つながるこころ
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皆さまご無沙汰しています・・・。佐久間です。終戦60周年を迎え、戦争について、苦しみの中にいる方について、思いめぐらすひと時ですね。私事ではありますが、長野県上田市にあります戦没画家の方たちの作品や詩などが展示されている「無言館」へ行ってまいりました。本当に尊い命が、戦争によって奪われてしまった事、生きるということの深さを、再確認しました。もし、長野県に行く機会がありましたら、皆さまも是非お立ち寄り下さい。さて、インドネシア・ジャカルタ在住の打田喜作さんより、お便りを頂きましたので、お届けいたします!=========================================================こんにちは。アジア学院’99年卒 ’00年 GI(研究科生) の打田喜作です。現在日本のNGOにてインドネシアに赴任しておりますが、今回’00年の同期、ジョセプ・マトンダンさんとスマトラ沖地震被災者支援について一緒に仕事をする機会がありましたので簡単に報告させてもらいます。私が現在勤務しています(特活)地球の友と歩む会/LIFEはFAO(国連食料農業機構)からの委託を受けて北スマトラ州スマトラ本島3県、ニアス島2県における津波/地震被災者への支援物資を配布することとなりました。支援物資配布の目的は津波/地震にて被災した住民、特に小規模漁民の生活再建支援であり、支援物資は小規模漁民用の漁具セットでした。1セットはハリ・オモリ・網等からなり一人当たり約100kg、配布数は519セットでした。私個人でも幣会でもこの規模の援助物資配布は請け負ったことがありませんでした。さらに、私の団体はスタッフの人数が非常に限られており、またスマトラに地理的には詳しくないため、とりあえず、アジア学院の同期に電話してみるか、と思い・・・”Hi Josep-san, how are you doing? Josep-san、Would you like to join us? we have project for sumatera and Nias, we need help."と簡単に話すと・・・"Ok, Kisaku-san, no problem, i will join you, you just tell me when we meet"と2つ返事でOKの返事をもらい、すぐに駆けつけてくれました。物資の運搬は基本的に2.5トントラックを何十台もチャーターして行いましたが、特にニアス島は北東部にていまだ道路状況が非常に悪いため、トラックも入ることができず、北東部配布のチームに入ったジョセフさんは船で約2日かけて配布に赴きました。帰ってきたジョセフさんによれば大波で携帯電話が壊れた、とのこと。。。。僕が行った地域においても行きに通った橋が帰りには落ちていて、トラックがはまり、4~5時間ほど待たされた、ということがありました。。。。。その他多くのハプニングはありましたが、なんとか予定通り配布は終わりました。ジョセフさんも僕ももう5年前にアジア学院を卒業してずっと会っていなかったのにある日突然電話して、突然一緒に働く、普通であれば簡単にはいかないと思いますが、アジア学院でファームワークを一緒にやった時のように全ての作業がスムーズにいきました。改めて同じカマのメシを食った仲間、というのは貴重で感謝だなーと思いましたね。また5年前にアジア学院を卒業してからこれまでどんなことをやっていたのか、どんなことを学んできたのか、シェアリングする時間も多くとることができ、また多くのことを学びました。彼は卒業後に所属するGKPAの牧師さんとして継続して教会のサービスに従事するかたわらLKOPAM というNGOを設立し、有機農業の普及に努めています。彼自身も自家用の畑はもちろんのこと、内陸魚(食用ナマズ)の養殖に成功したとのことです。今回は直接一緒に働くことはできませんでしたが、同’00年卒のサムエルさん、’93年卒’99GIのウェスリーさんとも連絡をとることができました。彼らも新しいNGOを作ったり、アチェに行ったりで大忙しです。99年までセミナーハウスで勤務されていた宇野仰さんとも何度か電話で連絡をとることができました。皆さん元気です。取り急ぎ 喜作
2005.08.20
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