コンドルの系譜 ~インカの魂の物語~

PR

×

Profile

風とケーナ

風とケーナ

Free Space

温かい応援、いつも本当にありがとうございます♪
にほんブログ村 小説ブログ ファンタジー小説へ
にほんブログ村 (1日1回有効)

Comments

jun さん @ Re:コンドルの系譜 第十話(156) 遥かなる虹の民(06/20) New! いつもコメント応援ありがとうございます …
紅子08 @ Re:コンドルの系譜 第十話(156) 遥かなる虹の民(06/20) New! おはようございます! いつもありがとうご…
jun さん @ Re:コンドルの系譜 第十話(156) 遥かなる虹の民(06/20) 何時もコメント応援ありがとうございます …
紅子08 @ Re:コンドルの系譜 第十話(156) 遥かなる虹の民(06/20) おはようございます! いつもありがとうご…

Favorite Blog

アークランズ:眠れ… New! エム坊さん

7月27日 記事更… New! 紅子08さん

--< 中勢自動車学校 … New! いわどん0193さん

煮麺・入麺‣……? New! セミ・コンフィさん

また頑張ったのにド… New! neko天使さん

note 改正皇室典範 … ラウンジ堂(アップラウンジ)さん

Freepage List

これまでの主な登場人物


登場人物イメージイラスト


物 語 目 次


頂き物のイメージイラスト


これまでのストーリー


第一話 ビラコチャの神殿


第二話 邂逅(1)


第二話 邂逅(2)


第三話 反乱前夜(1)


第三話 反乱前夜(2)


第三話 反乱前夜(3)


第三話 反乱前夜(4)


第三話 反乱前夜(5)


第三話 反乱前夜(6)


第四話 皇帝光臨(1)


第四話 皇帝光臨(2)


第四話 皇帝光臨(3)


第四話 皇帝光臨(4)


第五話 サンガララの戦(1)


第五話 サンガララの戦(2)


第五話 サンガララの戦(3)


第五話 サンガララの戦(4)


第六話 牙城クスコ(1)


第六話 牙城クスコ(2)


第六話 牙城クスコ(3)


第六話 牙城クスコ(4)


第六話 牙城クスコ(5)


第六話 牙城クスコ(6)


第六話 牙城クスコ(7)


第六話 牙城クスコ(8)


第六話 牙城クスコ(9)


第六話 牙城クスコ(10)


第六話 牙城クスコ(11)


第六話 牙城クスコ(12)


第六話 牙城クスコ(13)


第七話 黄金の雷(1)


第七話 黄金の雷(2)


第七話 黄金の雷(3)


第七話 黄金の雷(4)


第七話 黄金の雷(5)


第七話 黄金の雷(6)


第七話 黄金の雷(7)


第七話 黄金の雷(8)


第七話 黄金の雷(9)


第七話 黄金の雷(10)


第七話 黄金の雷(11)


第七話 黄金の雷(12)


第七話 黄金の雷(13)


第七話 黄金の雷(14)


第八話 青年インカ(1)


第八話 青年インカ(2)


第八話 青年インカ(3)


第八話 青年インカ(4)


第八話 青年インカ(5)


第八話 青年インカ(6)


第八話 青年インカ(7)


第八話 青年インカ(8)


第八話 青年インカ(9)


第八話 青年インカ(10)


第八話 青年インカ(11)


第八話 青年インカ(12)


第八話 青年インカ(13)


第八話 青年インカ(14)


第八話 青年インカ(15)


第八話 青年インカ(16)


第八話 青年インカ(17)


第八話 青年インカ(18)


第八話 青年インカ(19)


第八話 青年インカ(20)


第八話 青年インカ(21)


第九話 碧海の彼方(1)


第九話 碧海の彼方(2)


第九話 碧海の彼方(3)


第九話 碧海の彼方(4)


第九話 碧海の彼方(5)


第九話 碧海の彼方(6)


第九話 碧海の彼方(7)


第九話 碧海の彼方(8)


第九話 碧海の彼方(9)


第九話 碧海の彼方(10)


第九話 碧海の彼方(11)


第九話 碧海の彼方(12)


Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

◆◇◆◆◇◆ 『コンドルは飛んでいく』で謳い継がれる最後のインカ皇帝の物語 ◆◇◆◆◇◆

コンドルと白銀の山 小・1

天空に今日もまた羽ばたく一羽のコンドルが 何処からか現われて アンデスの山間を飛んでいく
太陽の栄える国 豊かなこの地に 宝を求めて 白人が攻めてきた
 殺された王は灰の中から コンドルとして蘇った 天高く舞うコンドルは国を守るであろう 永遠に
コンドル飛べよ 果てしなき空を アンデスの山に 影を落として
裏切られたインカの 笛の音悲し 自由のため死ねと パチャママ(大地の神)の教え
( 『コンドルは飛んでいく』より )


