9月のベルギー、ドイツ旅は滞在日数が限られていためベルギーでは食べ物のみ、ドイツでは試飲会などでスケジュールが決まっているので何度も訪れているワイン産地に5日間いたのですが、せっかくヨーロッパに行くのだから未開の地を観光したいという気持ちも強かったのでドイツでの一日は観光にあてることにしました。
ということで決めたのがハノーファーの南の地域ハルツ山地にある二つの世界遺産の街クヴェートリンブルクとゴスラーです。一時間ちょっとで行くことができて割と近いことがわかったのでこの二つをセットにできるのでこれらに行くことに決めたのです。
まずはクヴェートリンブルクQuedlinburgから。
こちらは旧東ドイツ側です。ベルリンからも遠くはありません。

旧市街の中心です。ドイツの街でよくみかける光景です。市庁舎などもありますがこのカットが一番よかったです。

そのまわりはこういう景色が続きます。

城のように高くなっているところに聖セルヴァティウス教会があるのですがそこからの眺めです。宝物などが展示しているとこもあってそちらも見学しました。

中心の散策と高いところに登ったあとは昼食で休憩です。
この醸造所兼レストランではこのビールが名物らしいのですがアルコールが1パーセンないのです。これから午後も活動するのでアルコールも摂取しないし(ふつうのビールも飲みましたが・)味わいとしても甘ったるくない甘みでスープと共においしくいただきました。


観光客がほとんど歩いていないただの住宅地もずっとこういう造りの建物です。
かなりの広範囲で、それぞれの地域で若干雰囲気も違うので飽きさせません。
といってもあまりにも広くて続きすぎるので最後のほうは若干飽きていましたが・。

この周辺が僕は一番好きでした。
クヴェートリンブルクは教会以外は目立った観光スポットはないし山地の田舎町なのでショッピングもたいしてできないのですが、ただ街を歩くだけでも楽しめる街です。
南のロマンチック街道のローテンブルクなども木組みの家で似たような街並みなのですが僕はこの街のほうが好きです。
ロマンチック街道はブランド力があるから有名なだけであって、純粋にきれい街並みを観て楽しみたいという人にはこちらのほうをおすすめします。
街としても観光に力を入れているようですがあちらの有名どころの影に隠れてしまっているようです。とはいえドイツ人の観光客はそれなりに見かけました。年配の方の割合が高かったですが(ワイン産地も似たようなかんじですが)。
教会で日本語の翻訳のプリントがあったり日本人観光客も誘致したいようなのですがなかなか効果は表れていないようです。ロマンチック街道はドイツを訪れる日本人のほとんどは知っているでしょうが、クヴェートリンブルクやゴスラーなんて1割の人も知らないかもしれないというのが実情だと思います。
まあSNSなどの発達で口コミの効力が高まっているのでここらへんの街の人気が高まってくるのも時間の問題かな、と僕は思っています。
いかにも観光地というロマンチック街道よりも静かで日常のドイツを感じられるドイツが僕は好きなのでそういうのを求める方々にはこの街はおすすめです。
ベルギーのチョコレートについて少し ド… 2013.02.05
ベルギーで飲んだベルギービール その2 … 2013.02.03
ベルギーの有名レストラン、ブリュノーBru… 2013.02.01
カテゴリ
キーワードサーチ
コメント新着