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以前、どこを見る?・やるじゃん、中1!!の記事の中で、未来を見るようになれば、生徒は能動的になり、それはとても重要なことだということを述べた。 僕は、このブログ上には、すばらしい先生方がたくさんおられると思う。その中の一人、もちざくらさんの記事(勉強の動機)、でも述べられている。(もちざくらさん、記事にリンクさせてもらいました。)そのことが影響して、生徒の行動にどう影響するのか、具体的に、すばらしい生徒の例を紹介していこうと思います。 今回は、中学生の国語の問題演習と答え合わせにおいて。1 時間を計り、設定時間内で問題を解く。2 本文ではなく、問題文(問)から読む。3 自分の解答の根拠を本文の中に残す。(自分の思考の足跡)4 答え合わせをしてから、なぜその答えになるのか、 本文のどの部分が答えの根拠になるのかを、とことん考える。5 その時間は、問題演習時間よりもはるかに多い。 1・2について、これはスピードを意識しています。いくら正解率が高くても制限時間内に解き終わらなければ、得点になりません。 特に、国語の問題は必ず本文があるので、その長い文章を何度も読み返していては時間が足りません。国語の成績が良くない生徒は、ほとんどが全問解答していないのです。 3・4・5について、これは問題を解くことより、答え合わせをした後の方に力を注ごうとしています。国語の問題は、解く時点の国語力がどれほどあるかを測定するものです。だから、それをただ繰り返すだけでは、国語力は上がりません。能力を上げるためには、なぜその答えになるのか、が重要。能力を上げたいのなら、問題を解いた後に力を注ぐ。とても理にかなった勉強方法です。 この生徒は、国語で毎回90点以上とります。5教科では450点以上とってます。
2007.05.29
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これから綴るお話は、ある年度、当時中1の生徒Aのお話です。 中学校の制服もまだ着慣れていない4月、彼はうちの塾にやって来ました。入塾の三者面談。長男である彼が中学生になることは、お母さんにとっても初めての経験。小学校とはレベルアップする勉強に関しても、 先生、うちの息子、大丈夫でしょうか?母親として、私はどうすればいいのでしょう? 不安を隠せないお母さんの姿がそこにありました。 先生、この子、算数は得意なんです!! 唯一、この言葉だけが、そのお母さんの自信のある言葉でした。 不安を抱えるお母さんとは裏腹に、本人はまだ自分の置かれている状況がわかっている様子もなく、正に「ピカピカの1年生」、そんな様子でした。 三者面談の翌週、塾での初めての授業。小学校の復習計算問題プリントを解いてもらうことで、生徒それぞれの学力状況を把握しようとしました。Aは、問題を解く速さ、正確性、1番でした。ほぉ~、なるほどぉ~。算数ではなく、いよいよ数学の授業。「正の数、負の数」の授業。ん???どうも手応えが悪い。僕が投げかける声に対する返事もなんだか「心」を感じない。義務的に「はい」、少し冷たい感じのする「はい」なんです。 僕は彼に対して、2つの危機感を感じました。一つは、計算をまるで作業のように行い、そこに理解を感じなかった点。 もう一つは、義務的な、冷たい、「はい」。この返事では、学校の先生の印象は悪くなる。たとえテストで高得点を修めても、通知表はそれに追いつかない可能性が高い。 この2つは、両方とも、成績の悪くなる原因です。理解のない作業的な計算は、数学では通用しない。そのままでは、それ相応の得点がとれるのも、1学期まで。2学期からの得点は、下がる可能性が非常に高い。しかも、先生の印象が悪ければ、2学期の通知表はとんでもないことになる。僕は最初の授業で、かなりの危機感を感じました。 作業的な計算から感じる危機感。普通の大人は、この「作業的な計算」に危機感を感じることは難しいかもしれません。計算が速くて、正確であれば、ほぉ~、この子、算数できるなぁ。と感じるんじゃないかと思います。しかし、塾講師のように、教務に携わる人間であれば、それが本物であるか、偽者であるかを考えます。それが仕事ですから。 では、計算において、具体的に、どういったことに危機感を感じるのか?一つ、例を挙げて説明してみようと思います。 問題 28×4この計算をするとき、僕が危機感を感じる生徒。何も考えずに、直ぐに筆算をする。もっと突っ込んで言わせてもらえば、二桁以上の掛算は、筆算を使わなければできない。それしか方法がない。答えにたどり着く道筋は、筆算という道筋しかない。そう思い込んでいる生徒。確かに、筆算でも、答えにたどり着けます。しかし、こうは考えられないでしょうか?28×4=(25×4)+(3×4) =(100)+(12) =11228という数字は、25より3大きい数字だから、まず、25の塊が4つで100になり、答えに足りないのは、3の塊が4つ分だから12、合わせて112。 こうも考えられます。28×4=(30×4)-(2×4) =120-8 =11228という数字は30より2小さい数だから、まず30の塊が4つで120、余分なのは、2の塊が4つ分だから8、余分な8を引いてやって、112。 これらは、数字を記号として捉えているのではなく、「量」として捉えた計算の考え方。式を目にしたとき、数字を量として捉え、その数字の表す「量」と近い「量」の数字を用い、頭の中で合理的に計算していく。一つの計算問題から、答えにたどり着く複数の道筋を考え、その中から選択して答えにたどり着く。そうとう頭を使う上に、道筋を何本も考えられるから、その過程で、「喜び」を感じることができる。 一方、筆算という1本の道筋しか知らなければ、どうでしょう?「選択」する必要はないわけですから、何度も繰り返すうちに、それは「作業」になっていきます。同じことをひたすら繰り返すことに、「喜び」を見つけるのは、誰でも難しいですよね。計算が作業化している生徒は、1年生の2学期で学習する、「方程式の文章問題」にめった打ちにされてしまいます。だって、「道筋を考えること」そのものの単元だから。つづく・・・。 この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで結構でございます。 クリックお願いします。 この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。
2008.07.15
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今日は、中3生、最後の授業。全員集合でございます。なんと、今日はスペシャルゲスト登場。 誰でしょう? 中3生にとっては、1年ぶりの再会。もちざくら先生。忙しい合間を縫って応援に来てくれました。彼に、1年間の成長を見せようと、それぞれ真剣に取り組んでいますね。 この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで結構でございます。 クリックお願いします。 この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。
2009.03.11
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只今、16:40。 以前の記事に登場した中1のAちゃんが、僕の隣りで勉強しています。来週月曜日に行われる2学期中間テスト、そのために勉強しています。教室では、中3がもちざくらの数・理の授業を13:00から受けているので、僕とAちゃんは、職員室。先週の土曜日、授業終了後、Aちゃんは僕のところにやってきて、 先生、来週の日曜日のテスト対策補習、町民運動会に出場しなければならないので、出席できません。 前の日の土曜日に、勉強しにきてもいいですか? と訊きに来た。もちろん、OK!そして今日、塾にやって来たAちゃん。 よしっ! 今日は国語をやるぞ! ワークの問題やろうか?まだ、やってないやろ? いいえ、もう1度、やりました。 これですね。 僕が中学生のときもありました、町民運動会。出場しなければ、その種目自体が無くなってしまうので、必ず、誰かが出場しなければなりません。しかし、翌日に2学期中間テスト。そういった自分の状況を把握して、それまでに自分は何をすべきかを考え、行動する。僕は、勉強そのものよりも、大切なことだと考えています。こういったことができる子は、必ず立派な大人になるはずです。Aちゃんの口から、何でこの時期に町民運動会に出なあかんのぉ~?次の日、中間テストなのにぃ~!というような言葉は出てきません。言い訳からは、何も生まれないということを彼女は分かっているんですね。言っても、仕方のないことだし、それなら、自分は、それをどう乗り越えればいいのかを考えているから、1週間前から、僕に確認を取り、国語の問題もすでに解いているのです。先を見る力、未来を見て進んでいく力を、中学生になって、半年で、Aちゃんは手に入れました。すばらしい!!
