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2007.01.26
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カテゴリ: 米外交史
ついうっかり、の死亡記事を見落としていました。ハントは拙著『ジョン・F・ケネディ暗殺の動機』と『カストロが愛した女スパイ』でも取り上げた、悪名高い元CIA情報部員ですね。カストロ暗殺計画やピッグズ湾事件、ウォーターゲート事件に関与しただけでなく、ケネディ暗殺事件の実行犯を現場で指揮した可能性の強い人物です。

ハントは自著で、ケネディ暗殺の背後にはリンドン・ジョンソンがいたことを示唆していますが、私から見れば、ハントを含むCIAの関与を否定するための詭弁もいいとこです。CIA内部のケネディ暗殺グループは当初、キューバのフィデル・カストロのせいにしてキューバに武力行使しようとしましたが、米ソの全面対決に発展することを恐れたジョンソン大統領に「カストロ暗殺犯説」をもみ消されたことを逆恨みしていました。だから同じくウォータゲート事件で捕まった部下のフランク・スタージスらに「ジョンソンは共産主義者と通じている」などと吹聴させたのです。もちろん、ジョンソンは共産主義者と通じていることもなければ、ケネディ暗殺にも関与していません。そもそもジョンソンは愚鈍で、そのような玉ではありませんね。

ニクソン大統領から「ヤツは知りすぎている」と言われたハントは今月23日(米国現地時間)、結局真実を何も語らないまま、マイアミで死去しました。88歳。詳しくは、 ニューヨークタイムズ こちら をお読みください。





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最終更新日  2007.01.27 10:44:16
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Re:「知りすぎた男」の語らなかった真実(01/26)  
heliotrope8543  さん
そんな人でもマイアミのような場所で長寿を全うするのですねえ。心の中はどんなだったのでしょう。 (2007.01.27 01:07:14)

Re[1]:「知りすぎた男」の語らなかった真実(01/26)  
白山菊理姫  さん
heliotrope8543さん
おはようございます。

>そんな人でもマイアミのような場所で長寿を全うするのですねえ。心の中はどんなだったのでしょう。

実はマイアミを含むフロリダ州は、陽光降り注ぐ観光地というのは表の顔で、テロリストや殺し屋、亡命独裁者が住む悪の巣窟なんですね。CIAの「殺人者養成学校」もフロリダにありました。そんな場所だったからこそ、ハントも居心地がよく、長生きできたのでしょう。ジェブ・ブッシュが州知事になり、キャサリン・ハリスが州務長官を務められたはずです。選挙の不正もやりたい放題ですしね。ハントはウォータゲート事件で捕まった後、政府は自分が国に対してそれまで行ってきた功勲を考えれば自分を守るべきであるという主旨の発言までしています。ケネディ暗殺などの暗殺やグアテマラのクーデターなど外国政府の転覆も、つまり強盗も殺人もテロ活動も、すべてアメリカの国益のためだったわけですね。ブッシュ一族からは、表彰状が届くのではないでしょうか。 (2007.01.27 10:37:20)

Re:「知りすぎた男」の語らなかった真実(01/26)  
ほわいと さん
白山菊理姫さん、こんにちは。

心の中はどのようだったのでしょうね。88年間の人生、最後は何をおもわれ、天に召されていったのでしょうか。 (2007.01.28 01:41:19)

Re[1]:「知りすぎた男」の語らなかった真実(01/26)  
白山菊理姫  さん
ほわいとさん
こんにちは。

>心の中はどのようだったのでしょうね。88年間の人生、最後は何をおもわれ、天に召されていったのでしょうか。

ヘンリー・キッシンジャーもそうですが、この種の人たちは、自分が信じる大儀(共産主義や左翼政権を打倒すること)のためには、どのような手段も正当化してしまうんですね。殺人も暗殺も強盗もテロも戦争も。狂信という言葉が一番似合うと思います。最後まで自分がやったことは正しいと思っていたのではないでしょうか。つまり狂ったまま死んだわけです。
(2007.01.28 10:43:55)

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