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2007/11/03
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カテゴリ: 読書感想

【号泣する準備はできていた】

江國香織

【Story】

私はたぶん泣きだすべきだったのだ。身も心もみちたりていた恋が終わり、淋しさのあまりねじ切れてしまいそうだったのだから。号泣するほどの悲しみが不意におとずれても、きっと大丈夫、切り抜けられる……。そう囁いてくれる直木賞受賞短篇集。




   <読書感想>


読んでいると下っ腹が「ぐぅ」と痛んだ。


それでも頑張って読んでいたら、
片手でお腹をしっかりと押さえている自分に
はたと気づいた。


そんな本です。。。

ってどんな本やねんっ( ̄ェ ̄;)


題名に反して涙の一粒も出ない。それどころか、
読めば読むほど、心はどんどん乾いてゆき、涙のために
とっておいたほんの一滴の水分さえも奪われそうだ。


いや~な湿り気を持ち合わせている。


この世の中になんてないんだって理屈では
分かっているのに、気持ちの上ではまるで理解できてない
ぞうりむしのために、ある本なのかも知れない。





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最終更新日  2007/11/04 01:07:11 AM


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