょうか?」とか「普通に結婚できるのでしょうか?」と将来に不安を抱いています。 今後、福島出身者であることを理由に就職や結婚などで差別が起こらないように、国は法的整備も進めて欲しいです。 放射能の健康への影響は、未だよく分からない部分が大きいため、いろんなデマがまことしやかにささやかれています。 先日のNHK-ETV特集に出てきた福島の若い女性が「私達5年後には髪の毛が抜けてきちゃうんですか?」と不安そうに言ってました。 現地で放射線量の調査を行なっていた研究者の方が、「そんなことにはならないですよ」と言ったら、「良かった」と安心していました。 民衆レベルでは、こうしたいろんな噂が飛び交っているわけです。 福島県民への差別が起こるとしたら、こうしたデマが風評被害を呼んで、差別につながると思います。 福島県民への差別には刑事罰を課する・・・くらいの法律を作って、断固阻止して欲しいです。 これから新米の季節がやってきますが、今、22年度産の米を買い溜めする人が増えているそうです。 なぜでしょうか? それは、今年の東北・関東産の新米に、多くの人が不安を感じているからです。 今のところ、基準値を上回るお米は出ていないようですが、もともと原発事故後に基準値を上げているので、その基準値そのものに不安を感じる人が多いのではないかと思います。 500ベクレルを越えなければ、480でも大丈夫なのか?ということです。 だいたい、放射能の基準値は国によって様々です。 ちなみに、チェルノブイリ事故で国土全部が汚染されたベラルーシでは、子ども用の基準値が設けられてあります。 それによると、食品37ベクレル、飲料水10ベクレル、牛乳100ベクレルです。 日本は大人も子どももいっしょくたで、食品500ベクレル、飲料水200ベクレルです。 こんな甘い基準値を信用しろというほうがおかしいです。 風評被害というけれど、この基準値を放置しておけば風評被害はなくならないでしょう。 私は、個人的には震災前の基準値でも甘すぎると思います。 せめて子どもだけでも、ベラルーシ並みの基準値を設けて、子どもの健康を守って欲しい。 子どもを大切にするというのは、子ども手当なんかをばら撒くことじゃない。 子ども手当なんか廃止してもいいから、放射能の基準値を子どもを守れるレベルにして欲しい。 国が子どもを守らないから、お母さん達が自衛して東北関東の野菜や牛乳を買い控えているのに気付かないんですか? おそらく、このままでは米も・・・・需要は西日本の米になっていくでしょう・・・・ 消費者目線で考えれば、当然です。 厳しい基準値を設定する事が、結局は東北の農業を守ることになるんです。 我が家には小さい子どもがいないので、私はそれほど気にせず、ミネラルウォーターも買わなかったし、東北の野菜も食べちゃっていましたが、そのあとでセシウム牛の騒ぎが起こった時は、さすがに嫌な気分でした。 そういう事が他の食品でも起こらないようにして欲しいですね。 今度、同じような事があったら、それこそ東北の農業は終わると思います・・・
2011.08.30
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今頃になってやっと国は、福島原発周辺の警戒区域について、「長期間住めない」ことを認めたようだ。 そんなの、チェルノブイリの例を見れば、最初から分かっていたはずだろう。 それなのに、最初は「半年後に帰れる」かのように思わせ、次には「1年後くらいには帰れる」など、何の根拠もないウソばかり並べては避難者達に淡い希望を持たせていた。 最初から有りもしない偽りの希望を持たせることがどれだけ罪なことか・・・。 最初から「もう、ここには30年間は住めない」と宣言して避難させれば、その直後には絶望するかもしれないけど、半年も経てばそれぞれの人が現実を見据えて自分の身の振り方を考えていたはずだ。 避難住民達は「1~2年我慢すれば家に帰れる」と思い込んで、この半年間を仮の生活で棒に振ったのだ。 最初からもう帰れないことがわかれば、もっと早く地に足をつけた生活が始められたはずだったろう。 半年を棒に振った後で、今から今後の身の振り方を考えなくてはならないとは、何と残酷なことか。 結局、国は二重三重に、被災者達を痛め付けたことになる。 東電は、これらの人たちの一生の生活保障をすべきだ。 それまでの年収分の金額を生涯にわたって支払い、また家や土地を震災前の価格で買い取るべき。 しかし、お金で全てが解決するわけではない。 国は国家の責任で、これらの人たちの精神的ケアをしていくべきだ。 避難者たちが一日も早く平穏で安定した生活を取り戻すことができるように、物心両面で支援していくのが、原発を国家プロジェクトとして推進してきた国の義務だと思う。 この人たちが見捨てられることのないように、多くの人の眼で国や東電の対応を見張っていかなくてはならないだろう。
2011.08.22
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「福島の仮設住宅に桜を植えよう!」運動に参加するため、2泊3日で福島に行って来ました。 東北新幹線の郡山駅で、在来線に乗り換えて本宮駅で下車。 タクシーで約20分の山に囲まれた村の、山林を切り開いた原野にその仮設住宅はありました。 まるで避暑地のように美しい風景。 安達太良山が眺められる風光明媚な所でした。 桜を植えるイベントは8月7日に行なわれましたが、私はその前日から福島入りして、仮設住宅に近い宿泊施設に泊まりました。 そこは、6月までは震災に遭った人達が避難所として宿泊していたそうです。 翌日の7日は朝7時頃から現地入りして、イベントの準備を始めました。 私は、炊き出しや飲み物の準備などを手伝いました。 炊き出しには、地元のおばちゃん達も大勢手伝いに参加してくれていました。 汗だくになりながら、炊き出しのカレーの大鍋をかき回す私・・・ こんな大きな鍋をかき回すのって初めてだ。やりがいありますよぉ~~ しかし、暑い・・・・福島って、東北なんだけど、夏は東京より暑いんだよねえ・・・・ そして10時になりイベントが始まると、100人くらいはかるく居るかと思われるほどたくさんの人が集まっていました。 わぁ~~いつの間にか、どこからこんなに大勢の人たちがやって来たんだろう? 地元の新聞社やテレビ局の人たちも取材に来ていました。 さて、私は震災以来初めて福島に来て、福島の人たちの生の声を聞きました。 福島の人たちの今一番の関心事はやはり「放射能」と「原発」でした。 イベントの手伝いに来てくれていた地元のおばちゃんが言いました。 「うちは乳牛飼ってるんだけど、出荷停止になってずいぶん牛乳捨てた。野菜作っても売れないし、孫達も県外に避難して行った・・・・。おらたち、なんも悪いことしてないのに、どうしてこんな目にあうんだろ?」 本当に深刻な話です。。。。。 福島の人々が、毎日放射能の被害に遭いながら暮らしているというのに、国はいったい何をやっているんだろう? 東電は、これだけ多くの人たちに迷惑をかけておきながら、まだ自己保身を図りつつ、原発を推進する腹づもりなんだろうか? 腹が立つ! 許せない ・・・と、おばちゃんと話しながら私は叫んでいました。 イベントも無事終わり、後片付けをしている時に、雨がポツポツと降り始めました。 さっきのおばちゃんが、「皆さ~ん、セシウムの雨が降ってきますよ~~」と自嘲気味に叫びました。 これが、福島の現実なんです。。。。。。。 首都圏の人たちはもう、原発事故のことや放射能のことなど忘れたかのように暮らしている人が多いように思えます。 でも福島では、毎日が放射能との戦いなんです。 福島の田んぼにも今、青々とした稲が元気に育っています。 でも、このお米は果たして出荷できるのでしょうか? 出荷できたとしても、売れるのでしょうか? 売れても売れなくても、田んぼを耕して稲を植えなければ、水田はあっという間に荒れ果ててしまいます。 畑も同じです。 1年休んだら、荒れた田畑を元の状態に戻すために何年もかかるのです。 1年分の補償だけでは農家は食べていけません。 だから、作物が売れようが売れまいが、農家は田畑を休ませることなく耕し続けなければならないのです。 そういうことを国や東電は分かっているのでしょうか? 福島で、住民の生の声を聞いて、私の怒りにまたまた火がつきました。 東電許せねえ 清水、5億円返せ 美しい山々、整然と並ぶ青い田んぼ、緑生い茂る森・・・・・ 福島には、本当に美しい日本の原風景がありました。 でも、その地には目に見えない放射能が降り注いで、この地は目には見えない汚染地帯になってしまった・・・・ 原発が、どれだけ罪深いものか・・・・ 今こそ、その事を知るべきではないだろうか?
2011.08.09
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ボランティア作業を終えた私達は、再びバスに乗って宿泊するホテルに向かいました。 宿泊地は仙台に近い、松島という日本三大景勝地。 オシャレな感じのリゾートホテルに到着。 わっ、思っていたよりいい感じのホテル 部屋の窓からは風光明媚な松島の海が見えて感激 松島の海は、小さな島が浮かぶとても素敵な眺めです。 現地で聞いた話によれば、この小島群が堤防代わりになってくれたおかげで、この一帯は津波の被害が少なかったそうです。 せいぜい床下床上浸水ていどだったそうで、海岸沿いに建ち並ぶ御土産店や飲食店はほとんど無傷の状態で営業していました。 この美しい風景がこの街を守ったんですねさて、宿に着くと、一人参加者は男女別相部屋で2人~4人ずつに部屋割りを指定され、かぎを受け取り各自部屋に。 私は2人部屋で、同室になった方は同じくらいの年齢と思われる人でした。ホッ でも、相手は私を30代半ばくらいと思っていたみたいでした(←ここ強調(笑)ホントです) 年齢を聞かれて答えると、その方のほうが私より6つも年下でした(爆) ま、歳より30もサバ読まれるのは悪い気がしませんでした。 一応、「精神年齢が30歳なんですよぉ~」と言っておきました 夕食はそれぞれ近くの飲食店に行くということで、2人組で来ていた同世代くらいの方達に誘われて同室の方と一緒に、おばさん4人組で夜の街(?)に繰り出しました。 ツアーガイドの人に渡された町内マップと、ホテルの従業員に聞いたグルメ情報を頼りに歩くこと5分・・・・。 5分も歩けば商店街に出る・・・と言われていたのに、行けども行けども山の中。ドンドン暗い道になっていくので、さすがにおかしいと思いました。 ちょうどY字路のところに標識があったので見ると、何と私達は逆方向に歩いていたようです・・・・・ も少しで山の中で遭難(?)するところでした(笑) ↑ 地図の読めない女たち軍団???危ねぇ~~~ それで、もと来た道を戻り、地図を見ながら松島駅に向かって歩きました。 ホテルから駅まで徒歩5分ほどでした。 しかし、歩けど歩けど飲食店は閉まっていて、やっと見つけた牛タン屋の店先は大行列。(店がそこしかないので皆が来ていた) どうしようかと思いましたが、1人の人が「もう少し先に行くと寿司屋があるってホテルの人が言ってた」というので、それを信じてさらに薄暗い商店街を歩きました。 もうダメかと思ったら、横に入った路地に寿司屋の看板が~~~~ 山で遭難した時に救助隊に出会った時のような感動で、「きゃぁ~~~」と叫びながら、4人のおばちゃん達は寿司屋にダッシュ 寿司屋は駅から離れているせいかほとんどガラガラで、私達の貸し切り状態。さっきの行列に並んでいた人達に知らせてあげたい気分でした。 3人が取りあえずのビールを注文。 もう1人の人は、「皆がつぶれた時には、私が介抱するから」とウーロン茶を注文。 アルコール派の3人は私を含んで、皆イケル口で、どんどん酒がすすんでしまい、話も盛り上がって、ほとんど貸し切り状態の店には、おばちゃん達の笑い声が響いていました・・・・ 特に感動だったのは、仙台の地酒「浦霞禅」が飲めたこと ビールの後に、禅を冷で2杯いきました。 寿司や肴も旨くて、一同大満足でした。 初めて会った人達と一緒に、これだけ盛り上がれるなんて、すごいな・・・ 年齢もほぼ同じくらいだし、主婦ならではのいろんな共通の話題がたくさんあったからでしょうね。 皆、良い感じで出来上がっていたので、帰りはタクシーを呼んでもらいました。 しらふの一人の方に会計の計算をお願いしました(笑) その後無事ホテルに帰ってから、同室の方と夜1時過ぎまでいろいろ話し込んでから就寝。 昼間の疲れもあったので、やがて爆睡 ところが、夜明け前の4時前頃、突然、地の底から響いてくるような激しい揺れで眼が覚めました。 「アッ、地震だ」 もしかしたら・・・という予想はしていましたが、まさかこんなに大きい揺れだとは 後で知ったことですが、震度4でした。 ちょうど大震災の時の私の住んでいる所と同じ震度なので、相当な揺れだったんだと思います。 しかも、今までに経験したことがない、下から激しくドンドンと突き上げるような揺れ方でした。 隣に寝ていた相方が「地震よ」と私を起こしてきました。 私は寝ぼけながらも、「うん、起きてるよ。でも大丈夫だよ。このホテルは大震災でも倒れなかったんだし、この部屋には上から落ちてくる危険物はないし」などと、冷静な言葉を発していました。 それで私は、その後すぐに睡魔に襲われて再び爆睡・・・・どんだけ図太いんだ自分と後で苦笑。 同室の相棒は、とうとう朝まで眠れなかったそうでした・・・ 私って、サバイバルに強いタイプかもしれないな・・・。 そう言えば3月の大震災の時も、結構冷静でした。 東京郊外のデパートのレストランの8階にいたので、尋常ではない揺れ方をしていて、お客はキャアキャア叫びながらテーブルの下にもぐり、店員さんまでがパニクっていた時に、「まぁ、死ぬ時は死ぬんだしナ・・・」と思いながらも、私は結構平常心でいて、青ざめている店員さんに活を入れてました。 観光にお金を使うのも震災復興の一助、ということで、ボランティアの翌日は松島と仙台を巡る観光でした。 義援金を出す気持ちでお土産をどっさり買い込んで、財布の中身がすっからかんになりました(笑) で、最後は残金千円札1枚・・・ということになって福島県で昼食・・・ こりゃあ、千円以下の物しか食えないな・・・と思っていたら、クレジットカードOKということで、「ラッキ~~」と、またまた豪勢に食べて、福島の復興支援のためにお金を使いました(笑) ついでに小雨にもぬれて、軽く被曝も・・・・ この辺りはどのくらいの放射線量あるんだろうな?と、ちょっと気になりました。 やがて、バスは1時間ほど遅れましたが、無事新宿に着いて、一同解散 2日半を共に過ごした仲間たちとお別れです。 別れ際に、いろんな人達が笑顔であいさつしてくれて、本当にうれしい気持ちでした。 ついこの間までは見ず知らずの他人だったのにね。ふしぎですね。 温かい絆で結ばれた友達との別れを惜しむような気持ちになっていました。 震災ボランティアという活動を通して、私達は人と人がつながり合うことの大切さを実感したのだと思います。 見知らぬ者同士でも、一つの共同作業を通して、何かふしぎな絆で結ばれたような気持ちになれました。 ボランティアを終えたら、またそれぞれが自分の場所に帰って行きます。 でも、この体験はきっと一生忘れることのできない宝になるかもしれません。 睡眠不足と肉体労働で、本当ならクタクタに疲れているはずなのですが、ふしぎとほとんど疲れを感じていません。 心が喜んでいるので、体もすごくラクなんです。 出かける前にいろんな人から、「無理しないでね」「体調に気をつけてね」といろいろ心配していただきましたが、本当に快食快便(爆)で、楽しく美味しくボランティアを終えることができました。 ほんのちょっぴりしかできなかったかもしれませんが、被災地の方にも喜んでいただくことができました。 最終日には観光もグルメも楽しんで、本当に実りある時間を過ごしました。 皆さんも、もし機会があれば、ぜひボランティアツアーに参加してみてください。 今しかできないこの時に、誰かの役に立つことができるチャンスです
2011.08.01
