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2008年07月21日
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カテゴリ: クラシック
 すみだトリフォニーホール  15:00~
 3階中央

 (ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第2番)
 <アンコール>
 J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番 フーガ

 ウィリ:永劫 ~ホルンとオーケストラの為の協奏曲
 ベートーヴェン:交響曲第2番

 ヴァイオリン:崔文洙
 ホルン:シュテファン・ドール


 新日本フィルの今シーズン最終定期公演は、 そんなわけで 、遅れて途中から出掛けたのでした。到着してみると、ショスタコーヴィチの協奏曲が終盤に入った所。たまたま休憩がショスタコーヴィチの後に変更されていたので、幸いにも聞けないつもりだったウィリの新曲も聴けることに。

 というわけで、この日の演奏は、聞き逃したショスタコーヴィチの協奏曲の独奏者、崔文洙のアンコールから。個人的に、コンサートマスターの独奏技量には興味は無いのですが、というか、独奏が上手であることとコンサートマスターとしての役割には関係が無いと思ってはいますが、上手だから困る訳じゃない。
 で、その独奏によるアンコール、バッハのフーガですが、うん、まぁ、宜しかったんじゃないでしょうか。前半ちょっと厳しいかな、とも思いましたが、後半は割としっかり出来ていたし。

 さて、後半。
 最初はオーストリアの作曲家、ウィリの新曲。日本初演だそうです。
 第1楽章はモダンジャズベースの音楽、第2楽章は「アルプスの大自然を思わせる牧歌的」な音楽だそうですが、まぁ、どちらかというと、牧歌的というより自然の厳しさ、妖しさも内包した音楽、でしょうか。第3楽章はアレグロ気味の現代音楽的ロンド、というところでしょうか。
 ホルン協奏曲なんですが、確かにいい演奏ではあるけれど、ちょっとホルンの影が薄い曲だったかなー、と。曲としての良し悪しはどうだったか。悪くないと思いますが....

 そして、本日のお目当て、ベートーヴェンの第2番。やはりアルミンクで聞きたいのは古典派です。
 やはり、面白い。ベートーヴェンの2番、生演奏で聞く機会はそう多くはないですが、改めて聞くと、古典派と言いながら、やはり「あれっ」と思わせる所もある。今回の演奏は、そうした面を浮き彫りにした演奏と言えると思います。タイトできびきびとした演奏。特に第4楽章はとても新鮮な演奏。
 オーケストラは、例によって「元気のいい」演奏ではあるけれど、アルミンクの手綱捌きでよくコントロールされています。ポイントは、やはり弦五部のアンサンブル。よく仕上がっています。単に合うだけではなく、弦全体の音色が溶け合うようになっている。これが、今の新日フィルを聞く楽しみです。その上で、どのように演奏するか、どのような音楽に仕上げるか、というレベルに至っている。


 次は9月です。今から楽しみです。






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最終更新日  2008年07月25日 00時43分13秒
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