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とうとう、今年も最後の日になってしまった。そして 日も暮れた。色々なことがあった一年だったが、充実して楽しい毎日だった。楽しい=おもしろい・楽ちんという意味ではなく、大変なことも 悲しい別れもあったけれど、解決に長引くこともなく、悩み苦しみ途方にくれることもなく、なにかしらの新しい発見や学び取ることがあった という意味だ。年越し蕎麦は、お気に入り蕎麦屋の「すき焼きうどん」。太く長く!!人生ある程度欲張らないともったいない。今年一年 たいへんお世話になりました。どうぞよいお年を お迎えください。
2011/12/31
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郵便受けに、一通の封筒が届いた。ある市役所からの通知だが、私はその市に住んだことがない。封を開けて中を確認すると、父が亡くなったことを知らせる通知だった。この「父」と言うのは、私の最初の父親である。色々な事情から、私が20歳の頃両親は離婚し、それから10年ほどは交流もあったのだが、いつしか音信不通となり、居所も全く分からないままであった。後に新しい父親もでき、最初の父親を忘れたわけではないが、どこかで元気に幸せに暮らしてくれていればと思うだけだった。今、なんとも複雑な気持ちでいる。悲しいことは悲しいのだが、悲しいと言葉にすると少し違う。淋しい とも、ショックを受けた とも、なんとなく違う。ぼんやり輪郭が見えるのに、よく見ようとするとモヤがかかるようなそんな気持ちだ。年が明けたら、父がどうして亡くなったのか調べられる範囲で調べるつもりでいる。でも とりあえず、父から受け継いだものや教わったこと、父と過ごした時間を思い出しながら、気持ちの整理をつけていかなくてはと思う。父が安らかに眠れるように・・・と祈る。
2011/12/29
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画像は、参考にもなりゃしない状態 だが、本日ご紹介したいのは、久々にヒットしたレシピ「焼き蕎麦海苔巻き」である。日本蕎麦を茹でてカレー蕎麦にしたのだが、茹でた蕎麦が余ってしまった。明日の弁当になんとかできないものかと考えた。思い出したのが、北九州の門司港でご馳走になった「瓦蕎麦」。瓦の上で焼いた蕎麦をつけ汁でいただく。ところどころパリパリしていてとても美味しかった。そうだ この蕎麦を焼いて、海苔巻きにしてみよう!と思いついた。フライパンにゴマ油をひき 熱したら、そこに茹でた蕎麦を入れてダシの素を振り、油に馴染ませるように焼く。少しカリカリしてきたら混ぜながらフライ返しなどで短めに切ってしまう。ある程度カリカリが増えたら醤油を回し入れ更に混ぜて火を止める。海苔を広げ、その上に焼いた蕎麦を乗せ、手前からクルクル巻いていく。我が家には海苔巻き用の巻き簾などないので、サランラップで巻いていった。そのまま少し置き、冷めてきたら適当な大きさに切る。かなり切りづらく、蕎麦がはみ出てくるので見た目はあまり美しくはないが できあがり!!分量は適当だったので、詳しく書けないのだが、蕎麦1玉半ほどに油は少々多め、ダシの素はパラパラパラ、醤油はくるりと回し入れる程度だ。なんか変になっちゃったなぁと思いながら弁当箱に並べ、余ったのを食べてみたら・・・うわぁ 美味しい~♪蕎麦をそのまま海苔巻きにするより、断然美味しいのである。慌てて 弁当箱の中をパチリ。でも これじゃなんだかわからない。ないよりはマシだろうと 画像を添えてみたが、ない方がマシ だったかもしれない。でも ほんとに美味しいからお試しあれ!
2011/12/06
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年に数回とはいえ、かれこれ8年ほど通っている 新潟県の六日町だが、先日初めて 信号機が縦になっていることに気付いた。大きな交差点でも 小さな三叉路でも、車道用の信号機が縦型である。雪が降っても、横より縦の方が雪が落ちやすいかららしい。最近ではかなり減ったが、道に置かれた公衆電話ボックスもトンガリ屋根に数段の階段付きだ。コンビニの入り口は、ドアの前に必ず門構えのように屋根と覆いが付いている。こちらのコンビニは豪華な造りだなぁと思っていたが、雪避けのためなのだろう。今日はウールやダウンコートなどを出した。六日町が雪化粧する日も近い。
2011/11/25
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新潟の六日町まで 日帰り出張に行ってきた。みごとな秋晴れの空の下、池袋から高速バスに乗り、ジュンク堂に映るビルに見送られ、窓から徐々に色濃くなる紅葉を楽しみながら、長い長い関越トンネルに入った。出たらそこは・・・横殴りの雪!ポカンと口を開けて 窓にへばりついて見入った。六日町は雨。越後湯沢辺りだけ雪景色。帰りもやはり 越後湯沢は雪だった。灰色の空の下、煙るように雪が舞う。ひらり ひらりと、大粒の雪が落ちてくる。日本は 広いんだなと、しみじみ思った。
2011/11/23
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兵庫県神戸市の山陽自動車道神戸西ICを起点とし、徳島県鳴門市の高松自動車道鳴門ICに至る、延長89.0kmの国道28号の自動車専用道路・・・これが 神戸淡路鳴門自動車道だ。兵庫と神戸を繋いでいる「明石海峡大橋」。飛行機に乗っていても、天気がよければその姿がクッキリ確認できるほどの海に架かる大きな橋で、その距離 3911m。そしてこの橋は 世界一長いつり橋である。主塔の高さは海面上298.3m。これは 日本で三番目に高い建造物だそうだ。実際 橋を通る時にはそれほど高く感じないのだが、海面から見上げたら 首が疲れるほどなのだろう。明石海峡大橋を渡って淡路島に入るとすぐの場所に淡路SAがある。ここには 立派な観覧車がクルクルと回っているのだ。全高65m、海抜135m、グルリと一周12分の空の旅が楽しめる。もちろん 明石海峡を一望でき、天気が良ければ神戸空港まで見渡せる。曇り空だったし平日だったこともあり、かなり空いていた。せっかくなので乗ってみた。大きな船が橋の下を通りすぎる姿や鳶が優雅に飛ぶ姿を楽しみながら、ふと他のゴンドラを見てみたら、乗客一名様発見。観覧車のよほどのファンらしい。フリーパスでもお持ちのようで、ずぅっと乗りっぱなしのご様子。ちょっと羨ましかった。念のため・・・フリーパスというものは発売されていない。
2011/11/19
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東麻布にある ニュージーランド料理店「WAKANUI」。ここは、お洒落な高級感ある雰囲気とアットホームな温かさを備えた店である。食事は楽しいもの ということを改めて教えてくれるような場所だ。最初に出てくるのが、ラムチョップ。塩加減が絶妙だ。ビーフ100%のソーセージはジューシーで、キングサーモンの温燻製は柔らかくて風味豊か。そして 有機野菜のバーニャカウダは、そのまま食べても甘みや素材の美味しさが充分に味わえる瑞々しい野菜をバーニャカウダソースに絡めていただく。バーニャとはソース、カウダとは熱いという意味で、アンチョビ、ニンニク、オリーブ・オイルをディップ状にしたもの。メインは 子羊の骨付きロース。赤ワインソース、醤油ガーリックソース、わさびにマスタード。これらを組み合わせ自分好みのソースにしていただく。羊ってこんなに美味しいんだ!と感動すること間違いなし。付け合せには、ほうれん草のソテーをチョイス。ガラス越しに焼いているところが見られるのも楽しい。デザートには「パブロバ」。ニュージーランドのスイーツのひとつで、メレンゲを焼いたものを生クリームで包み、フルーツを添えてある。最初メニューを見たときに、いったいどんな ロバ だろう?と首をかしげたのだが、中にロバは入っていない。テーブルに置かれたときは へ~ くらいだったのだが、スプーンを入れて驚いた。さっくり・・・でもボロボロに崩れない。一口食べて うひょ~~~ の幸せ。メレンゲの甘み、その分を計算しつくしクリームは甘みがほとんどなく、口の中に広がる甘さと滑らかさとフルーツの酸味が無言になって夢中で食べてしまうほどの美味しさ。料理全てが最高に美味なのだが、羊の肉の味やサーモンの味は記憶の中にあるので、その記憶との比較ができる。だが このスイーツは、全く想像ができないまま食べたので、その感動たるや・・・あぁ とか うぅ とかしか言葉が出てこず、食べ進めるうちにそれさえ出てこなくなってしまったのだ。どれも シンプル。それなのに ものすごく凝っている。皿まで舐める勢いで ガツガツたいらげた。お店の方々も細やかで気さくで、貴重な時間を過ごすことができる店だ。お店のHPはこちらランチ:11:30~15:00(LO 14:00)ディナー:18:00~23:00(LO 22:00)月曜日定休東京メトロ南北線および都営地下鉄大江戸線「麻布十番」駅出口3または6より徒歩2~3分
2011/11/18
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26年間 頑張って働いてくれた電子レンジ。タイマーが動かなくなってからは、100円ショップのタイマーと併用して使っていたのだが、この度 母が新しいオーブンレンジを買ってくれて、引退することとなった。初めての一人暮らしの際に、19,800円で購入。当時はこれが一番安かった。こんなに長い付き合いになるとは思っていなかったのだが・・・別れるとなると ちょっと淋しい。だが しかし!!新しいオーブンレンジは とっても嬉しい。グラタンを作ってみた。ナンを作るための発酵も使ってみた。おぉ~ できるではないか。感動である。こちらも長いお付き合いができたらいいな。大事に使うのだ。電子レンジさん お疲れ様でした。オーブンレンジさん これからどうぞよろしく。
2011/11/07