2007.10.13
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今日、中1の2学期期末テストの結果が出揃った。大人であっても、子どもであっても、自分を向上させようと思えば、自分を知らなければならない。成績を上げたければ、まず自分の状態を知る必要がある。その時期は、中学生にとってはテストを終えた直後だろう。そこで今日は、こんな授業をすることにした。「2学期期末テスト」というテーマで作文を書く。結果そのものではなく、テストに臨む前の自分の分析。自分を省みることは、大人でも難しく、大切なこと。中1にとっては、自分一人だけの自己分析は難しい。かといって、他人の分析に依存し過ぎるのも、将来を見据えた自学の力の妨げになる可能性がある。ということで、今回は、完全自由に書いてもらうのではなく、マインドマップを使って、その作文が生徒にとって深い分析に繋がるよう、少し僕が手を加えてみた。 「悪かったこと」→「良かったこと」→「改善方法」の順に、3つのマインドマップを書いていく。 「悪かったこと」を最初にもってきたのは・・・。小学生から中学生となり、4回目の定期テストを終えた中1生は、勉強やテストに対する意識はかなり成長した。そんな彼らであるならば、もう既に自分の悪かった部分を、良かった部分よりも、多く書き出せるはずだと確信していたから。 2番目に「良かったこと」をもってきたのは・・・。物事には必ず、悪い面、良い面の両面がある。悪い部分が目立つからといって、良い部分が無いわけじゃない。良い部分は継続していくべきである。自己分析において、短所ばかりを探し出し、長所が探し出せなければ、精神にストレスを加えるばかりになる。それが続けば、誰でも自己分析することが嫌になる。そのうちしなくなる。 自分の長所を探し出すことができず、短所ばかりを人に指摘され、自己を分析するのが辛くなって、現実から目を背けることに慣れてしまった子どもを僕は今までにたくさん見てきた。たとえ自分の短所が目立ったとしても、長所を見つけ出し、大切に育てていくことで、自己を分析することを続けて欲しいから。 最後に「改善方法」にたどり着かなければ、自己が改善されたとき、それまでの自分の努力に自信がもてないから。 この3つのマインドマップ、生徒たちが書いていく過程を見ていてマインドマップの新しい可能性を発見することができた。つづく・・・。 この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで結構でございます。 クリックお願いします。 この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。
2007.12.01
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今日は、中1の授業。 19時10分から始まります。18時40分、男の子が塾にやってきました。彼は以前の記事に登場した、感動・成長くん。 何か声が聞こえてきます。何だ? Do you see any birds ? Yes, I do. ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 何と、彼は英語の教科書の音読をしていました。入塾当初、よく忘れ物をしていたのですが、最近は全くなくなりました。夏休み明けの、学校で行われた、英単語100問テスト、93点!本当に、子どもの成長を目の前で見ることのできるこの職業、絶対に辞められません!
2007.09.15
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今日、中2(14名中、10名。この10名は同中学)の中間テスト結果が出た。このクラスはとても頑張り屋さんのクラス。素直に僕の言うことを実行する子たちで、成長という面では、本当にすごい。ただ、やっぱりどんな子にもあるんです、中だるみ。そりゃそうだよなぁ、大人でもあるもの。ただ、結果に出ちゃった。 英語だけ。確かに4教科は頑張ってる。確かに英語の問題は難しかった。他の4教科を誉めようか、英語について説教しようか。本当に悩みました。 普段は迷わず、4教科を誉めるんだけど・・・。 「数学が良かったから、英語はまぁええやろぉ~。 って思っとるんちゃうんかぁ。 それが、中だるみなんちゃうんか。 4月からずっと言っとるやろ~。 中2になるとどうしても中1のときより、 気が緩むから気をつけろって。 それが分かっとったら、昨日の 補習授業に来るやろぉ。 人に見せたくない英語の結果を、 他の教科が、かき消してはくれないぞ。 人に見せたくないっていう自分の気持ちに 正直になれ。 俺はいつでもおまえらを誉めたいんやぞ。 何の迷いもなく誉められないのが残念だ。 もしこの話を聞いて、これじゃいけないって思った人。 後でお願いしにおいで。 そうしたら先生、特別補修授業やるから。」 説教してしまいました。 そうしたら、次の休憩時間。「先生、お願いします。」「僕もお願いします。」「私もお願いします。」「木曜日、学校昼までだから、塾来る。 先生、授業、お願いします。」 超ーーーーー、感動!!やっぱり、おまえら、大好きじゃぁーーーーー!!
2007.06.04
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仕事に行く前にベランダでタバコを吸っていました。目に飛び込んできたのがこの写真。足場を組んで、家の壁のペンキ塗りをしているおじいちゃん。さくら、コタを公園に連れて行くときなど、よく話しかけてくれます。農作業をしたり、家具を修理したり、そして絵を描いたり。いろんなことを精力的にこなしているんですよね。絵も、すごいんですよ。初めて見たとき、画家なのかと思ったほどです。そして今日はペンキ塗り。やはり、生き抜いてきた人は違いますね。 このおじいちゃん、70歳は越えていると思いますが、僕は、ハッとさせられました。 「できるか、できないか?」じゃない。「やるか、やらないか?」、それが大事なんだと、 おじいちゃんに教えてもらったように思います。 この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで結構でございます。 クリックお願いします。 この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。
2008.10.08
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盆休みに入る前の中1生の授業。こんばんわ~。このクラスで最も早く入塾したT。いつもと変わらず元気に登場。 よろしくお願いしま~す。この夏期講習を機に入塾したとても礼儀正しいKが続いて登場。 ウェーーーッス!!って、お前ら、おもしろ過ぎるぞ!! あ”ーーーーーーーーーっ!!ホントやぁーーーー!! お互いを見ながら、TとKは、恥ずかしそうに笑いました。 こりゃぁ、思い出に残しとかなあかんやろ。2人、そこに並んでみ。いくでぇ~。ハイッ、パシャッ!! 兄弟みたい^^実際、この2人、小学生の頃から、仲良しらしい。いやぁ~、微笑ましいね。 これ、知り合い同士だから、微笑ましい。どこかに出かけたとき、全く知らない人と着るものがかぶったとき。気まずーーーーーーーい!!僕、この間ありました。ユニ○ロで買ったポロシャツ。スーパーのレジに並んで、ふと後を見てみると、後の人のポロシャツが・・・・その人、直ぐに別のレジに並び直しに行きました。大量生産されている服です。そりゃぁ、かぶるときありますよね。
2008.08.20
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10月6日(J中)、10月10日(N中)に2学期中間テストが行われます。それに向けて黙々と勉強に取り組む中2生。さすが中2生といったところ。 今でこそ、こう言えますが、去年は、毎週忘れ物について注意される者、浅い理解でまだまだ本物の点数ではない者、家庭学習が全く感じられない者、みんな、まだまだ幼かった。 授業の聞き方、ノートの使い方、物事の考え方・捉え方、家庭での勉強の仕方を日々、レクチャーすると同時に、こういった取り組みの必要性を高校、大学、社会、生徒たちにとっての未来を語ることで訴え続けてきた中1生の1年間。 がっきーなら、こう言うはずだな?前もって僕が言うだろうことを予測し行動したことが塾に通う度、感じられるようになった。ノートの使い方一つとっても、生徒それぞれの工夫も見られる。授業中の何気ない発言や質問の質も、格段に上がってきている。簡単に言うと、勉強に対して決して受身ではなく、能動的になった。入塾して間もない生徒と決定的に違うのがこういったところ。 自分の未来に目を向け、自学の意識に目覚めた生徒は、成績の向上だけでなく、細かな行動にもその成長が表れる。行動を起こすとき、先を考えて行動するようになる。 この学年に対して、去年はなかなか苦労しました。今、2学期中間テストに向かう、去年とは比べものにならないくらい成長した彼らを見て、誇らしく思います。あとはテスト勉強をやり切るだけだね。頑張れぇーい!! <中1生へ>中1生のみんなは、こういった先輩の行動を見て自分を成長させる大切なことに気づいて欲しいな。先輩と授業が同じ日に見ることもできるし、自習室に来れば、隣りで見ることもできるよ。教科的な知識や思考力も、もちろん大事だけどそれを鍛える原動力となる自分の内から湧き出るもの。そういったものも学ばなきゃね。実際にそれを持っている人を見るのが1番!!近くで肌で感じるのが1番!!絶対に自分と違うはずだから。 この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで結構でございます。 クリックお願いします。 この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。
2008.09.29
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現実に目を向けなければ、先には進めない。現実に目を向けなければ、その先の未来は想像できない。 短いスパンで考えてみれば、中学校の定期テスト前。長いスパンで考えてみれば、受験生の受験勉強。いずれにしても、毎年、たくさんの中学生に接していて自分は本気で取り組んでいると思っていても、自分をまだまだ甘やかしている範囲を超えない生徒、自分ではやらなければならないと頭の中にはあるが、必ず、誘惑に負けてそれができないでいる生徒、こういう生徒はいます。もちろん、精神的な成長度には個人差があるので、そのときそのとき、様々な手段を使って対応しています。ただ、その成長に個人差はあっても、定期テストや受験は、それを考慮に入れて、待ってはくれない。否が応でも、それは確実に自分のもとにやって来て、結果を突きつけてくる。 その日が迫ってくることに、アタフタただ怯えるだけのも。 あぁ~あ、嫌だなぁ。 こんなもの無ければいいのにぃ~。と、ただ愚痴をこぼすだけで、何も行動しないもの。 テストが近付いてきても、そのテストが終わり散々な結果が返ってきても、ずっとそのことから逃げることを繰り返してきたがために、無意識に目を背けることに慣れてしまったもの。 また、そういった生徒が突然、目の色を変えて別人のように勉強に励むようになることも少なくない。 いつも穏やかな父親の、猛烈な喝によって目を覚ましたもの。 大好きなお兄ちゃんの頑張る姿を見ていて目が覚めたもの。 自分より成績の悪かった友人に、成績を追い越されたことによて目が覚めたもの。 親が家族のために、当たり前のように、毎日汗水流して必死に働いていることを感じることによって目が覚めたもの。 そんなきっかけもなく、何も変わらない生徒もいる。そんな生徒に、僕が最終的にとる手段は・・・・現実を一緒に見ること。現実に共に目を向け、自分を取り巻くたくさんの人の愛情に目を向けさせる。それでいいのか? 今のままの自分でいいのか? と、問いかける。 先生、情けない、自分が情けない。 そう言いながら生徒は悔し涙を流します。そのとき、僕は、 やっと見えたんだ。やっと現実が見えたんだ。やっと自分が見えたんだ。 そう感じる。それからです、未来の話を真剣に聞くようになるのは。それからです、自分の将来を意識するようになるのは。 誰だって、今の自分に目を向けたくないときはある。誰だって、今の自分から逃げたいときはある。誰だって、今の自分に盲目になるときがある。その目を覚ますことができるのは、その人を大切に思う人たちの愛情しかないのだと思う。 この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで結構でございます。 クリックお願いします。 この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。
2007.12.23
