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2007.05.21
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カテゴリ: クモ




 今日の主人公アオオビハエトリは、普通のハエトリグモとアリグモとの中間的な形をしたハエトリグモである。


アオオビハエトリ(雌)1
第1脚を振り上げるアオオビハエトリの雌(2007/04/05)



 アリグモは御存知と思うが、一見アリの様に見える細長い胴体を持ったクモである。クモの脚は4対、アリを含む昆虫は3対がだ、アリグモはその一番前の1対を触角の様に動かすので、昆虫の様に見えるのである。

 アリグモは、ハエトリグモとはかなり雰囲気が違うが、ハエトリグモ科に属す。一番前の眼(前中眼:クモは昆虫と異なり複眼は持たず、単眼を0~4対持つ)は、ハエトリグモと同じく双眼鏡の様に大きく真っ正面を向いている。

アオオビハエトリ(雌)2
アオオビハエトリ(雌).跳躍する直前(2007/04/05)



 このアオオビハエトリ、写真からはどう見てもアリの様には見えない。しかし、屡々第1脚を上に振り上げて、一見触角の様に動かすので、少し遠くから見ると一寸アリに似た感じになる。

 大きさは、体長約7mmと小型、人間の眼には近づいて見ないとアリだかクモだか分かり難い。専らアリを餌としていると言うから、アリから見ても仲間の様に見えるのかも知れない。

アオオビハエトリ(雌)3
第1脚を振り上げるアオオビハエトリの雌(2007/04/05)



 このアオオビハエトリも以前紹介した愛らしい ネコハエトリ も、4月下旬までは沢山居たのだが、最近は殆ど見かけない。どうしたのだろうか?

 不思議に思っていたら、昨日我が家の カナヘビ君 が実は1匹ではなく、何と3匹以上も居ることが判明した。久しぶりの好天で、カナヘビが同時に3匹現れたのである。それぞれ僅か1m程度の間隔でクリスマスローズの葉の上に出て来た。

 クリスマスローズの茂みは他にもある。だから、更に1匹以上居てもおかしくない。思うに、カナヘビ君達がハエトリをみな食べてしまったのではないか??

 一見平穏そうに見える我が家の庭でも、目に見えぬ所で熾烈な弱肉強食の生存競争が行われているのであろう。







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最終更新日  2007.05.22 11:46:26
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