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宮城県の気仙沼方面にボランティアに行って来ました。 震災直後から現地で活動していたボランティア団体主催のツアーで、7月29日深夜発、31日夜帰着でした。 出発当日の29日は、地域の盆踊りと重なってしまい、今年自治会役員を引き受けている私は、夕方から夜9時近くまで盆踊りに参加。 雨のため幸いにも盆踊りが予定より早めに終了したので、家に帰り急いでご飯を食べてお風呂に入ってから、深夜初のボランティアバスに乗り込みました。 夜行の長距離バスというのは、10年位前ライブ遠征の帰りに乗った以来ですが、寝るには座席が狭くてリクライニングもイマイチで、やっぱりあまり寝れませんでした。 睡眠不足で大丈夫かな~?と不安もありましたが、とりあえずは現地到着。 作業現場は気仙沼港近辺の観光名所。 津波の被害を受けた観光旅館の敷地内に流れ着いてきた壊れた家屋の撤去作業が私達の仕事でした。 気仙沼港周辺の津波被害を受けた一帯を見ると、大量の瓦礫はかなり撤去され平らな状態の空き地が広がり、家の土台だけ残して、何も無い状態の箇所がたくさんありました。 遠くの方に瓦礫の集積所が山のようにそびえていて、そこではショベルカーが何台も忙しそうに動き回っていました。 港に行く途中の道路脇には二つに折れた電柱が何本も倒れてそのままになっていて、その横に新しい電柱が建っていました。 満潮になると今も海水が道路にまであふれてきて、私達が帰る頃にも道は水浸しになっていました。 港に面した表通りはほぼ全滅でしたが、少し離れた裏通りは何事もなかったかのように普通にお店が営業していました。 また同じ一角でも、津波の通り道から外れていた家は無傷のままで、普通に人が暮らしていました。 道路を挟んで反対側の建物はほぼ全壊半壊状態だというのに・・・・。 いったい何が明暗を分けたのだろう?と思いました。 とりあえず、震災処理と復興に向けての動きは現在進行形です。 さて、今回のボランティアの参加メンバーは約30人。 20代から50代までのさまざまな年齢層で男女比率約半々。 若いカップルや家族での参加もいましたが、私のような1人参加も結構いました。 男性陣が壊れた家屋の解体をして、私達女性陣は主に一輪トロッコで瓦礫を運んだり、ぼうぼうに伸びた草を刈って運搬用のトラックの通り道を作りました。 壊れた屋根と家の土台部分がそれぞれ二つにちぎれ分解した状態であちらこちらにある状態で、最初はこんなにたくさんの瓦礫の山をどうやったら片付けられるんだろう、今日中にはとても無理だろう・・・などと思っていましたが、皆でがんばったら何と午前中の約3時間ですべての瓦礫が片付いてしまいました。 それにしても、大勢の力ってすごいですね。 何だかものすごい達成感 いや~イイ汗かいたぁ~~~という爽快感もありました。 しかし作業はバリバリ肉体労働系でした。 ・・・が、幸いにも想定外に涼しかったので、思っていたよりはラクでした。 それでも、服の中を汗が伝うのが感じられるほど汗をかいての作業でした。 でも、みんなで声を掛け合って、助け合いながら、結構楽しくやりました。 夢中で働いたので、時間の長さとか体の疲れとかはほとんど感じず、昼食をはさんでの約6時間の作業があっという間に終わりました。 これで第1部は終わり。 次はボランティア終了後の涙あり笑いあり?のドタバタ道中劇です。。。。けっこう面白いので、こちらもぜひ読んでね。
2011.08.01
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チェルノブイリの子ども達の現状をよく知る野呂美加さんが語る、福島原発の現実http://www.ustream.tv/channel/ourplanettv 野呂美加さんの話より チェルノブイリでは立ち入り禁止区域に相当する放射線量の高い地域に、日本では人がたくさん住んでいる(住まわされている)ことが理解できない。 チェルノブイリ周辺で人が住んでいる汚染地域の線量が、東京と同じくらいだそうです。 そこでは、放射能入りの食品を食べた子ども達が次々ガンになり、ガンにならないまでも体調不良を訴える子どもが多く、健康な子どもはほとんどいないそうです。 日本でも原発事故後、鼻血や下痢、喉の異常、口内炎、頭痛などを訴える子どもが続出しているそうです。 野呂さんによれば、鼻血と下痢が見られたら、「内部被曝」の疑いがあると考えられるそうです。 そう言えば、3月の震災後、うちの犬がなぜかずっと下痢してました。 変な物を食べさせてもいないのに下痢するのはおかしい・・・と思っていたけど、犬は地面に鼻を擦り付けるから、人間より被曝しやすいんだと思う。 これは絶対被曝だろうな・・・ 私も、3月からずっと喉の調子が悪くて、咳と痰がなかなか治りません。 最初は風邪かと思っていましたが、あれから4ヶ月も経つのに、まだ治らないのはおかしい・・・・ 放射能を浴びると、免疫機能が弱るそうです。 普通ならなんでもないこと、すぐに治る病気や怪我がいつまでも長引くのは、放射能のせいで免疫能が低下したためだと考えて良いかもしれません。 皆さんも、体調不良が続いていませんか? 最近、疲れやすいと思いませんか? それって、放射能のせいかも・・・
2011.07.14
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菅おろしドタバタ劇の最終目的は、原発推進だったのね 原発推進の錦の御旗の基、超党派で団結したのね 菅首相が脱原発を言い出し、発送電分離や東電解体をやるんじゃないのかと恐れて、急いで菅さんを降ろそうとしたんだよね。 マスゴミに洗脳されている国民は一斉に、「菅さんは無能」と叫び始め、思うつぼにハマッたワケだ。。。。。。 騙されないぞ!私は今、世間で声高に叫ばれていることは全部ウソ、と知った。 だから、大勢の人が大声で叫んでいることの正反対が正解だと思ってる。 「電気が足りないから節電、節電すると年寄りや病人が熱中症で死ぬ」 ・・・・こんなのはウソ。 電気は足りてても、原発の有り難さを分からせるために節電を強制してるのさ でもまあ、エネルギーの無駄遣いをやめるのは良いことだから、私は節電に協力しています。 20年使っていた古いエアコンを先日、省エネタイプの最新式に買い換えた。 でも、この猛暑でもエアコン無しでも、今のところ大丈夫なので、まだ3回くらいしか使ってない。 家に居るときは扇風機フル稼働で何とか暑さをしのげます。 それでも汗が止まらないときは水浴びします。 爽快感があります。足をバケツに入れて冷やすのも良いです。 営業などで外を歩く方々は、水分供給、涼しい場所での休憩などで、熱中症を防いでください。 この地球上では、気温40度を越える国がいくらでもあります。 そんな中でも人間は生きています。 バナナやパイナップル、マンゴーなどの南国果実、キュウリやトマトなどの夏野菜を食べると体を冷やしてくれるので暑さをしのげます。 熱帯地方の人々の暮らしを参考に、この猛暑を乗り切りましょう!
2011.07.13
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福島の肉牛から3200~1530ベクレルもの高濃度の放射性物質は検出されたことで、汚染源の調査が行なわれたが、原因は昨年秋に刈り取って田んぼに置いてあった稲藁をエサとして与えたことだと分かったそうです。 その稲藁の数値が7万ベクレルと言う信じられない高濃度の汚染値だったことに驚きました。 今朝の「朝イチ」に出演していた放射線の専門家が「濃度が高すぎる」と驚いていたほどです。 当初、汚染牛を出荷した農家は「国の指示通りにやっていた」と言ってたらしいが、実際は配合飼料が足りなくなって、「仕方なく屋外に保管していた稲藁を、4月頃から出荷直前まで与えていた」ということです。 農家も背に腹は変えられない苦しい立場だと思いますが、一件の農家がこういうルール違反をすることで、他の多くのきちんとやっている農家までが風評被害を受けて、結局は自分達の首を絞める結果になってしまうと思います。 この事件によって、「福島の牛肉は危ない」と多くの消費者が思ったでしょう。特に小さい子どもの居る家庭では不安が募ることでしょう。 しかし、この一件で分かったことは、今まで生肉の放射能検査はされていなかった・・・・という事実でした。 私は、店に出回っているものは安心だと思って、震災後もバンバン牛肉買ってましたから、今日のニュースで汚染肉が東京・神奈川に出回ったと聞いて、一気に不安になりました。 牛肉は、狂牛病や口蹄疫などがあった時に、全頭検査するなど他の食品に比べれば、安全性には特に気をつかって検査しているイメージがあったので、安心していました・・・・が、放射能に関してはスルーだったんですねえ・・・ 我が家には小さな子どもや妊婦は居ないので、それほど神経質になる必要はないのかもしれませんが、汚染の不安がある食品をわざわざ高いお金を払って買う必要はないと思うので、当分の間は国産のお肉は買わないようにするつもりです。 今日は、アメリカ産のを買いました。 国産びいきの私にしては珍しいことですが、きちんとした検査体制が整うまでは、ずさんな管理体制への抗議の意味で、個人的に買い控え運動(?)をします。 よく考えてみたら、国産の肉(牛も豚も鶏も)は、米国産等に比べて値段が高いんですよ。 それでも今までなぜ国産にこだわって買っていたかと言うと、味はもちろんですが、「安全性」への信頼があったからです。 その信頼感を裏切られた気がするので、「もう買わない」という選択をします。 生産者は、消費者に対して「安全な食品を提供する」のが誠意であり善意であると思います。 「安全性」という視点を失ってしまったら、もうその生産者は、食品を作る資格さえないと思います。 これまでも、食品の汚染でいろんな問題がありましたよね。 最近では、細菌に汚染されたユッケで死者がでました。 「人間の口に入る食べ物を扱う」ということは、「食べる人の健康に責任を持つ」という意識が必要だと思います。 それが失われてしまったところから、これまでも様々な事件が起こってきたのです。 中国毒ギョーザ事件、汚染米事件、農薬汚染の中国野菜、賞味期限詐称事件、汚染牛乳食中毒事件etcetc・・・・・・ よく「風評被害」と言うけれど、なぜ風評被害が起こるのか? 風評被害という言葉からは、まるで「消費者が過剰に神経質になって騒いでいる」とでも言わんばかりに聞こえるが、実は生産者、流通業者、行政側の不誠実な態度が原因になっていると思う。 今回のことでも、汚染牛を出荷した農家が牛肉の放射能の検査体制の甘さを知っていて、「えさが足りないから放射能で汚染されているかもしれないけど、田んぼの稲藁を食べさせよう。これくらいならどうせ分からないだろう」と考えて、自分の利益を優先したことが発端になったんだと思います。 これくらいなら大丈夫だろう・・・と安易に考えたことがすべての要因だと思います。 しかし、その稲藁は想像を超える放射線量だったのだ。農家の誤算だったろう。 田んぼの稲藁がこれほどひどい汚染値だったということは、この周辺の田畑の土も同じように、高濃度の汚染地帯になっていることでしょう。 チェルノブイリ原発事故では多くの子どもが甲状腺ガンを発症したことで知られていますが、その主な原因は牛乳だといいます。 原発から撒き散らされた放射能を直接吸ったのではなく、長い年月をかけて汚染された食品を食べ続けたことによる二次被害なのです。 10歳以下の子どもは、大人に比べると何倍も放射能の影響を受けやすいそうです。 ですから、政府の決めた基準値も子どものとって本当に安全かどうかは疑わしいと思います。 できれば、子どもには放射能が一切含まれない食べ物を食べさせてあげたいものです。 しかし、そうは言ってもこの先、日本では放射能が含まれない食品を手に入れることが難しくなりそうです。 少なくとも国産の農産物、魚介類は多かれ少なかれ、放射能入りであることを覚悟して食べなければならないでしょう。 こうなったら、TPPを発動して、海外から安く食糧品を輸入するか でも、そうなれば確実に、日本の農業と漁業は死に絶えるでしょう。 この先長い期間、日本の農産物は海外では売れないだろうと思います。 誰が好き好んで、放射能入りの食品を買いたいでしょうか? 海外では、日本の野菜は「放射能ブランド」(笑)になってしまいました。 これもずさんな検査体制を放置して、安易に輸出してしまったことが原因でしょう。 一度失った信頼は、なかなか取り戻せません。特に食品は命にかかわる大切なものですから厳しい眼で見られます。 命に向き合うという覚悟が無い日本政府や自治体、生産者のあいまいな姿勢が招いた自業自得の結果です。 私だって、日本の生産者を応援したい、福島を、東北を応援したいと思いますよ。 でも、そのためには、生産者自身が、信頼に応えられる安全性を確保するために努力して欲しいです。 被災者だから買ってくれ・・・これだけでは、もうダメです。 本来、食を生産する者は、安全性に対して自己に厳しく向き合うべきではないでしょうか? 私は、たくさんの有機農業に携わる農家を知っています。 その人達は、金儲けよりも「安全な食べ物を届けたい」の一念でがんばっています。 私は、そういう人達から食べ物を買いたい。買って食べることで、その人達のがんばりを支えて行きたい。 そう思っています ですから、福島で農業をやっている皆さん、誰よりも安全な農産物を作っていくためにがんばってください。 そのがんばりが伝われば、こちらも命懸けで応援したいと思っています。
2011.07.13
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6月26日、2チャンネル発ACT311JAPANで呼び掛けた脱原発デモに参加して来ました。特定の集団に属しているわけではないが、福島原発事故を受け、このまま原発に頼っていることへ疑問を感じたり、子ども達を放射能から守りたい、と考える個人が自然発生的に集まった活動だ。昨日の日記に書いたが、私はツイッターで知って参加しました。銀座一丁目辺りから、東電前を通って、日比谷公園までの約40分の行進。解散地点の日比谷公園では、また別のグループが小さな原発論議集会を呼び掛けていて、こちらの方にも参加して来ました。原発事故以来、放射能の危険は東京にも押し寄せて、無関心ではいられなくなった人達が、何かしようと集まって来ていました。個々の力は小さいけれど、いつか大きな波となって日本の原発を一つ残らず廃炉に追い込みたい。子ども達に安全な祖国を残すためにも、気付いた人から立ち上がらなくては!子ども達の未来を守りたい。その時の映像がアップされています。●デモに参加して思ったこと 福島原発が爆発して、日本各地に放射能が撒き散らされて3ヶ月以上が経ちました。そして、事故は未だ、収束の目途も立たず、毎日が危険な綱渡りのような状態です。 マイミクさんのつぶやきでは、昨日もまた原発から白い煙があがっていたそうです。そういうニュースはなぜかTVで報道されません。 世間ではもう、多くの人が今の状況に慣れてしまって、放射能に対しても政府発表の安全論を信じて、安心してしまっている人が多いのかもしれません。 しかし、未だに止まらない放射能、子ども達の将来の健康への不安、そうした現実を抱えながら、「このままではいけない、何かしなくちゃ」という人達が少なからずいます。 この日のデモに来ていた人達はそういう人達でした。 原発に不安は感じているけれど何をしたら良いのか、とりあえず何かしなくちゃ・・・そういう普通の市民が集まっていました。 中には、子ども連れの家族もいました。 世田谷で子ども達を放射能から守る活動をしているお母さんも来ていました。 福島の子どもを守る活動を支援している東京在住のお母さんも来ていました。 いろんな人の思いが、銀座から日比谷までの道程に響いていました。 これで何が変わるのか分かりませんが、少なくとも声をあげていくことが大切だな、と思いました。 私も、今回の事故以来、原発のこと、放射能のことなどに付いて書かれた専門家の文書をたくさん読み、ある程度のことが分かってきました。 