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babiru_22
活字中毒患者でもある私ことバビル３世の読んだ本を紹介します。
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April 5, 2024
カテゴリ： 今日の一冊
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１９７２年、茨城県東海村から忽然と消えた男。捜査に訪れた刑事は「北に持っていかれたな」と言った。男は日本の原子力開発の拠点、動燃のプルトニウム製造係長だった。４０年後、突如警察の北朝鮮拉致関係リストにその名が載る。謎に包まれた失踪の経緯、不可解な捜査過程、核科学者はどこに消えたのか？
本書は、旧動燃(現・日本原子力研究開発機構)のプルトニウム製造係長・竹村達也さんの拉致疑惑問題について、北朝鮮の犯行動機に焦点を当てるとともに、日本の国の拉致問題のあり方を問う一冊。北朝鮮の核開発に日本の国立研究開発機関の職員がかかわったという疑惑なども書かれていますが、事実関係が不明な点が多いのが残念です。
【満足度】 ★★
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