雑読と料理と勉強と

雑読と料理と勉強と

2004.11.08
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カテゴリ: 楽しむ受験
フリーページ「国語力の本質」の追記です。
追って整理しますが、今のところは日記形式でご勘弁を。

読解問題で点数を取るための壁。

それは「自分と他人の区別がついているかどうか」だったりします。
別の言い方をすると、「自分の考えに固執していないか」ということですね。

国語の試験で問われているのは 「課題文の中に書かれている世界」 のこと。
決して「課題文から 自分が読み取ったこと 」ではありません。

なにしろまず「課題文が読み取れていない」場合がありますから。

ある程度理解可能な文章を読んだとき、頭の中では、すでにその文章は 「自分なりのイメージ」 に変換されて浮かんでいます。
そして、人間はどうしても「頭の中のイメージ」にとらわれてしまうため、 設問に「自分の考え」で答えてしまう のです。
しかし、他人の書いた文章を読むということは、 「他人の頭の中のイメージ」を追うこと なんですよね。

とはいえ、 実はここが一番難しい
「自分が受け取ったイメージと他人が書いた文章の中身」を分離するわけですから。
かっちょよく言うと、 「自己と他者の客観的分離」
大人でもいますよね、これができてなくて、 人の話を曲解 する人(^^♪


「解答あるいは根拠が見つからない時は間違い!」

ということが国語で点数を取る基本です。

問題演習のときに、これを徹底することが国語という科目で点数を取ることにつながるんです。

誰もが嫌いな記述問題も、実のところ、ほとんどが「課題文の中から必要なところを拾い集める」ことで解答が作れるものなんですよ。





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Last updated  2004.11.08 20:25:15
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Comments

ヨダ @ Re:4日の日記(05/04) 大いなる勘違いで一安心(^^:

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