真名井 耕造 真名井生活研究所

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恋時間  5


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前略

自分の気持ちに耐えられなくて
この手紙書いてます。

会いたい、会いたいんです。
貴方に会いたいんです。傍にいたい、居て欲しい。
貴方を感じていたいんです。
わがまま?

わがままでもいいんです。
こんな自分を持て余しています。
仕事している時はまだいいんです。
自分の部屋にいる時、どうしようもなく、
どうしたらいいのかもわからなくなって、
あ~~、平仮名ばかりでごめんなさい。

貴方は私の事、どう思っているのか
つい知りたくて、知りたくて、知りたくてなのです。

信じています。貴方の事。

貴方は私にとってかけがえの無い人です。
とっても好き。

愛してるって、こんな感じの事なのか
判りません。
けれど、貴方の事、好きって、
大声で言えます。

これって、愛?とかこれが恋?とか
思ってみるけど、そんな言葉では
言い尽くせない気持ちがあります。

今、貴方はなにしてるのかな?
私の事、少しだけ、少しだけでも、考えてくれているのかな?
なんて想像して、苦しくなります。

ご免なさい。こんな事ばかり書くつもりはなかったのです。
もっと普通に書こうと思ったのです。
でも、書き始めたら、止まらない。

会いたいんです。涙がでるくらい。

今度の日曜日大丈夫ですか?
それだけが気掛かりです。

こんな子供の私ですけど、貴方を思う気持ちは
人一倍、いや、人100倍強いんです。

苦しいくらい、日曜日が遠いです。

あぁ、もう寝ます。
おやすみなさい。
出来れば私の夢の中に来て下さい。

あと1日、あと1日って、がんばります。

ご免なさい。もう字を書くのもつらくなって
しまいました。

では、本当におやすみなさい。

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