TEA TIME

TEA TIME

2005.02.03
XML
カテゴリ: 未分類
オペラ座の怪人、感動的なラストシーンでした。

さて、ここで質問です。
クリスティーヌが最後に選んだのは、
ファントムそれともラウル??どっち???

見てない人も、以下のストーリーを見て判断してください。

______________________________


ファントムは悲しいほどにクリスティーヌを愛しています。

クリスティーヌは、ファントムを「自分の才能を開花させてくれた天使」と信じ、
慕いながら憧れを抱いている。


役者になりすまし、舞台上でクリスティーヌと「演技として」愛を語り合うファントム。
もちろんファントムは全身全霊を込めてる。
クリスティーヌも最初はおびえた表情だったが、
徐々に「本気モード??」の目になっている。

それを客席で見つめるラウルは、クリスティーヌの心に気づき、
目がウルウルウル・・・。

その後、地下室にクリスティーヌを連れて行くファントム。
それを追って、捕まってしまったラウル。

ラウルの首に縄をかけ、クリスティーヌに
結婚を迫るファントムはこういいます。
「俺を嫌えばこいつを殺すぞ。さあ選べ、どちらか」


言う事を聞いてはいけない、僕を見捨てろ」

そして葛藤&錯綜する3人。
クリスティーヌ
「悲しみの涙今、憎しみに変わる」
「どうして苦しめるの、昔は心ささげたのに」


"You try my patience. Make Your Choice!"
(許さない、選べ!)

クリスティーヌの応えは
"Pityful creature of darkness.
What kind of life have you known?
God give me courage to show you you are not alone."
(「絶望に生きた哀れなあなた。今見せてあげる私の心」・・・
が日本語の歌詞だけど、英語を見たら
「暗闇の中の哀れなあなた。いったいどんな世界を知っているの?
神様が私に勇気を下さったの、見せてあげるわ、
あなたは一人ぼっちじゃないってことを」って感じですよね・・
ざっと訳しましたので、名訳が浮かんだ方、ぜひ教えてください)
といって、ファントムに情熱的なキスをする。

______________________________


さて・・・・
クリスティーヌの心は
1.心からファントムに惹かれて選んだ。
2.ラウルを救うために形だけファントムを選んだ。
どっちなんでしょう?

これは演ずる役者さん、見る人によって捕らえ方が違うようです。

最初に劇団四季で見たときには
絶対に2.だと思いました。

2回目サンフランシスコで見たときには、1.だと確信。
ただこのときはちょっとした誤解があって・・・
セリフの
"Pityful creature"を"Beautiful creature"と聞き取っていたのでした。
そうかぁ~、この場でbeautifulというのか・・・
よっぽど惹かれてしまったのね、と。
と、とんでもない聞き間違いでの思い込み。
英語でミュージカルは難しすぎです(笑)。
でも、あの演技からするとやっぱり1.かな???

四季の会報にあった、ファントム役の役者さんのインタビューでは
「ファントムは生まれて初めて愛されることを知り、
心からクリスティーヌに幸せになってもらいたいと思った。
初めて人間らしい心を持って、ラウルを解放した」とあった。
ってことは、1.よね。

今回の映画では、地下に降りて行く直前の
ラウルのウルウル顔からしてみても、1.かな???

でも、1だとしたら、ラウルつらすぎるよね。
心はファントムにありながら、自分の命を救うために
クリスティーヌは自分の元にやって来て、添い遂げたなんて。
心の中には別の人がいると知りつつ、ずっと一緒に暮らしていったなんて。

思いっきりネタばれですが、ラウルのほうが長生きをしています。

皆さんはどう思われますか?


ちなみに舞台では、このあとでファントムは、
"Christine, I love you."と悲しく歌ったあとで、
「わが愛は終わりぬ、夜の調べとともに」と絶唱。

直後にファントムは消えてしまい、仮面だけが残されている、
それを見つけたメグ(クリスティーヌの親友)の驚きの顔、
というのがラストシーンです。
このほうが、ずっと幻想的で、余韻を残してくれるような気がします。

映画のラストは、皆さん見に行ってから確認してね♪♪





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2005.02.03 10:16:59
コメント(23) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

tea,

tea,

コメント新着

背番号のないエースG @ 伊藤つかさ 「夢見るシーズン」に、上記の内容につい…
May@ アマゾンレビューのお願い こんにちは。 Amazonベストレビュアーから…
May@ アマゾンレビューのお願い こんにちは。 Amazonベストレビュアーから…

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: