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2025.07.19
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カテゴリ: 野球


『16球団構想が現実になる!?』

 今回はNPBに関する情報を見ていきたいと思います。
まずはNPBではありませんが、プロ通算868本塁打という世界記録(賛否あると思いますが、ここでは省略させてください)を持つ王貞治氏が球心会を立ち上げました。
そしてその際に報道ステーションのインタビューにて「後4球団、できれば20球団に」といった発言をされました(​ 記事 ​)。

 そして以前の​ 記事 ​にて2軍が1リーグ3地区制になる事について個人的な見解を書かせていただきましたが、どうやらオーナー会議にて正式に1リーグ3地区制になる事が決定しました(​ 記事 ​)。
この決定についてパ・リーグ理事長の楽天井上取締役は「将来の2軍拡張見据えている。2軍の活動を全国的に広げていきたい」と話し、現状の14球団から16球団へ拡張する構想がある事を明かしました。

そもそもの話として移動費の削減や選手の負担軽減、奇数では試合日程が組みにくいから2球団を追加したはずであり、2軍を全国的なものにすれば当然ながら移動費や選手の負担は増大します。
更に5:5:4という奇数になった点や中には1球団追加して5:5:5の構想も挙がったという話(これに至っては交流戦を実施しても1球団余ってしまいますが)もあり、完全に本末転倒な内容となっています(ただし、こちらの​ 記事 ​には「経費削減が目的ではない」と話していますね)。
そんな疑問符がついていた中で遂に選手会からも「1軍を増やせば良いのではないか」という提案がありました(​ 記事 ​)(​ 記事 ​)。

 個人的にはやはり裏では進んでいる可能性もあるのではないかな?という感じを受けます。
というのも仮に2軍のみで拡張を目指しても上手く行かない可能性の方が高いと思います。
現状では産経新聞の記事に通り、恐らくくふうハヤテもオイシックスも球団経営は赤字で球団運営に苦戦しており、くふうハヤテに至ってはスポンサーの獲得にも苦戦をしています。
実際、2軍を2球団追加するという話になった際に極秘の説明会があり、ビズリーチなどが参加したという記事がありましたが、結局応募にまで至ってのは2球団とエイジェックの3団体のみで、期待視されていた熊本を拠点とする火の国サラマンダーズは資金面で困難だと判断するなど残りの団体は撤退してしまいました。
そして2025年からの参加には応募なしに終わっており、その時点ですら2軍のみの球団ではメリットを感じないと判断して応募が少なかった事に加え、実際に参加した2球団が苦戦している状況で果たして参加したいと申し出る団体があるのか?と問われるとNOと言わざるを得ません。


そもそも空白地域をどうにかしたいのならばいっその事NPB全球団が1軍の本拠地とする都道府県とは別の府県に2軍の本拠地を据えれば全部とは言わないまでも広げる事は可能です。
それまで年に1回あれば良いぐらいの府県に2軍とはいえNPB球団が来れば土日に現地観戦し、そこから1軍にも興味を持ってもらえる可能性は開かれるでしょうし、これこそ裾野拡大に繋がるのではないでしょうか。
しかし、実際はヤクルトの茨城県への移転を除いて殆どの球団が1軍と同じ都道府県に2軍の本拠地を置いており、裾野拡大や野球振興よりも1・2軍の入れ替えを優先しており、明らかに1軍の付属品という域を出ていないように思います。

 更にあろう事かこちらの​ 記事 ​では2026年夏の2軍の試合開始時間を午前10時のモーニングゲームを検討といった話が出ています。

にもかかわらず午前10時など余計集客が困難になり、夜勤の人すら難しくなるので誰も観戦に行けなくなるでしょう。
つまりのところ 2軍で収益をあげようという発想自体そもそも持ってなさそうな動き をしているのです。
このようなスタンスであるにもかかわらず全国展開を目指す上に移動経費は全球団でプールするという話があり、こんな内容ではますます参加しようという団体は現れないですし、寧ろくふうハヤテとオイシックスの撤退の可能性の方が高いのでは?と思わざるを得ないのです。

 現状の2軍拡張の動きの詳細や段階を踏んでいるかのように球団増を訴える声が出てきているのを感じると、寧ろ1軍を増やす為のレールを敷いているのではないかな?という印象を持ちました。
よく1軍を増やした際に競技レベルや競技人口といった声が上がり、確かにこの問題は非常に大きいと思います。
しかしながらこれについてもNPBはJICAと連携協力を再延長したと発表(​ twitter ​)し、更にこれまでの活動をより強化していく事が書かれていました。
そして遂にプロとアマの垣根を越えて高野連とNPBが野球人口拡大の為の共同事業を行う事が発表されました(​ 記事 ​)。
この2つのはいずれも野球人口の裾野拡大というのが目的であり、これは 16球団構想を実現する為に課題となる競技レベルや競技人口という課題を解消する為なのではないか?という見方もできる のではないでしょうか。

 2020年にて王貞治氏の「後4つ」発言や古田敦也氏の「16球団構想は既に進んでいる」発言を皮切りに2軍拡大や1軍拡大を望む声が出てきています。
果たして将来的に16球団へと拡張するのか、個人的には興味深く見守っていきたいですね。






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最終更新日  2025.07.19 00:25:52
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