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2020年02月09日

業務スーパーの商品あれやこれ物申す【貝の類】

テーマ：５０代の視点と日常(1299)

カテゴリ：食べ物語

ムール貝 ・・・
業務スーパーにある殻つきムール貝は  チリ産 
そもそもムール貝は日本では採れないとばかり思っていたけれど
そんなことは無い様だ。

イタリアンなお店に入れば目にする事はあるものの
好んで買ったり食べたりはしたことのないムール貝。
私にとっては得体の知れない貝であるが、長男は『好きだ』と言う。

ムール貝と海老のトマトスパゲティー posted by (C)くろすけcat

トマトソースの赤やパエリアのサフランカラーに
この黒い殻のムール貝が入っただけで高級感が出た気になるのは
私だけだろうか？

５００ｇ二人で使い切るには何しろ殻が邪魔だったので、
６～７割程殻を取り中身だけ入れた。
モノによっては綺麗に下処理されている様だが、
ムール貝には独特の  足糸  というものがあるらしく、
私が購入したムール貝には、それが何個かにちょこっと残っていた。
当初ネットで調べる前は「海草？！藻？！」と

おまけに、少なかったけれど欠けた殻もあった。

好物だという長男に聞けば期待していたほどではなかったらしい。
加熱して冷凍されたムール貝 だから旨味が抜けてしまったのか？！
と、思ったが旨味入りの過熱時の汁も入っていた。
これを捨てることなく使うのがよろしい様だ。

これは私の調理方がよろしくなかったのだろうな。

小洒落た食事をなさる方々の様にムール貝は
『ワイン蒸し』とか『ムールフリット』にして食する様で。
ムール貝の味が分かりやすいみたいである。
そもそも本格的にムール貝を食べたことが無い私が
ムール貝の美味さを知るわけが無いんだよなぁ・・・

殻付きムール貝 posted by (C)くろすけcat

今時のシジミやアサリは、万が一の苦情に備えてか
「いちおう砂抜きはしてあるけれど、用心の為にもう一回やってくれ」
なんて記載してあるので、ちょいと面倒くさい気にさせる。

子供の頃、近くの川で家族でシジミをバケツ一杯採って来て
砂抜きを一日がかりでやって味噌汁にしていた記憶がある。
それでもジャリ入りの身を噛んだり、味噌汁の底に砂が残ってたりしたものだ
アサリなんては、真水では砂抜きできないから
砂抜きしてあるものしか絶対買わなかった若かりし頃。

それを思えば砂抜きしないでも良くて
自信満々に冷凍された二枚貝を見ると
それでも信用できない疑り深い私は、
ホントにジャリ無し没貝無しと思ってしまう。

殻付あさり posted by (C)くろすけcat

砂抜き済 中国産生の殻付きあさり  を冷凍
 １５０ｇずつ３パック 入っている。
もちろん生のものよりはお安いので手にしてみる。

小分けしてあるから、息子と二人暮らしには丁度良い。
味噌汁にしてもスープにしても気軽に使えて
３袋全部使ってみたが、砂を噛むことも没貝もない のがエクセレント

聴くところによれば生のアサリやシジミは、
細胞の中に旨味成分が閉じ込められているので
冷凍することにより水分が凍って細胞を壊す為
旨味成分が出やすくなり、美味しさがアップするという。

アサリやシジミは冷凍された段階でもう生きてはいない。
なのに加熱して口を開く理由、
二枚貝の貝柱が殻とくっつているのはタンパク質によるもので
これに熱が加わることによって開くらしい。
冷凍した貝を沸騰した湯に入れる のはこの為だ・・・とか
当然、加熱して口を開けないものは没した貝なので食べてはいけない。

生の貝は水から入れるか、熱湯から入れるか悩むところだが
水からの方が貝からの出汁が濃く出るので汁が美味い。
白濁したシジミの汁なんて身体に良さそう～だもんね♪

実際冷凍のアサリを食べてみると
沸騰してから短時間加熱した貝なので身が美味く感じる。
なのに・・・うちの男共ときたら貝の身を食べるのを面倒くさがるんだよなぁ