2004年07月13日
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 この本は作家村上龍さんがこの不況の時代に好奇心を対象別に分けて、その対象の先にあると思われる仕事・職業を紹介しようという目的で作ったそうです。
中には賛否両論ある人もいると思いますが私は好きです。
仕事は辛いものではなく充実感を持ちながらやりたいものです。
私も同感です。
できるだけ多くの子供たちに、自分に向いた仕事、自分にぴったりの仕事をみつけてほしいとの作者の思いが込められております。
私もこんな作家になれたらなとひそかに思いを抱いております。

さて、本日はこの本の中身を少しだけご紹介しようと思います。
まずこの本にはカテゴリごとに職業が別れて紹介されてあって、自然やアート、スポーツや旅、社会関係から何も目的がない人の為になど色々参考になります。
そこには職業だけではなく資格やフリーターに対する作者の考えが語られております。

これはいわゆる仕事と仕事の間につなぎでやっているアルバイトのことを指します。
かくいう私も就職活動に失敗してこの「つなぎのバイト」時期がかつてありました。

私は学生時代からそのバイトを行っていたのですがそこのアルバイト先には学生も働いておりました。
その中の多くは有名国立大学や有名私大等の学生ばかりでした。
やりたい事をするためにお金を貯めている、学費の足しにしている、こづかい稼ぎ、就職活動の資金繰りなどみんなそれぞれ色々な理由があって働いておりました。
中には留年した者、資格試験勉強中の者、起業準備中の者などもいて若い人ばかりでした。

本では200万人以上いるフリーターのほとんどが「つなぎのバイト」であって雇用する側とされる側の結びつきが弱く立場が非常に弱く他の分野でも生きていけるという知識やスキルを習得するチャンスがほとんどなく安い賃金でこき使われるというものだ。
つまり自分の人生の可能性を切り売りしていると語られています。
私も実際やっていると目の前の賃金に目を奪われ将来を見失っていく自分がいる事にきづかなかった。
どうせ正社員になった所で多大なサービス残業を強いられて、ストレスと過労で辞めてしまうだろうとも考えていた。
しかし本の結論に語られていた言葉で私は目がさめた。


もう既にみなさんも感じているでしょうがこの御時世大きな会社に入れば一生安泰という時代は終わりつつある。
そして新しい企業は能力主義・成果主義をとっている。
学生は就職活動を早めに行う傾向にある。
その為に今まで遊びほうけていた学生が突然スーツを着たり会社訪問をしたり業界本を読み漁る。
その中で内定をもらえる者、もらえない者がいて内定をもらえない者は焦ってしまう。


そしてみな就職できないからと資格試験やスキルアップにいそしむ。
その中で精神的に弱い人は活動を諦めてバイトに走ったりニート(親から離れず無職でいる状態)になってしまったりする。
そんな状況の中で20代から30代にかけて富裕者層と低裕者層の差がますます開いていく傾向にある。

先日、仕事がなくて日本で1番失業率が高い沖縄県に毎年3万人もの人が移住しているというニュースを聞いた。
みんな何を求めていくんだろう??
向こうの人はそんな都会から移住してくる人たちをどう思ってんだろう?
私の知り合いはUターンで今は沖縄で公務員をしている。
やっぱり学生時代地元の状況を把握した上での決断だったと思う。

話はそれたが世の親たちは自分の子供がせっかく社員として入った勤め先を辞め、「これからはアルバイトしながら好きな事を探す」
みたいなことを言うと、不安になってオロオロしてしまうと書かれている。
私の親が正にそんな感じだった。
私の親は両親共に団塊世代で30年以上同じ仕事をしている人だった。
そんな親も昔は汗水働いて頑張ったんだろう。
私もつなぎのバイト時代は株の収入に助けられていたがそれでもやっぱり汗水働いてもらったお金は大事に使いたいし、働いた後の酒が最高に美味いと思えた。

私は常に自分の能力を生かし人の役に立てる仕事に就きたいと考えていた。
今の仕事もそうなのかもしれない。
仕事をやりながら副業として作家活動などできたらとも考えている。
ともかくこの本を読んだ子供は幸せなのかもしれない。
私が小さい頃は馬鹿の一つ覚えみたいにいい学校に入っていい会社に入りなさいと言われていたので、、、
今後はそんな考えもなくなり子供主体でという親が増えるだろう。
つくづくいい本に出会ったと思えました。


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最終更新日  2004年12月04日 00時26分10秒
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