政府が設定した放射能被曝の安全基準は、国際放射線防護委員会(ICRP)の基準に従ったものですが、アメリカの核開発に携わってきたゴフマン博士によれば、「ICRPは放射線被曝の影響を過小評価し過ぎている」とのことです。 核開発のの最前線に立っていた人の指摘は、おそらくかなり的確なものであろうと、私は考えます。 その甘過ぎる基準を基にして設定された、年間20ミリシーベルトの被曝は許容範囲とする政府の基準は、福島の5年後を地獄に突き落とすのではないでしょうか? ツイッターでは、「チェルノブイリでは強制避難レベルの地域に、福島では未だに人が住んでいる」と世界では驚きの眼で日本を見ているそうです。 それは、死ぬと分かっていて突っ込んでくる特攻隊の姿を思い出させたかもしれません。 実際福島では、本来なら避難しなくてはならないはずの高い線量の地域で、子どもが暮らしています。 ゴフマン博士の資料を見ると、10歳以下の子どもの放射能感受性は、50歳以上の大人の1万倍以上になっています。 国が言う「20ミリシーベルト以下の被曝なら健康に影響はない」というのは、大人は大丈夫ですよって話です。 50歳以上ならたぶん、20ミリシーべルトはたいした影響がないのかもしれません。 でも、子どもはどうでしょうか? それとやはり、内部被曝の危険性を指摘する声が気になります。 放射線被曝は、放射線を発している物質から離れれば離れるほど影響は少なくなるといわれていますが、その物質が自分の体内に入ったら、至近距離で放射線を受け続けることになります。 1ミリシーベルトの内部被曝は、人の体のすべての細胞に1つずつの傷をつけるそうです。20ミリシーベルトは20個の傷です。 人間には、傷付けられた細胞を修復する治癒力がありますが、傷が大き過ぎると修復が追い付かず、傷付いた状態の細胞はやがてガンに変化していく・・・ということです。 自然治癒力には個人差があります。ですから、同じ被曝量でもガンになる人ならない人がいます。一律に設定された安全値が自分にとっての安全値とは限りません。 また、現在のレベルの放射能による年間積算被曝量は、レントゲン、飛行機の搭乗等による被曝より小さいとか、発ガンリスクは喫煙より少ないとか言われていますが、レントゲンや飛行機搭乗、喫煙等は、すべて自分で選択可能なリスクです。嫌ならしなくても済むんです。 でも、放射能は自分で選べません。強制的に被曝させられるんです。 「放射能が嫌ならどこか外国へでも避難すればいい」という人は、きっとお金持ちなのでしょう。 普通の人間はそんなにお金が無いし仕事が無ければ生活できません。だから、福島で逃げたくても逃げられない人達が、被曝に怯えながら暮らしているのです。 東電の清水元社長は5億円の退職金を得て、大阪に引っ越したそうです。多くの人を被曝させておいて、自分だけ安全な所に逃げて行ったこの男に、いつか神様が罰を与えることを願っています。 何だか支離滅裂な文章になってしまいました。うまくまとまりません。 何をどうまとめれば良いのかわかりませんが、思いつくままに書きなぐってみました。
2011.06.29
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昨日今日は暑かったですね。 いろんな人の日記を読むと、これ以上節電はガマンできないとか、やっぱり原発が必要だとか、東電の策略にはまりまくりの人々がいかに多いかがわかります。 やはり、日本人ッて洗脳されやすい民族なのかしら? これから日本を侵略しようと狙ってる某国にしたら、うまく操りやすい民族かもしれませんねえ・・・・ さて、夏が暑いのは当たり前・・・私は別に暑いのは慣れれば大丈夫です。 2月にタイに行ったとき、寒い日本から急に気温35度もある国に来て、最初の1日目は、息をするのも苦しいほどでした。 でも、2~3日で暑いのにも慣れて平気になりました。 今の時期は、急に暑くなったので、皆が暑さに慣れていなくてつらいんだと思います。 それと、「節電」というプレッシャーがあるから、心理的に余計に暑く感じるのかもしれません。 個人的には、私は冷え性なので、寒いよりは暑いほうがマシ、と思っています。 毎年夏になると、何がつらいかというと、キツイ冷房に悩まされていました。特に地下鉄の冷房は、まるで冷蔵庫の中みたいで本当につらい・・・。 30分も乗っていると風邪をひいてしまいそうです。 でも、今年は電車に乗って寒い思いをしなくて済むので助かっています。 今日は、娘が会社が休みで、給料が出たからとサンマルクでランチをおごってくれました。 お店の冷房も節電モードで、例年のように寒すぎて上着が必要、ということがなくて助かりました。 いつもだと、お店に少し長居すると体が冷えちゃって困っていましたが、今年はそういう思いをしなくて済むので快適です。 だいたい、今までの日本は冷房が強すぎたのではないでしょうか? 冷房の快適気温には個人差があるかもしれませんが、寒がりの私には28度が一番快適に感じます。ちょうど節電モードの設定温度です。 このままずっと節電でいい、と思います。 ちなみに、我が家は寝室以外にはエアコンが無いので、居間もキッチンも扇風機だけでしのいできました。 真夏の居間とキッチンの平均気温は30度ですが、30度までなら扇風機だけで快適に過ごせます。 寝室も、私は設定温度は29度くらいにしています。 28度でも寒く感じてしまうからです。 そして、寝るときは冷房を消して、送風だけにします。 キッチンが30度を超えるとさすがに料理するのがつらいので、その時は寝室のエアコンから、扇風機で冷気をキッチンまで送ってしのぎます。 しかし、寝室のエアコンは、もう20年以上も前の物なので、エネルギー効率が相当悪いし、そろそろ寿命なので、今年とうとう買い換えることにしました。 新しいエアコンは省エネモードの物なので、むしろ節電になると思います。 ここ数日の暑さで、子ども達は自室でエアコンをつけているようですが、階下の寝室の古いエアコンは、今年はまだ一度も稼動していません。 何とか扇風機でガマンしている状態です。 昼間は暑くても、今の所、夜はそこそこ涼しいので扇風機だけで何とかなりますからね。 まだ、この世にエアコンが無かった時代、人々は暑い日には外に打ち水をしたり、風鈴で涼しさを演出したり、木陰で涼んだり、かき氷を食べたり、いろいろな工夫をして暑さをしのいできました。 今は便利になりすぎて、日本人は先人達の智恵を忘れてしまっています。 原発が止まって節電しなければならない今だからこそ、忘れかけている昔の生活の智恵をもう一度思い出してみたらどうでしょうか? 日本が世界トップクラスの経済大国になれたのも、古来よりの智恵を受け継いできた世代ががんばってきたからです。 しかし今、日本は4千年の歴史を持つ国に、その座を奪われました。 その国は今もまだ、医食同源を忘れていません。古来より伝わる健康法で体を鍛えています。 日本人が忘れてしまっている自然力をまだ内包しています。だから強いんです。 日本という国と日本人が今なぜ弱っているのかといえば、便利さや豊かさに溺れてしまい、人間という生命体としてのパワーが失われているからに他なりません。 私は震災前日までの2週間、熱風吹きすさぶアジアをさすらい歩いていました。そこで感じたこと・・・、それはアジアの新興国の人々の生命力です。 あの熱風の中、人々は貧しくともエネルギッシュに生きている・・・これではひ弱な日本人など、闘っても適わないだろう、と。 この暑さこそ、今日本人が乗り越えるべき壁なのかも知れません。 その壁は、体力、知力を総動員すれば、容易に乗り越えられるはずです。 そして、暑さに打ち勝ち、節電を全うして、脱原発への道に踏み出せば、日本再生も見えてくるはず・・・・そう信じています。
2011.06.29
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5月26日付読売新聞朝刊神奈川地方版記事より 「荒茶検査に反対」(神奈川県)知事 (神奈川)県内産の生茶葉から国の暫定規制値を超える放射性物質が検出された問題を受け、黒岩知事は25日の関東地方知事会議で、厚生労働省が、生茶葉を乾燥させた荒茶の検査を求めていることについて、「荒茶の放射性物質は生茶の約5倍になる。基準を決めずに検査をやり、生葉の基準を当てはめるのはとんでもない」と国の対応を批判した。そのうえで、「風評被害を防ぐため、生葉を調べていれば、荒茶を調べる必要はないと言うことで共同歩調を取りたい」と賛同を求めた。 ・・・・・・・・以上、新聞の記事より・・・・・・・ これはいったいどういう意味だろう?と考えてみたら、つまり、「生茶葉で基準値以内だったとしても、荒茶に加工したら基準値を超える数値になってしまうから、検査はしたくない」・・・という意味ですよね? でもさ、消費者の所に届く段階では荒茶になっているわけですよね。 荒茶になった状態のを検査もしないで、私達に「安全ですよ、飲んでください」って言いたいわけでしょうか??? 農家にとっては都合が良いけれど、消費者は知らないうちに基準値を超える放射性物質を飲まされていることになるのではないでしょうか? 神奈川県知事は誰を守りたいのですか? 荒茶が生茶の5倍もの放射性物質を含むのであれば、いくら生茶だけを検査しても、安全とはいえないのではないでしょうか? こんなことをしているのなら、今後はお茶のペットボトルは安全ではなくなりますよね。 お茶の葉ならちゃんと産地を見て買えばいいですけど、ペットボトル飲料になってしまえばどこの産地か分からないから、知らないうちに検査もされない危ないお茶を飲むことになりかねない。 こうして、ペットボトルのお茶全体が、危険なイメージになって「風評被害」とやらが広まるんですよ。 本当は危険な物を「安全です」と言った時点で、危険ではない物まで「危険視」されていく・・・これが風評被害です。 「風評被害」の原因は、行政や生産者の自己保身のための情報隠蔽です。 風評被害を防ぎたいと躍起になればなるほど、人々の疑念が広がります。 「安全です」の言葉の裏には、「本当は危ないんです」というセリフが隠れていることを、今回の原発事故で、全国民が知ってしまったから、もうだまされません。 私は、自分や家族の健康を守りたいので、危ない食品は食べないように心掛けてきました、原発事故の前からず~~~~っと 無農薬野菜、有機栽培野菜、無添加食品などを、普通の物より高いお金を払って食べてきました。 そのおかげで、家族は大きな病気をすることも無く、これまで健康に過ごしてきました。 でも、今は「安全の基準」は、もう無農薬とか、無添加とかじゃなくなりました。 いくら無農薬で栽培しても、放射能がかかってしまったら、もうそれは危険物です。 1年前から「らでぃっしゅぼーや」の宅配野菜をとっていますが、来月からやめることにしました。 野菜や果物は、新鮮で美味しくて気に入っていたのですが、産地を見るとほとんどが、茨城、栃木、千葉とかで、放射能の汚染が気になる地域です。 国の基準値を、私は信じていません。 私の安全は、私が決めます だって、国は国民の健康を本気で守るつもりなんかないんだから・・・ 風評被害とやらを防ぐのに精一杯で、本当の安全はどうでもいいんでしょう。 「らでぃっしゅぼーや」に退会を伝えたら、「理由をおしえてください」と言われて、「放射能汚染が疑われる地域の野菜が入ってくるから」と答えておきました。 まあ、私個人の考えなので、農家がかわいそうだと思う人は食べたら良いと思います。 ただ、私は放射能の害は、人間の健康に深刻な影響を、長期にわたって与えるものと考えていますので、私は自分の判断で、今後は関東の野菜はできる限り食べないようにするつもりです。 今はむしろ、輸入野菜(ただし中国産は別)のほうが安全かもしれませんね。 輸入野菜のほうが安いですしね・・・日本の農業を守りたいですが、原発事故が治まらないうちは無理です。 農業の被害は東電に請求すればいいんです。東電が破産しても構わないと思います。そんなことより、国民の健康の方が大事でしょう。
2011.05.27
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「福島の汚染はチェルノブイリを遥かに超えている」と政府が公式に発表こういうニュースは、テレビでは流さないでしょうね・・・・80キロ範囲も避難が必要になるかもしれませんね。将来は、福島やその周辺で、ガン、白血病、不妊症などが増えること確実です。東電は、将来に起きるであろう被害も補償する義務があると思います。
2011.05.08
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>「生肉を規制しなければ、同じような惨事が起こる可能性はある」。焼き肉チェーン店を経営するフーズ・フォーラス(金沢市)が2日に開いた記者会見で、勘坂康弘社長は語った。「生肉」に関する国の衛生基準に罰則がなく、全国の焼き肉店で提供される生肉の大半は、国の基準を満たしていないとみられる。 ・・・だそうですが、罰則規定がないとはいえ、衛生基準に反した食品を客に出し続けてきた店側のモラルはどうなんですか?食べてもお腹を壊さない安全な食事を提供するのは、飲食店の基本ではないでしょうか? そのために保健所の許可を得て営業しているわけですよね。 「生肉を規制しなければ、同じような惨事が起こる可能性はある」と言うこの社長の言葉、何だかおかしいですよね。 自分の会社のモラルを棚に上げて国を批判ですか・・・? 人を殺した殺人犯が、「刑法が甘いから俺は人を殺したんだ」とか言ってるのと同じですよ。 罰則がないから何をやっても構わないというのなら、日本は無法地帯です。 罰則がないからこそ、各自のモラルが問われるのではないですか? そして今日のお詫び会見では、被害者に対して「経済的支援」等と言ってましたが、「支援」ではなく「損害賠償」ですよ。 日本語の使い方も分からないんですかね? 「支援」と言うのは、加害者が被害者に対して使う言葉ではありません。 加害者が被害者に対して言うべき言葉は「賠償」です。 生で食べられない肉を生食用として提供したということは、業務上過失致死ではなく、立派な無差別殺人ではないでしょうか? 私がもし裁判員なら、これは「無差別殺人である」と主張したいですね。
2011.05.04
