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2007.06.13
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カテゴリ: 不思議な世界
観念は生物である


観念が生物であるとはどういうことか。福来の著作を読むと、どうやら観念を「意識体」のようなものとして捉えていたようだ。観念自体に独立した要求があり、物質に影響を与える力があり、かつ物理的な空間を超越して観念は「霊」のように存在すると考えていたと思われる。

たとえば、三田光一の念写実験ではしばしば、三田が念写しようとした人物以外の人物像が念写されることがあった。武田信玄の像を念写した6日後に、三田の意識とは別に上杉謙信の像が念写されたこともある。福来の解釈によると、こうした現象が起こるのは武田信玄の像を念写したときに、ライバル関係にあった上杉の像を映し出そうと(要求)する観念が独立して生じ、それが6日後に乾板に作用して上杉の像を写し出したことになる。観念が物理的な空間を超越していることは、40キロ離れた場所から「月の裏面像」の念写実験に成功したことなどを見ても明らかである。

観念は生命活動のひとつであり、もしかしたら生命の本質である可能性もある。その意味で、観念は生物であるといえるわけだ。

福来はこう考えた。
宇宙には一つの絶対的観念がある。これを「 原念 」と呼ぼう。原念は自ら要求(目的)を持ち、物理的世界に作用する。この作用により、無機物から有機物が生まれ、そして微生物が生じた。すべての生物は原念から生じているから、原念を内包する。それこそ各生物が所有する「念」にほかならないのではないか、と。

福来の思索は、死後の世界にも及ぶ。
念はそれ自体、身体を離れて、自己の要求に従って物質に作用する。つまり観念は身体とともにあるわけではなく、身体を離れても存在し、活動する。だとすれば、死後においても観念は存続するはずである。観念は「霊」に相当するのではないか。

を創立したのであった。
(続く)





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最終更新日  2007.06.13 12:05:05
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