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10月27日午前10時44分、我が祖母が95歳7ヶ月弱の生涯を終えた。静かに眠るように、命の灯火がそっと消えた。14歳で母親を亡くし、7人弟妹の親代わりとして働き、大病を患って40年以上も寝たきりの生活だったが、ノンキで楽天家の性格は そんな日々さえ楽しんでいたように思う。若かりし頃、楽しそうに料理をしている祖母の写真を見た。とても祖母らしい貴重な一枚である。こちらが、祖母と大恋愛の末結婚した祖父の若い頃だ。祖父は8年ほど前に他界している。生真面目で他人に優しく、自分に厳しい人だった。喧嘩も多い二人だったが、今思えば二人はずっと愛し合っていたような気がする。それは私にとって 大きな誇り だ。祖母を看取った帰り道、祖母の好きだったフウゼンカズラが秋の空に透けるように揺れていた。
2011/11/02
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今年も、独立展の季節がやってきた。「独立展」とは、独立美術協会というところが開催している絵画コンクール審査に通った作品を展示する展覧会で、様々な作風の大きな絵画がずらりと並び、個性豊かな 芸術の秋 を楽しめるのだ。写真撮影自由なので、気に入った作品はカメラに収めてお持ち帰りできる。その中から何点か ご紹介させていただこう。カメラマンの腕が悪いうえに、かなり小さくなってしまうので、作品の迫力や微妙な色合いがお届けできないのが残念だ。そして、好みというのは偏る。もっともっと色々な絵画があり、たっぷり堪能できるので、お近くの方は是非足をお運びいただきたい。 会期/2011年10月12日(水)-24日(月)18日(火)は休館日 10:00AM-6:00PM 入場は閉会の30分前まで。 毎週金曜日は8:00PM まで(6:00PM からは入場無料)。 最終日(24日)は3:00PM閉会。 入場料:700円 ※大学生以下、障害者、75歳以上の方は入場無料となります。 会場/国立新美術館 〒106-8558東京都港区六本木7-22-2 会期中電話:03-6812-9921私は毎年 3回ほど通ってしまう。知り合いの画家の方が独立展の準会員で、チケットを貰えるから というのもあるが、他の絵画コンクールなどに比べると自由でのびのび描かれた作品が非常に多いように感じる。最初は、散歩するような気持ちで観る。次に、絵画として観る。そして最後は、気に入った作品をじっくりと味わうように観る。私の 秋の贅沢 である。
2011/10/21
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高校のときの英語の教科書に、サンデーができた由来が載っていた。「アメリカで、安息日(日曜日)にソフトクリームを食べるのは贅沢をしていることになるから禁止された。そこで、とあるソーダ屋が、コーンに盛らずにカップに入れて客に出し、『これはソフトクリームではなく、サンデーという名前の食べ物だから日曜に食べてもOK』と言い逃れた。こうして、サンデーが生まれた。日曜に食べるものだから、サンデーという名前なのである。」という内容のことがEnglishで書かれていた。今年もサーティワンのハロウィンサンデーの季節がやってきた。毎年食べて、カップを大事にコレクションしている。今年は、パンプキンプリンとティ&アップルパイのアイスをチョイス。この組み合わせはけっこうお勧めである。店のディスプレイを拝借して、ハロウインの雰囲気たっぷりの写真を撮らせていただいた。月曜日にサンデー!ご馳走様でした。ちなみに、今では・・・アメリカに「日曜はソフトクリーム禁止」の法律(?)はない。
2011/10/17
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突然・・・あれはどこにやったっけ?・・・と思い出すことがある。今すぐ使うわけでもなく、ただ唐突にその存在を思い出し、それはだいたい しばらくの間はよく目にする場所に置かれていた品だったりする。そしていつの間にか その場所から消えているのだ。あるいは、毎日のように使っていた品だったりする。いつの間にか使わなくなってしまったのだ。気になるとすぐに探したくなる。確かこの辺に置いてあったはず!こっちに移動させたんだったか?ここでもない こっちでもない。家の中をクルクルと探し回っているうちに、以前探していて見つからなかった別の品がひょっこり出てきて、あぁこれ ここにしまったんだっけ と思い出す。そうこうしているうちに、いったい何を探していたのか忘れてしまう。あれぇ???まるで今まで勢いよく上がっていた噴水がシュ~ンと水を止めたかのように、私の頭の中からきれいサッパリ消え去ってしまった「何か」。それをどうして探そうと思ったのか記憶を辿りながら、夜は更けていくのである。
2011/10/15
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通せんぼをする遮断機は、普段の生活の中でよく目にする。けれど、上がったら通せんぼになるものもある。それは・・・跳ね橋!!船が通る間は、人も車もみんな通せんぼである。日本ではもうあまり見かけないが、ヨーロッパではまだまだ現役の跳ね橋がたくさんあるようだ。橋が上がりきるまでわりと時間がかかる。船はそんなに高速で走らないので、通り過ぎるのに また時間がかかる。みんなでのんびりと待っている。トップの写真は、北九州市 門司港の跳ね橋。こちらは観光用で、実際船が通過することはほとんどないが時間になると上がり 一定時間が過ぎると下がる。青い空に向かって上がっていく様は、ワクワクさせてくれる。 こちらはオランダの跳ね橋。架かっている場所を考えると、たぶんまだ現役だろう。深い趣きを感じさせる橋だった。
2011/10/13
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電話をしていて、ふと我が家の犬の所在確認をしてみた。椋平・・・いつもの場所で熟睡中。繭子・・・いつもの場所に居ない。家中探しても居ない。玄関の扉は、ほんの少し開けてあった。まさかあの隙間から脱走したのだろうか?慌てて電話を切って探しに出てみたら、近所の方が2人立ち話をしていて、キョロキョロする私を見て「わんちゃん?」と聞き、「下の方に降りて行ったわよ」と教えてくれた。捜索開始 である。言われた方向に走って行ったが、見当たらない。もう一本向こう側の道で犬が鳴く声が聞こえてくる。繭子の声ではないが、もしかしたら繭子がウロウロしていて、他の犬が吼えているのかもしれない。そちらの方に行ってみる。前を二匹の犬が歩いているのが見えた。けれどちゃんとリードを付けて、飼い主がひいている。そこへ、茶色いコロコロした物体が駆け寄るのが見え、目をこらしてよく見てみれば、まさに私の「探しもの」であった。「まゆ」と声を掛けたら、背中に張り付くようなシッポをブンブン振りながら駆け寄ってきて、無事 捕獲完了!こんなに長い距離を、一人で走り回ったのは、繭子にとって初めての経験。ものすご~い大冒険である。きっとワクワクしながら、あちこち散策したのだろう。抱き上げたら一生懸命私を舐めながら「あのね あのね こんなの見たよ こんなことしたよ」と伝えようとしているようだった。さすがに疲れたようで、帰ってきてからはぐっすり眠っている。何事もなくてよかった。大冒険の夢を見ながらゆっくりおやすみ。
2011/10/12
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私にとって、特急や新幹線、飛行機などの切符は大切な記念品である。いつも列車では無効印を押してもらって持ち帰り、今ではチケットレスになりつつある飛行機も、必ず発券してもらい持ち帰る。それを もう30年近く続けている日記に挟んで保存している。年に数回、北九州市に出向く。羽田~北九州空港間は、JALとスターフライヤー&ANAの共同運航が飛んでいて、JALの方がかなり本数が少なく、若干高い。それでも私は、JALに乗る。本数が少ないので、ちょうど良い便がなく、北九州空港では2時間ほど待つことになるのだが、ラウンジから飛行場を眺めて過ごす時間もまた大切なひと時となっている。一度だけスターフライヤーに乗ったことがある。JALよりも高級感のある広いシート、携帯電話やノートパソコンの充電もでき、シートの前にモニターがそれぞれ付いていて、客室乗務員の方々はにこやかで細やか・・・快適な空の旅だった。それでも降りた時には、深いため息が出た。違うんだよなぁ と一人ごちて、トボトボと羽田空港を歩いた。劣っているところは何もなかった。設備などに関しては、優れているとも言えるほどであった。羽田から北九州空港に向かうJALの機体は、モニターが天井に点々と付いているだけで、だいたい乗る前に見る度に これ飛ぶのか?と心配になるほどとてもかわいい。。。つまり、小さい。海外に飛ぶようなジャンボジェット機と比べたら、子供が乗るオモチャ並である。それでも私は、JAL贔屓だ。先日も、早々と北九州空港のカウンターで搭乗手続きをした。ずっと保存しているので・・・と、わざわざ発券していただき、ラウンジでゆっくりとくつろぎ、およそ2時間後 JALの機内に乗り込んだ。まもなく離陸するとのアナウンスが入り、客室乗務員の方が収納手荷物を確認に回り始め、ふと私の席の横で足を止めて席を確かめた。「失礼ですが、夕凪様でいらっしゃいますね?」(もちろん私の本名をフルネームで確認したのだが)。私 何かしただろうか?と不安になりながら、はいと答える。「メッセージをお預かりしております」手渡されたのはJALの機体が写っている名刺ほどのサイズのカード。裏返してみると、丁寧な文字で、搭乗券を保存していることへの礼が書かれていた。さきほど発券してくださった方からであった。胸いっぱいに 温かさが広がる。これがJALだ という満足感に包まれる。JALは・・・とても温かいのだ。その温かさは、仕事という域を超えている。自分の仕事、そして自分の会社を、とても大切に思っていて、心から「乗ってくれてありがとう」という気持ちが伝わってくるのだ。客が乗ればお金が儲かるからではなく、自分が大切にしている会社・・・飛行機を利用してくれてありがとう と言われているように感じるのだ。なぜ、自分がJALを選んでいるのか、やっと分かったような気がした。シートでも設備でもない。お宅にお邪魔したときのようなおもてなしの心が、くつろげる空間を作り上げている。大切な思い出を胸に、お土産をスーツケースに、そしてメッセージカードを手の平に握り締めた私を乗せて、JALが飛ぶ。ツンと立てた羽の先の赤いマークが誇らしげに、暗い空へと舞い上がる。それを見送るように、街の明かりが後方へと過ぎてゆく。羽田空港のゲートに到着し、ふと横を見れば、鶴のマークの飛行機が止まっていた。お帰りと、手を振っているようだった。ただいま・・・また乗せてもらうからね・・・行ってきます。飛行機を降りるときに、「行ってきます」と言いたい気持ちになる飛行機。それが、私にとっての「JAL」である。 乗るたびに やっぱりJALじゃなきゃね と思えることがとてもありがたい。
2011/09/18
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飛行機に乗ると、座席前ポケットにある冊子の後ろに日本地図が載っている。いつもそれを見ながら窓の外と照らし合わせるのが楽しみだ。毎回思うことだが・・・日本は日本地図の通り である。カーブも突起も、空から見るのと同じように描かれている。当たり前すぎるほど当たり前のことであっても、これはなかなか すごいこと だ。羽田空港はいつでも、離陸ラッシュで飛行機がお行儀よく並び、先に離陸した飛行機が白い雲に溶けるのを見送れば、後を追うように、私を乗せた機体がスピードを上げる。海に向かってフワリと機体が浮き上がり、身体は地面に留まろうとするものだから、上から押しつぶされて小さく縮む気がする。右に大きく旋回して、飛行機の鼻先は西を向く。ミニチュアの都会から緑に覆われた山間をうねるように続く川へと景色を移しながら、雲に遮られ そしてまた視界が広がり、幕が変わるように景色も変わる。海にぽっかり浮かぶ中部国際空港から関西国際空港までのおよそ100kmちょっとのドリンクタイム。毎回 コンソメスープをいただいている。上空から見る飛行場はとても平べったく見え、小さな波にもザブンとのまれてしまいそうだ。明石海峡大橋、瀬戸大橋を過ぎ、瀬戸内海に浮かぶ島々を数えていると少し眠くなってくる。ホタルイカのように、船が尾をひく波だけが海の上を白く浮き上がって見える。機体は再び大きく右に旋回し、ほどなくすると 機体は着陸態勢に入る。もう 寝てしまったら降りられない。ここからが、いつも不思議に思うのだが、機内の左側の窓からは、陸が見えなくなる。見渡す限り海ばかり。左には九州がドカンとあるはずなのだが・・・どこにいったのだろう? やっと陸が見えてきて、あれれ?と焦る。降りるはずの空港が 真横近くに見えるのだ。このまま進んだら通り過ぎてしまうではないか!私が心配する必要はなく、ちゃんと機体が左に旋回する。かなり斜めになっているはずなのに、座っているとそれほど感じない。海に突っ込むように飛び続け、点々に見えていた船がハッキリ大きく迫ってきて、海に着陸しちゃうよ と、これまたいらぬ心配をしていると、ちゃぁんと 滑走路が見え・・・無事着陸 である。 ようこそ 北九州空港へ降り立ってみれば 暑い暑い!もうまるで 南国。とにかくちゃんと降りられてよかったよかった。
2011/09/17
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先日、福岡の小倉に行ってきた。08:50 羽田発 北九州空港行きに乗るためには、06:00発のエアポートリムジンに乗らなくてはならない。羽田に着くのはだいぶ早いが、その後のリムジンバスでは間に合わないのだ。私は、飛行機に乗るのも好きだが、空港までのリムジンバスも好きだ。朝のまだ空いている時刻・・・首都高を走り抜けるリムジンバスからの眺めは、ちょっとした「東京観光」ができる。皇居のお堀が見えてきたら、ここからはシャッターチャンスが続く。間近に見える東京タワー。朝日を映す海の上にレインボーブリッジ。できたてホヤホヤのスカイツリー。キラキラ光る海と港 見送って、ほどなく 羽田空港が見えてくる。東上線の和光市駅からが、我が家から一番近いリムジンバス乗り場なので、だいたいそこから乗るわけだが、乗ってから羽田空港第二ターミナルまでだいたい1時間ほどのドライブだ。高速が混む時間帯だと、池袋まで1時間以上かかったりする。高速道路が駐車場と化してしまうのである。いつも早朝のバスに慣れているから、乗ってから1時間ほどで降りるように身体も慣れているために、混んでいると なんでまだ私 ここに居る?と不安になってしまうが、それでも羽田到着が大幅に遅れたことはない。余裕を持って時間を見ておけば、到着ロビーの入り口まで送り届けてくれるリムジンバスはかなりお勧めなのだ。季節が冬になると、リムジンバスの窓からご来光を拝めたりもする。暗い空がゆっくりと光を帯び、金色に塗り替えられていく街を眺めていると、清々しい気持ちになれる。夜のネオンに彩られた街もまた楽しい。空港までの行き帰り・・・私の贅沢なひと時だ。
2011/09/16
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台風でめまぐるしい天気の中、母と日光に行ってきた。あちこちでトンボのお出迎えを受け、秋の気配を味わってきた。石の上に止まるトンボ。母の手に止まるトンボ。橋の欄干に止まるトンボ。空が灰色なものだから、トンボのメガネもこの日は灰色メガネ。トップの画像だが、このトンボが止まっている場所は・・・日光東照宮の中・・・文化遺産 である。ずいぶんと乙なところで、羽根を休めている。
2011/09/10
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ホームに入ってくる電車を見ながら、電車は昼間でもライトを点けて走っているんだなと思った。いつだったか、電車が目覚める瞬間を見たことがある。電車の上にあるひし形が伸び送電線に触れると、ライトがピカっと点く様は、身支度を整え背筋を伸ばし、さぁ働くぞ!と意気込むようだ。ところであの 電車の上のひし形、なんという名前だったか?テトラポット・・・いや違う。それは海にあるセメントでできたトゲトゲだ。そうそう パンナコッタ・・・あれ?なんとなく違う。これは白いプリンのようなスイーツだった。えぇっと えぇっと・・・・・・出てこない。電車を降りてから、「これなんだよなぁ」と見上げてみたら、例のモノがひし形をしていない。今はこんな形になったのか。そんでもって、名前はなんだっけ?家に帰って検索しようと思ったのだが、さて なんと検索すればよいのだろう?もうひし形じゃなかったし と不安になりながら「電車 ひし形」と入れてみて、名前が出てきた。「パンタグラフ」そうそう それだ!!パンタグラフというのは、ひし形をした製図具のことで、語源はギリシャ語で「全てを描くもの」という意味だそうだ。この製図具を使って原図をなぞり、拡大や縮小できたのだが、今はもうパソコンで製図を描くことが多く、あまり見られないとのこと。この製図具に似た形をしていたことから、電車の上に付いているひし形が「パンタグラフ」と呼ばれ、形状を変えてもその名が残っているが、あれは 集電装置 というものらしい。けっこう前のこと。岡山県の倉敷の踏み切りで、電車が通過するのを待っていた。前を走り去る2両ほどの電車を見送りながら、なんか足りない気がした。あぁ 頭にひし形がない! のである。上に途切れることなくあるはずの送電線もない。岡山は進んでいるのだなと感心したのだが、後になって パンタグラフと送電線があるほうが新しいということを知った。パンタグラフのない車両は、ディーゼル機関で動く。だからこれは電車ではなく気動車。そして、一部の地下鉄にはやはりパンタグラフがないらしい。これは 走行用のレールとは別に、並行して第三の給電用レールを敷設し、それを車両に取り付けた集電靴が擦って集電する方式で、第三のレールを「第三軌条」と呼ぶそうだ。路面電車にも使われている場所があり、車両からの信号で電車の真下だけに電気を流すので、上を車が走ったり人が歩いても感電しない。でも・・・地下鉄の線路には電気が常に流れているので落ちると感電してしまうため、地下鉄の売店ではアルコール類は販売していないと聞いたことがあったような?名前がわかっても 次々疑問が生じる「パンタグラフ」。かなり興味深い。明日から、電車に乗る時にはどんな形をしているか確認してみることにしよう。パンタグラフが見えないので駆け込み乗車は止めましょう!
2011/09/04
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のんびりやの台風12号の影響か、都内の天気はめまぐるしい。晴れ間がのぞいたと思えば、ポツポツ雨が降り出し、ザーザー降ってはまた晴れ間。目の持病のため、サングラスがほぼ必需品の私だが、どうしてもかけなくては急激に悪化するものでもない。それでも太陽の光が地上に届く日は、なるべくサングラスをかけていたい。そんな事情の私にとって、この2~3日の天気はやたら忙しかった。傘とサングラスを両手に持ち、赤上げて 白上げて 赤下げないで白下げて・・・状態。サングラスをかけて傘を閉じ、傘を開いてサングラス外し、サングラス外して傘も閉じたまま、「どうすりゃいいのさ」である。台風が上陸した徳島や岡山、その周辺では多くの地域で避難勧告が出され、カーブミラーがテッペンしか見えなくなるほど水に埋まった道路がテレビに映されていた。亡くなった方も行方不明の方もいらっしゃるようだ。私ごときが文句を言っている場合ではない。家で眠れて外を歩ける状態なだけ、ありがたいと言うものである。それは重々承知しているのだが、今回の台風 とにかく速度が遅い。自転車程度の速度と聞いた。何日も 赤上げて白下げて では、もう降参!と言いたくなってしまう。速度の例えとして、自転車程度と表現されたのだが、頭の中に浮かんだのは、ママチャリに乗った台風の姿。チリンチリン・・・ベルを鳴らされても、台風が大き過ぎて どきようがない。明日もハッキリしない天気は続くようである。早く立ち去っていただきたい!