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事故から終息まで十数時間で終わったスリーマイルでさえ、とりあえずの封印までに14年かかった。そして、最終的な処理までは50年もかかるそうです。 30年前に事故を起こし、今もまだ事故処理が行なわれているというわけです。 いったいどれだけの人命とお金がかかったことだろう。 自然エネルギーはコストが高いから、コストの低い原子力を・・・などという輩は数字の計算ができない大馬鹿野郎に違いない。 原発は、廃炉のためには建設費の2倍もの費用がかかるそうではないか。 しかも、今回の福島の事故ではいったいどれだけの賠償費用がかかるのだろう? 日本経済への影響をすべて補償するなら、ほとんど天文学的な金額になるに違いない・・・ だから、補償の範囲を狭く区切るしかない。 実際に補償金を手にできる人はほんの一握りだろう。 避難した住民への生活保障と、風評被害の農産物と漁業への補償。。。。とりあえずこれだけでも東電は破産寸前になってしまうはず。 しかし、風評被害による損害はこれだけではない。 日本全国の観光業への被害は甚大だ。 原発からはるか遠くの各地の観光地では、今、閑古鳥が鳴いているという。 外国人観光客が消えたからだ。 いくら「ここは安全です」と言っても、外国から見たら日本列島全部が放射能で汚染されているように見えるだろう。 そんな国にわざわざ金を払って遊びに来る酔狂な人間はいない。 私だって、原発事故で放射能まみれの国にわざわざ遊びに行こうなんて思わないだろう。 これらの観光業の損害はいったいどれだけになるだろう? それだけではない。 海外で日本の製品が売れなくなっていると言う話を聞く。 製品から放射能が検出されないという証明書がなければ輸入しないという国が続出だという。 日本全国の風評被害で苦しむ人々が訴訟を起こしたらどういうことになるだろうか? まず、東電は破産する。 日本政府が東電の負債を肩代わりすることになり、日本経済も破綻する。 そして、私達の税金の多くが、原発被害の補償金支払いに使われることになる。 本当に馬鹿らしい。 税金を納めることがアホらしくなって、国民はうまい脱税方法を考えるようになるだろう。 世界の原発の専門家達が集まっても、福島の事故の終息には長い年月がかかるという。 スリーマイルでは十数時間、チェルノブイリでは8日間で事故は終息した。 しかし、福島では1ヶ月たってもまだ終息の見込みも無い。 その間も、放射性物質はどんどん吐き出されているのだ。 東北、関東の住民は毎日毎日被曝を続けている。 積算被曝量はいったいどれくらいになっていくのだろうか? 被曝の影響が出るのには時間がかかる。 今すぐにわからないのが怖い。 特に子どもへの影響は甚大だろう・・・・・ チェルノブイリでは事故の8年後に、子どもの甲状腺ガンが80倍以上に増えたという。 これが日本の8年後でないことを祈るしかない・・・・ 今日もTVでは被災地の人々のことを放映していた。 その中で福島原発事故で自主避難地域に住む人達の言葉を聞いた。 「危ないと分かっていても年老いた親を置いてここを離れることができない」と言っていた。 その家族には子どもが何人もいた。 お年寄りにとっては、長年住んだ土地を離れるのは死ぬよりつらいことだろう。たとえ危険と分かっていても離れたくない・・・その気持ちはわかる。 そして、子世代も年老いた親を残して自分達だけ避難することはできるはずがない。 そのようにして、危険と知りながら住み続ける人々のいか多いことか・・・・ 私はテレビに映っていた子ども達の健康が気になって仕方がない。 この子達の5年後10年後は・・・・・ 国が言うように、「健康には影響がないレベル」であることを祈りたい。 私も家族がいない天涯孤独な身なら、とっくの昔にこの放射能列島からトンズラしているはずだ。 しかし、家族がいる人間は、自分だけどこかへ行けるはずがないのだ。 国は簡単に「自主避難」などと言うが、家族の中で「残りたい」と言う人がいたら、その人を置いていけるわけがないことを、まるで分かっていない。 人の血が通っている人間なら、そんなに簡単に事務的なやり方はできないはずだろう。 東電幹部も、辞任辞任と簡単にバックレる前に、原発難民に対して血の通った対応をするべきではないのか? 金ですべてを解決しようとするのは間違っている。 東電は今まで、金の力で原発を推進してきたから、その後始末も金でやろうとしているが、そもそもそれがおかしいのだ。 避難民が望んでいるのは金ではなく、家族と共に安心して暮らせる生活だ。 金をいくら払っても、そんな生活は手に入らない。 頭の良いあなた方なら、皆が幸せに暮らせる方法を考えられないはずがないのではないか? それとも、そんなことも分からない大馬鹿野郎だったのか? いったいどこの大学で、何を学んできたのだろう? とにかく責任を持って、死ぬ気で事後処理してください。嘘っぱちの「原発安全神話」を創作した似非科学者達も、きちんと責任とりなさい。 絶対に許さない!
2011.04.18
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東京電力の地震対策は万全ですよ皆さ~ん、安心してください。東京電力では、原発を作る際は、しっかり地震対策をしていますから、万が一の事故など絶対に起こり得ません。ですから、安心して皆さんのお住まいの地域に原発を建てさせてくださいね。
2011.04.17
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でもさぁ・・・今さら謝ってもらっても手遅れじゃないの・・・・? じいさん、ばあさん達、指加えて見守ってなくていいから、今すぐ現場に行って被曝で倒れるまで働いてきてよ。 それしかお詫びの方法がないんじゃないですか? どうせあんたら、被曝でガンになる前に寿命来るんだし・・・ ↓ 歴代原発推進学者が自己批判・謝罪。事態の深刻さも強調(Yahoo Japan) 4月 16th, 2011 | ◆ 歴代原発推進学者が自己批判・謝罪。事態の深刻さも強調(Yahoo Japan) 4月 16th, 2011 | ◆ 東京電力の福島第1原子力発電所の深刻な事故を受け、政府の原子力安全委員会の歴代委員長を含む原発推進派学者の重鎮たちが原発の「安全神話」崩壊に懺悔を繰り返している。特に元原子力安全委員長の松浦祥次郎氏や前原子力委員会委員長代理の田中俊一氏ら原発推進の学者16人がこのほど、異例の緊急提言を行った。 「原子力の平和利用を先頭だって進めてきた者として、今回の事故を極めて遺憾に思うと同時に国民に深く陳謝する」との謝罪を前面に掲げた提言の内容は政府や東電の発表よりも今回の事故を深刻に受け止めており、緊迫感が伝わってくる。 提言は、水素爆発などで格納容器が破壊され、放射性物質が長期にわたり国土を汚染する可能性を指摘している。日本を代表する学者たちが、チェルノブイリ原発事故級の最悪の事態を想定していることがわかる。 16人は東京大学名誉教授、京都大学名誉教授、東京工業大学名誉教授など錚々たるメンバーで、原子力安全委員会や原子力委員会の歴代委員長や委員を務めるなどした日本を代表する原子力の専門家たちだけに、発言には重みがある。 特に気になるのは、「当面なすべきことは原子炉及び使用済み核燃料プール内の燃料の冷却を安定させ、大量の放射能を閉じ込めること。これを達成することは極めて困難であるが、これを達成できなければ事故の終息は覚束ない」と述べた点で、有効な解決策を見いだすのが難しいことを自ら認めているとも受け取れる発言だ。 2011年4月1日、会見した田中俊一氏は「原子力の平和利用を進めて、まさかこういう事態、これほど国民に迷惑をかけるような事態は予測していなかった。結果的にこういうことになっていることについて、原子力を進めてきた人間として、国民に謝らなくてはならないという気持ちは、みんな持っていると思う」と心境を明かした。 田中氏は提言をまとめた理由について「(我々は)余計なことを言わなくてもいい年齢だけれども、黙っていられないと。とにかく早くこの状況を抜け出して頂きたいという思いでまとめた」と述べた。学会で地位も名誉もある学者たちが、自分たちのこれまでの仕事を全否定するような今回の提言や会見が、事故の深刻さを物語っている。 提言は、最後に事態打開策について「当面の難局を乗り切るためには、関係省庁に加え、産業界、大学等を結集し、我が国がもつ専門的英知と経験を組織的、機動的に活用しつつ、総合的かつ戦略的な取り組みが必須である」と指摘する。 提言に加わっていない原子力安全委員会前委員長の鈴木篤之氏(日本原子力研究開発機構理事長)も4月6日、衆議院経済産業委員会に招致され、「国民にたいへん申し訳ない。私にとって痛恨の極みだ。この事故を反省し、よく考えていかないといけない」などと反省の弁を述べている。 原子力安全委員会では、歴代OBに限らず、現役首脳も自己批判に追い込まれている。斑目春樹委員長は、やはり6日の衆議院経済産業委員会で、「今回の事故を深く反省し、二度とこのようなことが起こらないよう指導していきたい」などと弁明に懸命だった。 はじめに、原子力の平和利用を先頭だって進めて来た者として、今回の事故を極めて遺憾に思うと同時に国民に深く陳謝いたします。 私達は、事故の発生当初から速やかな事故の終息を願いつつ、事故の推移を固唾を呑んで見守ってきた。しかし、事態は次々と悪化し、今日に至るも事故を終息させる見通しが得られていない状況である。既に、各原子炉や使用済燃料プールの燃料の多くは、破損あるいは溶融し、燃料内の膨大な放射性物質は、圧力容器や格納容器内に拡散・分布し、その一部は環境に放出され、現在も放出され続けている。 特に懸念されることは、溶融炉心が時間とともに、圧力容器を溶かし、格納容器に移り、さらに格納容器の放射能の閉じ込め機能を破壊することや、圧力容器内で生成された大量の水素ガスの火災・爆発による格納容器の破壊などによる広範で深刻な放射能汚染の可能性を排除できないことである。 こうした深刻な事態を回避するためには、一刻も早く電源と冷却システムを回復させ、原子炉や使用済燃料プールを継続して冷却する機能を回復させることが唯一の方法である。現場は、このために必死の努力を継続しているものと承知しているが、極めて高い放射線量による過酷な環境が障害になって、復旧作業が遅れ、現場作業者の被ばく線量の増加をもたらしている。 こうした中で、度重なる水素爆発、使用済燃料プールの水位低下、相次ぐ火災、作業者の被ばく事故、極めて高い放射能レベルのもつ冷却水の大量の漏洩、放射能分析データの誤りなど、次々と様々な障害が起り、本格的な冷却システムの回復の見通しが立たない状況にある。 一方、環境に広く放出された放射能は、現時点で一般住民の健康に影響が及ぶレベルではないとは云え、既に国民生活や社会活動に大きな不安と影響を与えている。さらに、事故の終息については全く見通しがないとはいえ、住民避難に対する対策は極めて重要な課題であり、復帰も含めた放射線・放射能対策の検討も急ぐ必要がある。 福島原発事故は極めて深刻な状況にある。更なる大量の放射能放出があれば避難地域にとどまらず、さらに広範な地域での生活が困難になることも予測され、一東京電力だけの事故でなく、既に国家的な事件というべき事態に直面している。 当面なすべきことは、原子炉及び使用済核燃料プール内の燃料の冷却状況を安定させ、内部に蓄積されている大量の放射能を閉じ込めることであり、また、サイト内に漏出した放射能塵や高レベルの放射能水が環境に放散することを極力抑えることである。これを達成することは極めて困難な仕事であるが、これを達成できなければ事故の終息は覚束ない。 さらに、原子炉内の核燃料、放射能の後始末は、極めて困難で、かつ極めて長期の取組みとなることから、当面の危機を乗り越えた後は、継続的な放射能の漏洩を防ぐための密閉管理が必要となる。ただし、この場合でも、原子炉内からは放射線分解によって水素ガスが出続けるので、万が一にも水素爆発を起こさない手立てが必要である。 事態をこれ以上悪化させずに、当面の難局を乗り切り、長期的に危機を増大させないためには、原子力安全委員会、原子力安全・保安院、関係省庁に加えて、日本原子力研究開発機構、放射線医学総合研究所、産業界、大学等を結集し、我が国がもつ専門的英知と経験を組織的、機動的に活用しつつ、総合的かつ戦略的な取組みが必須である。 私達は、国を挙げた福島原発事故に対処する強力な体制を緊急に構築することを強く政府に求めるものである。 平成23年3月30日 青木 芳朗 元原子力安全委員 石野 栞 東京大学名誉教授 木村 逸郎 京都大学名誉教授 齋藤 伸三 元原子力委員長代理、元日本原子力学会会長 佐藤 一男 元原子力安全委員長 柴田 徳思 学術会議連携会員、基礎医学委員会 総合工学委員会合同放射線の利用に伴う課題検討分科会委員長 住田 健二 元原子力安全委員会委員長代理、元日本原子力学会会長 関本 博 東京工業大学名誉教授 田中 俊一 前原子力委員会委員長代理、元日本原子力学会会長 長瀧 重信 元放射線影響研究所理事長 永宮 正治 学術会議会員、日本物理学会会長 成合 英樹 元日本原子力学会会長、前原子力安全基盤機構理事長 広瀬 崇子 前原子力委員、学術会議会員 松浦祥次郎 元原子力安全委員長 松原 純子 元原子力安全委員会委員長代理 諸葛 宗男 東京大学公共政策大学院特任教授
2011.04.16
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東電に天下り年収1860万円の元原発官僚 ただいま雲隠れ中NEWS ポストセブン 4月6日(水)7時7分配信 原発事故が深刻化する中で雲隠れした原発官僚がいる。今年1月に資源エネルギー庁長官から東京電力の顧問に天下った石田徹氏だ。 東電は「個人情報だから」との理由で報酬を明らかにしていないが、「天下りの不文律として、退官直前と同額程度(年収約1860万円)が払われている」(経産省幹部)とされる。しかも、「ほとぼりが冷めた頃に副社長に昇格する予定」(東電関係者)という。 その動静は一切出てこない。経産省中堅が明かす。「石田さんが表立って動くと、経産省は“天下りがいるから東電に甘い”と批判されかねない。そこで、石田さんは経産省の上層部に電話し、東電の首脳に経産省の意向を伝える連絡役に徹している。石田さんの役割は、東電の支払う賠償額を出来るだけ減らすことにある」 東電の経営が傾けば、経産省は特Aクラスの天下り先を失う。石田氏と経産省の関心はそこにしかないのか。 経産省を中心に政府が拠出する原子力予算は年間約8370億円(2011年度概算要求額)。そこに原子力安全基盤機構、日本原子力文化振興財団など数多くの天下り法人もぶら下がっている。現役・OBを問わず原発官僚の責任も厳しく追及されるべきだ。※週刊ポスト2011年4月15日号
2011.04.11
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被災地にはケチなのに自民党には大盤振る舞いの東電幹部【政治・経済】2011年4月6日 掲載原発を国策にしたのは自民党 東京電力が福島原発周辺自治体に支払った「見舞金」の金額の低さには驚いた。1自治体当たり、たった2000万円ポッチだったからだ。9自治体総額でも、個人で100億円寄付したソフトバンクの孫社長のわずか50分の1しかない。 避難指示が出ている9自治体の住民は今も自宅に戻れず、避難所などで不便な生活を強いられている。全て福島原発の放射能漏れが元凶だ。ちょっと前まで日本を代表する大企業だった東電なら、1自治体当たり「億単位」の「見舞金」を支払うのは当然だ。説明が二転三転するのが“東電発表”だから、今回も「ケタ」を間違えたのかと思ったら大間違いだった。「信じられないケチケチぶりです。東電は役員報酬の総額だけで約7億円もあるのです。現場からトンズラした清水社長、“ドン”の勝俣会長の年収は1億円近いでしょう。計2億円程度の『見舞金』なら、20人の役員のポケットマネーでも十分出せますよ」(経済誌記者) 被災地にはカネを出し惜しむ東電だが、役員が喜んでカネを差し出している「得意先」がある。自民党の政治団体「国民政治協会」(東京)だ。 09年の政治資金収支報告書を見ると、勝俣会長、清水社長以下、役員は軒並み、この協会に個人寄付している(別表)。その額、計249万円だ。「確認できる限り、東電役員20人中、16人がほぼ同じ時期に寄付しています。会長、社長は30万円、副社長以下は7万~24万円と決まっているようだから、半ば『社命』だったのでしょう。寄付していない4人中、2人は社外取締役という状況を見ても容易に想像できます」(経済ジャーナリスト) 原発問題に取り組む環境団体「たんぽぽ舎」の柳田真共同代表は「原発政策はもともと『日本も核兵器準備に備えよう』という発想から始まっている。推し進めてきたのは自民党」と指摘していた。東電幹部は自民党にカネを“上納”し、原発の「お墨付き」を得てきたのである。ハッキリ言って、世界中を震撼させている今回の原発事故を招いたのも歴代自民党政権が「原発=安全神話」を国民に植え付けてきたからだ。それなのに、谷垣総裁はシレッとして「原子力政策の推進は難しい状況になった」なんて言っているからチャンチャラおかしい。まして大連立なんて冗談にもホドがある。【国民政治協会へ個人献金した東京電力役員】◇名前/役職/献金額(万円)◆勝俣 恒久/取締役会長/30◆清水 正孝/取締役社長/30◆皷 紀男/取締役副社長/24◆藤本 孝/取締役副社長/24◆山崎 雅男/取締役副社長/12◆武井 優/取締役副社長/12◆藤原万喜夫/取締役副社長/12◆武藤 栄/取締役副社長/12◆山口 博/常務取締役/12◆内藤 義博/常務取締役/12◆西澤 俊夫/常務取締役/12◆荒井 隆男/常務取締役/12◆高津 浩明/常務取締役/ 7◆小森 明生/常務取締役/ 7◆宮本 史昭/常務取締役/ 7◆木村 滋/取締役/24(2009年分、政治資金収支報告書から) .