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こんにちは。私はつばさ塾・塾長の飯垣和弘(いいがきかずひろ)と申します。今日は、愛西市、津島市の小・中学生のお母さん方へ、教育に携わる者として、同じ親仲間としての想いをお伝えできればと思います。皆様への「お手紙」のつもりで書かせてもらいますね。【成績と高校入試】小・中学生のお母さん。塾をお考えになるのは、お子様の将来を想ってのことですよね。その将来の中には、中学校の成績、高校入試が必ず入っていることでしょう。中学生から高校生への道は用意されたものではなく、子ども自身が切り開いて行かなければならない道ですから、それを心配されないお母さんはおられないでしょう。【親子の距離】 ちょっと思い返して頂きたいのです。お子様が誕生し、よちよち歩き出した頃に繋いでいたお子様の手。握り返す小さな手から伝わってくる生命のチカラに、何度癒されたことでしょう。その可愛らしい手も、お子様の成長と共に徐々に手を離してこられたと思います。それは「親と子の適度な距離」というものがあるからではないでしょうか。ダッコする距離。手をしっかりと握る距離。手を離してお母さんが前を歩く距離。前を歩かせ後ろから見守る距離。いろいろあると思います。 ①手を離し始める距離 小学高学年になると、子どもの方が手を繋ぐことを嫌がり始めますよね。 それは様々な面で手を離す時期が来たということ。でも「手を離しても安心」 ってことじゃないですよね。手を離してある程度任せても、子どもはなかなか 自分から宿題 をやろうとしない。親と距離をとりたがるのに、全面的に任せる と危なっかしい。個人差はありますが、この時期は中1の間までは続くのでは ないでしょうか。声を かけ続けるお母さんはホント大変ですよね。 ②前を行かせ始める距離(反抗期) 中2ぐらいになると、「勉強しなさい!」など、親からの強制力を嫌がり始めま す。一般的に言う反抗期というヤツですね。反抗期とは、頭の中ではやらなけれ ばならないと分かっていることが、直ぐに行動に移す精神力がまだ備わっていな い時期。だから「できていないこと」を指摘されると反抗するのです。 「勉強しなさい!」と言えば反抗し、言わなければ勉強しない。お母さんから すると、「私はどうしたらいいの?」と泣きたくなる時期ですね。 ③後ろから見守り応援する距離 中3生(高校受験生)になると、卒業後(高校受験)のことは自分で選ばなくては なりません。選ぶ(自由)とは責任が伴うことです。その責任(合否)に怯えたり することもあるでしょう。それでも腹を括って挑まなければならないのが 高校受験。適切な距離は、子どもを前に行かせて、後ろから支え、見守り、 応援する距離。「自分が代わってやれるのであれば代わってやりたい。」と、 本人よりもお母さんの方が心配される時期かもしれません。【お父さんへのお願い】小学高学年からは「手を離し始める時期」。中2からは「前を行かせ始める時期」。中3からは「後ろから見守り応援する時期」。ここからの数年間は、子どもの最も身近にいるお母さんの負担は非常に大きいです。お母さん1人では無理です。私が申し上げるのはおこがましいかもしれませんが、どうか大変な「お母さん」に目を向け、夫として父親として、奥様を理解し、応援してあげてください。もし何かありましたら、私で良ければお話を聞かせていただきます。お電話でも、メールでも、ご一緒に居酒屋でも。同じ父親として協力させていただきますから。【最後に愛西市、津島市のお母さんへ】私には3人の子どもがおります。妻は3人の子育てに毎日奮闘しています。妻の立場はお母さんだけではありません。義父の前では娘、私の前では妻、学校では保護者、地域では各種役員。1日だけでも何役もこなしています。そういう生活の中に母親という役があり子育てをしている。誰の支えもなしに1人でできることではありません。私どもつばさ塾は、子どもとの関わりだけでなく、そういうお母さんを支えることも我々の役割だと考えています。だって子どもにとって最も近くにいるお母さんの存在は絶大ですから。この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで結構でございます。 クリックお願いします。 この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。
2022.09.21
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今後、ブログはこちら http://ameblo.jp/tsubasagakky/を使うことに決めました。 このブログを開設してから4年9ヶ月が経ちました。記事を書くことを通して、自分を見直し、視野を広げ、考えを深め、自分を高めることができたと思っております。記事をお読み頂いた方々、コメントを下さった方々、直接お付き合いをさせて頂くようになった方々、皆様の応援がなければ、続けることはできなかったと思います。本当にありがとうございました。この楽天ブログは、このまま残しておくつもりです。 今後は、上のブログを使って記事を書いていこうと思いますので、これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。
2012.01.26
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突然の知らせ、いまだに信じられない自分がおります。 このブログにも、たくさんのコメントを下さり、大先輩、いや、僕にとっては「先生」であったウロコ先生(Mr.Hotcake先生)が天国へ旅立たれました。 2007年5月に、つばさ塾を翌年開校する準備として僕はこのブログを始めました。先生とはこのブログを通して交流させて頂いてました。 僕はこの年、担当であった文系教科だけでなく、理系教科の授業をしなければならなかったんですね。そのとき先生は、これをたたき台にして下さい。と先生が長年にわたり創り上げられたノウハウを送ってくださいました。 ある生徒の指導において、どうしても先生のご意見を伺いたいときがありました。快くお引き受け下さり、お電話でお話させて頂きました。要件だけでなく、いろいろなお話をさせて頂き、あっと言う間に2時間が過ぎていました。そのとき、高校部(当時、うちには高校部はありませんでした)についてお話したのですが、がっきー先生なら大丈夫!のお言葉で、どれだけ心強くなれたことか。 ウロコ先生、あのとき相談させて頂いた生徒、来月には立派な高校生ですよ。 2年前に本格始動した高校生指導。僕の担当は、数学と現代文。毎週、授業準備で格闘しておりました。ウロコ先生なら、ここはどう考えて、どう教えるだろうか?それを常に考えて授業を組み立てました。 ウロコ先生、いよいよ来年、初めて大学受験に挑みます。 まだまだ未熟者の僕ですが、たまにでいいですから、つばさ塾がどうなってるか、覗いてください。 心よりご冥福をお祈り申し上げます。
2011.03.26
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Aさん、逃げずに立ち向かうこと、しっかり手に入れたね S、全ては自分の責任において努力を積むこと、できたじゃないか! R、苦手なことから逃げないことで、得意なことも揺るがないものにできたな。 Y・I、自分と向き合うことの大切さ、ちゃんとわかって立派になったな。 Y・M、どんなことがあっても、自分を見失わず、これからは頑張っていけるはず!! Y・O、「成長」とは、精神を鍛えるということ、今までの頑張りでわかったじゃないか!! T、最後の最後まで、自分を成長させ続けたね。そんなお前の姿は、クラスを引っ張っていたよ。 明日、一般選抜に挑む7名、本当に最後までよく頑張った!!受験において、「最も大切なもの」は、君たちは既に手に入れている。明日はそれを思いっきりぶつけて、2度と来ない「高校受験」を楽しんでおいで!! 僕の授業を最後まで必死に受けてくれて、本当にありがとう!! がっきー塾長
2008.03.12
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一般選抜、お疲れ様。今日は、ゆっくり休んでくださいね。 以前、僕の授業で話したこと、「受験が終わったら、何をしよう?」ってやつ。受験生として今日まで我慢していたこと、思う存分やっちゃってください。楽しんでください。 最後の1日まで、成長し続けたと思います。つばさ塾第2期生の皆さん、高校受験、お疲れさん。
2010.03.11
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こんちわ~ 中3生がやって来ました。 今日、英語の単元テストがあったんだけど、ちょっと自信がつく良いことがありました。 みんなは35分ほど解く時間があったんだけど、僕は15分しかありませんでした。 委員会の仕事があって、そのテストを始めるのがみんなより20分遅れたんです。 それで少し焦ったんですけど・・・。でもね、英作文の問題で、ちょっと自信がついちゃいました。 何、何? 〔彼は1週間前から東京に居ます。〕この文を英作文にする問題で、〔He has stayed in Tokyo since a week ago.〕って書きたかったんですけど、時間が少なくて焦ったのか、[week]の綴りに自信が持てなかったんです。だから、[He has stayed in Tokyo for seven days](彼は7日間東京に居ます。)って書いたんです。〇がもらえて、学校の先生に誉められました。 おぉぉぉぉ!!素晴らしい!!そう、そう、そう、そうやっていつも「頭を使う」と、楽しいだろ? はい。 この生徒、以前は英語が大っ嫌いだったんです。(この記事の生徒)人間的に、ホント成長した生徒です。実力もついていることは、今回の単元テストで明白。(もちろん、僕は毎週感じていたことですが)今では、「好きだ!」と言ってます。 あと、どうしても付け加えておきたいことは、彼の書いた英作文を、学校の先生は認め、讃えたこと。僕は、ホント嬉しかった!! これ、ほんーーーっとに大切なことなんです。もし、「日本語の通りじゃないからダメ!!」って先生が認めなかったら・・・。彼の、これから先の成長の芽を摘むことになるかもしれません。実は、今までに、実際にいました、同じような英作文の問題で、「ダメだ!」という先生。 「教育」とは、教え育てる、と書きます。「教える」という意味では、「日本語通り正確に!」という考えも、分からなくもありません。でも、何のために「教える」のでしょうか?子どもが成長するため、子どもを育てるため、僕はそう思うんですよね。 この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで結構でございます。 クリックお願いします。 この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。
