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2005年07月12日

今日は暑かった、、もの凄く暑かった。

【汗をかく】

コレは私にとっては珍しいこと、
なのになのに。

さて。
ココ最近、やけに目がかゆく、困っている。
おまけになんとなく顔もかぶれ？？みたいな感じでポコポコしている。
目が痒いなんて花粉症でもない私なので、まず未体験な感覚。

とにかくただただ痒い。
顔もうっすら凹凸がある程度だったが、ひどくなったら嫌なので、
皮膚科に行くことにした。

うだるような暑さの中、日焼け対策万全で皮膚科に到着。
午前中の診察時間終了が迫っているにも関わらず、
狭い待合室は順番待ちの人でいっぱい。

その光景を見て一瞬で帰ろうかと思ったけれど、
明日から少々忙しいし、午後の診察は本日無いし、
背に腹は代えられない、諦めて順番を待つことに。

幸い、座る椅子はあったので、立って待たずに済んだ。
冬とかなら「○○分後にまた来ます」とかいって、

この暑さの中表に出る勇気もなく、、大人しく院内にて待機。

こうなると退屈しのぎといえば

【ザ・人間ウオッチング】

なのだが、待合室が非常に狭く、人と人の距離が近すぎ、
観察するにも清々出来ない。

とはいっても、いろんな人が出入りする大病院なら観察のし甲斐があるけれど、
所詮小さな町医者（失礼）、おまけに皮膚科。
普段の私のようにおきまりのアトピーの持ちの人や、
ニキビや湿疹がひどい人、蜂に刺されたとかっていう人。
子供の頃から皮膚科の常連な私ははっきりいって「つまんなーい」。

仕方ない、名前呼ばれるまで居眠りでもしてるかな、
と思った時、少し離れた向井側に座ってる１人の男性が目に入った。

見覚えがある。。

誰だっけ？
誰だっけ？
誰だっけ？

推定３７～４０歳。
がっちりした体系。
そこそこ整った顔。

普段あまり作動しないｍｉｎｎｉｅさんの記憶データーのブースが
いっきに動いた（笑）
１年前、２年前、５年前と徐々にさかのぼっていくのだが
一向に引っかからない。
そしてついに！

チーン☆

思い出した、思いだした。
この男性は軽く１０年以上も前に私と関わっているというデーター結果。
私が「肥やしだ先生肥やしだ先生」と呼んでいた

肥田（ヒダ）先生でした。

渋くって素敵な声の持ち主だったんです、この先生。
たしか福山○治みたいな声だった☆
迷いました、声をかけようかかけまいか。
久々にお話したい！
しかーし！！ためらう大要素が２つ。

まずは私の容姿。
顔を診てもらうので化粧はタブーだと思い、すっぴん。
おまけに来る前あまりにも暑かったのでシャワーを浴び、
髪を乾かしていると診察時間に間に合わないと思い、ただひっつめたおだんご頭。
イージーパンツに派手なＴシャツ。（ある意味非常に既に目立っていたかも）

そして、内科とかであったのなら「風邪ひいてしまって」
とか「どこどこが悪くて」とか来院理由も堂々言える。
しかしそこは皮膚科。
もしかしたらウオノメやイボができて来たのかも知れない、
股ズレとか、インキン・たむしを治しに来たのかも知れない。
出来ることなら人には言いたくない来院理由がダントツで多いのが
皮膚科だ、と私の勝手な調査で明らかになっている。

なので万が一肥田先生が上で挙げた理由で来ているのなら
是非教え子には知られたくない筈。
（もちろん私の容姿も問題ですが）
なので、声をかけたい気持ち山々だったがグッと押さえ、
とりあえず、黙って待つことに。

ここの皮膚科は、最初の待合室で名前を呼ばれると、
扉を開けると今度は第２待合室みたいな所に座らされる（ココは１人だけ）
更に名前をまた呼ばれ、初めて先生とご対面、という具合。
第２待合室と診察室はカーテンで仕切られているだけなので、
自分の前の人と先生の声は、丸聞こえ。
自分が診察される側だとヤだなあ、、と毎回思うのだが、
第２待合室にいる時は結構楽しかったりする。

例えば、患者さんが
「１ヶ月程この太ももの所がザラザラして…」
というと、ドクターが
「ああ、コレ、カビだよ、カビ」
とさらりといい、患者さんが
「えー！カビ～？！」
と驚いたり、

このまえも綺麗なＯＬさん風の人が
「足の裏が痒くって痒くって」
という声が聞こえたと思ったら、
「あー、水虫だねえ。しかもコレはひどいな～　臭いも気になるでしょ？」
とか（＾＾；）

で、その内

「肥田さ～ん。肥田ススムさ～ん」

と、肥やしだ先生が呼ばれた。
そしてなんと次に私が呼ばれてしまった。
ってことは肥やしだ先生は診察室。
ってことは肥やしだ先生の来院理由を知ってしまう事になる訳で、、
聞きたいやら聞きたくないやら私の中で葛藤が。
でも、、でも、、ドクターってば声大きいんだもん、、
肥やしだ先生も相変わらずイイお声。
そしてそして、、

先生：　「痒みはほとんどありません。ハイ、まだ薬は少し残っています」

Ｄｒ．：「そうだね、水虫菌はしぶといからもう少し薬塗り続けて」

先生水虫だったのかーーーーーーーーーーーーーーーーー（涙）？！

思いました。
あの時声かけなくて良かったって。
この先同窓会があっても、気まずい思いせずに済むな、って。

水虫だった肥やし田先生だけど、
久々にお元気そうなお顔が見れて良かった。
雰囲気からだけど、きっと今でも教員をなさっているんだろうな、と思った。

ちなみに私の目の痒さと顔のポコポコですが、
恐らく「汗」によるものだ、と訳が分からない診察結果。
目薬と塗り薬だけもらって帰ってきました。
「汗」が理由ってなんなの？？
これから本格的な夏で汗かくってのに、一体どうしたら良いのかしら？？

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