昨夜のうちに台風が能登半島沖を通過し、東北、北海道へと向かった。
金沢では夜半に風が少し強くなった程度で、雨も殆ど降らなかった。
何事もなく済んだことにホッとする。
朝、娘からAIとNANAを預かって欲しいと電話があった。今日は一人、部屋の片付けをしようと思っていたが、孫二人の顔を見るのも久しぶりなので、一応はOKした。
九時過ぎにAIとNANAを連れて来た。
海にでも行くか? ...が、台風の余波もあって海水浴はダメだなぁ。その代わり防波堤でカニでも捕ってやることになった。
物置から虫網を引っ張り出して、車に二人を乗せ、行き掛けに得意の¥100ショップに寄って虫かごを2つ買い海岸へ連れて行った。
思ったとおり台風の余波で波は高かった。
海岸近くの駐車できるスペースにはサーファー達の車がズラリ。
ワタシは波が高くて危険なので、AIとNANAを防波堤の際に待たせて、カニ捕りに...。(誰のカニ捕り? (-。-; )
虫網は消波ブロックを徘徊するカニを追い回す。
カニも人影を感ずるとサーッと物陰に逃げ込む。
しかし、そこはカニ捕り名人?の悠々、15分もすると二つの虫かごには5匹ずつのカニが...。(^-^)v
二人のところへ戻って成果を見せると、AIは大喜び!、だが、NANAは怖がって逃げ惑う始末。
普段は手に負えないほどお転婆なヤツが、小さなカニにおののくとは...。
結局、カニに慣れるまで二時間ほどを要した。
しかし、慣れてしまえば、また、あのジャジャ馬振りが戻って来る。
カニはかご゛と棒で叩かれ、そして振り回され、大迷惑を被っている。
ヤレヤレ...。

俳句は昨日のコガネムシ(カナブン)から一句とそして...。
かなぶんやおまえは鍍金(メッキ)しても虫
サーファーや野分(のわき)のあとの波こそは