広島カープ考察

広島カープ考察

PR

コメント新着

私はイスラム教徒です@ Re:MLB拡張候補地紹介(11/19) 神神は言った: コーランで 『 人びとよ…
うし48 @ Re[1]:番外編 他球団ドラフト雑感(10/28) RB44さんへ  コメントありがとうござい…
RB44@ Re:番外編 他球団ドラフト雑感(10/28) お邪魔しますm(__)m 私は贔屓のチーム(虎…
私はイスラム教徒です@ Re:広島情報(10/22) 🔴ムスリムは創造主である唯一の真の神へ…
私はイスラム教徒です@ Re:140戦目(10/02) こんにちは 私はイスラム教徒です。 イス…

プロフィール

うし48

うし48

キーワードサーチ

▼キーワード検索

カレンダー

2022.01.05
XML
カテゴリ: 広島東洋カープ
『大瀬良大地』

 今回は大瀬良投手について見ていきたいと思います。
昨季は脇腹を痛めて途中離脱もありましたが、最終的には規定投球回にも到達して二桁勝利、防御率は3.07と好成績でシーズンを終えました。

 まずは奪三振率ですが、146.2回を投げて102奪三振で6.26とあまり三振を奪えていたわけではないようで、与四死球率は36四死球で2.21と非常に長けた数字となっており、ストライク先行の投球ができていたことを窺わせます。
三振は少ないですが四球は少ないのでK/BBが3.29と優秀な数字となっています。

 続いて打球管理ですが、197GB:147FB:40LD:53IFFB:12HRとなっており、FB%が47.2%、元々FBタイプの投手ではありますが、GB%も43.9%となっており、ある程度FB%が抑えられています。
また、被IsoPは.113とこちらもFB寄りの投手にしてはある程度抑えられており、一発病と評される大瀬良ですが、昨季の被本塁打率は0.74とやや高めではありますが、1.00を越えていた頃とは違って久々に0.80を下回る数字となっています。
被安打数も2019年は投球回数を上回っていましたが、昨季は136安打と投球回数を下回っています。
そして球種面ですが、直球(33%)とカットボール(32%)で6割を越えており、スライダーが13%、フォークが9%、カーブが6.35%、シュートやチェンジアップも投げ分けるなど昨季からこれまでとは違った投球スタイルとなりつつあります。

また、代名詞と言えるカットボールも被打率.223で空振り率が14%とこちらも優秀です。

 最後に​ 投球フォーム ​ですが、イメージとしてはオーバーハンドの本格派投手を皆様も想像される方もいるかと思いますが、実際に映像で大瀬良の投球フォームを見ると比較的変則気味の投球フォームをしていることが分かります。
二段モーション(二死三塁なので走者なしの時と同じ動作)からテイクバックをしており、ここまではオーソドックスなフォームだと思いますが、右腕を横にしてつまみ上げてそこからスリークォーターの位置から投げる形となり、投げ終わりも三塁側の方へ動く形となっています。
個人的には薮田と少々似たような形となっており、薮田も大瀬良を参考にして復活の足掛かりとすれば良いのではないでしょうか。
投げる腕の位置ですが、2018年の頃はサイドに近いスリークォーター、ここ数年はオーバーハンド寄りのスリークォーターでしたが、昨季は何となくですがその中間のような形となっているでしょうか。
開きや体重移動の際の下半身など特に気になるところはないのですが、一つ勿体ないと思うのがやはり左足が三塁側に動いてしまう点、しっかりと左足で踏ん張ることができれば直球の威力ももう少し上がってくるのではないかなと感じ、2018年は投げる位置の関係上右足は三塁側に落ちるものの、左足はしっかりと踏ん張っていたのでもう一度踏ん張れるようにしたいところです。

 昨季は長年の課題だった一発病も少しだけ影を潜め、フォークの復活など手応えを感じたシーズンとなったのではないでしょうか。
カットボールやフォークなど空振りを奪える余地のある球種もあるだけに、奪三振率は6.26と低い数字でしたが、伸ばせる見込みも出てきました。
今季は故障離脱なくシーズン通して三本柱の一人として投げ続けて欲しいところです。







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2022.01.06 00:17:35
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: