詩人の直感は時々、宇宙の真の姿を描ききってしまうのではないかと思えるときがある。18~19世紀に活躍したイギリスの詩人兼画家のウィリアム・ブレイクの詩『』がまさにそれである。 To see a World in a Grain of Sand And a Heaven in a Wild Flower, Hold Infinity in the palm of your hand And Eternity in an hour. (一粒の砂に世界を観て、野に咲く花に天国を知る。手のひらに無限をつかみ、一瞬に永遠を抱く)