2011/09/03
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上の画像をご覧になって、何かおわかりになるだろうか?これは東武伊勢崎線の有料特急「スペーシア」の鼻先だ。どうしてこのような撮り方をしたか・・・下の画像をご覧いただきたい。東武伊勢崎線の浅草駅に止まっている状態なのだが、細い細いホームのギリギリ先から、スペーシアの鼻が飛び出している。どう頑張ってみても、全体を写すのは不可能。この先は危険だから降りるな といった注意書きがホームにあるのだが、柵があるわけでもなくポールが置かれているわけでもない。このホーム・・・かなりデンジャラス。そこからはみ出すスペーシアもまた、かなりデンジャラス。本来の停車駅でありながら、車両がホームからはみ出す駅など他に見たことがない。すごいぞ!東武伊勢崎線浅草駅。この駅のすごいところは、もうひとつある。ホームそのものが、とんでもなくカーブしているのだ。そのため、電車とホームの隙間が空くところは半端なく空いてしまっている。改札から入ると、電車が2両ほどで終わっているように見え、進むうちに その先の車両が見えてくるといった感じだ。真っ直ぐな駅は作れなかった事情があるのだろうが、走り去る電車がホームによくぶつからないものだと感心する。日光に行ってきたわけだが、まずはスペーシアのご紹介(?)から始めてみた。帰りは、逆側から全体を写したので、そちらの画像も添えておくことにしよう。台風の影響で、時折激しく降る雨の中を頑張って走ってきたスペーシアである。お疲れ様でした。
2011/09/02
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一週間ほど前から、夜になると秋虫の音が聞こえ始めた。夏も終わりだなと思いながら、涼しげな音色を楽しんでいる。夜の装いは初秋に移ったようだ。早々と秋の夜長を楽しんでいると、あっというまに朝になる。虫の音が静まってほどなくして、今度は蝉が目を覚ます時刻だ。これがおもしろいように いつも同じ時刻・・・朝5時~5時10分。起きたばかりは蝉も元気はない。ためらいがちに ジジ ミーン。6時前には それらが大合唱に変わっている。蝉は精巧な目覚まし時計を持っているらしい。羽化して、羽根を乾かしている蝉に出逢った。よくこの中にスッポリ入っていたなと感心するほど小さな抜け殻にしがみつきながら、透き通る やや青みがかった白い羽を夜風に当てていた。殻から出て見る世界は どんなふうに映っているのだろうか。残り少ない今年の夏、始まったばかりの今年の秋、セールの夏物と新作秋物が並ぶ店のように昼と夜とに 夏と秋が並んでいる。
2011/08/27
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歯医者に行こうと支度をしていたら、遠くで雷の音がし始めた。家を出る頃には、傘が役に立たないほどの豪雨。坂道を流れる雨は 歩く度に靴の中に浸透し、ズボンはあっと言う間に絞れるほどになってしまった。本来は そこに雨水を流し込むための側溝の穴は小さな噴水となり、雨どいの出口からは水が勢いよく噴出していた。歯医者まで歩いて2分ほどの距離だが、着いた頃には 水が滴る変な女・・・ビシャビシャでボロボロ。バッグまでもが 水気を含んでしまっていた。私が移動した通りに 床は水滴が溜まり、これまた高級感ある間接照明の少々薄暗い黒を基調とした歯医者の待合室なものだから、その水滴がボワンと浮かび上がって ちょっとホラーチックとなる。ゆったりと落ち着いた雰囲気の中でお待ちいただこうと気遣われ作られているはずの待合室を私が歩く度に ぶち壊していく。座ってしまったら 椅子まで濡らしてしまう。拭いたタオルはかなり湿り気を帯びて、バッグにしまうわけにいかず、今日に限って持っていったタオルの絵柄は「エリザベス」・・・銀魂というアニメに登場するオバQのような形のキャラで、その目と口がプリントされているタオルである。(画像はこちら)まるで、サロンの待合室のような高級感ある歯医者の待合室に、このタオルを持って立ち尽くしている水浸しの私。治療を終えて待合室に戻ってきた方がギョっとするのも無理はない。治療を終えて帰る頃には雨は小降りになっていて、雨をふんだんに浴びた百合が涼しげに咲いていたが、どことなく やれやれ とため息交じりに見えた。私も やれやれ である。金運も恋愛運もクジ運もないが、天気の運だけはある。ところが ごく稀にこれがハズれると、半端ない雨に見舞われることになる。今日は 久々の、ハズれ運だったらしい。それでもちょっと おもしろかった。この時期の雨は、秋に近づく標のようなもの。青空見えたら 雲は秋色に変わっていることだろう。
2011/08/26
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イタリアのボローニャで毎年開催される「ボローニャ児童図書展」。世界中の出版社から新しく発刊された絵本が集まるそうだ。1993年からこの図書展の絵本を板橋区に寄贈していただいていて、2004年に それらの絵本をいつでも観覧できるようにといたばしボローニャ子ども絵本館ができた。アジア、ヨーロッパ、アフリカなど、世界約80か国2万3千冊の絵本を揃えている、絵本専門図書館である。その中から選りすぐりの絵本を展示している「第19回ボローニャ・ブックフェアinいたばし~世界の絵本展~」は、8月29日まで 板橋区の「成増アートギャラリー(板橋区成増3-13-1)」で開催中である。飛び出す絵本や音が出る絵本、まだ字が読めないくらいの子供向けから大人も存分に楽しめるストーリーの絵本など、各国の様々な絵本が自由に手にとって見ることができる。キッズコーナーも設けられていて、優しさに包まれた愛情溢れるイベントとなっている。中は撮影禁止だったが、キッズコーナーだけは許可をいただき雰囲気を撮らせていただいた。 ヒマワリ咲く景色の中でミッフィーちゃんがお出迎え♪のキッズコーナーフランス、スペイン、イタリア、アメリカ、中国、韓国、ロシア、タイ・・・アラビア語の絵本もあって 読めないが夢中になって見入ってしまった。そこで ふと思う・・・3歳くらいの子供が、その国でこの絵本を「読んで」いるわけだ。クルクルしたタイ語も、タイの子は読む。ウニョウニョしたアラビア語も、アラブの子は読む。日本語に翻訳された全く同じ絵本と照らし合わせてみても、私には さっぱり読めない、文字とさえ認識できない絵本を、その国々の子供は読んでいるのである。尊敬!!会場の奥では、各国の絵本画家から寄せられた日本を励ますメッセージ付きのイラスト展が開催されている。その中の13点はポストカードになって、一枚100円でチャリティ販売。帰りにポストカード眺めながら「この絵あったっけ?」とハガキを裏返してみて、そこに添えられたメッセージを読んであぁ あったあった と思い出す。私は絵より文字の方が記憶に残るらしい。好きな絵はあるが、絵を観る感性はかなり乏しい。文字に携わる仕事を選んだのもこんなところからきているのかもしれない。
2011/08/25
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醤油注しに醤油を移す度に 思い出す知人が居る。ずいぶん前のことだが、久しぶりにその知人からハガキが届いた。「この度私達は別々の道を歩くことを決め、離婚いたしました」・・・色々あったのだろうかと心配したが、その時は 励ましのハガキを返してやりとりは終わった。それから少しして、会う用事ができた。そこで 離婚の原因を聞かされたわけだが、そもそものキッカケは・・・醤油注しに醤油を移しておかない だったそうである。二人は共働きで、食事を作るのは当番制にしていた。ご主人は、料理は作ってくれるのだが、空っぽになった調味料を 補充しておいてくれない。砂糖も塩も小麦粉も、容器が空になって使う分が足りなければ、袋などから直接必要なだけ使って、そのままなのだそうだ。知人がいざ使おうとすると中身がないので、補充してから使うことになり、その都度イライラしていたと言う。ある日 とても疲れていたが夕食の支度をしていた。料理の途中で醤油を入れようと思ったら、醤油注しの醤油が空っぽであった。そこで もう帰宅して食事ができるのを待っていたご主人に、空になったら補充しておいてくれ と言った。ところがご主人は、空だったら自分で補充すればいいじゃないかと答えた。そこから 大喧嘩になり、あなたはいつだって・・・俺だって協力してるのに・・・こじれにこじれ、とうとう双方の親まで出てきて、姑は 料理などしてくれるだけでもありがたいと思え・・・実母は 醤油くらい補充したっていいじゃないか・・・数ヶ月 家庭内別居のような形になり、そのうち 別居となり、それだけが原因とは言えないが 結果的に離婚となった。傍から聞けば なんとまぁくだらない!しかし 案外そんなものかもしれない。秋刀魚を焼いてくれと言ったらフライパンでムニエルに調理され、それがキッカケで 別居した夫婦も知っている。しょっちゅう浮気が発覚している夫を持ちながら、長年離婚せずに居る夫婦もある。どうしても我慢ならないことは、人それぞれである。些細なことは ほんのキッカケでしかないのだろうが、それは 本人にとっては「些細なこと」ではないのだ。その 些細に見えるが重要 という点が同じだったりすると、諍いは 大事になってしまう。醤油注しに補充しておいてもらいたい妻とどうしても 補充するのが嫌な夫。これが致命傷になるなどとは、結婚前にはわからない。タイミングもあるだろう。お互いが疲れていた。どちらも意地を張りたい時だった。気が合うから 結婚を決めるのだが、マイナス面でも気が合ってしまうと 大きな喧嘩になってしまう。だから 喧嘩するほど仲がいい と言うのかもしれない。我が家の調味料置き場に置いた 満タンの醤油注し眺めながら、一人だったら結局自分で補充しなくてはならないのにな と知人を思い出しながら考えるのである。自分しか居なければ自分でやるしかない。誰かが居るから 腹が立つこともある。それもまた 幸せなこともあり、ストレスなこともあり・・・結婚に限らず、人付き合いというものは 些細なことほど難しい。
2011/08/24
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我が家は ネズミにとって産婦人科らしい。ネズミの気配がしたな と思うと、まもなく子ネズミが走り回る。その頃には ネズミの託児所となって、お母さんは姿を消す・・・ここからネズミと私との闘いが始まる。大人のネズミは ネズミ捕りにも粘着シートにもかからない。ネズミ用のバルサンを焚いても、赤米と呼ばれる毒の入った食べ物を置いても、どうしたって捕まらないし食べない。捕まらなければ困るのだが、たいしたものだと感心する。これまたどうしたわけか、我が家に来るネズミはメスばかり。それも お産に来るようなのだ。そのうち ネズミの気配が増え、リアルミッキーマウスパレードが始まるわけだが、子供のうちなら 粘着シートで捕まえることができる。この 粘着シート・・・サラダ油をかけるとネズミはそこからきれいに剥がれることを知って、殺してしまうのもなんだかかわいそうなので家の外で逃がしたところ、翌日 油でベタベタなネズミが鴨居をチョロチョロ走っていった。おかえりなさい と手を振っている場合ではない。まさか 戻ってくるとは思いもしなかった。あぁ失敗!そのネズミは いつの間にか居なくなったのだが、それからは とりあえず透明のプラスチック容器で蓋付きのものに捕獲し、少し離れた 民家の少ない場所に逃がしている。他のお宅にご迷惑がかかる可能性もあるので、本来なら始末するべきだろうが、ネズミの命も 命は命。ただ自分が 殺人者ならぬ殺鼠者になりたくないだけ という偽善者だったりするわけだが、逃がした先 生き延びるかどうかは、そのネズミの運次第だ。我が家のように スイスイと入り込めるボロ屋も少ないだろう。何匹か捕獲して 半日ほどプラスチック容器の中に入れておくと、こんな小さなネズミにも 性格は色々であることが分かる。活動的だったり攻撃的だったり、大胆だったり臆病だったりノンキだったり、そぉっと眺めているとかなり楽しい。画像は 今回我が家で出産したお母さん。子ネズミを見ると、どことなく顔立ちが似ているのもおもしろい。今回も たぶん、子ネズミは全て我が家から巣立たせた。私は ネズミも嫌いではない。それでも 電気のコードを齧られて火事になったりしては困るので、早々に 今後入ってこられないよう対策を練らなくてはならないとは思っている。・・・思っているのだが、これがなかなか難しい。毎度毎度 書いていることだが、ネコの手も借りたい!!のである。
