yasnalのつれづれ日記

yasnalのつれづれ日記

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Favorite Blog

愉快な介護 たかやん 7さん
JAZZ的?生活 かず@kazzさん
やまちんWEB あかねママ0208さん
6senseの日記 6senseさん
HONEY PIE'S SILVER … PIE_さん

Comments

zavinul@ Re:川嶋×石井@岐阜県美術館(09/20) 初めまして。かつて私が携わったイサム・…
BPboQHapgBNlo@ phCvctsncrAw 2, <small> <a href="http://digitalte…
ROuWhhHhtkIhJSD@ IQuGnTKUksmfwZG 1, <small> <a href="http://thesprint…
qNpvBcVrk@ mhivGbDJnhXeKvAHz 0, <small> <a href="http://fairfaxho…
wcAOmXydxuhVavco@ woTeIXgbevDOUb w598RR &lt;a href=&quot; <small> <a hr…

Profile

yasnal

yasnal

Archives

November , 2024
October , 2024
September , 2024
August 6, 2005
XML
テーマ: Jazz(1978)
カテゴリ: ライブ
中国銀行本店前の特設ステージを21時ちょっと前に終え、


お店に予約を入れたのが、当日の朝3時とかそれくらいでした(汗)
確実に座れるように、早めに来て下さい~というご案内だったので
途中コンビニへ寄りつつもとっとと移動。ちなみに中国銀行前から
お店までは、徒歩で5分くらいの距離でした。

お店に着いてから、入り口にいらっしゃったマスターと思しき方に
「今朝ほどは変な時間にメールしてすみません」と詫びたら
「いや、あの時間ちょうど飲んでたから大丈夫ですよ~」と笑顔。


お店はとってもこじんまりしてるんですが、壁が白くて太くて黒い
木の柱や梁が渡してあって、なんかすんごく素朴で民芸調なんだけど
どっしりと安心できる雰囲気。すっごく気に入りました。

21時半過ぎとかそれくらいの時間に、川嶋さんと中村さんが到着。
それまでは地元の方のセッションやってました。

で、しばらくしてお2人落ち着いたところで、まずはデュオで3曲か
4曲、スタンダードを。そこからセッション。川嶋さんがアルトー
○×さん、ベースー○×さん、とサクサク呼び込んでいきます。

後ほど聞いたところによれば、川嶋さんは岡山理科大時代にこの店で
バイトしてたんだそう。BIRDのサイトを拝見した時に、川嶋さんの事を
「BIRD出身ミュージシャン」って書いてあって「なんやそれ、有名人の

ライブのあとの打ち上げでいろんな方から話を聞いて、「ああ川嶋さん
このお店に育てて貰ったんだ」と素直に納得できました。

川嶋「ドラムは? ドラム誰かいない?」
中村「あいつドラムやで。入りや」
といって呼び込まれたのが、後ほど聞いたところによると


で、この人もすんごくよかったんすよ! 現在は音楽では生計を
立ててらっしゃらないそうなんですが、すごい叩ける人なんですよ。
普段からスティック触ってらっしゃるのかなあ。

あ、でね、でね、アルトを持って登場したのがこのお店のマスター
だったんですよ。ジャズのお店の経営者が楽器をやってるのは
そんなに珍しいことじゃないとは思います。が。 が! が!!

すっと吹き始めた音色を聴いて腰が抜けるほど驚きました。
上手い。相当上手いです。上手いし何より音色が素晴らしい。
こんな音のアルト、生で聴くのは初めてじゃないだろうか。

とにかくジャズ屋のマスターの趣味の域をはるかに越えてます。
プロとしてステージに立ってるミュージシャンでもこんなに
素晴らしくない人いますよ。心底驚きました。

そんなこんなで楽しくセッションは進行していき。本当に、
聴きごたえのあるセッションでした。中村さんがベースを
弾いたりもして。

終わってから川嶋さんもやたらと楽しかったー楽しかったー
言ってらっしゃいました。昔からの顔なじみらしいベースの方に
川嶋さんが「楽しかったねっ」と話しかけたらベースの方は
「いや、自分は敗北感でいっぱいですよ。また精進します」
とおっしゃってたのが、なんだかすごく心に残ってます。

お店にはちょうど20のバイトの青年が居て。聞けば彼も
サックスをやっているということで。「彼は20年前の俺だよ、
ホントに、俺、あんな感じだったんだよ」としきりと言ってた川嶋さん。

20才の川嶋青年。どんな風だったんだろうね。
「普通のおじさん」のマスターが吹くアルトにびっくりさせられて、
「どーしたらこんなに吹けるようになるんだろう」と悔しくて悔しくて、
絶対うまくなってやる、と日々頑張る川嶋青年。

セッションで、どこやってるか分からなくなってぐちゃぐちゃに
なっちゃう川嶋青年。川嶋さんでも、そんな時があったんですって!
逆にいうと、音楽に関するセンスさえあれば、努力によって人は
すごいところに到達出来る可能性を誰でも持ってるということなのでは?



岡山に行く前、向かってる途中、「なんでわたしは岡山まで行くのかなあ、
そこまでするべきライブなのかな?」と自分の行動に疑問を感じてたんですが、
行って本当によかった。お店にとっても川嶋さんにとっても、もしかしたら
中村さんにとっても、普通ではない特別な一夜に、立ち会わせて貰えた
ような気がします。

わたしを導く声に間違いはない。必要なものに出会うように、きちんと
巡り合わせて下さる。ならば、巡り会う人、物、出来事にムダなものなど
ひとつもないんだわ。わたしを知る人にとって、わたしは意味のない存在じゃない。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  August 8, 2005 10:48:25 AM
コメント(5) | コメントを書く
[ライブ] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: