時のオアシス

時のオアシス

November 19, 2007
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カテゴリ: 音楽

『STILL life (talking)』 は以前紹介した 『LETTER FROM HOME』 以上に大自然との融合が感じられ、不思議な浮遊感のある心地よい音の世界に浸れます。

特にVoice(声)を一つの楽器として使い、ブラジル音楽をも取り込み、 パット・メセニー・グループ でなければ作れない色彩豊かなサウンドがここにあります。

ちなみにVoice(声)はVocal(歌)ではありませし、Scat(スキャット)やHum(ハミング)とも違いますよ。 (聞いた事がないと、分かりにくいよね。)


1曲目 『MINUANO (SIX EIGHT)』  "ミヌワノ(68)"とは、南部ブラジルの冬の激しい季節風だそうです。 その雰囲気をVoiceを使い、見事に再現しているとても素晴らしい曲です。
そしてこの曲でこのアルバムの世界に入り込んでしまいます。


『LAST TRAIN HOME』  ベースのスティーヴ・ロドビーとドラムのポール・ワーティコが見事に(それもとても自然に)汽車が走っている感じを楽器で再現しています。
そこにパット・メセニーの何とも言えない暖かく優しいギターの音色とメロディーが重なり、とても癒される曲です。
この曲を聴いていると懐かしい感情が思い出され、秋色の空の下、汽車に乗ってどこか田舎の町に行く感じがする、とても大好きな曲です。


5曲目 『THIRD WIND』  このアルバムのハイライトですね。疾走感があり、曲の展開も凝っていて聴き応えがあり最高の曲です。
曲がブレイクしてギターソロに入る所が、たまらなくカッコイイし、もちろんソロ全体も文句が無く素晴らしい出来です。


7曲目 『IN HER FAMILY』  すごく落ち着く曲で、アルバムの最後に相応しく、家に帰った時の安堵感を感じられます。


パット・メセニーは毎回の様に グラミー賞 を受賞していて 『STILL life (talking)』 『LETTER FROM HOME』


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Last updated  November 19, 2007 01:45:21 PM
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