広島カープ考察

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2022.01.17
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カテゴリ: 広島東洋カープ
『石原貴規』

 今回は石原捕手について見ていきたいと思います。
一昨年の秋ごろに長打に目覚めてフェニックスリーグでも一発を量産した勢いそのままに昨季は二軍でも一発を量産、一軍でも60試合に出場して4本塁打を放つなど長打力の片鱗を見せました。
その一方で捕手としては盗塁阻止率などに課題を残しています。

 まずミートですが、113打数24三振で4.71と5.00をやや下回るぐらいであり、極端に低いというわけでもないでしょうか。
次に選球眼ですが、IsoDは.540と低い数字となっており、この数字でスラ石原はまだマシな方で、広島の若手打者はIsoDが低すぎる選手が多いですね。
BB/Kは9四球/24三振で.380と低い数字となっており、ミートはやや低めでBB/Kも低いとなると余程の長打力がないと打率は残らない傾向が強いでしょう。

 続いて打球内容ですが、35GB:36FB:7LD:8IFFB:4HRとなっており、GB/FBは35GB/48FBで0.73とここまで紹介してきた若手打者の中で初めて1.00を切る打者が出てきました。
ただIsoPは.115と「パンチ力があるかな」という範疇に留まっており、GB/FBの割合を考えると少々物足りない数字となっています。

ちなみに打球別打率はGB打率が.200、FB打率が.375、LD打率が.714となっており、内野安打は0本でした。
そして外野への打球傾向ですが、レフト方向が18本、センター方向が17本、ライト方向が17本と図ったのか?全打球ほぼ同じような数となっていますね^^;。
ただ右投げ右打ちの選手にしてはライト方向に打つ割合が高いですね。
打球方向別打率はレフト方向が.500、センター方向が.412、ライト方向が.588とライト方向が一番打率が高い結果となっていますが、本塁打はレフトが3本なのに対してライト方向が1本となっており、この辺りはかつてのバティスタや堂林辺りと似ていますね。
いずれにしてももう少し引っ張った際の打撃を改善していく必要がありそうです。

 最後に​ 打撃フォーム ​ですが、トップを深して長打を打とうという式があるのは良いのですが、深すぎて堂林のように背番号がはっきりと見えるぐらい背中を投手側に向けてしまっています。
これだと前の腕が突っ張ってしまってバットをスムーズに出すことが難しくなってしまいます。
また林と同じく少々遠回り気味のスイングをしているかなと思います。
下半身はしっかりと爪先立ちはできており、前に出されるような形にはなっていませんが、敢えて気になるとすれば後ろの膝や足の向きが真っすぐではなく少々歪んでいるように感じるところぐらいでしょうか。
前足はしっかりと前を向くのを比較的我慢することができており、上半身の使い方に問題はあれど下半身で補ってる形なのかなと思います。
スローイング ​、明らかに腕がサイドハンドのような形の投げ方となっています。
新人の頃からずっと気になっているのですが、基本的に捕手は皆オーバーハンドで二塁送球しているはずで、このようなスローイングの形の捕手をあまり見ません。
素人考えですが、これだと左打者が打席の際には投げ難くなる上に強い送球もできないのではないかなといつも気になっており、実際に盗塁阻止率もかなり低い結果となっています。

 昨季は大幅に出場機会を増やした石原、ただ課題も多く残っているように思います。
打撃は上半身の使い方さえ改善することができれば一気に長距離砲へと変貌することができるのではないかと感じますが、堂林を見ても分かる通り中々この手の課題を改善するのが難しい印象です。

そして一番気になるのがやはり捕手としての適性、二塁へのスローイングの形があまりにも厳しい印象で、このままの形では盗塁され放題になってしまうことは必須だと思われます。
このスローイングの形が既に体に染みついていて矯正しようがないのならば、個人的には捕手から別のポジションへのコンバートも視野に入れた方が良いのではないでしょうか。
打球はフライの割合が大きい上に長距離砲の資質もあるので坂倉以上に野手に専念させた方がリターンも大きいと思われます。
個人的には一塁か三塁辺りが面白いのではないかと感じ、秋季キャンプでは一塁の守備にも就いていたのでそちらに期待してみたい選手です。






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最終更新日  2022.01.18 00:40:38
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