2011.04.11
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ウイグル核汚染 亡命医師が中国告発 中国が新疆ウイグル自治区で40回以上行った核実験による放射線災害の実態が少しずつ明らかになりつつある。今春、来日した同自治区出身の外科医、アニワル・トフティ氏(45)が本紙の取材に応じ、核実験場近くの村では「生まれてくる多くの子どもが先天性の障害を持ち、貧困で治療も受けられない状態にある」と証言した。(外報部・浅井正智) がん専門の外科医として同自治区の区都ウルムチの病院に勤務していたトフティ氏が、重要な事実に気付いたのは1994年のことだった。 ウイグル人のがん発生率が、中国本土に住む漢民族に比べ35%も高いという数字だ。入院患者を調べたところ、同自治区に30年以上住んでいる漢民族は、ウイグル人同様の高いがん発生率を示したという。 その後2年間、トフティ氏は個人的に調査を続け、ウイグル人が白血病や悪性リンパ腫、肺がんにかかる率が、中国本土に比べ軒並み高いことを突き止め、「核実験の放射線と関連がある」と確信した。 あるとき、調査に気付いた漢民族の同僚医師から「命が惜しければ調査はやめた方がいい」と忠告され、資料を破棄するふりをしたという。 核実験災害の実態が徐々に分かるにつれ、トフティ氏の頭の中で、さまざまな記憶が核実験と結び付いてきた。 ウルムチの小学校で4年生だった73年、3日連続で空から砂が降り続いたことがあった。先生が「宇宙から来た砂です」と言うのを不思議な思いで聞きながら、空を見上げていた。 93年には、地元の新彊東部ハミで出会った羊飼いの老人に「私は神を見たことがある」と聞かされた。ある日、空が「太陽よりも明るく輝き、同時に地震が起こった」のを、老人は神と思い、すぐに祈りをささげたという。翌日現れた人民解放軍の兵士は、老人が飼っていた100頭以上の羊をすべて買い取って行った。老人はそれから2年後に亡くなった。 「宇宙からの砂」といい、「神を見た」というロマンチックな話の謎はようやく解けた。 中国は73年6月、2.5メガトン級(広島原爆の150倍)の核実験を行ったと推定されている。今、トフティ氏は自分が見た「宇宙からの砂」の正体は、風に運ばれてきた「核の砂」だったと考えている。「老人が見た『神』は核実験の閃光に違いない。軍が羊を買って行ったのは、放射能が与える影響を調べるためだろう」 何も知らぬ住民 治療・補償なし トフティ氏は98年7月から6週間、英テレビ局のドキュメンタリー番組の取材に同行、英国人医師4人とともに観光客を装って自治区内を回り、核実験災害を受けたと思われる人々に聞き取り調査をした。核実験場だったロプノル付近の村には、先天性異常のため話すことも1人で歩くこともできない子どもが大勢おり、苦痛に耐えかね「足を切り落とすしかない」と母親に懇願する女の子も。親たちは「カルシウム不足が原因」という説を信じているようだった。 トフティ氏らは地元医師から、ある村の新生児の8割が口唇口蓋裂だったとの証言を得た。医師は「誰も言い出さないが、私たちは子どもたちに現れる先天性異常の原因を核汚染と考えている」と話したという。 中国のすべての省・自治区にはがん専門病院が置かれているが、同自治区の場合、病床数の増加が顕著だ。97年には約400床だったのが、2008年には5倍増の約2000床にもなった。一方、人口が1億人に近い人口最多地域の河南省では、97年に約500床だったが、2008年でも約850床で倍にもなっていない。 数字だけ見れば、同自治区はむしろ手厚い措置を受けているようにも見える。しかしトフティ氏によると、「病床が増えても金持ちか公務員でなければ入院もできず、貧しくコネもない人は治療など全く受けられないし、政府からは何の補償もない」という。 ドキュメンタリー番組の制作にかかわり、中国の“恥部”を暴いたことで英国亡命を余儀なくされたトフティ氏は、怒りを込めながら最後にこう言った。 「少数民族のウイグル人は中国政府から人間扱いされていない。彼らはウイグル人を核実験のモルモットとして使うことしか考えていないのか」 被爆国「日本唯一ではない」 中国の核実験によって引き起こされた核汚染や住民への被害はどのようなものだったか。中国政府は核実験データはもちろん、実験を行った事実すら公表していないため、全容は不明だ。 隣国カザフスタンで入手したデータを基に、中国の核実験災害を初めて科学的に推定した札幌医科大学の高田純教授(放射線防護学)によると、中国が新彊ウイグル自治区で行った核実験は、1964年から96年まで、延べ46回に及び、総爆発出力は20メガトン(広島原爆の1250倍)。死者19万人以上、129万人以上の被爆者に奇形や白血病、がんなどが多発したと推定されるという。 同教授によると、旧ソ連でも核実験の際は、日本の四国ほどの広さの実験場の周囲に鉄線を張って立ち入り禁止にしたという。「中国ではこうした安全対策がとられた様子はない。『安全なくして実験なし』は科学者の常識だが、中国の核実験は実験とすら呼べない『核の蛮行』だ」と言い切る。 放射線災害を受けたのはウイグル人だけではない。核の砂は南に隣接するチベット自治区にも達したとみられる。 高田教授はこれまでも原子力発電所事故のチェルノブイリや臨界事故の東海村をはじめ、世界各地で放射線被害の現地調査を手掛けてきた。今後はウイグルだけでなく、チベットについても人体や環境に対する放射線調査と被害者への人道支援を行う「シルクロード科学プロジェクト」を推進していく方針で、国内外の人道支援団体や個人に協力を募っている。 「中国の核実験は、核が平和時に使われた最悪のケース」と高田教授。「日本は最初に核攻撃を受けた国だが、決して唯一の被爆国ではない。中国が起こした核実験災害について情報を発信し、被害者を支援していくのが、同じく核の被害を受けた日本の役割だ」(中日新聞 2009/05/01) 中国核実験で19万人急死も…日本人観光客も被害か 中国が新疆ウイグル自治区で実施した核実験による被害で同自治区のウイグル人ら19万人が急死したほか、急性の放射線障害など甚大な影響を受けた被害者は129万人に達するとの調査結果が、札幌医科大学の高田純教授(核防護学)によってまとめられた。被害はシルクロード周辺を訪れた日本人観光客27万人にも及んでいる恐れがあり、高田教授は警鐘を鳴らしている。 高田教授は、1日発売の「正論」6月号に「中国共産党が放置するシルクロード核ハザードの恐怖」と題した論文を掲載した。2002年8月以降、中国の核実験に伴う影響を調査した高田教授によると、中国の核実験は1996年までに爆発回数で46回。爆発威力や放射線量、気象データや人口密度などをもとに被害を推定した。 爆発では楼蘭遺跡の近くで実施された3回のメガトン級の核爆発で高エネルギーのガンマ線やベータ線、アルファ線などを放射する「核の砂」が大量に発生した。上空に舞い、風下に流れた「核の砂」は東京都の136倍に相当する広範囲に降り、その影響で周辺に居住するウイグル人らの急性死亡は19万人にのぼる。甚大な健康被害を伴う急性症は129万人のうち、死産や奇形などの胎児への影響が3万5000人以上、白血病が3700人以上、甲状腺がんは1万3000人以上に達するという。 中国の核実験は、核防護策がずさんで、被災したウイグル人に対する十分な医療的なケアも施されておらず、129万人のうち多くが死亡したとみられる。 広島に投下された原爆被害の4倍を超える規模という。高田教授は「他の地域でこれまで起きた核災害の研究結果と現実の被害はほぼ合致している。今回もほぼ実態を反映していると考えており、人道的にもこれほどひどい例はない。中国政府の情報の隠蔽(いんぺい)も加え国家犯罪にほかならない」と批判している。 また1964年から1996年までの間に、シルクロードを訪問した日本人27万人の中には核爆発地点のごく近くや「核の砂」の汚染地域に足を踏み入れた恐れがあり、影響調査が必要と指摘している。(夕刊フジ 2009/05/01) ↑ あああああああ・・・・うちの母親も被曝したかも・・・旅行でシルクロード行ったからなぁ
2011.04.10
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「ウイグルの原爆被害を知ってもらいたい」 広島と長崎の原爆忌に合わせて来日中のウイグル出身の外科医アニワル・トフティ氏が7日夜、北京五輪の開幕に先立ち都内で講演し、中国の核実験による汚染の実態を説明した。 アニワル氏は、中国の核実験場があった新疆ウイグル自治区で、大脳未発達児が数多く生まれ、がんの発生率も高いことなどを指摘。「原爆の悲惨さを一番知っている日本人に、原爆の被害に苦しむウイグル人が大勢いることを知ってもらいたい」と訴えた。また「ウイグル人の生命や財産の犠牲の上に、北京五輪が開催される」と述べ、中国によるウイグル人への人権弾圧を批判した。 アニワル氏は98年、英国テレビ局の番組で、中国に核実験による後遺症の実態を世界に向けて告発し、英国に亡命している。(産経新聞 2008/08/07) 中国核実験 96年まで46回実施か 住民19万人が死亡と推定 隣国カザフの調査 日本人科学者が分析 東アジアでは北朝鮮の核兵器開発が国際社会から問題視されているが、中国は既に1950年代半ばから核兵器開発にまい進してきた。少数民族が居住する新疆ウイグル自治区で行った核実験は40回以上に及ぶ。これらの実験による死の灰の影響で、死亡した周辺住民は延べ19万人と推定されるという。しかし中国政府は実験データはもちろん、実施の事実すら公表していない。核汚染や周辺住民への被害はこれまで闇の中だったが、その実態が日本人科学者の手によって初めて明らかになりつつある。(外報部・浅井正智) 旧ソ連が監視データを入手 「旧ソ連時代、中国の核実験による放射線の影響は、(新疆ウイグル自治区の)ロプノル核実験場から北西に約1000キロ離れた隣国カザフスタンで監視されていた。そのデータを2001年に入手したことは、中国の核実験の実態を追跡する上で大きな意味があった」 原発事故のチェルノブイリや臨界事故の東海村をはじめ、世界各地の放射線被害の現地調査を手掛けてきた札幌医科大学の高田純教授(放射線防護学)は、札幌市内の研究室でこう語り始めた。 中国は実験現場を公開していないが、どう調査したのか。用いたのは、旧ソ連が監視していた中国の実験の核爆発威力や爆発高度、風向き、さらに風下のカザフスタン東部マカンチに実験直後に降り積もった核分裂生成物の分析から、新疆ウイグル自治区の被害を推定するという手法。現地調査をせずに核汚染を科学的に分析するこの方法を適用することで、中国が隠し続けてきた核実験災害の実態解明に突破口を開いた。 中国が同自治区で行った核実験は、1964年か96年まで延べ46回とみられ、「これらの実験のために致死レベルの放射線を浴び、死亡した住民は19万人と推定される」と高田教授は具体的な数字を挙げた。劣悪な医療環境などから、その約4倍の75万人が死亡したとする説もあるという。 死に至らなくとも、白血病やその他のがんの発生、胎児への影響が高まる地域には129万人がいたとみられる。核実験はもう10年以上行われていないものの、「住民の健康被害は続いており、まさに現在の問題」にほかならない。 実験地点はシルクロードの要衝として栄え、日本人が好んで観光に訪れる楼蘭に近い。「地下核実験で地下水が汚染されている恐れがあり、飲むのは避けるべきだ」と警告する。 メガトン級の地表爆発3回 46回の実験のうち、広島や長崎の原爆より格段に規模が大きいメガトン級の地表核爆発は67年、73年、76年の3回。核爆発は爆発点により、空中、地表、地下に分類されるが、地表爆発は核汚染された土壌の粉じんを巻き上げ、周辺および風下に大きな放射線災害をもたらす。 高田教授によると、メガトン級の地表核爆発は米国も旧ソ連も内陸では行っていない。中国はそれを3回強行した。インターネットの動画サイト「ユーチューブ」では中国の核実験の映像が見られるが、防護服などを着ていない人々が巨大なきのこ雲に向かって万歳する姿が映し出されており、安全面の対策を講じないまま実験を行った可能性が極めて高い。 ただ中国当局は1つの重要な“配慮”をしたとみられる。