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2006.02.23
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カテゴリ: メディア
▼赤いフェアレディZの女2


父親は知子が13歳のときに実子として認知、知子を溺愛した。ところが母親は兄二人ばかりをかまい、知子は疎外感を味わっていたらしい。

知子は頭がよく、成績もトップクラスだった。東京の私立大学に受かるが、学費の工面がつかず進学を断念、地元の保険会社で働いた。その後、上京して化粧品会社に就職、23歳で結婚して子供をもうけた。

しかし、知子の幸せは続かなかった。1972年に卵巣摘出手術を受け闘病中に夫の不祥事と浮気が発覚、離婚する。失意の知子は子供を連れて故郷の富山に戻ってくる。ところが再び病に冒され、再手術。退院すると今度は、知子が慕っていた父親が死去する。

老母と幼子をかかえ、知子は途方に暮れた。生活保護でかろうじて暮らす毎日。最初は再婚目的で通っていた結婚相談所で紹介された相手に体を売って、小遣いを稼ぐようになった。

1977年、知子は知り合いの売春婦の仲介でK氏と出会う。K氏は知子の頭のよさと都会的なセンスに惚れ、やがて付き合うようになる。当時知子は31歳、K氏は新婚間もない25歳であった。

1978年、二人は100万円ずつ出資して贈答品販売会社「北陸」企画」を設立。業績は振るわず、苦しい資金繰りが続いた。

カネさえあれば、大学へも行けた。カネさえあれば、体を売ることもなかった。薄幸の人生を恨む気持ちが、やがて知子を狂気へと走らせたのだろうか。

金策に困った知子は1979年8月、結婚相談所で知り合った男性に9000万円の保険金をかけ、殺害しようと計画する。男に強精剤と称してクロロホルムを嗅がせ、眠らせてから溺死させるつもりであったが、男が眠らなかったため計画は失敗した。


(続く)





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最終更新日  2006.02.23 10:02:29
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