2009.06.13
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中2生の2学期中間テスト。 素晴らしいーーーーーーーー!! 成績を上げた生徒とそうでない生徒は半々です。が、成績を上げられなかった生徒は、前回、過去最高得点を叩き出しており、今回もその得点とほぼ同じ。テスト難易度は前回より、少し上がりました。僕はこの結果より、それを裏付ける中2生の成長が、たまらなく嬉しい!! 去年は、こんなこと や こんなこと 、こんなこともあった。特に、この生徒、もう殆ど得意教科ですよ、英語。英文を覚えているからできるんじゃなくて、必ず5文型で分析し、英文を導き出します。本人は「英語、好きになった!」って言ってます。 それぞれ成長してくれたのですが、共通して言えることは、中2生の姿から、「やらされる勉強」というような、勉強に対して「負のイメージ」が全く感じられないこと。そしてそれは、いろんな行動に表れています。 学校の進度を訊くと、わかりやすく的確に答える。問題演習中、ある生徒にアドバイスをしているとき、自分に当てはまると思えば、手を止めて話を聞く。塾に置いてある教材を自分で選び、上手く使うようになった。一度取り扱ったプリントを、翌週や2週間後に再び取り扱おうとしたとき、各自で復習しており、再び取り扱う必要がないことが多くなった。 目を見張る行動は、まだまだあるのですが、簡単に言うと、「自学の精神」が行動に表れるようになったこと。そして、その結果、揺るがない点をとるようになったこと。 ホント、素晴らしい成長ぶりです。 中2生、この調子ですよ。 この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで結構でございます。 クリックお願いします。 この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。
2008.10.29
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以前、記事に登場した、カチカチくん。今日、30問の単語テストを行いました。もちろん、事前に(3日前の授業)予告しております。彼の結果は・・・。 24問正解! 正解率80%!ヤッターーーー!! え? そんなの満点採れて当然じゃん!そう、お思いの方はおられるでしょう。しかし、先月までは、10問中、1問しか正解していなかったのです。しかも、彼がテストを行っている最中、「 お? これは勉強してきたなぁ? うん、うん、勉強してきたのがよくわかるぞぉ。」と話かけると、 はい、昨日、1時間以上、勉強しました! スゲェーーーーーー!「はい」の後に、「いつ」と「どれくらい」を付け加え、述語もちゃんと付けてるじゃないかぁーーーーーー!カチカチ・・・、もとい、君はすばらすぅぃーーーーい!もう、君はカチカチなんかじゃぬぁーーーーーーーーーーい!もし誰か君のことを「カチカチ」なんて呼んだら、俺が、ぶっとばぁーーーーーーーーーすっ! 体が震えました。その後も彼は、僕の質問に対して、「はい!」と答えるときも、少し、間が空くのです。それは、その間に、質問をよ~く考えているのです。先生、今度から、記事のタイトル変えちゃうね!「感動・成長くん物語」!! もう、連日続く、夏期講習の疲れなんて、ぶっ飛んじゃいました!!
2007.08.07
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ご無沙汰しております。こちらこそご無沙汰しております。11年前に卒業した生徒のお母さんが教室にお越しになりました。先日は息子がお世話になりました。楽しかったー!って、大喜びで帰ってきましたよ。(岡山県で就職した後、ずっと付き合っていた女性と結婚したということで、先日、奥さんを連れて岡山から僕の自宅に報告に来てくれました。)いえいえ、ご家族で過ごす時間を僕が奪ってしまいましてすいません。いえ、そんなことないです。Rちゃん(奥さん)も、がっきー先生と会って話したら、今のHくん(卒塾生)があるのがよく分かった。と喜んでましたよ。卒業して11年も経つのに、岡山から奥さん連れてきてくれるなんて、僕は幸せもんです。私もがっきー先生とお話したいことがありまして。数年前から親戚が経営する塾を手伝っているんです。つばさ塾さんのように、塾に通う日を生徒が楽しみにする。卒業した塾生がよく顔を見せにくる。うちの塾もそんな塾になれたらと思っています。恐縮です。ありがとうございます。海津市で塾を開いて18年が経とうとしています。いろいろなことがありましたが、今日の親御さんとのお話で、あることを思い出しました。年に1回は大学の恩師とお酒をご一緒するのですが、そのとき塾の集客の話になったんですね。う~ん、一言でうちの塾を伝えられるキャッチコピーみたいなもんが欲しいんですよねぇ~。はぁ~っ!何言ってんの!?あなたが塾生や親御さんに対して必死になっていることって、そんな表面上のことじゃないでしょ!一言で伝えられないことをやってるんだから。私はそんなあなたを誇りに思ってる。あなたが必死にやってることの成果は、大人になった生徒が教えてくれるの!今、大人になった生徒たちが、その姿で、僕が毎日チカラを注いでいることがどういうことなのか教えてくれています。恩師の言葉が身に染みた今日でありました。津島教室 津島市中一色町東郷500567-32-5050【募集状況】高3 締切高2 締切高1 募集中中3 締切中2 募集中中1 募集中小6 募集中小5 募集中 【対象中学】暁中学校/神守中学校/永和中学校/蟹江北中学校※対象小学校は上の中学校区に準ずる小学校このブログをご覧になった津島市・愛西市の方、つばさ塾にご興味がありましたら、津島教室0567-32-5050、までお気軽にご連絡ください。ご説明、体験お申込、ご予約、承ります。この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで結構でございます。 クリックお願いします。 この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。
2020.01.10
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同志、りょーた先生の、ここ数ヶ月の頑張りは凄まじい!!どこでそんなに勉強してくるの?(もちろん、自宅なんでしょうが・・・)毎日、顔を合わせる度に感じる。 僕は塾長として、彼に様々なことを要求します。しかし、要求する反面、同志、友人として、がんばれよぉ~。と応援する気持ちや、大丈夫かぁ~?と心配する気持ちもあります。僕の気持ちを知っているか、知っていないか、たぶん知っているんだと思うけど、 彼の口から「できない」とか、「無理」だとか、負の言葉は全く出てこない。彼は、大手企業を退社してまで、僕と仕事をすることを選んでくれました。僕は、そんな彼の生き方に、応える義務がある!! 私、がっきー、夏期講習に向けての準備も大詰め。ちょっと、こもって、気合をぶちかまします。読者の皆様、少し記事更新ペースが落ちると思います。何卒、ご了承くださいませ。
2008.06.16
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小学生英語授業終了後、小6の入塾面談を行いました。約1時間、お話させていただきました。お話しながら、お互いを理解し合うこと、これは、塾の三者面談だけでなく、全ての人間関係において最も大切なことであると、つくづく感じる面談でした。塾側が伝えるばかりでなく、僕自身も、子ども、親御さんからいろんなことを学ばせていただける三者面談。今日の入塾面談も、素晴らしい経験となりました。充実した面談を終え、自習室に向かうと、黙々と勉強する中2の姿!! いいねぇ~^^『自習室に来なさい!!』と強制されたわけでもなく、『行かないとヤバイ!!』と消極的な動機からではありません。この生徒は、学校の部活以外に、柔道教室にも通っている生徒。先週、僕の授業10分前、柔道着姿で教室に来たんです。 先生、試合が近いので、すいません、今日は柔道教室に行きます!! おーーーう! 頑張ってこーーーーい!! 何の躊躇もなく、何のためらいもなく、そう言えたのは、写真の姿の彼が、容易に想像できたからです。誰かに指示されて動くのではなく、現実を受け止め、それから先の未来を想像し、『自分は何をすべきか?』を考えて行動する。素晴らしい!!応援したくて、ジュース、差し入れしちゃいました^^心がホクホクするようないいことが2連続で、超ご機嫌ながっきーでありま~す^^ この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで結構でございます。 クリックお願いします。 この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。