67年と73年のメガトン級地表核爆発は同じ6月に行われ、当時の気象記録からカザフスタン方向に風が吹いていたことが分かっている。「毛沢東ら共産党指導者のいる北京に『核の砂』が飛んでいかない季節を選ぶという最大限の配慮をしたはずだ」と高田教授は皮肉を込めた。 残る1回のメガトン級爆発時(76年11月)の気象データは、今のところ判明していない。11月という季節から、核の砂は北風によって南に隣接するチベット自治区に運ばれた可能性が考えられるが、解明は今後の研究に委ねられている。 少数民族地区 安全対策なく 高田教授は研究成果をまとめ、北京五輪に合わせて今年、著書「中国の核実験」(医療科学社)を出版した。先月下旬、アルゼンチンで開かれた国際放射線防護学会で、また今月19日には北九州市で開催の日本放射線影響学会でも「中国の核実験災害と線量評価」と題し報告を行った。 これまで謎に包まれていた中国の核実験の実態から見えてくるものは、「主にウイグル人が居住している場所で、安全面の対策も立てず、国家によって犯罪的実験を行った」(高田教授)というおぞましい現実だ。 3回のメガトン級爆発は、すべて文化大革命(66-76年)という未曾有の大混乱の間に行われている。中国共産党は81年、新中国成立以来の歴史を総括する「歴史決議」で、その文革を「過ち」と公式に認めた。 「ならば」と高田教授は強調する。 「文革の熱狂の中で行われた危険な核実験の過ちも認め、データを開示し、被災者の補償をすべきだ。それをしない限り、中国は決して国際社会から信頼される国家にはなれない」? 通常兵力後回し、「核」に重点 中国の核兵器開発のスタートは1955年ごろにさかのぼる。54年に日本で自衛隊が発足したのとほぼ同時期、当時の中国指導者、毛沢東は早くも核武装を決意していたことになる。国民経済は疲弊していたが、「毛沢東は核兵器が米国と渡り合うために必要な政治兵器だと明確に認識していた」と中国軍事専門家、平松茂雄氏は話す。 最初の核実験は64年。約10年で核兵器開発を成し遂げた。80年には米国に到達する大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験にも成功し、対米核抑止力を初めて獲得する。米英仏などが通常戦力を整備した上で核兵器開発に移行したのとは異なり、中国は通常兵力を後回しにし、いきなり核兵器に重点を移したところに特徴がある。 中国が核武装する究極的な目標は「台湾有事の際に米軍の介入を思いとどまらせることに置かれている」(平松氏)。中国は近年、軍事技術と密接にかかわる宇宙開発を精力的に進めており、ミサイル技術も着々と進化しているとみられる。 中国の核弾道ミサイル数十発は日本に照準を合わせているとされ、「北朝鮮より中国の核兵器の方が日本の安全保障にとってはるかに脅威だ」と平松氏は指摘している。(東京新聞 2008/11/21)
2011.04.10
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原発事故に関する報道では、嘘ばかりの気休めの言葉ばかりが耳につく。そんなはずはないだろう・・・・、実はもっと深刻な事態になっているのではないだろうか?と、私は思っていた。つい先ほど、こういうニュースが3月17日に報道されていたことを知った。25年前に原発の危険性を指摘していた広瀬隆氏のインタビューだ。広瀬氏は、私が思っていた通りの事を言っていた。私がマスコミの報道に対してずっと疑問だったことが、広瀬氏の言葉で確信に変わった。やはり事態は深刻だ。気休めの言葉で国民を騙して、国はこの先いったい何をどうしようというのだろうか?気休めでもいいから、とにかく安心が欲しいという人は、これを見ない方が良いかもしれません。 ↓広瀬隆氏インタビュー
2011.04.05
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勢いよく流出、海面に泡=高濃度汚染水-福島第1原発正直いって、今後、東日本の太平洋沿岸地域で獲れた魚介類は危険です 10年後や20年後には寿命がくる世代は、どんどん食べてかまわないでしょう。 でも、これから子どもを産む可能性のある人や若い世代、特に小さな子どもは食べない方がいいと思います。 漁業関係者の皆さんにはお気の毒ですが、魚を獲るのはやめて欲しい。 危険な食べ物を市場に出回らせないで欲しい。 その分の補償は、きっちり国と東電に請求しましょう。 25年前に世界最大級の原発事故があったチェルノブイリでは、汚染された土地で採れた野菜や牛乳を飲んだ子ども達が10年20年後にガンで多数死んでいます。放射能汚染地域の発ガン率は、他の地域に比べると今でも異常に高いそうです。 それが10年後20年後の日本の未来かもしれません 大人たちにできること、それはせめて子どもの未来だけは守ってあげることです。 国や東電のいう「安全」は信じない方がよいです。 今、何ができるかを、一人ひとりがよく考えていくことです。 他人任せの安全なんて、この世には存在しません。 安全は、自分の力で勝ち取らなくてはならないんです。 闘え!大人たち!! もっと怒れよ、日本人!!
2011.04.04
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20数年前、日本が原発を推進する時に、反対意見を述べる人たちに対し、推進派はこのように言ってたことを思い出す。 「日本の原発は、高度な技術と科学力によって作られているので、チェルノブイリのような事故は起こらないと、99.9%言える・・・・」 TVの討論会でこのように豪語していたはずだ。 「高度な技術力と科学力で、幾重にも防御策が講じられている日本の原発は、万が一事故があっても最小限の被害に留めることができる」 おそらく日本国民の多くが、この言葉を信じて、原発を容認してきたのでしょう。 しかし、約10年前の東海原発では、素晴らしいはずの技術力の甲斐も無く、単純な人為的ミスによって放射能がもれ出す事故が起きた。 そして今回は福島で、素晴らしい科学力を誇るはずの原発が、地震と津波でいとも簡単に崩壊の危機に陥った。 しかも、危機回避のためにやったことは、水をかけて冷やす・・・という驚くほど原始的なこと。 科学力を誇るはずの原発で、事故があったら冷やすことしかできないとは・・・。 そして今回は樹脂で固めるとか・・・。 なんだそれ、子どもの工作ですか?原発には日本最高の技術と科学が総動員されているんじゃなかったんですか? 私、もっと高度な技術力と科学力で、防衛措置が取られるのかと思っていましたわ。 ホント笑えるわ・・・・ 騙されていたわね・・・・・・今さら遅いけど。 そして今もまだ、放射性物質が私達の上空に漂っている。 海にも放射性物質が毎日垂れ流されている。 そのうち、日本近海で獲れた魚は危なくて、食べられなくなるのかも・・・? それでも、政府は「ただちに健康には影響ありません」と言い続けるのだろう。 10年後に気付いてももう遅い・・・・世界中が日本製品の輸入を敬遠し始めている。日本の物すべてが放射能に汚染されている!世界の国々ではそう恐れている・・・・無理も無い。私だって、放射能があふれている国の物なんて、絶対買わないし・・・・。すべての元凶は原発だ。たかが電気のために、日本は滅びるのか・・・・?笑えない、悪夢・・・・・
2011.04.01
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////////////原発宣言//////////// 原発は絶対安全・・・安全ですよ・・・・安全かもしれない・・・いや、ちっと覚悟はしておけ~ 忘れて~くれるな~、原発事故も治められないない会社が~~日本を~守れるはずなどないってことを~~ ・・・・・・・・これホント?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ↓ 東京電力福島第1原発の高濃度放射能漏れ・爆発事故で、東電側が14日夜、同原発の職員全員を退去させる方針を政府に打診していたことが分かった。 政府当局者は14日夜の東電側の打診について「全員を撤退させたいということだった」と明言した。 一方、東電側も首相への不満がくすぶる。 東電によると、同原発では協力会社と合わせ計4000~5000人が働いているが、現在、現地に残っているのは約300人。 発電所の制御や復旧などの作業にあたっている。 東電関係者によると、15日早朝に首相が東電本店を訪れた際、事故対応に追われる社員が会議室に集まったが、 首相は「こんなに大勢が同じ場所にいて危機管理ができるのか」と非難した。 東電関係者は「『撤退は許さない』というのは『被ばくして死ぬまでやれ』と言っているようなもの」と漏らした。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110318-00000015-mai-soci 831 :名無しさん@涙目です。(東京都):2011/03/18(金) 09:50:55.45 ID:RJMBIJaG0 東電伝説まとめ ・3年前に地震に備えろと言われたけど無視してたら案の定ダメでした ・9ヶ月前に非常設備がボロだったの気づいてましたけどメンテめんどくさいので放っておきました ・非常用設備だけど外に普通に置いてたので津波に流されました ・急遽代替の発動機を取り寄せたんですが、確認不足でプラグが合わず、使えませんでした ・東電の株価に影響がでると思ったのでアメリカやIAEAには大丈夫と言ってしまいました ・1号機が爆発したことで水素爆発が他の機にも起こりうることは分かっていましたが なにかするのは面倒なので放っておいたら3号機の爆発でポンプ機が4台いっちゃいました ・ポンプ機の見張り番を一人に任せていましたが、彼がパトロールに行ってる間にポンプ機の 燃料が尽きてしまい、2号機の水位が0になって、最終的には爆発しました ・面倒なので電車込みて停電実施してたけど、官僚に怒られたので仕方なくやりました ・作業は下請けに任せて東電社員は全員県外に避難しました ・現場の人足りなくなりそうだからバイト募集しました ・計画停電で被災地かどうかは考慮しませんでした ・以前にも外部電源やディーゼル発電機が作動せずに電源喪失し、 今回の一歩手前の事故を起こしていたけど隠蔽しときました ・官邸から早期海水注入要請があったのですが廃炉を嫌だったんで無視しました ・水素爆発発生したから自衛隊と米軍に押し付けて逃げようとしました ・反原発団体や共産党が津波で機器冷却海水の取水が出来なくなる危険性を指摘してたけど無視しました 以上 ソースはこちらです。どうぞ召し上がれ ↓ ハムスター速報
2011.03.24
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義援金・寄付できるサイトのまとめ様々な方法で、義援金が送れます。貯めた楽天ポイントやTポイント、マイレージでも寄付ができるそうです!こういうのを利用して、気軽に、手軽に、どんどん義援金を送りたいものです。
2011.03.23
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福島原発の事故で、放射能が撒き散らされ、福島県とその近県では牛乳や農産物の一部が出荷停止になった。それでなくても、原発事故のせいで今世界中で日本の農産物の輸入を敬遠する国が増えている。こんな状況の中では、TPP参加など絶対あり得ない。もし参加するなら、日本の農業は死刑宣告同然だ。自動車業界も、TPP参加は諦めるべき。
2011.03.21
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http://www.jca.apc.org/mihama/rosai/elmundo030608.htm日本の原発奴隷「日本の原発奴隷」というタイトルで書かれたこのレポートは、世界の経済大国ニッポンの裏側を暴露しています。 基準値以上の放射線を浴びて原発の中で危険な現場作業に従事しているのは、いつ死んでも誰も気にも留めないホームレスのような人々だったと・・・。 私達の知らないところで、こんな実態があったとは・・・・。 地獄に堕ちるべきは、こういうことを平気でやってきた人達でしょう。 いったい誰が指示していたのか?