◆◇◆◆◇◆  物 語 概 要 (詳細はこちらをご覧ください)  ◆◇◆◆◇◆

マチュピチュ ブログトップ1

《 インカの要塞空中都市マチュピチュ 》
インカ帝国侵略後、この物語の主人公トゥパク・アマル(2世)が反乱を起こすよりも遥かに昔から、
彼の祖先であるトゥパク・アマル1世らインカの末裔の人々は、インカ帝国の再興を賭けて、
ビルカバンバの地を拠点に幾多の反乱を展開してきました。
このブログでは、彼らの遺志を継ぐトゥパク・アマルの大反乱を物語風に綴って参ります。

◆◇◆ お願い ◆◇◆

 この物語は一部を史実に即しておりますが、多分に創作を含んでおりますため、
フィクションとしてお読み頂けますようお願い申し上げます。
 また、この物語では、ストーリーの展開上、やむなく、
流血等の残虐な表現が出てくる場合がございます。ご了承の上、ご覧頂けましたら幸いです。

ホームページ(本館)では、場面毎に背景画像を変え、BGMもご用意。お好みでどうぞ。

コンドルバナー 2(新)

風とケーナお勧めネット小説。月夜見猫さんの珠玉のファンタジー小説。

アクール バナー 2

風とケーナお勧めネット小説。真魚子さんの壮大かつ深遠なる長編涅槃物語。

マオ様の真夜中の騎士

風とケーナお勧めネット小説。ふろぷしーさんの剣と魔法のスペクタクル・ファンタジー。

ふろぷしーさま☆バナー

★……… gooブログでも同時連載中。 gooのサイトへは、 こちらから  どうぞ。………★

◆◇◆  登場人物紹介 イメージ画 頂き物イラスト 物語目次  も、是非、ご覧ください◆◇◆

ASPアクセス解析
2026.06.20
XML


「『青き月の谷』?

聞いたことはないが」

その言葉に、アンドレスたちの胸には一瞬、かすかな落胆がよぎった。

「どんな些細なことでもいいんです……!」

質素な木の卓を挟んでアリスメンディと向かい合う若者たちの表情には、冷えた空気とは対照的に切実な熱が宿っている。

「ふむ…」

アリスメンディは、しばし何かを思い出そうとするように瞑目していたが、やがて遠い記憶をたぐりよせるようにして、ぽつりぽつりと語りだした。

「そういえば、その昔、不思議な谷から帰還したという神父がいたという話があったな。

その神父の話によれば、布教のために未開の山岳地の奥地に分け入っている間に、想像もしていなかったような秘境に迷いこんでしまったらしい。

極寒の山岳地帯にいたはずが、気付けば南国の楽園のような場所にいたという──」

「それですっ!!」

思わず反射的に反応した旅の4人組に、アリスメンディもマリオも、目を丸くする。

「その神父様は、何か他にも言っていませんでした?

