それから10日後、父は救急病棟から一般病棟に移され、最悪の状況は何とか脱しました。
しかし、164センチで35キロしかなかった体重が、2週間の絶食治療で、さらに痩せ細りました。さすがに81歳という年齢です。
生き存えたとしても、このまま寝たきりの生活を覚悟していましたが、教室の方からとても希望の持てるお話しをいただきました。
この話を是非とも多くの皆様にも知っていただきたく、今回父の入院を告白致しました。以下の文は父にメールで送ったその内容です。
また、病室に飾った写真のお札は教室の別の方が、伊勢神宮にいかれて、父の平癒を祈願して下さったときのものです。
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とても希望の持てるお話を、生徒のお一人から伺いました。
その方の父親は91歳で心筋梗塞で倒れ、手術をしました。
その後、肺に水が溜まり、食事ができない状態が続きました。
2ヶ月してやっと病状は落ち着きましたが、体重が激減し、筋力も体力も低下しました。しかし、理学療法士によるその後の一ヶ月のリハビリにより、脚、腕の筋力を取り戻し、歩行訓練を行い、食事能力も回復しました。
退院後は食欲もさらに回復し、リハビリの人が来るようになって、数週間後には家の中のことは、自分で歩いてできるようになりました。
退院後の生活にと車椅子を用意しましたが、車椅子に乗ること自体が面倒で、自宅内は伝え歩きをしました。それもリハビリになったようです。
今では杖をつきながらも、500メートル先のコンビニまでひとりで行けるまでに回復しました。現在93歳です。
その方によると「この年齢ではさすがにもう無理だろう」と、本人も周囲も思い込まないこと、諦めないことが大切だそうです。

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