2011.03.20
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原発がどんなものか知っていますか? ↑ 原発の現場で働いていた方が書いた文章です。 著者の平井憲夫さんは、20年原発の現場で働き、ガンになって1997年に亡くなったそうです。 今回の福島原発の大事故を予言しているかのような、彼の残した遺言の書を真摯に受け止めたいと思います。 これを機会に、原発廃止に向けて国が動いていくことを求めたいと思います。 原発に未来は無い!!民主党でも自民党でも社民党でも共産党でも構わないから、私は原発廃止に力を注いでくれる人に、次の選挙で投票します。
2011.03.20
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http://diamond.jp/articles/-/11514広瀬隆さんのブログへ広瀬隆さんのブログより転載破局は避けられるか――福島原発事故の真相ジャーナリスト 広瀬隆 1234 2011年3月11日、東北地方三陸沖地震が起こって、福島第一原発1号機で格納容器内の圧力が異常に上昇し、そのあと建屋が爆発。続いて3号機も同じく爆発。さらに2号機は、格納容器内にあるサプレッションプール(圧力抑制室)が破損した。破損が進めば絶望的な破局に向かう。これと並行して、日本人の頭の上に大量の放射能放出を始めた。一体、何が起こったのか。「想定外」の言葉を濫用する電力会社とマスメディアの異常 津波そのものによる天災は、避けることができない。これは日本の宿命である。しかしこの悲惨な原発事故は人災である。それを起こした責任者は、電力会社だけではなく、これまで何もこの事態を警告をしなかったテレビと、テレビに出てデタラメを解説している専門家と呼ばれる大学教授たちである。 2011年3月11日14時46分頃、北緯38.0度、東経142.9度の三陸沖、牡鹿半島東南東130km付近、震源深さ24kmで、マグニチュード9.0の巨大地震が発生した。マグニチュードが当初8.4→次に8.8→最後に9.0に修正されてきたことが、疑わしい。原発事故が進んだために、「史上最大の地震」にしなければならない人間たちが数値を引き上げたのだと思う。これは四川大地震の時に中国政府のとった態度と同じである。 地震による揺れは、宮城県栗原市築館(つきだて)で2933ガルを観測し、重力加速度の3倍である。しかし2008年の岩手・宮城内陸地震では、マグニチュード7.2で、岩手県一関市内の観測地点で上下動3866ガルを記録している。今回より大きい。 NHKなどは「1000年に1度の巨大地震」と強調するが、この東北地方三陸沖地震の実害と、原発震災を起こした原因は、津波であった。では、津波の脅威は、誰にも予測できなかったものなのか。日本の沿岸地震では、ほんの100年前ほどの1896年(明治29年)の明治三陸地震津波で、岩手県沿岸の綾里(りょうり)では38.2m、吉浜(よしはま)24.4m、田老(たろう)14.6mの津波高さが記録されている。「想定外」の言葉を安っぽく濫用するなとマスメディアに言いたい。被害が出たあとに、被害を解析してくれても困る。事故後に、「想定できなかった」ということは、専門家ではない、ということだ。すべて私のごとき人間に想定でき、昨年8月に発刊した『原子炉時限爆弾』(ダイヤモンド社刊)に書いたことばかりが起こったのである。電力会社が「故意に想定しなかった」だけであり、想定しなかったその責任は、被曝者に対してきわめて重大である。
2011.03.16
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25年前に指摘されていた通りのことが、今、現実の事となっている。チェルノブイリで悲惨な事故が起こったというのに、日本政府と電力会社は結託して原発を日本中に建設し始めた。それは今から25年前のことだ。当時、ジャーナリストの広瀬隆さんが「危険な話」という著書で、原発の危険性を告発した。それに賛同した多くの人々が原発反対運動を繰り広げた。地震の多い日本で原発を推進することは自殺行為だ、との指摘は黙殺され、推進派の専門家と称する学者どもは、「日本の原発施設には二重三重の完璧な安全システムがあり、たとえ関東大震災クラスの地震があっても大丈夫!」と胸を張って答えていたのを私は覚えている。そいつの名前は忘れたが、当時TVで放送された原発論議番組があって、その発言の内容や発言者がすべて記録された本が出ているはずだ。そこに推進派の発言と名前が書いてある。今回の地震は彼らが想定した以上の大地震だろうが、自然災害に想定などという甘い見通しはたつはずも無い。政府や電力会社の先頭に立って原発を推進してきた犯罪者達を今こそ糾弾すべきだ!これだけ大きな被害を出し、しかもまだ収まる気配は無い。これから先、もっと大きな爆発が起こり、日本中に放射能が撒き散らされることになるかもしれない。そうなったら、いったい誰が責任を取るのか?私は、25年前に原発を推し進めた人々を引っ張り出してきて、責任を取ってもらいたいと思う。お前らの私財で、すべての被害者に賠償金を払え!放射能を浴びた人が、将来ガンにかかったら、治療費と賠償金を払え!当時の本を見つけて、犯罪者の名前をネットに晒してやろうと思います。ちなみにその本のタイトルは「朝まで議論!原発是か非か!?」こんな感じのタイトルだったように思います。多少違っているかもしれませんが。出版元はテレビ朝日だったかな? ちょっとうろ覚えですが、TV局で編集出版していたと思います。どなたか知りませんか?出版されたのは約25年前です。
2011.03.16
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一昨日からタイに来ています。昨日から歴史遺産の町スコータイに来ていて、今日は一日遺跡巡りをしてきました。微笑みの国といわれるタイですが、スコータイの仏像の優美な表情がその起源なのではないかと思わせるような、不思議な優しさと優雅さを併せ持つ顔でした。身体つきもなよやかで女性的な感じ。日本の仏像とは全然違う雰囲気です。タイの人の美意識なのでしょうか?それにしてもタイの仏像はなぜ頭が尖がっているんでしょうね?約2週間、タイのあちこちを歩き回る予定です。今日は、スコータイの中心街のゲストハウス(安宿)に泊まっています。一戸建てのバンガローで、まずまずの住み心地です。庭にはバナナ、プルメリア、フェニックス、ブーゲンビリアなどの草木が生えていて、南国ムード満開です。素泊まり400バーツはちょっと高い気もしますが、日本語インターネットが無料で出来るのが良いです。夜は暇なので、せいぜいネットやろうと思います。ま、2台しかないパソコンが空いていればの話ですが。明後日はアユタヤに行きます。今日、アユタヤ行きのバスのチケットを買ってきました。ファーストクラスで約1000円です。きっと快適なんでしょうね。6時間も乗るので、ファーストクラスにしました。それでも飛行機よりははるかに安いです。電車のほうが安いんですが、下手したら硬い木の座席で6時間の苦行になるかもしれないので(笑)、やっぱりバスにしました。
2011.02.26
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2月24日から2週間、タイに行ってきます。 今回の旅はツアーではなく、航空券を買って現地のホテルなども自分で予約したセルフブッキングの旅です。 航空券はHISの格安チケットで39000円。サーチャージやら現地での税、空港使用料などを入れると59630円なり。 現地で移動する際のタイ国内航空券やホテルもネットで簡単に予約できました。 今は本当に便利な時代ですね~。 ネットの威力を思い知りました。 ネットでホテル探しや列車やバスなどの情報収集をやっていると、心はもうすでにタイに飛んでしまいます。 旅のシュミレーションの段階でもうすでに旅の半分が終わった気分です。 ツアーもラクでいいけど、自分で調べて予約をするのもなかなか楽しいです。 しかし、飛行機が現地に到着する時間が深夜になるので、到着日に泊まるホテルに送迎を頼まなくてはならなくなり、予約会社(テレビで宣伝しているホテルズドットコム)に連絡すると「ご自身で英語のメールで依頼してください」と言われてしまいました。「英語できないんです」というと、「依頼文書の雛形を送ります」ということで、送ってもらった雛形の文書に自分の名前や便名、到着時間などを記入してホテルに送ると、英文の返信が届きました 辞書を片手に何とか解読し(笑)、とりあえず空港での待ち合わせ場所を確認できました。 今回の旅の一番の目的は、フォスタープランで支援してきたタイの村への訪問です。 その村はタイの東北地方にあり、今カンボジアと紛争の火種になっている世界遺産ブレアビヒアの近くです。 近くと言っても100キロは離れているので、まあ大丈夫だろうと思います。 旅の日程は、最初は1週間から10日くらいと思っていたんですが・・・。 航空券をとる段階で、2月24日に出発したら帰りの便は3月10日しかないと言われ(それ以外だと4月まで日本に帰れない)、結局2週間の旅ということになったのです。 せっかく2週間もあるのだからと、歴史遺産で知られるスコータイまで行こうと思い、スコータイ行きの飛行機も予約することにしました。 HISに問い合わせると、スコータイまで行く飛行機はタイの民間航空なので、HISでは取り扱っていないということでした。 そこでネットで検索して、タイの現地旅行会社をとおして民間航空会社の飛行機を予約しました。 タイに詳しい友人に聞いたら、プロペラ機だそうです 大丈夫か、おいって感じですが、まあ、無事に生きて帰ってこられたら、またお会いしましょう(笑)中年バックパッカーを目指している私ですが、いろいろ考えて安全第一ということで、今回の旅は基本的に中級ホテル宿泊が中心です。 セキュリティーの怪しいゲストハウスには、基本的には泊まりません。(が、地方都市では泊まるかも?) それでも、1泊2千円前後でそこそこのホテルに泊まれますので日本人から見たら格安旅行ですね。13泊分のホテル代合わせてもおそらく2万円くらいで収まると思われます。 旅費は、飛行機代、現地での移動交通費、ホテル代、食費など全部で10万円ちょっとくらいあれば足りてしまうと思います。 スコータイ→アユタヤ→シーサケート→ナコンラチャシーマ→バンコクなどを廻ります。 それではあと1週間後ですが、行ってきま~~~す。現地でもし、ネットカフェでアクセスできたら、またタイから更新するかも。
2011.02.17
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是非の議論には、ぜひとも実際の被害者のご意見を生かして欲しいです。 それと、男たちの意見ではなく、女性たちの意見を優先してください。 GPSによって、加害者の情報が分かることで、再犯が防げるならこれ以上何を議論する必要があるのでしょうか。 性犯罪の加害者の人権より、被害者の人権を優先することは当然です。 加害者の人権うんぬん言ってる人は偽善者です。 被害者の苦しみを考えたことがあるのでしょうか? 以前に何かの講演会で、他の犯罪に比べて性犯罪は再犯率が高いという報告を聞いたことがあります。 ここで、きちんと歯止めをしておかなければ、将来において新たな被害者が生まれる可能性があります。 将来の被害者の人権を守るために、加害者の人権が制限されることは仕方ないでしょう。 性犯罪事件において、被害者には選択の余地がなかったのに、加害者は自らの意志で行なったのですから、その責任は全面的に加害者側にあります。 携帯を持たせるなんて甘いこと言ってないで、アメリカみたいに体に埋め込んで欲しいですね。 そうすれば、一生悪いことはできないと観念する可能性が高くなり、再犯率が激減すると思います。 性犯罪者は、自分の性欲を抑えられない病的な素因があり、これを抑えるためには、性欲を失わせるための薬物を投与するか、●●●を切除するしか方法が無いんじゃないですか? それはあまりにも残酷というのなら、せめてGPSを埋め込んでくださいよ 彼らを野放しにしておく方が、女性にとっては何100倍も残酷なんですから。
2011.01.23
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注目の米中会談・・・・・中国がアメリカから多額の輸入をするってことで話がまとまったらしい。オバマさんはとりあえず人権問題を問いかけてみたが、ほとんど相手にされず・・・・上客になってくれた中国には強く言えないですもんね。。。。お客様は神様だ今や、世界中で、中国にモノが言える国は皆無ですね。。。。。目出度し目出度し
2011.01.20
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人間って誰でもそうかもしれませんが、自分の親の言うことは聴けないけど、よその大人の言うことだと、意外に素直に聴けるものなんですよね。 この連休中、娘の大学の友達が我が家で居候しながら卒論に取り組んでいました。(家に居ると勉強する気が起こらないとかで・・・) この子、とっても良いおうちのお嬢様なんです。 いわゆる箱入りってやつです。 結構厳しく躾けられてきたそうですが、大学に入ってそのタガが外れて、一気に自由奔放モードに変身してしまい、大学2年以降は家にはろくに帰らず、友人の家を泊まり歩いたり、ネットカフェに泊まったり、大学に泊り込んだりして過ごすようになりました。 まるで、これまでの親の呪縛を振り払うかのような生き方を始めたんです。 こういうタイプの子は、昔の大学生には多かったですが、今は少なくなっているように思います。 それで見所がある子だなと思って、この3日間、この子とじっくりいろいろな話をしました。(酒を酌み交わしながら・笑) 数日前にやっと就職も決まり、あとは卒論を仕上げるだけになっているんですが、どうも気持ちがイマイチ盛り上がってなさそうでした。 大学で勉強してきたことが、どうも自分のやりたいこととは違っていたらしいです。 それで今朝、朝ご飯を一緒に食べながら、 「本当にやりたい事を見つけることはとても大切だけど、それはすぐには見つからないかもしれない。でも、いま自分がやらなければならないことを一生懸命やらなければ、何も見つけられないよ。自分ではつまらないと思っていたことの中にも、もしかしたら宝物が埋まっているかもしれないよ」 などという話をしました。 彼女は真剣な眼で話を聴いて、「何かやる気が出てきた!」と言って大学に出かけて行きました。 こういう話は、自分の親から言われたら「な~に言ってんだ~」くらいにしか聴けないけれど、他人から言われると、結構聴けるんですよね。 昔は、よその子を叱るとか、周りの大人が皆で子育てをするというのが当たり前でしたが、今ではそういう事が少なくなり、子ども達も親との閉塞的な関係だけの中で成長するので、大人に脱皮する時に苦しむんだろうと思います。 悩んでウツになってしまう学生も多いと聞きますが、ほかの大人にカツを入れてもらえたら、意外に自分を取り戻せるかもしれません。 親が言う同じことでも、他人から言われる方が効くこともあるんですよね。 後でその子からメールが来て「宝探し行ってきま~~す」とありました 本当に若いっていいな~~~~
2011.01.11
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先日、TVで放送されていた「ノーベル平和賞記念コンサート」を録画で見ました。 良心の囚人、中国のリュウ・ギョウハ氏の、ノーベル平和賞受賞を祝うコンサートです。 本来なら、本人をステージに迎えて行なわれるはずでしたが、囚われの身であるリュウ氏は参加できませんでした。 コンサートには、ハービー・ハンコックを始め、ジャミロ・クワイ、バリー・マニロウなどの一流アーティストが出演し、平和や人権への思いを音楽に託しました。 ジョン・レノンやマイケル・ジャクソンのカバー曲も歌われました。 彼らがもし、この世にいたら、きっとこのコンサートに出演していたかもしれません。 2人とも、何よりも平和と愛を音楽に託して生きた人でした。 私は、「必要なのはたった一人の声」と歌うバリー・マニロウの曲が心に響きました。 政治的な話をすると、とてもギスギスときな臭い話になってしまうことでも、音楽に託すと本当に魂に響く、人類共通の言葉になるんですね。 司会者は最後に、「中国はいつかきっと何よりも人権を重んじる国に成長していくだろう」と語っていました。 今、中国の人権は暗黒時代ですが、闇はいつかきっと晴れる・・・、そう信じられるような気がしました。 リュウ氏は「自分が最後の犠牲者であって欲しい」と、語っていたそうです。 そして、彼は「誰も恨んではいない」と。 憎しみから平和は生まれない・・・・ 争いからは愛は生まれない・・・・・・・ このコンサートを見て、そんなふうに思えました。
2011.01.08
