俳句で綴る 悠々の一年三百六十五句

俳句で綴る 悠々の一年三百六十五句

2007年11月08日
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後生掛での温泉三昧の一夜でスッキリと疲れを癒し、朝8時半に出発。 お天気は何となくあやしいが、この日は八幡平の見返峠を越えて松川温泉に抜けたい。 ところがである、蒸けの湯への分かれ道のところで峠に続く道のゲートが閉鎖されている。 またもや予定変更か…。  アスピーテラインを戻って鹿角八幡平から東北自動車道に乗った。 大幅な時間のロスである。 松川温泉へ寄り道すると後の予定が時間的にどうしても成り立たなくなる。 夏油温泉に予約を入れてしまってある関係で、やむなく松川温泉と盛岡で食べるつもりでいた昼食の「わんこそば」を諦めざるを得なくなった。 おまけに岩手山も雲に隠れて裾しか見えない。 誠に残念!

天候だけはどうしようもなく、とりあえず小岩井農場へと急ぐ。 ここで孫たちの大好きなチーズなど土産を買い込んだ。

ナビを鉛温泉にセットし、小岩井農場を出発して暫く行くと小雨が降り出してきた。 山手を見ると雲間から差し込む日差しに虹が架かっている。 あまり幸運と言えない日だが、この虹がこの後の運を変えてくれるような気がした。

虹.JPG

みちのくの旅は時雨て虹の橋

鶯宿温泉との分かれ道を左に折れるようにナビが指示する。 それに従って進路を取る。 道を更に左へ、細い道に入った。 行くほどに道は狭くなる。 やっと、車が一台通れるくらいの細い道で対向車と交差すらままならない、増してすれ違う車なんて殆ど来ないし、熊が出そうな心細い道だ。 家人は不安からか横で黙ったままだし、「これが本当の奥の細道だわ」と冗談を飛ばすと睨み付けられた。

そんな道を小一時間も走っただろうか、やっと広い道に出会えてホッとした。

目指す、鉛温泉藤三旅館に到着。 あ~あ、くたびれた! 名物となっている1メートル20センチの深さの風呂にドップリと浸かった。 気持ちのいいこと!

道路沿いにノボリを立てて地元で取れた野菜やキノコを売っている。 車を停めて覗いてみるとすごく安い、市価の半値ぐらい。 見繕ってダイコンや白菜、キノコなどを買う。

夏油温泉へ25kmの標識が立っている。 もう直ぐだ。 またも、山道だがここまで来れば着いたも同然。

クネクネ道を下って、夏油温泉が見えた。 よっし、着いたぞ~。 今夜も温泉三昧だ!

くねくねと奥の細道落葉道

…つづく。






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最終更新日  2007年11月08日 18時12分58秒 コメント(1) | コメントを書く


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