2008.04.22
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先日の記事でも書きましたが、つばさ塾は、この時期から「虫対策」。新しく購入した扇風機くんも、頑張ってくれております。彼が夜、頑張ってくれた成果というか、残骸というか・・・それを次の日、出勤して直ぐに処理するのが、毎日の日課であります。今日も、バッチリOK!! 掃除完了!!コーヒーでも優雅に飲もうかなぁ~。なんて、教室に入ると、ん???なんじゃ?だれじゃ、お前は?近くで見てみると・・・ クワガタやんけぇーーーーーー!!え? まだ5月よ、5月!恐るべし、この地区!!そういえば、去年、こんなこともあったもんなぁ~。塾関係者の皆様方、つばさ塾にお越しの際には、是非、ご用心を!何か起こるかもしれませぬぞ。
2008.05.26
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作業的な計算から感じる危機感。普通の大人は、この「作業的な計算」に危機感を感じることは難しいかもしれません。計算が速くて、正確であれば、ほぉ~、この子、算数できるなぁ。と感じるんじゃないかと思います。しかし、塾講師のように、教務に携わる人間であれば、それが本物であるか、偽者であるかを考えます。それが仕事ですから。 では、計算において、具体的に、どういったことに危機感を感じるのか?一つ、例を挙げて説明してみようと思います。 問題 28×4この計算をするとき、僕が危機感を感じる生徒。何も考えずに、直ぐに筆算をする。もっと突っ込んで言わせてもらえば、二桁以上の掛算は、筆算を使わなければできない。それしか方法がない。答えにたどり着く道筋は、筆算という道筋しかない。そう思い込んでいる生徒。確かに、筆算でも、答えにたどり着けます。しかし、こうは考えられないでしょうか?28×4=(25×4)+(3×4) =(100)+(12) =11228という数字は、25より3大きい数字だから、まず、25の塊が4つで100になり、答えに足りないのは、3の塊が4つ分だから12、合わせて112。 こうも考えられます。28×4=(30×4)-(2×4) =120-8 =11228という数字は30より2小さい数だから、まず30の塊が4つで120、余分なのは、2の塊が4つ分だから8、余分な8を引いてやって、112。 これらは、数字を記号として捉えているのではなく、「量」として捉えた計算の考え方。式を目にしたとき、数字を量として捉え、その数字の表す「量」と近い「量」の数字を用い、頭の中で合理的に計算していく。一つの計算問題から、答えにたどり着く複数の道筋を考え、その中から選択して答えにたどり着く。そうとう頭を使う上に、道筋を何本も考えられるから、その過程で、「喜び」を感じることができる。 一方、筆算という1本の道筋しか知らなければ、どうでしょう?「選択」する必要はないわけですから、何度も繰り返すうちに、それは「作業」になっていきます。同じことをひたすら繰り返すことに、「喜び」を見つけるのは、誰でも難しいですよね。計算が作業化している生徒は、1年生の2学期で学習する、「方程式の文章問題」にめった打ちにされてしまいます。だって、「道筋を考えること」そのものの単元だから。つづく・・・。 この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで結構でございます。 クリックお願いします。 この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。
2008.03.09
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2つの危機感を感じさせる生徒Aは、それから毎週塾に通いました。 「答えにたどり着く道筋は1本しかない」、この考えで凝り固まったAの頭をほぐしていくこと。 学校の先生に誤解される可能性の高いAの口調、それは決して悪気があるわけじゃない。毎週彼と接する僕が、まず、それをわかっているということを彼に伝え続け、彼の口調を良い方向へ導くこと。 この2点に全ての力を注ぎました。それでも、小学生の頃からずっと続けてきたことを変えるには、やはり時間が必要でした。まだまだ時間が必要だな~。そう思っているうちに、1学期期末テストがやってきました。結果は・・・ 400点以上 本来なら喜ぶべき得点ですが、僕は喜べませんでした。彼の表情も、喜んでいる様子もなく、悔しがっている様子もなく、変化のない表情をしていました。というのも、このテスト、簡単過ぎたんです。テスト当日までの過程が悪くとも、要領のいい子は400点取れてしまうテスト。こういう場合、生徒に対する対応は非常に難しいんです。400点はとったけど、本物の400点じゃない生徒A。400点という得点を讃えるだけでは、本物にはなれない。「本物じゃない」ということだけを強調すれば、400点取ったのに、なぜダメだしされるの?とAは気分を悪くするでしょう。400点という得点を讃え、その讃えられたことが、本物の400点にしようとするエネルギーに変わる。僕はそれを目指すしかありませんでした。 それから8月の夏期講習、9月の通常授業と、2学期中間テストを目指して頑張ったのですが、やはり、1学期期末テストで、本物の努力を成しえていないのに400点とってしまったことが、悪い影響を与えていました。この程度でいいだろう? こんなもんで勉強はいいだろう?どうしても自分に甘くしていまう気持ちが、Aの心の中から消えることはありませんでした。 しかし、そんなAの心に、お前、本当にそれでいいのか?それがお前の本当の力だと思っているのか?問答無用で問いかけてくる出来事が起きてしまいました。 2学期中間テスト結果!!50点ダウン!!しかも数学だけで30点近くのダウン!!そう、答えにたどり着く道筋そのもを考える単元、「方程式の文章問題」にやられていたのです。つづく・・・。 追記: この話に登場する生徒Aは、 現在、我塾に在塾する生徒ではありません。 この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで結構でございます。 クリックお願いします。 この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。
2008.03.10
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本日3/11(木)、つばさ塾第2期生は、岐阜県公立高校一般選抜に挑んでいます。国語、理科、英語を終え、今は数学と格闘しているはず。 昨日、最後の授業を終えたときの中3生の顔つき。立派になったなぁ~って。毎年感じることですね。 長い人生という中で見ると、高校受験はその一分岐点に過ぎません。ただ、生徒にとっては初めての大きな分岐点であり、節目であることも事実。だから、僕は、親御さんからお子様をお預かりした時点で、高校受験よりももっと先を見ながら日々生徒を指導し、そこから遡り高校受験という分岐点を見ています。 今年の中3生は長い生徒で3年。入塾した頃と比べると、本当に立派になりました。同時に、そういう生徒と過ごせた日々を誇りに思います。 今も、昨日と同じような顔つきで入試問題と向き合っていることでしょう。3年後、5年後の生徒の姿を思い浮かべながら、そこから遡って、今、受験している教え子たちを見守っています。 あっ!もう数学の時間が終わりますね。残すは社会の1教科のみ。祈っています、長い時間を共に過ごしたこの教室で。
2010.03.11
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中3生、20:50分、授業終了後、残って、自習室で勉強しております。テストに取り組む姿勢、意気込み、行動、中2・中1生の皆さんは、中3生から学ぼうね。小学生の皆さんは、中学校、中学生という君たちの未来、イメージしてみてください。特に小6生。 結果も、下級生のお手本となるよう、中3生、最後まで、頑張れーーーーーい!!