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韓国での中国船衝突事件で、中国船員が「自分たちが韓国艦艇に体当たりした」と白状したそうです。 最初のうちは、韓国に対し「損害を賠償しろ」と言ってた中国でしたが、韓国側が自国の正当性を主張し一歩も引かず、やがて中国船員が自分達の非を白状したら、中国政府は「今回の件は両国の政治問題にはしない」と折れてきたわけですよね。 これで、尖閣諸島の一件で、いかに日本政府の対応がお粗末だったかがよく分かった形です。 日本政府は、中国の出方を気にして及び腰の対応だったため、逆に中国駐在の邦人を拉致されたり、貿易で嫌がらせをされたりして、被害者が加害者に二次被害を受ける形になってしまいました。 今後は、韓国を見習って物事の道理をきっちり通すべきです。 もう日本は、韓国に完全に負けてますね。政治も経済も、オリンピックでも・・・。 国際社会においては、自国の主張をハッキリさせた方が有利だという事が、これでよく分かりました。 ま、北朝鮮のように異常なまでのおかしな自己主張はともかく、安易な妥協は墓穴を掘る・・・ってことですね。 事の次第をしっかり見極め、先を見通した対応が必要なんだと思います。 これは、国と国の関係だけではなく、人間関係にも言えそうな気がします。
2010.12.24
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最近、韓国の歴史ドラマ「イ・サン」にハマっているんですが、先日の放送のストーリーに感動しました。弱小の朝鮮王国(李王朝)は、日頃から隣国の清国(今の中国)と良好な関係を保つことに努力していました。ところが、ある事件で朝鮮国の法を犯した犯罪者を捕らえました。それが清国の人間だったことから、両国の関係が悪化し、あわや戦争・・・・寸前までいったのです。戦争になってしまえば弱小の朝鮮などひとたまりもありません。そこで朝鮮の王、イ・サンは一計を案じたのです。それは、朝鮮特産の朝鮮人参の貿易を、清国、朝鮮双方が利益を得られる形で売買できるように改善しようという提案でした。実は、清国がたかが犯罪者の扱いについてだけで強硬な態度に出たのには訳があったのです。清国では、皇帝が交替したことがきっかけで経済的に混乱し、政情が不安定になっており、国民の不満をそらすために戦争をしたかったのです。そうした事情をしった朝鮮の王は、戦争を避けるために清国の経済復興の手助けになる交易を提案し、清国の大使はその案におおいに感激し、危機一髪で戦争が避けられた、という話でした。小さな国であっても、トップに立つ人間が賢ければ、戦いを避け、強い隣国と平和に共存することができるんだ、と思いました。歴史ドラマですので、実際にあった話で、説得力がありました。この話、何だか、昨今の尖閣諸島の問題に似ていると思いませんか?でも、朝鮮の王はどんなに脅されても、犯罪者を清国に引き渡すことなく、自国の法律で裁くという主張を最後まで貫きましたよ。どこかの国の腰抜けの政治家とは大違い。ホントに日本のトップに立っている人間には智慧がないんだな・・・と悲しくなります。もっとスジを通せよ!!と思います。
2010.12.23
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今年のノーベル平和賞に選ばれたのが、中国の政治犯として服役中の民主化活動家だったことで、中国政府が大騒ぎ。その一連の言動が世界を呆れさせている。まさに、中国の常識は世界の非常識だ。経済大国へと成長してきた中国の中味は、未だ成熟しきらず幼稚な反応しかできない成長途上国であることを露呈した。今朝のテレビ朝日の「フロントライン」で、あるコメンテーターが中国をこう評していた。「中国は、経済はグローバルなのに、意識はローカルなまま」何しろやっていること、言っていることは北朝鮮と同じですから・・・・存在感を増すにつれ、危うさも目立ってきた中国。さすがに、このままではダメでしょう。中国人達が、反日や反ノーベル平和賞で盛り上がる洗脳されまくったお馬鹿な人間ばかりではないことを、ぜひ証明してほしいものです。国民の中から自発的に民主主義が芽生えていくことを願ってやみません。
2010.12.12
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今日、12月8日はジョン・レノンが天国に行った日です。 そしてまたこの日は、約2500年前にお釈迦様が悟りを開いた日でもあり、仏教徒はこの日に「成道会」を祝います。 成道会に、ジョン・レノンは亡くなった。。。。。 これは何か不思議な縁があるように思います。 ジョン・レノンは亡くなることで人々の心に永遠に生き続けることになりました。 生涯唱え続けた「愛と平和」が人類の記憶に刻まれたのです。 そして一方、お釈迦様が願われたのは「人類の救い」です。 ちょっとこじつけて言えば、「人類の救い」は「愛と平和」によって実現するのかもしれません。 「愛と平和」はどうすれば実現するのか・・・? ジョンは約40年前にその答えを示してくれました。 それは、自分の隣に居る人を愛することです・・・・・・ さらに言えば、自分の隣の国を愛することです。 隣同士で憎み合う世の中は、もうお終いにしたいものです。 北朝鮮と韓国、イスラエルとパレスチナ、中国とチベット、キリスト教とイスラム教・・・・・・みんな仲良くしてください。
2010.12.08
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尖閣ビデオ流出・・・・ 今日のTVは、朝からこの話題でもちきりでした。 いったい誰が投稿したのかとか、責任の所在などの論議ばかりで、私にはどうも問題の本質がズレテいるように思えてなりません。 なぜ流出したのか??? それは「ネット社会では皆が見たい物は絶対に出てくる」のが当たり前ということです。 「王様の耳はロバの耳」という童話がありますが、人の口には戸は立てられない・・・・それがネット社会の原則ですよ。 今さら機密問題を論じているのは時代に遅れた人間の思考です。 慌てふためく政府や官僚の人間が馬鹿に見えます(笑) 今後は、「重要機密はいくら隠しても流出する」ことを前提にものを考えたほうが利口ですね。 流出を止められないことを前提にいろんな戦術を考えて戦うのが、これからの賢い国家運営でしょう。 不利なカードを持ちながらも、あくまで自己を正当化して図々しい屁理屈で相手を責めてくる中国や北朝鮮の方がよっぽど肝が据わってる。 日本ももっと図々しくなった方が良い。 でも、あれらの国のように下種になる必要は無いけどね(笑) それから、何で政府はあの映像を非公開にしてきたのか意味が分かりません。いったいどういう戦略の元に映像を隠し続けたのでしょうか? 単に中国に気を遣っただけ? そうだとしたらまるで逆効果でしたね。 中国人達がますます図に乗って騒ぎ立てただけでした。 そして、日本人はフラストレーションを溜め込んだ。 ・・・その結果がビデオ流出。。。。当然の流れです。 しかし、あのビデオを見ても「責任はあくまで日本」という屁理屈を覆さない中国はアッパレですな(笑) ブレないところが素晴らしい。 ニッポンのお馬鹿な政治家達は、中国の厚かましさを見習え
2010.11.05
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・・・だそうです。。。。 沖縄の方々はさぞかし、中国の反日デモに感謝しているんでしょうね。このままいけば、沖縄は中国共産党によって解放され、晴れて中国の沖縄自治区になることができます。 そして、チベットのように自由で幸福な自治区になることができますね。そのためには、一刻も早く邪魔な米軍基地を沖縄から追い出さなければなりませんよね。中国が沖縄に近付けないのは、こわ~~い米軍基地があるからですものね!早く、沖縄から米軍基地を排除して、中国軍を上陸させましょう! 早く、沖縄を中国に解放してもらいましょう! ・・・・・そして、沖縄の次は九州ですね・・・・・ お馬鹿なニッポン政府なんかに支配されるより、有能な中国共産党に支配されたほうが、ニッポン人にとっても幸せなのではないでしょうか? そのためにも、今から中国語を勉強しなければなりませんね。 近い将来の中国日本自治区では日本語は禁止されるかもしれませんしね。 中国語を話せない人は就職もできなくなりますからね。 と、こんな近未来を想像してしまいました・・・・?????????????????????????????????????????????????????????????????????中国は、尖閣諸島だけでなく、東南アジア方面でもベトナムやフィリピンなどの国と、海域の領有権を争っているようです。 あれだけ広い国土を持っているのにまだ欲しいのか・・・ どこまでも、欲の深い国ですよね。 日本は、政治的にリスクの高い中国に依存せず、もっと対日感情の良い東南アジアの国々との連携を深めていくべきでしょうね。 例えば、タイやベトナム、カンボジア、インドネシアなどの国々に、徐々にシフトしていくほうが、将来的にも安定した経済活動ができると思います。 何かあればすぐに反日デモで加熱するあの国は、リスク高すぎます。 日系企業を攻撃して、もしそれらの企業が中国から撤退することになれば、大量の雇用が失われ、結局は中国人民自身が高い代償を払うことになる、ということを理解できる人間は、中国には居ないのでしょうかね。 そんな事言ったら、即逮捕、刑務所行きですかね? それにしても、反日デモの参加者に逮捕者が1人も出ないのは不思議ですね。 ある意味、中国政府が裏で扇動しているからですかね? チベットではあれだけ逮捕者、処刑者がでたのにね・・・・ 施設などを壊された日系企業の損害は、誰が支払うのか・・・、気になります。
2010.10.23
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どうやら、報復措置として、中国政府は在中国の日本人4人を拉致したようです。 その日本人たちが軍事関連施設を撮影したとかで、下手すれば死刑になるらしいです。 ますます、北朝鮮とソックリなことやってますね。 恐ろしい国だわ・・・・・ そういえば、5年位前に中国に旅行で行った時に、一緒に行った人が天安門広場で写真を撮っいてたら、そこに立っていた軍人がフォーカスに入ったというだけで、カメラを奪われていました。 そのカメラはデジカメだったので、結局その写真だけを消去して解決しましたが、フィルムカメラだったら、せっかく写した旅の写真が全部オジャンになるところでした。 ホントに怖い国なので、皆さん中国に行くときは気をつけてください。 その時期にたまたま日中関係が悪化すれば、スパイ容疑で突然逮捕、なんてこともあるかもしれません。
2010.09.24
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ドラマ「北の国から」で知られる倉本聡さんの講演会に行って来ました。 倉本さんは、北海道の大自然の中で自給自足の生活をしながら演劇を学ぶ「富良野塾」を主宰してきた体験から、現代文明にどっぷり浸かる今の私達の「あたり前の日常」の異常性を、鋭く指摘しました。 自然との共生や現代文明の矛盾についてなど、とても難しいテーマでしたが、倉本さんのお話は、楽しくて分かりやすいものでした。 倉本さんの主宰していた富良野塾の若者達に、「生きるうえで欠かせないものは何だ?」と問うと、彼らはこう答えたそうです。 それは水と火です・・・・ そして、渋谷にたむろする若者たちに同じことを問うと、彼らはこう答えるそうです。 お金、ケータイ、テレビ、クルマ・・・・ 私達が「あたり前」と思って生きている日常・・・、それが実はおかしい事ではないか? というのが、倉本さんのお話でした。 「あたり前」の基準は時代と共に変わっていく。 私達はクルマやエアコン、パソコンなどをはじめ、便利な生活機器に囲まれて暮らしていて、それがあたり前だと思っているわけですが、それは本当にあたり前なのだろうか・・・? と、倉本さんは問いかけました。 富良野塾を始めてから北海道に移住して作家生活をおくっていた倉本さんは、当初は原稿を航空便で郵送していたといいます。 田舎のことですから、航空便で送るために、わざわざ往復数時間かけて車で空港まで原稿を持って行かなければならなかった。 ところがある時、FAXというモノが登場して、家に居ながらにして原稿を送れるようになった。 わざわざ車で遠い空港まで原稿を運ぶ必要がなくなったわけですが、そういう状況に何かが欠落してしまったと感じたそうです。 車で空港に向かう途中で出会うさまざまな風景・・・ 季節の移り変わりを感じながら、空港までの数時間の小さな旅。 それがどれだけ、自分の心にいろんなものを与えてくれていたかに気付いたといいます。 世の中便利になればなるほど、このように大切な何かが欠落していくのではないだろうか?と、倉本さんは語りました。 そしてもう一つ、印象に残ったお話。 人は森の価値を測るとき、お金で売れる木の幹しか見ていない。 でも、森の本当の価値は、木の幹ではなく、木の葉なんです。 木の葉は光合成をして空気をきれいにしてくれる。 また、森は水を吸収して蓄えてダムの役割も果たす。 でも、愚かな人間は森の本当の価値には眼もくれず、ただ売ってお金になる部分しか見ていない。 森がいくらCO2を吸収して、地球温暖化を防ぐ役割をしても、誰もそれに対してお金を払わない。森の所有者は収入を得るためには木を切って売るしかない。 だから、どんどん木が切られ、森が消えていく・・・・・ しかも、木の値段は驚くほど安いのだという。 50年生きた木がわずか数百円だとか・・・・ それが日本の林業の衰退を招いたのだ。 木をいくら手入れしてもたいしたお金にならないから、山は放置され荒れていく・・・ という倉本さんのお話でした。 本当に世の中どこかおかしいですね。 でも、多くの人はおかしいとは思っていない。 この日常を、あたり前と思って生きている。 人間が地球を壊している・・・・ 気付いていながらも、誰も何もできない。。。。 そう言えば今年は4月半ばだというのに、まるで冬のような寒さが続いています。 私は、倉本さんの最新作の冬将軍のお話と同じことが起こっているのではないか?と思いました。 そのストーリーはこうです。 「冬将軍」は北海道に毎年やってくる一羽の丹頂鶴です。 人間が自然を破壊したため、「冬将軍」は北の国に帰る力を失ってしまいました。 その冬将軍は北海道に留まり、人間に姿を変えてある町に現れました。 冬将軍が長く北海道に留まっているので、春になっても雪が解けず、いつまでも寒い冬が続く・・・・ そんなお話です。 まるで、今の私達の前に起こっている現実そのものではないでしょうか? 倉本さんのその作品はテレビで少し紹介されていたのを見ただけなので、最後はどういうふうに展開していくのか分りません。 自然が壊れていく・・・・ 最近、世界中のあちこちで頻繁に自然災害が起こっていますが、これが地球滅亡の前奏曲ではないことを祈りたい気持ちです・・・・
2010.04.17
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何だか中国政府の一方的な犯人でっち上げっぽいニオイがする・・・・最初は、「万全のチェック体制があり、工場内での混入はあり得ない」などと嘯いていた中国側が、どうして今頃急に犯人が見つかったとか言ってくるんだろう?中国側が、被害者はむしろ我々だ!、などとわめいていたことを、日本中の人が覚えていますよ。その時、それじゃあ、毒ギョーザを食わされた日本人が加害者とでも言うのだろうか???・・・・と日本人は小さい声でつぶやいていたんだけどね。今度はいったい何を企んで、犯人をでっち上げたんだろう?逮捕されたのは、貧しい農村出身の男。ああやっぱり・・・・・いったいいくらもらって犯人に成りすますことを承諾したんだろう?死刑にしたと見せかけて、こっそり釈放・・・・っていうことなんだろうけど。一説によると、中国政府は上海万博の前に、事件の決着をつけたかったらしい・・・ああそうですか。せいぜい頑張って、上海万博盛り上げなさい。日本にはこんなことわざがありますよ。奢る平家は久しからず中国共産党など、さっさと滅びてくれたら世界がもっと平和になると思うんだけど。。。。。。
2010.03.29
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世界フィギュア女子の試合結果が出ているにもかかわらず、ニッポンのテレビでは一向に報道がなくて、何だかおかしいですね・・・・ネットで生中継を見た人達が、「あの演技でフリートップの得点とはおかしい」とキムヨナの得点、そして銀メダルへの疑問が巻き起こっています。2回も転倒したのになぜあの点数?・・・ということです。私は、まだ映像を見ていないので何とも言えませんが、昨日テレビで見たキムヨナのショートの演技は、あまりにもダメダメで、あれでどうして60点もとれたんだろう???と疑問でした。オリンピックの得点も異常に高すぎたし、審査員に金が渡っているのではないか?という噂も、あながち嘘ではないような気がしてしまいました。オリンピックの覇者が世界フィギュア選手権でメダル圏外というのを避けたかったのでしょうか?今夜の放送で、とくとその演技を見ることにします。しかし、録画映像は改ざんされている可能性もあるといわれています。ショートでのヨナの得点が出た時に、会場からものすごいブーイングが巻き起こったと、ネット中継を見た人が言ってましたが、テレビの放送の時には、そのブーイングがカットされていたようです。何だか、日本も情報操作が盛んな国だということをいみじくも露呈した出来事です。中国を笑えませんね。似たもの国家ということで・・・・
2010.03.28
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