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出雲族と大和族の話（パート２）

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2023.03.06

野球の部活による連日のハードワークと勉強を両立させるのは、結構大変でした。
疲れが取れないこともままあります。
そこで私は当時、少しでも脳を休ませるため授業中によく目を閉じて「瞑想」しておりました。
ただし、時折瞑想が居眠りに近い状態になることがあったことは認めざるをえません。

前にも言ったように、勉強のし過ぎと漫画の読み過すぎで目が悪くなったので、眼鏡をはずしていることが多かった一、ニ年生のときは、なるべく前の方の席に座らせてもらっていました。
ですから、眠ると目立つんですね。
すぐ先生に気づかれます。
瞑想をするやいなや、よく先生から指名されました。

眠っているときは答えられませんでしたが、時々裏をかいて眠っているふりをして実は瞑想して、授業を聞いていることもありました。

先生の悔しそうな顔といえば、ある意味期待を裏切って私が試験で難問を正解したときの場面が浮かびます。
期末試験の理系の科目では、最後に難しい応用問題を出してくることがよくあります。
私は数学が大の得意で、暗記物系でなければ物理や生物、地学も得意としておりました。
ですから、調子がいいと最後の難問を時間内にササッと解いてしまいます。
生物の期末試験で遺伝の難問を解いて学年最高点（９６点）を取ったときも、生物のＳ先生は「あれをこいつが解くのか」と悔しそうな顔をしておりました。

生意気な生徒だったと思います。
先生方には本当にご迷惑をおかけしました。
もう時効だとは思いますが、この場を借りて、謝罪させていただきます。
（続く）

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