
私もアラフィフになり、この言葉が若い頃とは違った意味を持つようになりました。
「天命」などという、格好の良いものではありませんでした。
「自分、不器用ですから」という高倉健の名ゼリフと同じです。
人生で散々、いろいろと手を出してみたり、挑戦してみたりするものの、結局のところ、自分の心の奥底にある気持ちを偽れずに、不器用に生きてしまっている自分を、アラフィフにしてようやく受け入れる心境になれたということです。
つまり「天命を知る」とは、天から授かった自分の個性を知り、ようやくそれを受け入れることができるという感覚でしょうか。
私の敬愛する永ちゃんこと、矢沢永吉もこんなことを話していました。
若い頃の自分は、歌手として成功した後も、自分には歌しかないのか、
と歌手以外の自分の可能性をいろいろと、探して探してあがいてきた。
でもようやく気づいた。自分には歌があった。
実は一つあっただけでも御の字だったんだ。
人間、そう器用に生きられるものではない、と。
せっかく流行りのヨガ教室をやっているのだから、私ももっと時流に乗って上手に生きれば良いのに、ヨガに興味を持っている人たちが引くような動画ばかりをアップしたり。
http://bit.ly/JhBBkH
地下鉄サリン事件が起きて、ヨガのイメージが世間で最悪の時にヨガ教室を始めたり。
でも、自分の個性には逆らえないんです。
自分、不器用ですから…(笑)
それが私にとっての「五十にして天命を知る」でしょうか。
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