筆蕪蕉による俳句・川柳もどき集その3です。単に575になっているだけでありますので、「もどき」といたしました。すべて、どなたかのブログの記事へのコメントの一部として書き込まれたものです。
春なれど 夏日なるかや 竹の秋 (冬子)
竹の秋 三輪の風吹き 麦の秋 (偐春夏)
連休の スタートなるか 墓参り (偐線香)
銭葵 銭になるから 咲くんじゃない (偐平次)
夏立ちぬ 心の池は 亀だらけ (偐亀田兄弟)
言の葉の 及ばざりけり 蓮の葉に (偐「物は言ひ葉」)
羊草 咲きて昼寝の 夢も醒め (筆蕪蕉)
鎮魂の 歌に供へむ 椿花 (筆蕪蕉)
たちあふひ 咲けばあふべし 花のもと (筆蕪蕉)
麦の風 吹きて実りの 麦の秋 (筆蕪蕉)
黙々と 草刈る 媼 越の夏 (筆蕪蕉)
友来たり 遠回りして 帰る初夏 (筆蕪 蕉)
あぢさゐの 恋ははかなき 色に咲き (筆蕪蕉)
ひつじどき ひるねどき咲く ひつじ草 (筆蕪蕉)
午睡
どき 目覚めに咲ける ひつじ草 (筆蕪蕉)
未草 閉じて山から 申 の来る (偐「時間です。」)
中秋の 玉兎 の餅の つくを見む (筆蕪蕉)
雀らも 稲刈り待ちて かしましき (筆蕪蕉)
クリスマス キャロルの道に 雪の舞ふ (筆蕪蕉)
おひばねの 音の途切れて 笑ひ声 (筆蕪蕉)
虫取りに 飽きて 茱萸 取り 日暮れ前 (筆蕪蕉)
青嵐 青息吐息 青き山 (偐青息)
着せばやな 裸仏に 花衣 (筆蕪蕉)
ときめきの いづちゆくらむ 仙人掌花 (筆蕪蕉)
口実
も ついばんでみよ
石雀
(筆蕪蕉)
六月の 風に吹かれむ 鈴懸けと (筆蕪蕉)
蝶も袖 濡らしもぞする 五月雨 (偐紀伊)
梔子の 雨に濡れてぞ 香もかなし (偐面よき)
田舎百合 見透かされてや 立ち往生 (偐ゆりもどき)
西空に みすじの雲か 蝶一頭 (筆蕪蕉)
難波では 大和しじみと なるや梅雨 (偐まほろば)
時の日に ほっとけいよと 白き花 (偐時計花)
洗濯は 梅雨の晴れ間に 鳧 なけど (筆蕪蕉)
笹ユリも カルタ取りでは 鬼百合に (偐負けず嫌い)
大阪は カンナまでもが 豹柄や(それ位、知っ虎と、知っ鷹鰤)
麻生では 痛し痒しの 秋の陣 (さりとてもハムレット)
青空に 咲きて悲しき 百日紅 (筆蕪蕉)
しばしなら 休んでもゆけ 豹紋蝶 (筆蕪蕉)
梅雨明けも せぬまま蝉の 声高し (筆蕪蕉)
木曜日 うれてとまとふ
蛮茄
なり (トマト売り)
歌麿も 写楽風なり 梅雨の明け (歌楽)
朝風に カンナの赤き 原爆忌 (筆蕪蕉)
猿芸の 滝の白糸 夏の空 (白猿)
風船の 葛に揺れて 秋立ちぬ (筆蕪蕉)
飛び出して 風船葛 舌もつれ (筆蕪蕉)
以上45句
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