紅子のセレブなグルメ日記

各地では大雨のニュースが流れているというのに、東京は一人蚊帳の外で、水不足の解消に全く関係ないぐらいの降り方だった一日。夕方には綺麗な夕焼けまででちゃって、なんだかムカツクぐらいです。もうちょっと上まで梅雨前線が来てくれるといいのですけど。

そんな中、フランスのパン屋さんが期間限定で出店している、という情報をキャッチしたので、そこへ行ってみることにしました。

向かったのは表参道にある、 リチュエル　パー　クリストフ・ヴァストール　青山 。自由が丘に一号店がある、エスカルゴやクロワッサンが有名なお店の２号店です。このお店の一角に、多くのガストロノミーから支持されているパリ随一のブーランジェリー「デュ・パン・エ・デジデ」のポップアップストアが一か月の間オープンしている、というのでこれはいかん！と思って行ってきました。

駅からすぐだったのであまり迷わずにお店に到着できました。早速店内に入ると、左手すぐに「 デュ・パン・エ・デジデ 」の看板が掲げられたブースがありました。

そこにはスペシャリテのパン・デ・ザミという大きくやかれたハード系のパンのみがカット売りで販売されていて、そのほかにこのパンを使ったタルティーヌが５種類用意されていました。

タルティーヌも含めてテイクアウトもできますが、折角なのでイートインのみの、タルティーヌセットを食べてみることにしました。

セットは２種類のタルティーヌ、サラダ、ワインまたはジュースをチョイスできます。私はトマトのタルティーヌとチョコレートのタルティーヌ、ブドウジュースをチョイスしました。

来日していたクリストフさん自らが作ってくれたタルティーヌがこちら。

トマト　フェタチーズのタルティーヌとサラダ。ショコラは後から持ってきてくれるとの事でした。たっぷりのトマトとフェタチーズのトッピングがとっても美味しそう♪

では、実食！！

サラダです。ミックスリーフとプチトマトにバルサミコ酢がかけられたものでした。バルサミコ酢がまろやかな味わいで、これだけなのにとても美味しいサラダでした。

トマト　フェタチーズです。大きさは女性の手ほどのサイズで、それほど大きくはないです。

断面です。トマトがたっぷりとのせられていて、ヘルシーです。

アップです。クラストは結構ハードで硬いですが、クラムは柔らかです。独自の焼成方法で作られたこのパンは小麦の香りや風味がしっかりとしているのですが、ナッツのような香りもあって、ちょっと変わっていました。トマトの果汁とオリーブオイルがパンに染み込んで、これがまたジューシーで美味しかったです。

後から持ってきてくれたショコラ　ノワゼット。ナッツは苦手なので外してもらいました。トマトのタルティーヌよりも厚みが薄く、小ぶりだったので２つ出されました。

側面です。トマトのより半分から３分の２ぐらいでしょうか。

アップです。チョコクリームにチョコソースがかけられていて、たっぷりです。

ガブっと断面です。どちらもトーストされていたのですが、こちらの方が厚みが薄い分、カリッとした食感が強かったです。チョコクリームはヌテラのようなお味わいで、激烈に甘いです。そこにまたチョコソースなので、ほんとに甘い！！パンの味がわからんぐらいに甘いですが、おやつにはいいのかな。

たしかにどちらもこのパンにピッタリで美味しかったです。他にはタプナードやパテを使ったものがありました。

セットの葡萄ジュース。サラッとした、赤ワインのアルコール抜き、みたいですが、こちらもかなり甘いジュースでした。でも葡萄のお味が濃くて美味しかったです。

貴重なパンが日本で食べられて大満足でした♪７月２４日までなので、気になる方はお早めに。