2011/08/23
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「お盆の提灯が古くなって破けてね、お化け提灯になってしまったの」ビリビリに破けた提灯から ベ~ と舌を出す、あれか・・・と想像しながら母の話を聞いていた。それならこっちで探して 手配するからと安請け合いをし、それを綺麗サッパリ忘れてしまった私。気付いたのは、明日が迎え火 というときであった。母に謝り、今年は祖父に我慢してもらうことにして、忘れないうちに来年のため今から手配をしておこう と楽天で探し始めたものの、これがなかなか 難しい。霊前灯と呼ばれていたり、盆提灯だったり、回転灯篭だったり、新盆と一周忌に飾ったら処分すると書かれていたり、お盆には飾ると書かれていたり、対だったり一個だったり 素材も形もさまざま。祖父に供えるのは いったいどれぞや?小さな仏壇に あまり大きい品も不釣合いだし、かと言って モダンすぎるのもどうかと思う。そもそも オーソドックスな品のフサフサしたボンボンや形自体になにか 仏様に対する意味があるのかもしれない。主役は仏様 である。こちらのインテリアを重視して、仏に失礼があっては申し訳ない。「盆 灯篭」で検索してみれば、丸い盆に乗った小さな飾り用灯篭が出てきてしまったり・・・確かに 盆 灯篭 ではあるが、盆は盆でも盆違い。「盆 提灯」で検索してみれば、真っ白な 手持ち提灯が出てきてしまったり・・・これでは 御用だ御用だ!!みたいで なんだかイメージと違う。仏様をお墓まで迎えに行くための提灯もあるが、我が家は墓まで電車乗り継ぎ1時間以上。提灯持って電車に乗ってる人など見たことがないし、他の乗客の迷惑にもなるので、これは我が家には不向きである。どう見ても インテリアにしか見えないような品もある。灯りを点けると 7色のイルミネーションが光るという品もある。ピッカピッカ光られても、場末のパチンコ店になってしまいそうだ。悩んだ末に、祖父がお世話になっている寺に電話をし、ご住職に伺ってみた。「岐阜提灯と検索してみてください」とのこと。しかし、あまり難しく考えなくても、供える側が これはお盆の仏様のために という気持ちがあればそれが一番大事なことだとおっしゃる。フサフサしたボンボンに、意味があるかと聞かれたら、あれは 飾りとしか言えないそうだ。地域によって 色々なしきたりなどもあり、これが正しくてこれが間違っているとハッキリした説明もできない部分もあると教えていただけた。今度は母に そのことを伝え、さて どれにしようかと相談した。母曰く 仏壇が高い位置にあるので、あまり背丈の低い品では 釣り合いが悪い とのこと。しかし 狭い部屋にあまり大きな品では邪魔になるし、オッチョコチョイの私が蹴り倒しかねない。これではまた お化け提灯の出来上がり である。相談の結果 オーソドックスな形の品を対ではなく 一個、購入することに決まったものの、今度は絵柄に悩むこととなった。祖父が気に入りそうな絵柄がいいのだが、なにせ 本人に尋ねるわけにいかず、どんな絵が好きだったか どんな花が好きだったか全く知らないことに気付く。もっと色々なことを 話しておけばよかった。好きな色も好きな花も好きな景色も聞いておけばよかった。日本のしきたりも 難しい。故人の好みも 聞くことができない。それでも、祖父を思い出し祖父のためにできることがあるのはとても楽しく嬉しいことだ。しばらくは、盆提灯を眺めながらあれこれ 悩む日が続きそうである。まだ一年あるので、ゆっくり考えることにしよう。
2011/08/22
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近所のスーパーに並んだ素麺と冷麦コーナー。その上の方に そうめん ひやむぎ と書かれてまさに「そのもの」という暖簾がぶら下がっていた。ちゃんと色つきも混ざっているところが 憎い演出。いたく気に入って、写真を撮ってきた。できれば玄関に吊るしたいものである。それにしても、いつまで続く この暑さ!素麺さえ 茹でるのが暑い。食欲は一向に衰えないが、ガスコンロを使わずに作れる冷たい料理は少ない。腹は減るのだが、作るのが暑い。買いに出るのも暑い。涼しくなる方法は なにかないものだろうか?昔読んだ 四コマ漫画を思い出す。お父さんが小学生の息子に「暑くてかなわない」と言うと、息子が「僕 涼しくなる方法知ってるよ」と言う。縁側にお父さんを連れてきた息子が言う。「こういうふうにするんだ」それは「シェー」のポーズだった。しばらくそのままで居るが、ちっとも涼しくならない。とうとうお父さんが息子に聞く。「本当にこれで涼しくなるのか?」息子は答える。「うん。このまま三ヶ月くらい待ってると、涼しくなるんだよ」
2011/08/17
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我が家は借家である。隣駅に住む大家さんから一軒家を借りて住んでいる。この大家さんが、それはそれは優しい素敵なご夫婦で、なんと どこかに旅行に出掛けると、借主である私に土産を買ってきてくださり、わざわざ届けてくださるのである。なんとありがたいことか!本当に嬉しいのである。とてもとてもありがたいのである。・・・・・が、しかし頂戴したらお礼状を書くのが礼儀というもの。私はこの 礼状 たるものが、非常に苦手なのである。手紙を書くことは嫌いではない。旅行先から友人に絵葉書を送ることもある。それでも、お世話になっている大家さんにお礼状となると、「こんにちはぁ!毎日暑いね。元気にしてますかぁ?」というわけにはいかない。拝啓から始まり時候の挨拶を書き、お変わりございませんか?と続き、もうこの時点で、えぇっとおかわりのかわりは 変だっけ?代だっけ?。読めるが書けない漢字が多すぎて、携帯片手に辞書代わりに使いながらなんとか礼状を書き進め、そして毎回最後になってまた悩む。「敬具」は最後の文章から行を変えるのだったか、自分の名前が先だったか 相手の名前が先だったか、年月日はどこに入れるのだったか、上に書くのか下に書くのか・・・。うーんうーん。こうしてだんだんと 私は添えた写真のオニユリのようにうなだれてしまうのだ。メールに慣れた日々・・・今では中元歳暮をいただいても、メールでお礼を送信して済ませている。もっと酷い時は電話で ありがとうございました だ。きちんとした手紙は形式も悩むし、なにより私は 字が汚い。ヘソが曲がっているためか、縦に書いていくと線があっても曲がる。「ありがとうございます。美味しかったです。」この一言を伝えるだけのことが、とても頭を痛めるわけだ。あまりにも堅苦しくても事務的になってしまうし、砕けすぎては失礼になる。礼儀というのは、難しいものだ。結局 いただいた土産がすっかり胃袋に納まる頃、やっと礼状が書きあがる。すぐにお礼を伝えることこそが、何よりの礼儀とわかってはいても、ついつい後回し。大家さん いつも失礼をお許しください。明日こそは投函いたします。
2011/08/15
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こんな夢を見た。私は死刑囚で、午前11時に執行されるらしかった。10時45分、時間だと声を掛けられ 私は椅子から立ち上がる。どんな罪状なのか思い出せないのだが、自分はやっていないと 強く思った。それでも 逃れる術はないことも分かっていた。見つめる時計の秒針は止まることなく、一秒 また一秒と刻み続けていく。もう死ぬのだなという気持ちと、なんとかならないだろうかという気持ちが、ごちゃまぜに心の中を行き交いながら、口の中がカラカラに乾き 哀しみと恐怖が押し寄せ、死刑が執行されること自体よりも、自分の人生が終わるということの方が 重くのしかかってきた。もう終わりなのだ。私の命は尽きるのだ。あと15分が14分となり、13分となり、そして12分となる。刑務所のような場所ではなく、マンションの小さな一室だった。刑務官と思われる二人の女性が、一人はもうドアを開けて立ち、もう一人は部屋の入り口で私に支度をするよう促している。椅子から立ち上がると、鏡に蒼白の自分の顔が映る。テーブルの上に自分の携帯電話が置かれていて、最後に一件だけ電話をかけさせてくれと刑務官に頼む。相手の声を聞きながら、その電話の途中で 目が覚めた。ジワジワと意識が戻ってくるような ぼんやりした目の覚め方だった。夢だった、まだ生きていられるのだ と、安堵と喜びが広がる。それでも 夢の中で見た時計の秒針が・・・それを刻む音までもが 脳裏に焼きついて離れない。なんとも言い表しようのない気持ちになった。いつ死ぬか分からないということは、よく分かっているつもりでも、明日も明後日も1年後も 自分は生きているつもりで暮らしている。これからもたぶん それは変わらない。けれど私は、時計を見るたびにこの夢を思い出す。尊き1秒を 思い出すだろう。
2011/08/14
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あたしはTOKYO見返り美人~♪と 研ナオコさんが歌っていたのは、かなり前のこと。そもそも 見返り美人 とは、広辞苑などにも載っていないが 日本語としてはかなり知名度の高い、それでいてハッキリした意味は浸透していない言葉かと思う。捉えられる意味は数通りあるようだが、だいたいは、振り返った姿が美しい人のこと という説と、すれ違った相手があまりにも美しく、こちらが思わず振り返ってしまうという説に分かれるようだ。浮世絵の確立者である「菱川師宣」が描き、切手にもなった 見返り美人。私には この絵の人物が美人とは思えないのだが、あれは 振り返った姿が美しい女性を描き、その題名が「見返り美人」である。私が写した写真は・・・見返りキリン!くだらない と笑うなかれ、長い首だけあって 振り返った姿はなんとも色っぽいではないか。自分でも最近になって気づいたことだが、私はどうも キリンが好きらしい。スージーズーのキャラクターの中でも キリンのパッチズが好きだ。TY ビーニーベイビーズのクタクタのキリンの小さなヌイグルミも衝動買いしてしまった。つい最近では、某サイトの「紹介すると貰えるプレゼント」がキリンのアイテムだったため 必死に三人紹介してしまった。動物園でも カブリツキで見てしまう。どこでキリンが好きになったのか 思い当たることが一つある。今から20年以上も前のこと。地方の小さな動物園で、キリンに餌をあげられるところがあった。場所はすっかり忘れてしまったのだが、車で通りかかって たまたま入ったのを覚えている。ニンジンを買って一生懸命手を上に上げたら、キリンが長い首をにょき~っと下げながら私の手からニンジンをモグモグと食べてくれた。その時 トロンとした眠そうな目が私を見つめ、心ときめいてしまったのである。ちょっとクールで色っぽい・・・見返りキリンもまた 私を魅了してくれる。宝くじが当ったら キリンを飼おう!
