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2006.09.14
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テーマ: 水中写真(542)
カテゴリ: ダイビング
殺人エイ


アカエイ

もちろん、そうではありませんね。このアカエイさんは、エサがほしくて人間の後をついてきているだけです。

もう10日前の話になりますが、「クロコダイル・ハンター」として、ワニの捕獲、調教で知られるオーストラリアのスティーブ・アーウィンさんがダイビングの撮影中に、アカエイに胸を刺され死亡しましたね。だけどアカエイはおとなしい生き物です。人間を刺すなどということは滅多にありません。よほど怖い思いをしたので刺してしまったのでしょう。たとえば、上から覆い被ってヒレをつかもうとしたり、砂に隠れているアカエイを踏んづけてしまったり。アカエイは上から襲われたと思えば、身を守るために尻尾の付けにある棘を出します。普段アカエイの棘は尻尾にくっつくようにたたまれていますから、何もしなければ刺されることはありません。多分アーウィンさんは、アカエイに対していつものようにちょっかいを出してしまったんですね。撮影のための演出があったのでしょうか。残念なことです。

次の写真を見てください。

アカエイ

人間とアカエイが仲良くお見合いをしていますね。
これは、アカエイの餌付けをやっているところです。場所はマネーロンダリングやタックスへイブン(租税回避地)として知られるケイマン諸島。ポイントは世界中のダイバーが知っているスティングレイ・シティー(アカエイ都市)です。

ダイバーはイカや魚の切り身などを手に持って、アカエイがやってくるのを水底で待ちます。するとアカエイが上の写真のように擦り寄ってきて、エサをねだります。そのときアカエイのお腹側に手のひらを上に向けて切り身を差し出せば、掃除機のように吸い取っていきます。アカエイのお腹側はすべすべで、まるでシルクのようですよ。

機会があれば是非お試しください。アカエイは決して、「殺人エイ」などではありません。いつも言っていますが、本当に怖い動物は人間のほうです。そういえばお魚世界では、人間は「殺魚人」と呼ばれていました。

ところで『カストロが愛した女スパイ』をご希望の方、まだ私の公式ホームページの分と合わせて三名ほど余裕があります。プレゼントをご希望される方は、メール等で名前とあて先をお知らせください。





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最終更新日  2006.09.14 11:49:00
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エイちゃん  
そのダイバーの話は印象深かったです。
アカエイは、大きいものなんですね。カレイやヒラメが巨大化したのかと思いました。実は無知なために、カレイもヒラメもエイも角のあるマンタも、わたしの中では、みんな親戚です。 (2006.09.14 11:58:34)

Re:世界のダイビングあれこれ(09/14)  
heliotrope8543  さん
スティーブ・アーウィン氏は面白い人だったようで、残念です。カメラマンと本人だったかスタッフだったかにはさまれるような状況になってアカエイが不安を感じて毒針を出したのだろうと言っていました。アカエイとは仲良くすることも可能なのですね! (2006.09.14 12:11:56)

Re:エイちゃん(09/14)  
白山菊理姫  さん
ヤンチャリカ9971さん
こんばんは。

>そのダイバーの話は印象深かったです。

私がアメリカにいた一九九六年ごろ、彼はディスカバリーチャネルの人気者でした。いつもハイテンションで面白い番組を作っていました。

>アカエイは、大きいものなんですね。カレイやヒラメが巨大化したのかと思いました。実は無知なために、カレイもヒラメもエイも角のあるマンタも、わたしの中では、みんな親戚です。

ヤンチャリカさん流の面白い分類ですね。なんとなく平べったいお魚である点で、みんな親戚みたいなものですね。エイはどちらかというとサメに近いことになっています。ウチワザメやサカタザメなどもエイ科に分類されていますから。マンタさんの頭ビレも確かに角に見えますね。でもその「角」で刺されることはありませんから、海の中で出会っても慌てないで下さい。 (2006.09.14 20:42:08)

Re[1]:世界のダイビングあれこれ(09/14)  
白山菊理姫  さん
heliotrope8543さん
こんばんは。

>スティーブ・アーウィン氏は面白い人だったようで、残念です。カメラマンと本人だったかスタッフだったかにはさまれるような状況になってアカエイが不安を感じて毒針を出したのだろうと言っていました。アカエイとは仲良くすることも可能なのですね!

アーウィンさんは動物の生態に非常に詳しいはずですから、何か不測の事態が起きた可能性がありますね。ただ過信もあったのではないかと思っています。やはり自然相手。何が起こるかわかりません。

いつかブログに書こうと思っていますが、クジラの写真で有名な水中写真家の望月昭伸さんも、クジラの撮影中に小笠原の海で亡くなっています。 (2006.09.14 20:51:11)

Re:世界のダイビングあれこれ(09/14)  
かめ さん
こんばんは

アカエイは餌付けできるほど順応性があったのですね
なごやかな写真を拝見していると、海の中にすんでいる方々(生物)とのコミュニケーションにも大切なルールがあることを再認識しますね


先月ぐらいでしょうか、コブラをからかっていて指先をかまれた
スティーブ・アーウィン氏の番組の一部を放送していたのを見たばかりでした

「自然の中で生きていたら向こうだって生き延びるために本気でかかってくるよね。」
と家族で話していた矢先で本当に驚きました

同時に星野道夫さんのことも思い出され、なんとなく虚しいような切ないような感じがします・・・




(2006.09.14 23:28:02)

Re[1]:世界のダイビングあれこれ(09/14)  
白山菊理姫  さん
かめさん
おはようございます。

>アカエイは餌付けできるほど順応性があったのですね

アカエイにも個性があり、名前をつけているところもあります。動物は人間が考えているよりずっとお利口さんですよ。

>なごやかな写真を拝見していると、海の中にすんでいる方々(生物)とのコミュニケーションにも大切なルールがあることを再認識しますね

人間はまだまだ、他の生物のことをほとんどわかっていないのが実情ではないでしょうか。でも自然のルールがあるということには気付いていますね。

>先月ぐらいでしょうか、コブラをからかっていて指先をかまれた
>スティーブ・アーウィン氏の番組の一部を放送していたのを見たばかりでした
>「自然の中で生きていたら向こうだって生き延びるために本気でかかってくるよね。」
>と家族で話していた矢先で本当に驚きました

それぞれの種には個体差もあります。それはネコを見ていればわかりますね。本にもなりましたが「お風呂が好きな猫もいる」んです。サメでも、その日そのときその場所では人間を襲わなかったとしても、別の日別のとき別の場所では人間を襲うことがあります。あのようにフレンドリーなイルカでさえ、場合によっては人間を襲うことがあるんですよ。もちろん人間が何かやったから、反撃されたのだと思いますが。自然界は侮れませんね。

>同時に星野道夫さんのことも思い出され、なんとなく虚しいような切ないような感じがします・・・

星野さんのような人が熊に襲われて亡くなられるとは、本当に驚きました。上に書いた水中写真家望月昭伸さんのケースも同様です。二人とも自然界のルールをよく知っている人だけに、改めて人知を超えた働きが自然界にはあるのだなと感じずにいられません。 (2006.09.15 08:35:33)

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