2008.05.26
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本日、11月26日で、つばさ塾全中学生の2学期期末テストが終了しました。皆さん、お疲れ様でした。 今日は中1生の通常授業がありましたが、体調を崩してお休みした人が3名いました。ホッとして溜まっていた疲れが出ちゃったかな。お大事にしてください。また、他の皆さんも、気が抜けたときが要注意。風邪ひかないように気をつけようね。(僕も含めてね) そんな今日、中3生2名が自習にやって来ました。この2人は、テスト前であろうとなかろうと、「必要だ!」と思えば来塾する生徒。今日は、テスト問題で納得のいかない問題を解決するためにやって来ました。これですね、本物は。大人の仕事においても、「即時解決」ってホント大切。こういう人の行動をから、それを起こさせる「精神」を学んで欲しいと思います。今日、通常授業のあった中1生は素晴らしいお手本を見ることができて得したね。君たちが中3生になったときには、今度は、君たちがお手本となることを楽しみに待っています。 この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで結構でございます。 クリックお願いします。 この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。
2008.11.26
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4月3日からスタートしたつばさ塾。今日の夜は、中1通常授業と中3演習授業。僕は中3担当で、今日の教科は国語。受験生として、1年間戦うためには、その相手を知らなければ戦えません。今日は、中3生が1年通して戦う相手を知ってもらうために、毎年9月から行われ、進路指導の資料となり、入試問題よりも難易度の高い、実力テストの問題を解いてもらいました。去年からそうですが、やはり、このクラスは凄いです。問題に対する意欲、集中力、素晴らしいです。彼ら、彼女らが中1のときから、いつも授業をする度に感じていたこと。それは・・・ 気持ち良さ!! この長所を、つばさ塾を卒業した後も、いろんな場所で、周りに伝えて欲しいですね。 僕は君たちのような生徒を持てたことを誇りに思います。頑張れ!! 中3生!! この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで結構でございます。 クリックお願いします。 この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。
2008.04.09
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今日のお話は、ある年の、ちょうど今頃のお話。「 俺、英語、苦手だからなぁ~。」休憩時間にある中1の男の子が口にした言葉。みなさん、この言葉、違和感を覚えませんか?中1ですよ。英語を習い始めて、まだ、2ヶ月半。まだ、得意とか不得意とかわかるはずがありません。ていうか、そんなもの存在しません。しかも、まだ中学生になって、英語のテストは受けていないのです。なぜ、その生徒がこんなことを言うのか、僕には直ぐにわかりました。彼には、中3の兄がいます。 とても頑張り屋さんの兄です。入塾してから、成績は、100点以上、伸びています。そんな彼にも苦手な教科があります。誰にもあります。彼の苦手教科は英語なのです。「兄貴が苦手だから、自分も苦手だと思っているのか?」「うん。 だって、そう言われるんだもん。」「誰に? 誰に言われるんだ?」「お母さんや、学校の先生に・・・。」「 違う、違う。 よく聞きなさい。 お前の人生と、兄貴の人生は違うんだ。 兄貴が苦手だから、お前が苦手になるなんてことはない。 自分の行いは全て自分に返ってくる。 もし仮に、これから、英語が苦手になったとしても、 それは兄貴のせいじゃない。 自分のせいだ。 それに、苦手とか、得意とか、まだそんなことが言えるほど、 英語のこと知らないだろ? お母さんや先生が言ったのは、お前がかわいくて、心配なんだ。 心配するあまり、そんな風に言ったんじゃないかな。 英語が苦手なのは自分の責任だとわかっているから、 兄貴は毎日塾に来て勉強しているんだよ。 やれば誰だってできるんだ。 やる前から、できないって思ったらだめだ。 先生は、お前に英語を教えてて、 これから得意教科になる可能性は高いと思うよ。 お前がそれを望んで、頑張ればね。」 僕は、そのお母さんや学校の先生を責めているわけではありません。子どものことを本当に大切に思えば、思うほど、心配になると思います。心配のあまり、子どもの未来を信じる自信や、元気がなくなりそうなときもあります。でも、我々大人は、信じることを放棄してはいけない。そんな大人を近くで見る子どもも、そうなってしまうから。心配のあまり、信じることに弱気になってしまうときがある、お父さん、お母さん。 自分に自信がもてない生徒。僕は助けたい。笑顔にしてあげたい。
2007.06.17
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本日、公立高校一般選抜合格発表をもって、2009年度つばさ塾高校受験が終了しました。 私立 大垣日大 1名私立 同朋(愛知) 1名特色化 岐阜商業(情報) 1名特色化 海津明誠(情報) 1名一般 大垣南 1名一般 大垣西 1名 計6名 第一志望校全員合格!!おめでとーーーーーう!! 本当にみんな素晴らしい成長を遂げたと思います。その成長していく過程に僅かながら係われたこと、その成長していく過程をこの目で見れたことを、幸せであり、誇りに思います。 つばさ塾第2期生のみなさん、ありがとう!!また、親御様の方々、お子様をお預けいただいてとても幸せでした。ありがとうございました。
2010.03.17
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今日は、午後2時より、中1・中2生の学年末テスト補習授業。(3時間)その前に、汚れまくった車を洗うことにしました。 イェーーーイ、ピカピカになりました。 がしかし・・・ それまでに・・・ 冬にはよくタートルネックの服を着るのですが今日も着ていました。そのタートルネックごと、僕を攻撃したヤツがいたのです。 コイツです。ジョウロ、シャワー、霧、ストップ、ストレート、コイツはいろんな攻撃パターンをもっているのですが、最も攻撃的なのは、ストレート!! コイツのね、首がクルクル捻じ曲がっていたんで、かわいそうだなって思って、直してやろうとしたんです。そしたら、コイツの顔が僕の方に向いた瞬間、ストレート発射!!僕の喉に直撃でございますよ、しかも至近距離から。普通ならね、冷たっ!!なはずなのに、 痛ッ!!って言っちゃいましたよ。後で鏡で見てみたら、赤くなってました。恐るべし!!
