All The Things You Are

August 26, 2005
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テーマ: Jazz(2023)
カテゴリ: カテゴリ未分類
Take The "A" Train』(テイク・ジ・エイ・トレイン)
【A列車で行こう】

この曲は、デューク・エリントン楽団のテーマ曲としてよく知られています。
したがって、この曲をデューク・エリントンの作だと間違う人も少なくありませんが、
これは、エリントンの片腕として作詞、作曲、編曲件ピアニストをしていた、
ビリー・ストレイホーンの作詞、作曲によるもので、1941年に作られた曲です。
この年は日本は昭和16年で、日本がハワイ真珠湾を攻撃した年です。

当時、ラジオ局はASCAP*ともめていたため、エリントンの曲が使用できなかったので、
ASCAPと無関係のストレイホーンのこの曲が使用されることになったそうです。



ビリー・ストレイホーンは、この曲のほかにも、
「Lush Life」、「Satin Doll」、「Day Dream」など優れた作品を多く書き、
エリントンが書いたのかストレイホーンが書いたのかわからないものも数多くあるといいます。

「"A" train(A列車)」とはニューヨークをほぼ南北に走る地下鉄「Aライン」の急行列車のことで、
各駅停車の列車ことは「"C" train(C列車)」というそうです。

「ハーレムの”シュガー・ヒル”に行くのならA列車に乗らなくちゃ」

シュガー・ヒルとはニューヨークのハーレム地区の143丁目から155丁目のあたりで、
裕福な黒人たちが住む高級住宅街で、
このころエリントンは、このシュガー・ヒルである155丁目に住んでいました。

つまり、この曲は「シュガー・ヒルに住むエリントンのところに行くのならA列車に乗るのが一番速いよ」
それは、言い換えれば、「エリントンのように成功したいのならA列車に乗ることだね」

そして、そのことはまさにステレイホーンが23歳の時、
田舎からニューヨークに出てきて希望と不安の中、
雲の上にいるようなエリントンのところに思い切って会いに行った自分のことを、
この曲に書いたのではないでしょうか。

この曲もインストゥルメンタル的なメロディーで、歌詞をつけるのは難しかったでしょうし、

私の持っている譜面にヴァースはありますし、この曲を歌っている人もたくさんいますが、
私は、ヴァースを歌っているものを聴いたことがありません。




【参考】
*ASCAPとは、

「American Society of Composers, Authers and Publishers」の略。
米国音楽著作権団体のこと。

米国の作曲家や音楽出版の70%~80%が参加している音楽著作権管理する団体の名称。
1914年にニューヨークで設立され、現在は約68,000人が会員になっている。
1995年に世界で初めて、インターネットなど、サイバースペースにおける
音楽送信に関する著作権料の徴収をまとめた。

*****

●テイク・ジ・エイ・トレイン
Take The "A" Train
【A列車で行こう】

作詞:ビリー・ストレイホーン
作曲:ビリー・ストレイホーン
1941年


《ヴァース》
ハーレムへ行きたいんだったら
シュガー・ヒルをのぼって
そこは、何かで読んだことのある
ダンスをする足が止(や)むことのないところ

《コーラス》
ハーレムのシュガー・ヒルへ行きたいんだったら
”A”列車に乗らなくちゃ
あの列車に乗り損ねると
ハーレムへの近道を逃してしまうよ

さあ、急いで、もう列車が来るよ
ほら、レールが音をたてているのが聞こえるだろ

さあ、みんな”A”列車に乗って!
すぐにハーレムのシュガー・ヒルに着くさ





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Last updated  August 26, 2005 04:49:03 PM
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