2011/08/13
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殺す気か?と問いたくなるような暑さが続いている。うだるような暑さなんてものではない!干からびるほどである。昔は 風呂場の湯船の中に水を張りスイカを丸ごと冷やす家が多かった。しかし、この暑さでは 湯船の中でスイカが煮えそうだ。スイカに代わって 風呂場で冷やすものと言えば・・・我が家の場合 犬。湯船ではなくタイルの上だが、いくらか涼しいらしく夏場はいつも このように寝ている。 なんか 文句ある?今 特に文句はない。だが 私が風呂に入る時はどいていただきたい。シャワーを手にするまで このまま粘るのは止めて欲しいのだが・・・もう 聞いちゃいない。また でろ~んと寝てしまった。スイカは食べてしまえばなくなるが、犬は涼しくなるまで この場で寝続ける。たまに 邪魔なこともあるのだが、毛皮を着てるのだから 大目に見ることにしよう。おやすみ椋平。
2011/08/10
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近所のすし屋の前を通ったら電光掲示板に「菊1,600円」と流れていた。にぎりのランクで「菊」というのがあって、それが1,600円なのだろう と、日本人なら誰でも理解する。しかし よく考えてみると、寿司や懐石料理などのランクを 松竹梅などで表すのは日本独特のものかもしれない。例えば、日本語も漢字も達者な外人が居た とする。そして初めて日本に来た とする。すし屋に入って 「竹 2,000円」の文字を見て、すし屋には 竹の料理があるのか と思うのではないか?海外では ハッキリと、その品のランクを示す言葉を使う。スペシャルとかスーパーとかだろう。日本でも並とか上とか特上などと書く場合もあるが、高級店に行くほど 表現を曖昧にしてあるように思う。梅より松の方が高級というのは、日本人なら常識に近いが、植物として考えたら そもそも別々のものだ。値段も 松より高い梅だってあるだろう。曖昧な表現にすることで 並を頼むのも気後れせずに頼めるといった意味合いがあるのかもしれない。鰻重の並を二つ と頼むより、鰻重の梅を二つ の方が、どことなく品がいい。梅は一番安い と誰もが知っていても である。寸志や心づけなども 似たような表現だ。結婚式の引き出物などで カタログから選ぶのが主流になりつつあるが、そのカタログの名前も 花の名や色名でランク分けされていたりする。海外で こういった「言葉を和らげる」表現を私は知らない。日本語が難しいと言われることの一つかと思う。このような表現がけっこう好きだが、海外の方に説明しようとすると とても骨が折れる。日本文化は少々ややこしい。すし屋の 菊さえ、私には手が出ない存在なので、クルクル回るおすし屋さんでトロ一丁~!!・・・自分で皿を取る。
2011/08/07
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お母さんも長いのは、象の鼻だけではない。本日は ワオキツネザル!長い長い尻尾はシマシマ模様。寄り添っている二匹は、たぶん母子だろう。向かって左のサルはまだ尻尾が少し短い。ワオキツネザルは、体長よりも長い尻尾を持つ。群れの階級は雌雄別の順位が決められ、メスははっきりとした階級があるが、オスの階級は不明瞭でよくランクが変わるそうだ。メスはオスより上位で、食事においても優先される・・・と説明されていた。女性が強い社会らしい。成熟するにもオスとメスでは少々差があり、オスは30ヶ月、メスは20ヶ月ほど。メスの方が早熟のようだ。上野動物園内では、蓮の花咲く不忍池に伸びる遊歩道脇にある木々の近くで生息中。なぜみんな 木を見上げたり木の写真を撮っているのだろう?と見上げてみると 向こうもこちらを見下ろしている。だが 一番先に目に入るのは、立派な尻尾だ。これはなんだ?と 尻尾を辿っていった先に愛くるしい顔があったりするのがおもしろい。マダガスカル島南部および南西部固有種で、他のキツネザルの生息域より高地にも生息する とのこと。野生で暮らしていたら 一生見ることのなかった蓮。木の上から蓮の花を見下ろし 何を思っているのだろうか。
2011/08/04
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動物園には鳥もいるわけだが、上の写真に写っている鳥の居る場所は・・・ 羽繕いをしていて顔が見えなかったので、一瞬、ちょっとかわったペンギンだな と思ったが、ひょいとあげた顔を見て どうも違う鳥である。いや 足も羽も違えば何もかもが違う。ペンギンに見上げられながら すっかりくつろいでいるわけだが。なぜわざわざ こんな場所に止まっているのやら。不忍池に住むゴイサギらしい。「ペンギン」の看板のあるブースなのにペンギンではない鷺がいるから、これはまさに 詐欺・・・・・なぁんちゃって なぁんちゃって。
2011/08/02
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私は 大きな勘違いをしていたようだ。動物園などに居る「バク」が、夢を食べると信じていたが、この「バク」と夢を食べる「バク」は別のもの と知った。例えるなら 麒麟とキリンの違い のようなものだろうか?まず 夢を食べるバクは、中国から日本に伝わった幻獣だそうだ。体は熊、鼻は象、目は犀、尾は牛、脚は虎に似ている。神が動物を創造し終えて、余った半端物を用いてバクを創造したため とのこと。もともと、中国の獏伝説では夢を食べる描写はないらしい。バクの毛皮を座布団や寝具に用いると疾病や悪気を避けるとされていて、バクの絵を描いて邪気を払う風習がある。そのような俗信から「悪夢を払う」と解釈され、日本では「悪夢を食べる」となったようだ。唐代の「唐六典」という書に、「莫奇(ばくき)」という神が夢を食べるというものがあり、これが獏と混同されたとの説もある とも書かれていた。さて、動物園で会えるバクは と言うと、先の幻獣と容姿が似ているところから その名が付いた とも、その逆とも言われているようだ。水辺を好み、鼻先だけ水中から出すことで数時間水中にいることができる。食事は葉や果実など植物性のもの。そして カピバラとは仲が悪い。・・・上野動物園では、バクとカピバラが同じブースで見られるようになっているが、その柵には こんな看板がぶら下がっていた。「バクとカピバラは仲が悪いため、交代で放しています」カピバラは開園から10時半頃までらしい。それ以降は バク。仲が悪いなら ブースを分ければよいのではないか?と思うが、動物園側にも色々事情というものがあるのだろう。そんなわけで、私はカピパラには会えなかった。そして、バクは黒と白のツートンカラーと思っていたが、私が会ったバクは全部 茶色っぽかった。バクにも色々ある?夏毛?今度は早く行ってカピバラとバクの入れ替わる様子を見てみたいものだ。
2011/08/01
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ここ数日 ずっと動物の話で恐縮だが、なにせ 上野動物園に行ったもので、もうしばらく動物の話、お付き合いいただきたい。本日は・・・日本猿。親子のようである。とてもよく似ている。猿の顔の違いは、私にはそれほど分からないが、仕草というか雰囲気というか、そういったものに共通点が見られる気がする。昔 猿を見て、あぁそうなのか と感心したことがある。まだ小さい子猿に母猿が乳を飲ませていたのだが、その光景を見て初めて「猿の乳は腹にある」ということを知ったのだ。それまでは、人間と同じ位置にあると思っていた。だが考えてみると、ボインな猿など見たことがない。猿の乳がいくつあるのかは分からないが、犬は四対が一般的と聞いたことがあるので、猿もやはり 腹から胸の方にかけて何対かあるのかもしれない。でも、子供が飲む乳の場所は 腹である。なぜ人間だけが、胸に一対の乳なのか不思議である。もし人間も乳が腹にあったら、私も ボイン だったのにと悔やまれる。腹にブラジャー・・・いったいどんな形状になっていただろうか?想像すると ちょっと笑える。
2011/07/31
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「ライオンは寝ている」という歌のイントロが頭の中に浮かんできてしまった光景・・・ライオンが寝ていた。上野動物園のライオンはIn the jungle the mighty jungle the lion sleeps today.である。おぼろげながら 歌詞を心の中で呟きながら写真を撮って、ふと 思った。たしかライオンは夜行性。昼間は寝ていて夜行動するのではなかったか?そのライオンが 夜眠っている から、歌になるのかもしれない。どんな歌詞だったか 帰宅してかくにんしてみた。「大きなジャングルで 今夜ライオンは寝ている 平和な村の近くで、ライオンは寝ている 怖がらず静かにしていよう」たったこれだけを繰り返し歌っている曲だ。ライオンの生態は、草原や砂漠に生息する 夜行性で、1日のうち20時間は木陰や樹上などで休む とあった。そのライオンが 夜寝ている と歌っているのだから、何か深い意味があるのだろうか?当分の間、イントロの「ブンガチャッチャブンガチャッチャ」が頭から離れなくなりそうな予感・・・である。
2011/07/30
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福岡から、かわいいお客様が上京・・・10歳のお嬢様とそのお母様である。はるばる パンダに会いにいらしたので、上野動物園にご案内。どれだけ待つだろうかと手薬煉引いて行ってみれば、すいすいと進み あっと言う間にご対面。ラッキーだった。暑いからか、連日の働きづめで疲れているからか、まるで たれぱんだ 状態の二匹。まったり と言うか、ぐったり と言うか・・・どちらがどちらか忘れてしまったが、もう一匹も ご覧の通りである。たまらなくかわいい!!パンダなんざ わざわざ上野動物園まで見に行かなくてもなどと、友人に憎まれ口を叩きながら渋々のような顔をして行った私が、一番はしゃいで喜んでしまった。パンダのぬいぐるみまで買って、いそいそ連れて帰り、すっかりご満悦。あんまり嬉しかったので、早速ブログに登場していただいた。野生のパンダが暮らす場所の気温は、どの程度なのだろうか?気温が上がる夏になると海抜の高い涼しい所に移動して暮らし、冬になると海抜の低い暖かい所でで暮らしているそうだ。動物園では、それぞれの動物に合わせて室温などを管理しているだろうが、それでもやっぱり、真夏のアスファルト敷き詰められた東京は暑い。高い涼しい場所に移動することもできないわけで、このように たれぱんだ になってしまうのだろう。また パンダに会いに行きたい。涼しくなったら、動いている姿も見せてくれるだろう。