どんな場所だったとか、どのようなルートで行って戻ってきたとか!」

大きく身を乗り出している4人を前に、アリスメンディは少々申し訳なさそうに首を横に振った。

記憶を探るように眉根をわずかに寄せたものの、その表情はやがて静かな無念さを帯びる。

「いや、もうずいぶん前の話で、わたしも記憶が曖昧なのだ。

神父の名前も聞いてはいない。

どうやって戻ってきたかも、具体的な場所もわからぬ。

だが、無事に生還したからこそ、この話が伝わっているのだろう。

だから、そなたたちにも行きつけぬ場所ではないはずだ」

その言葉は、確かな道筋を示すものではなくとも、暗闇の中に掲げられた小さな灯のように、一同の胸に静かな力をともした。

若者たちの表情に明るさが宿ってくるのを見届けると、アリスメンディはゆっくりと立ち上がった。

椅子が石床の上でかすかに音を立てる。

その動きに合わせて、修道服の裾が仄暗い床を静かに撫でた。

「ご多忙の中、貴重なお時間をいただいて、本当にありがとうございました」

アンドレスたちが深く礼を払う。

「そなたたちこそ急ぐ旅であろうに、わたしを気遣って立ち寄ってくれたこと、誠に感謝している」

アリスメンディも礼を払い返した。

その声には、高名な聖職者としての威厳だけではなく、同じ理想を信じる同志への温かな敬意が滲んでいた。

そして、互いの健闘と無事と再会を誓い合い、名残を惜しみながらも別れを告げたのであった。

冷たく閉ざされた地下室をあとにするその時、彼らの胸には、蝋燭の小さな炎にも似た新たな希望が静かに燃えはじめていた。



ひとキャラメッセージ​​
実際にはどんなところなのかな?無事にたどり着けるといいんだけどぽっ」byアンドレス

​【登場人物 ☆その他の登場人物はこちらです☆ ​​​​

≪トゥパク・アマル≫(インカ軍)
反乱の中心に立つ、インカ軍(反乱軍)の総指揮官。40代前半。
インカ皇帝末裔であり、植民地下にありながらも、民からは「インカ(皇帝)」と称され、敬愛される。
インカ帝国征服直後に、スペイン王により処刑されたインカ皇帝フェリペ・トゥパク・アマル(トゥパク・アマル1世)から数えて6代目にあたる、インカ皇帝の直系の子孫。
「トゥパク・アマル」とは、インカのケチュア語で「(高貴なる)炎の竜」の意味。
清廉高潔な人物。漆黒長髪の精悍な美男子(史実どおり)。

≪アンドレス≫(インカ軍)
トゥパク・アマルの甥で、インカ皇族の青年。20歳。
剣術の達人であり、若くしてインカ軍を統率する立場にある。
スペイン人神父の父とインカ皇族の母との間に生まれた。混血の美青年(史実どおり)。
英国艦隊及びスペイン軍との決戦において、沿岸に布陣するトゥパク・アマルのインカ軍主力部隊にて副指揮官を務めていたが、急遽、トゥパク・アマルの密命を帯びて旅立つことになった。

≪ジェロニモ≫(インカ軍)
義勇兵としてインカ軍に参戦する黒人青年。20代半ば。
スペイン人のもとから脱走してインカ軍に加わった。
スペイン砦戦では多くの黒人兵を統率し、アンドレスの無謀な砦潜入作戦の完遂を補佐。
身体能力が高く、明朗な性格で、ムードメーカー的存在。
これまでも陰になり日向になり、公私に渡って、アンドレスを支えてきた。

≪ペドロ≫(インカ軍)
インカ軍のビルカパサ隊に属する歩兵。 此度のアンドレスの旅の同行者の一人。
20代後半の若さながらも郷里には妻がおり、息子思いの父でもある。

≪ヨハン≫(スペイン軍)
スペイン軍の歩兵。20代半ば。 偶然的な事情から、此度のアンドレスの旅に同行することになった。
スペイン人らしい端正な風貌の持ち主で戦闘力もあるが、性格は傍若無人なところがあり、掴みどころが無い。

​≪マリオ≫(インカ側) アンドレスたちが『青き月の谷』に向かう旅の道中、立ち寄ったモソプキオ村の自警団に属するインカ族の少女。18歳。​

​≪リリアーナ≫(インカ側) 聖カタリナ修道院の修道女。孤児院で育ったマリオの姉のような存在。20代半ば。

≪アリスメンディ≫(インカ側)
イエズス会に属するスペイン人の高僧。40代半ば。
かつてペルー副王領でインカの解放運動をしていたが、スペイン国王から弾圧を受け英国に亡命。
英国王室に接近して相談役として英国艦隊への乗艦を許可され、ペルー副王領に舞い戻った。
上陸後、英国艦隊から離脱して姿を消しており動向は明らかではないが、水面下で隠れイエズス会士たちと行動しているもよう。

≪ニコラス:アンドレスの父≫(インカ側)
イエズス会に属していたスペイン人の神父で、ペルー副王領でアリスメンディと共にインカの解放運動をしていたが、スペイン国王から弾圧を受け国外退去を命じられる。
しかし、王命に反してペルー副王領に残り、インカ族の救済活動を続けている最中に事故死(恐らく暗殺された)。
アリスメンディの朋友。
インカ皇族の家系であるフェリパと結婚し、混血児のアンドレスが生まれた。
アンドレスが物心ついた頃には父は他界しており、アンドレスに父との記憶は殆どないが、深く敬愛している。

≪モスコーソ大司教≫(スペイン軍)
植民地ペルー副王領におけるカトリック教会の頂点に立つ最高位の司教。60代前半。 単に宗教的な意味合いで高位に君臨する存在というだけでなく、植民地統治においても絶大な発言力を有する政治的権力者。
キリスト教の名を笠に着て、いかなる冷酷な所業をも行う一方で慈愛深げに振舞う、奇態な人物。


◆◇◆はじめて、または、久々の読者様へ◆◇◆

目次 現在のストーリーの概略はこちら HPの現在連載シーンはこちら ​   ASPアクセス解析

★いつも温かく応援してくださいまして、本当にありがとうございます!

にほんブログ村 小説ブログ ファンタジー小説へ にほんブログ村 (1日1回有効)






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2026.07.21 22:27:15
コメント(143) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: