リキのワインよっぱらいの部屋

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riki268

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Comments

riki268 @ すっかり すっかり忘れている。 はてどうしたもの…
miss M. @ あの~~~ 先月のワイン会での話を覚えていますか? …
riki268 @ 私もです タンタラ2009年 私も楽しみです。
miss M. @ Re:お久しぶりです(09/24) タンタラだ\(^O^)/ 楽しみです( ̄¬ ̄*…
riki268 @ Re[1]:初ワイン会楽しくも・・・このワイン甘い辛い?(02/16) miss M.さん いつもエルボンワイン会での…
Sep 2, 2010
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シアトル到着そして乗り換えパスコへ
 シアトルから、この旅は始まるのです。コロンビア河の恵みを生み出すカスケード山脈を、アラスカ航空のこの飛行機より、空から見てみたい。
 シアトル側の山並みは雲に隠れて見えなかったが、その雲が晴れる頃には、広大なコロンビア・ヴァレーを見る事が出来た。人の手が入り灌漑されているところは緑色なのに、その他の地区は砂漠の様に見る。
 豊かな河はそれを知ってか雄大に伸びていました。
 ここは、ワシントン州、カスケード山脈の内陸部。パーフェクト・リージョナルな土地なのです。

パスコ
 シアトルより約50分約300km(上の地図赤い線)のプロペラ機の旅で到着のパスコ。この地は
 PASCO、KENNEWICK、RICHILANDと三つの街とClumbia River、Yakima River、Snake River三つの河が合流する地として、トライシティ(Tri-Cties)と地図上は区分けされる地区でもあり、主要なAVAへのアクセスの中心に位置する。

 その中で コロンビア・ポイント という町はリゾート地のような環境にあるホテルです。
 そのホテルの裏側はボートの引き揚げ場にもなっていて、週末の夕方と云う事もあるのだろう、次から次へと、ボートを車のトレーラーに器用に積み込んでいました。
 仲睦まじいカップルが居たり、その川沿いを自転車で走る方、犬を連れて散歩とそれぞれが、この水のほとりで自由な時間を過ごしている。

 それはこの大地を流れる河が、恵みをもたらすだけでなく、人の心までもを、豊かな気持ちにさせるのだろう。私も長い飛行機での旅を思い返し、またこれからのワインツアーに期待を寄せて、ベンチでくつろいでいました。
(画像)
Top:パスコへの機上よりのコロンビア・ヴァレー。
左下:ワシントンワイン協会提供産地地図をリキ加工、赤線は移動軌跡。
右下:シアトルからパスコへのプロペラ機。
左下下:車のトレーラーへと器用に乗り上げるボート。 右下下:キスも絵になり過ぎる!


Pacific Rim (パシフィック リム)

生産者概略
1992年、ボニー・ドゥーンからリリースされたパシフィックリム・ドライリースリングはアメリカ人の味覚が近年、より複雑でより軽快な酸味を持つワインへと好みが変わっていくにつれそれまでのオークの香りが先行した平面的な白ワインに代わる好ましい選択肢となりました。需要と人気が高まるにつれリースリングだけに特化するワイナリーの構想へと発展、2006年8月、ボニードゥーンヴァインヤードから少人数のスタッフが『アメリカで最高のリースリングを造る』という共通の思いを持ってノースウェストへ移り『パシフィックリム』というリースリング専門のワイナリーを興すまでに至りました。ワシントンのコロンビア渓谷はリースリング栽培に理想的な土壌と気候をもたらします。





 Pacific Rimを訳せば環太平洋地域となり、その食生活にはリースリングが最もふさわしいとの思いで設立された。
 カリフォルニアでボニー・ドゥーンとして知られていた生産者です。
 ご案内はスティーブンさん(Steve Sealock)で、このワイナリーのワインメーカーとワイナリーのマネジャーも兼任。
 この後のディナーまでお付き合い頂きました。

 オーナーであるランダル・グラハム氏はプロモーションに長けた方で、スクリューキャップに変更した際は、「コルクの葬式」をニューヨークのマディソン・アヴェニューで執り行ったそうだ。

 葡萄園はすべて契約栽培だが35%はオーガニックもしくはバイオダイナミックで2003年より栽培し、2006年に認定を受けたそうだ。そのエコは、ワインの流通箱の移動にも、パレットを使用しないでも事足りる、特殊なフォークリフトを導入したりしている。
 コールド・スタビライザーを行うのに「エレクトロ・ダイオシス」という特殊な機械も導入。この機械は、仕上がったワインの酒石酸除去であったりワインの安定化に向けて、定温にて静置する、白ワインが商品化されるときに欠かせない工程だが、電気代が30%も節約できるとのこと。また、通常の方法より、より正確な安定化が可能になる、優れもの機械だが、とても高価な機械で、人工透析を行う機械と同じ仕組みと、案内される。

 ワインのラベルも、斬新でオリエンタル。外国の方が日本をイメージするとこうなるのか?

 11種類のワインをテイスティング。
 現在オンリストされている全ての種類となる。
 リースリング以外でも、シュナン・ブラン、ゲヴェルツトラミナー、フランボワーズからも造る。
 赤ワインブームから広がったと思われる日本のワイン市場でも、近年には、その場面、場面で適切なスタイルのワインを選ばれる方が多くなった。
 そのシーンでリースリングという品種の期待度が高いのは、このツアー中でも多く感じる事となった。
 いつか、このワイナリーは先見の明があったとして、ブレークするのだろうか。既に「ワイン・ビジネス・マンスリー」で2009年注目度No.1のブランド」として選ばれている。
 食生活のヘルシー化が進めば出番が多くなるのは必然ですね。

(画像)
上中:Pacific Rimご案内はスティーブンさん(Steve Sealock)
右二段目:エレクトロ・ダイオシスという精密な機械
右三段目:試飲アイテムの一部、白ワインに特化しています。

Vin du 268 大西 力






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Last updated  Oct 31, 2010 02:46:34 PM
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