2011/07/29
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今月の初めに、奥歯が痛み出した。歯医者が苦手な私は 震えながらも仕方なく歯医者に行った。どうも 昔治療した歯の根が腐ってしまい、重症らしい。しばらく通院を余儀なくされた。とても丁寧で腕の良い先生のお陰で、これでも以前よりは 歯医者が苦手ではなくなったものの、やはり あまり行きたい場所ではない。病院全体に言えることではあるが・・・用がないに越したことはないだろう。治療をしてもらいながら、これはブログに綴ってみよう と思ったことがあるので、歯医者の看板を撮ってきた。見てもおもしろい写真ではないが、麻酔の話に合わせる画像を思いつかないのである。「写真はイメージです」ということで、ご勘弁いただこう。さて、何を思ったのか と言うと・・・歯医者に行って麻酔をするとき 先生がおっしゃる。「息を吸って はい 吐いてください」言われたとおりにする。吐いている時に針が刺さり、麻酔液が注入されていく。だが、もうそろそろ肺が空っぽになりそうになっても、まだ 麻酔は続いている。息 吸ってもいいですか?と聞こうにも とても口がきける状況ではない。肺が空っぽになっても まだグイグイと奥の方に注射針が入ってくる感覚がある。息・・・どうしたら いい?吸って いい?苦しくなってきたんだけど 吸っても大丈夫?毎回 耐え切れずに吸ってしまうわけだが、そして毎回 悩むことなわけだが、麻酔が終わってから わざわざ先生に確認するのも変。大雑把なわりに 変なところで頭の中、臨機応変ができない。例えば どこかのカウンターで用紙を出しながら何かを尋ねたとする。係りの方が「そのままでお待ちください」と言った時 たまたま用紙を差し出した状態だったとする。私は そのままの格好で待ってしまいたくなるのだ。もちろん その場で待っていろ という意味なのは分かるし、出した手を引っ込めて その場で待つが、それがなんだか 悪いことのような気がするのだ。相手に対して悪いこと ではなく、言葉に対して悪いこと とでも言うのだろうか?言われた言葉の通りではないことが 落ち着かない。偏屈で嫌味な人間 と思われても困るので、常識の範囲内で と気をつけてはいるが、たぶん 性根が偏屈で嫌味なのだろう。それが歳くってきて、強くなった気がする。おぉ 嫌だ嫌だ。息は吐いたら吸うことにしよう。これはもう 命に係わることである。
2011/07/26
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秋葉原の電気街口の前、宝くじ売り場の脇で人と待ち合わせをしたので、その場に立って待っていた。買いに来た方に 宝くじを手渡しながら(だと思う)、「ありがとうございました 当りますように」と 店の方が声をかけているのが聞こえてきた。なんとも優しいいい声である。これは・・・当りそう!!私も5枚 買ってしまった。公園の脇を歩いているとそこに 宝くじの文字が入った遊具が目についた。その名も ロッキンハッピー。だいぶ年季が入っているようだが、こういうものにも 収益が使われていることを知る。さっき私が買った宝くじのお金も、どこかの公園で子供達が楽しく遊ぶ遊具に使われるかと思うと、なんとなく嬉しい気分になった・・・だが しかし!!見事当選し、何百倍何千倍何万倍にもなって返ってきてくれなくては困るのだった。やっぱり 遊具より己の懐。一等賞が当ったら私が滑り台くらい寄付しよう。でも あの 公園の滑り台 は、いくらくらいするのだろうか?気になったのでざっと調べてみた。オーソドックスな品で 40万ちょっと。その他の遊具は、4つ並んだブランコも滑り台と同じような値段。2本の段違いの鉄棒が7万弱。シーソーが30万ちょっと。そして 普通の木製ベンチが30万弱。水のみと手洗い用の水道が20万ちょい。トイレは 90万円~也。公園のベンチに何気なく腰をおろしていたが、30万もするものに座っていたのか!!と驚いた。ちょっとトイレ拝借も、安くて90万である。今後は 心して使わせていただくことにしよう。
2011/07/25
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中古ノートPC探しに、かなり久しぶりに秋葉原に行った。電気街口の改札を出て ここはどこ? と驚いた。なにせ 私が知っている秋葉原は、見渡す限りの電気屋さんだった。メイドカフェなどがたくさんできた という情報は聞いていても、実際行ったのはそれ以前の話。電気街口は狭くて汚くて、小さな電気屋が建ち並んでいた頃で、目の前に広がる 綺麗な広場のような場所と秋葉原がイコールで結びつかなかった。歩いていると、普通の格好をした男の人とメイドの格好をした女の子が仲良く会話を交わしながら行き過ぎる。あれは・・・なんぞや?メイドさんと秋葉原の街をデートできるという店があるのだと 連れに教わっても、口をポカンと開けたままの私。奥の通りに入れば、それでもやっぱり秋葉原は電気の街だなと思えるような店が並んではいるのだが、どうも出来上がった品が見当たらない店ばかり。冷蔵庫とか洗濯機とか そういう商品は全然ないのだ。それどころか、何に使うのか分からないような品々 オンパレード。とある店の店頭に 無造作に置かれた商品の中で私が 用途や名前がわかった品は ただひとつ・・・CDケース だけである。パソコンにそれほど詳しいわけではないが、それでも ハードディスクもメモリーもCPUも知っている。売られている商品は そういったものでもない。首を傾げながら お目当ての店に到着・・・私でも知っている商品が所狭しと並んでいて ちょっとホッとした。中古のパソコンである。今まで、私は中古PCを買ったことがない。先日壊れたデスクトップPCも入れて、デスクトップは4台 ノートは3台世話になっているのだが、全部ビッグカメラやヤマダ電機などでの購入。詳しくなくても 店の人が教えてくれて、その中から自分で選べばよかった。今回はそれほど使用頻度も少ないノートPCだし、予算もないし、そもそも ネットブックでいいかと思っていたのだが、イー・モバイルに加入してもほとんど使うこともないだろうし、月々1,000円支払えば 2年間で2万4千円になる。それならば 中古のノートPCを購入して、ビジネスホテルなどのインターネット接続を使ったほうが安上がりとなったわけだ。予算は少々オーバーしたが、納得のいくノートPCを選んだ。会計をして、店の方が商品をプチプチで包んでくれて、それを無造作に紙袋に入れ「ありがとうございました」と手渡す。・・・・なんだか 大根でも買ったみたいで楽しい。帰りに メイドさんが並んでチラシ配りをしてる通りを通り抜けた。私にも チラシをくれた。 おぉ これは!! まさに 「メイドの土産」この寒いギャグを書きたいがために貰ったチラシを大事に持ち帰り、こうして長々 書き綴ったわけである。おそまつさまでした。テッペンの画像は、秋葉原で食べたケバブ。おいしかった!
2011/07/23
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昨日のことである。午前中、ちょっと買い物に出たら露草を発見。綺麗に咲いているのだが、カメラを持ってこなかった。後でまた撮りに来ようと思いながら、とりあえず携帯電話でパチリ。 午後からは歯医者であった。そうそう!露草撮るんだ と意気込んで、3台あるうちの 一番マクロ撮影が得意なカメラを選び、いそいそ お出掛け。 ・・・・・・・・・寝てしまった。早起きだが 早寝である。いくらなんでも 早すぎないだろうか?露草は、朝開き昼しぼむことから「朝露」を連想させ、そこから この名がついたという説があるそうだ。そうだったのか、ちっとも知らなかった。花言葉は「豊潤・恋の心変わり・尊敬」。確かに、早寝早起きは 尊敬に値する。私は今日も 寝坊をしてしまった。
2011/07/22
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先日、タコスの話を綴った時にも紹介したが、本日は その時脇役だった「サワークリーム」のお話。食べたことがある方も、名前を聞いたことがある方も大勢いらっしゃるかとは思うが、日本では馴染みあるものとは言い難い。サワークリームは生クリームを乳酸醗酵させて作るもので、少々酸味がある硬めの生クリームのような感じだ。ヨーグルトよりマイルドだがちょっと似ている。マヨネーズよりもカロリーは低いようだ。値段は、私が購入した写真の商品で450円ほどだった。長期保存ができないので、割高になる。だが ぜひ一度試してみていただきたい。これが なかなか、何にでも合う のである。焼き魚や味噌汁には少々不向きかもしれないが、肉じゃがのような濃厚な味の料理なら和食でもイケる。サラダのドレッシング代わりにも、トーストにピザに、カレーの隠し味に麻婆豆腐に、ミートソースなどなど、試してみると どれでもOK!私の下手な料理さえ美味しく感じる魔法のアイティムと喜んでいる。ドラキュラで有名な国・・・ルーマニアの料理には、このサワークリームが 日本の醤油のようによく使われていて、それによって脂っこさが調和されてヘルシーに感じる。脂っこい料理にはもってこいのようである。他の調味料とも相性がいい。ソース、トマトケチャップなどの上に ちょっと載せるだけで、味の深みが増しながらもサッパリとした口当たりになる気がする。料理の段階で混ぜてしまってもいい。今まで、サワークリームを使うような料理を作る時、どうせ余ってしまうし・・・と 省いて作っていたのだが、けっこうあれこれ使える代物であることを知った。マイブームになりつつあるので、皆様にも サワークリームの勧め である。お試しあれ!
2011/07/21
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東京都港区の浜松町駅近くに、素敵な隠れ家を見つけた。「NGUYEN(グエン)」という名のカジュアルフレンチレストラン。佇まいや内装は、フランスの民家のような雰囲気でシットリ落ち着く。まずはレモネードを飲みながら、オツマミにセロリのオレンジ煮。甘いオレンジの香りに包まれたセロリはなんとも不思議な美味しさ。とても少量出てくるのだが、この量がちょうどいい。大どんぶりでガツガツ食べるようなものではない。パンは自家製で、コロンと小さく香ばしい。お変わり自由である。ガーリックトーストもいただく。カリカリした食感にガーリックの風味が口の中に広がり、食欲をそそる。どちらも甲乙つけがたい。 こちらが セロリのオレンジ煮本日のスープは「カボチャの冷たいスープ」だった。あっさりとした味が 暑さに疲れた身体を癒してくれる。ムール貝の白ワイン蒸しは汁まで飲み干し、サラダは・・・えぇっと・・・チコリーの・・・名前を忘れてしまった。チコリーとは菊科の植物で、フランスやイタリーではお馴染みらしい。キャベツや白菜の芯のような食感にだ。クルミも入っていて、その香りがよく合う。メインディッシュは、鯛とウズラ。サフランライスの上に鯛が乗っていて、イカ墨ソースが添えてある。うっとりする美味しさ。そしてウズラ・・・私たち日本人が「ウズラの○○」と聞いたら、たぶんウズラの卵を想像するかと思うが、なんと お母さん の方である。つまり ウズラの肉!食感はもう ほとんど鶏。臭みなどもまったくなく、ジューシーで食べやすい。濃い目に味付けられた塩胡椒が この味を引き立てていた。そして食事の最後は ブルーチーズのペンネ。ペンネに濃厚なブルーチーズがよく絡み、パクパクと入ってしまう美味しさであった。デザートは ヌガー・・・キャラメル・・・なんだったか?物覚えが悪くて困る。中に小さく切ったフルーツが入っていて、キャラメルの甘さとフルーツの酸っぱさと、添えられたベリーソースがベストマッチ と言えるデザートだ。ヌガー好きの私にはたまらない一品。ただひとつ なんとなく心残りが・・・。レモネードはフランス産で、シュワシュワをとても美味しかったのだが、瓶のラベルを見てみたら それはそれは大きな文字で「果汁 0%」と書かれていた。私の好みは レモンの果肉が少し入ったレモネードである。ちょっとだけ 消化不良な気分だったので、この近所のお気に入りショットバーに立ち寄り、マスターに我侭を言った。「果肉入りレモン汁入りレモネード 飲みたい!!」 丁寧に作っていただいたのが、こちら。 完璧 である。NGUYENの場所や営業時間などは、お店のHPをご参照いただきたい。グエンHPホッとできる 美味しくて素敵な店だ。機会があったら、ぜひ訪れていただきたいお勧めレストランである。
2011/07/20
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PCのハードディスクが壊れ、画像処理ソフトのCDが埋もれ、あぁ困った困った と思っていたが、神のご慈悲か導きか・・・画像処理ソフト 発掘!!ブログにまた 写真を載せられるようになった。その栄えある第一弾が この画像 というのも情けないが、ご覧になってわかるだろうか?タコスである。突然 タコスが食べたくなったのが、かれこれ1ヶ月近く前。しかし、アジの干物が食べたくなった ようにはいかず、やっと材料を揃え 家でこしらえ、念願のタコス 食す。念のため タコスとはなんぞやを記しておこう。トウモロコシの粉でこしらえた 餃子の皮のような代物を焼き、その中に ひき肉などをサルサソースで炒めた具を詰め、レタスやキュウリなどを添え、サワークリームを載せていただくという メキシコ料理のひとつである。テキーラは日本でもかなりお馴染みだが、メキシコ料理となると、知っているようで知らない。私も タコスしか知らないし、メキシコ料理店に行った記憶もない。むかぁし むかし、色々な国の食材などを扱う店にフラリと立ち寄って、タコスの箱を見つけ、名前しか知らなかった私は その箱の中身だけで箱の写真のようなものが出来上がると信じ込み購入。家に帰って その日の夕食に、さぁ作ろうと箱を開けたら・・・タコスの皮だけが ぞろぞろ出てきた。最後に 作り方の紙がペラリ~ンと舞い落ちて、そこで初めて ひき肉もサルサソールたるものもすべて自分で用意しなくては出来上がらない事実を知った。その日の夕食は カップラーメン となった。後日 材料を用意して、えっちらせっせと作って食べたタコスはうま~い!!と感動したわけだが、実は 今回のタコス、それ以来の挑戦である。今回は タコスシェル(タコスの皮)とサルサソースなどがセットになっている箱を購入したので、他に用意するのはニンニクとひき肉とレタスとキュウリとチェダーチーズとサワークリーム。更にクミンがあると メキシコっぽい香りが引き立つ。書き上げてみると 用意する材料、けっこうあることに気づいたが・・・。私は こちらのレシピを参考にさせていただいた。MaggiのレシピNo840「タコス」購入したのは このタコスセット。オールドエルパソ タコスキットこの二つを組み合わせて、できあがったのが写真復活第一弾を飾る 上のタコスである。簡単と言えば簡単なのだが、少々面倒くさい。例えるなら、冷やし中華を作る時のようなもの である。簡単なようで、具をすべて細切りにしたり茹でた麺を流水で洗って完全に冷ましたり、わりと手間のかかる料理・・・冷やし中華を作ったことがある方なら「あぁ うんうん」と頷かれるだろう。だが おそらく、想像するよりはかなり簡単で、詰めながら食べると楽しい。タコスシェルは硬いタイプなので、たぶん トルティーヤを購入されてご自宅で焼いた方が 具を詰めやすいし食べやすいし美味しい気がする。次回は私も トルティーヤでまたチャレンジしてみたい。ついでに・・・サルサソースも買ってしまった私は、お手軽ピザトーストに使っている。食パンの上にサルサソースを塗って、ピーマン置いてチーズ置いてサラミ置いて焼くだけ。そして 焼きあがった後に、これまた余ったサワークリームを乗せて食べると 美味いのだ。サワークリームが残った時には お試しあれ。
2011/07/19
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今月は、私の厄月であろうか?かなり面倒な 風邪をひき、これがなかなか治らない。だいたい 熱があるのか、気温が高いから暑いのか分からない。普段から平熱が大きく変わる蛇のような体質・・・気温が下がれば平熱は下がり、気温が上がれば平熱が上がる。どちらにしても冷やそう と思うが、この暑い最中に どうやったら冷えると言うのだ?エアコンはどうにも苦手で、点けた中に長く居るとダルくなる。扇風機を回すと熱風が届く。冷凍庫で冷やすアイス枕を使っても、すぐに温まってしまう。冷やさなくても冷感 という商品も買ってみたが、気温が高すぎて ちっとも冷感ではない。だるいので 布団に横になっていると、2階の室温は とてつもなく上がるものだから、もう風邪なのか熱中症なのか分からないほど意識が朦朧としてくる。こう暑くては 栄養のあるものなど食べたいとは思えず、そうめんばかり すすってしまう。もうそろそろ、私のミイラが出来上がりそうな予感大。夏の風邪は辛い!もう いやぁんばかぁん なのである。
2011/07/18
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あまりに急なことであった。その前の夜まで元気にしていたPCのハードディスクが、朝起きたら お亡くなりになっていた。熱中症かもしれない。老衰かもしれない。急場しのぎでHDDを入れ替え、PCを動くようにはしたものの、データをすべて道連れにされたものだから、本当に 取り急ぎ だけでなんだか落ち着かない。壊れたものと同じ型のHDDを購入し、基盤を移し変えればもしかしたらデータが取り出せる かもしれないとのこと。只今 オークションで落札したところである。いつかは必ず壊れるものとわかっているのだが、そのうちにやろう と思いながらバックアップを怠る。そしてやっぱり その「いつか」は来るのである。今まではここまで完全に壊れたことはなかったので、なんとかかんとか データを移行させることができたが・・・今回、ある程度の目処はついているものの一部のデータは少々難しい状況だ。もうこの際 写真だけ取り出せればいいのだが。さて 画像処理ソフトのCDをどこにしまっただろうか?探してみると、今のOSver.では使えなくなった古いソフトばかりが出てくる。捨てれば良さそうなのだが 捨てられずにまたしまう。一まとめにしてあるはずが、必要なソフトだけ見当たらなかったり・・・。画像処理ソフトがないと、撮った写真を小さくすることもできない。必死に探さなくては!!家電が壊れたら、修理するか新しい物を買えば済む。気に入っていたバッグや靴などが壊れても、似たようなデザインを探せば まぁなんとかなる。PCだけは そうはいかない厄介さ。借りてきたCDの曲も写した写真も小説の下書きも全部パソコンの中に保管してしまうものだから、ないと生きては行かれないわけではないが、無くなるとかなり凹むものである。復旧を目指すしかない。
2011/07/17
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空を素早く横切って 何かが飛んでいった気がする。数ヶ月前から よく出会う光景・・・たいがいツバメである。あまりに早すぎて、飛んでいる姿を写すのはまず無理だ。そして止まっている時間もわりと短く、バッグからカメラを出した頃には もうそこには居ない。夕暮れ時、やっと写すことができたツバメのシルエット。じっくり見ながら「『若いツバメ』とはよく言ったものだ」と思う。女性の愛人である年下の若い男性を指す言葉である。これは 明治時代の婦人運動家であり女性解放運動家の平塚雷鳥という女性と、年下の青年画家である奥村博史との恋愛から生まれた言葉だそうだ。平塚女史は5歳年下の恋人である奥村氏のことを「若いツバメ」や「弟」と呼んでいた。二人の関係が公になるにつれ、女性解放を謳う平塚女史の運動に参加していた人々の間で騒ぎとなり、奥村氏が身を引く決心をする。その時、奥村氏が平塚女史に「若いつばめは池の平和のために飛び去っていく」という手紙をしたためた。ここから、「若いツバメ」が流行語となり、今では 女性にとっての若い愛人がこう呼ばれている。実際には、最終的にこの二人は結婚したそうだが・・・今では5歳くらいの差は珍しくもなく、熟女と呼ばれる年齢の女性に対して20代前半くらいの愛人を指すようなイメージだ。私の勝手なイメージついでに、やっぱり ツバメ でなくてはと思う。スズメでは 幼い感じがするし、ヒバリでは やかましすぎる。カラスは 人生知り尽くしているようで、キツツキは なんだか落ち着きがない。アヒルでもない ダチョウでもない 鴨でもない。敏速でフットワークが軽く、スマートなスタイル。飛び方も止まっていてもカッコ良く、ちょっと中性的な雰囲気。それでいて どこかコケティッシュなかわいさがあり、そして 若々しい。民家の軒下に巣を作るほど身近でありながら完全に懐くことはない。ツバメとは そんなイメージだ。浮気性で女たらしの男性を例える鳥として「カモメ」が挙げられる。実際カモメが薄情かどうかは別として、どこか冷たい雰囲気はある。こちらも なかなかピッタリな例えだと感心する。さて 私を鳥に例えたら、何になるだろうか?・・・たぶん 閑古鳥。私が店に行くと その店はいつもガラガラになってしまう。店側にとって なるべく来て欲しくない客である。
2011/07/10
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今日起きて、ドっと汗が噴出し身体中を流れ落ちた。私が寝ていると 汗も寝ているらしいなどと バカなことを考えながらニュースを見たら「関東甲信越 梅雨明けとみられる」とのこと。空は 綺麗な青。それだけ見上げりゃ気持良いが、この暑さには早くもウンザリである。昔 欲しい物は?と聞かれたら、バッグとか靴とかであった。今も貰えるものならそりゃ欲しいが、一番欲しい物は 扇風機とクールマット だ。エアコンが苦手な私は、真夏でも1日~2日程度しかエアコンを点けない。1階には それはそれはかわいらしい・・・つまり そこまで小さい扇風機があるだけ。汗も流れ落ちるってもんだ。もう少し大きい扇風機が欲しい。そして 当然寝る時もエアコンなど点けられない。そもそも2階にエアコン自体がない。布団に敷くクールマットは必需品と思われる。水辺の写真を見たら 少しは涼がとれるだろうか?そんな願いを込めて、江戸川土手の写真を添えてみたが、もう 夕焼けさえもが暑苦しい!!というのが現状。どうぞ皆様 熱中症や夏ばてにお気をつけてこの過酷な夏を 乗り越えてください。
2011/07/09
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