2009.02.22
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小6の授業が終了!!その後の自習室で、中学生が自習!!小6生たちは、中学生がテスト前、自習に来て、勉強する姿を、休憩時間、じっと見ています。う~ん、いいねぇ。先輩の姿を見て、のちに中学生になる小学生が自分の中学生活をイメージする。先輩から後輩へ伝わっていく自学の意識。こういうものが根付いていくのを「伝統」と呼ぶんでしょうね。つばさ塾生、「伝統」をつくれーーーーいっ!!
2008.05.28
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2012年1月26日以来、約5年ぶりの投稿。2007年5月から始めたこのブログ。長い間離れていたけど、ここに書いていた自分を思い出すことが最近多い。あの頃に比べると様々な面で今の方が「チカラ」がある。そりゃそうだ、時間と共にいろいろ経験してきたんだもの。でもですねぇ、なんだか無性にあの頃の自分が気になります。その気持ちに素直に動いてみようと思います。皆様、どうぞよろしくお願い申し上げます。
2017.01.09
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書こうか、書くまいか、悩んだ末に、書くことにしました。 この地域のある中学校、つばさ塾の中学生の殆どは、その中学校に通っています。1学年3クラス(約80名)の小さな中学校です。去年までは、3学期制で、中間・期末・学年末と、年間通して、5回の定期テストが行われていました。1学期ならば、1学期中間テスト(5月下旬)、1学期期末テスト(6月末)の2回のテストで、1学期の通知表がつけられていました。 今年度、校長先生を含む、13人の先生が離任され、大幅な先生の入れ替えとなりました。それが影響したのかどうか、僕にはわかりませんが、1学期中間テストが、実力テストに変更になりました。 実力テストとは、基本的に業者の作成したテストで、それまでに学習した全てがテスト範囲となります。中2ならば、中1の1年間と、中2で進んだところまで、中3ならば、中1・中2の2年間と、中3で進んだところまで、それがテスト範囲となります。中3は、年間4回~5回行われます。もちろん、受験生として、高校受験を見据えたテストですので、中3には必要な回数です。つばさ塾では、9月・10月・11月・1月に行われる実力テストを進路指導の参考にしており、その対策は、部活を引退した8月、夏期講習から行っております。 その実力テストが、中間テストの代わりに行われ、実力テストと期末テストで、1学期の成績がつけられることになりました。そして、新学期が始まって、しばらくしてから、このことは発表されました。ですから、学年末テストを終えた3月や、春休みに、その準備をすることは生徒たちは不可能だったわけです。これは、生徒にとってどういうことになるのか? まず、今月29日に行われる実力テストの範囲、4月から約2ヶ月、学校で習った新学年の内容が全く出題されない。ですから、1ヶ月余りの期間で、学校では全く触れない昨年度末までに学習した内容を、自宅で勉強しなければならない。しかも、学校で進んでいく、その学年の内容の宿題は出される。でも、その宿題内容は、テスト範囲外なのです。中3においては、実力テストの1週間前に修学旅行まであります。毎回、毎回、テストの度に努力を積んでいる生徒でも、この負担は、かなり大きいものです。昨年度を反省し、心機一転、頑張ろうとしている生徒のやる気は、その負担をはね返すことができるのでしょうか? 期末テストの範囲も、いつもの2倍になります。今月の実力テストには、4月から学習した範囲は出題されないわけですから。 昨年度26名の職員の内、校長先生を含める13人の先生方が離任され、大幅な職員の入れ替えで、僕の想像できないような苦労があるのかもしれません。だから、僕は、学校を批判したくて、この記事を書いたのではありません。頑張る生徒たちを応援したいだけ。応援してくれる人を増やしたいだけ。つばさ塾の生徒には、こう言ってあります。 世の中、いろんなことがある。時には、「何で?」と納得がいかない、そんなことも、世の中にはある。でも、それを受け止め、逃げずに立ち向かえば、それは必ず自分の財産になる。そんな人間の周りには、必ず人が集まってくる。その中には、そんな君たちに協力してくれる人もいるだろう。俺もその一人、もちろん、協力するよ。さぁ、頑張ろう!! そして、こんな状況の中、部活も最後の1学期、悔いを残さないため、全身くたくたになりながらも、練習を終え、自習室でこんなに頑張る中3。どうか保護者の皆様、今回のテストに取り組むお子様の姿を、見てあげてください。応援してあげてください。僕の話を、「うん、うん」と頷きながら、真剣な眼差しで聞き、行動に移されるお子様を、お預けいただいたこと、大変、感謝すると共に、誇りに思います。 この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで結構でございます。 クリックお願いします。 この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。
2008.05.16
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2学期中間テストの結果、さすがにAも、「これではまずい」と感じた様子。その後、勉強に取り組む顔つきが、少し変わってきました。しかし、このとき彼が味わった感情は、本当の「悔しさ」ではありませんでした。なぜなら、テスト当日までに、危機感を感じていなかったから。自分の限界に挑戦し、努力を積んだのなら、結果が悪かったときは、次に繋がる「悔しさ」が残る。手を抜いて、余力を残した努力なら、「悔しさ」ではなく、「後悔」が残る。彼が2学期中間テストで感じたものは、「後悔」でした。ただね、少し変わったんです、彼の中で、明らかに何かが。「危機感」というものが芽生え始めた。僕はそう確信しました。そしてのぞんだ2学期期末テスト・・・ 10点ダウン!! そう、中間テストよりも、更にレベルアップする期末テスト。少し「危機感」を感じた程度で成功するほど、世の中は甘くない。そう、彼に思わせる結果になりました。 期末テストを終えた最初の塾の授業、彼は授業開始10分前にやって来ました。もう僕は彼の顔を見るなり、 どうした? 大丈夫か? 顔は引きつり、今にも泣きそうな顔をしているのです。僕はここが最大のチャンスだと感じました。 ショックか?そうか、そうか・・・それはね、お前が中間テストの結果が悪かったことで初めて危機感を感じて、それまでとは違う努力をしたからだよ。自分を変えようと努力したからこそ、結果が悪かったとき、ショックなんだよ。でも、このショックはね、これからお前の財産になるよ。このショックが「悔しさ」っていうもので、お前の本当の気持ちだから。自分はこんなのは嫌だ~!!自分はこうありたいんだぁ~!!っていう、お前の魂の叫びなんだよ。それがわかれば、あとは、その気持ちに正直に努力を積めばいいんだよ。俺は、手伝うよ。なんぼでも手伝うよ、その気持ちがお前にあればね。さぁ、3学期学年末テストに向けて、頑張るぞぉー! はいっ!! とても気持ちのいい「はいっ!!」でした。つづく・・・。 この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで結構でございます。 クリックお願いします。 この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。
2008.03.10
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