第1回 大規模監視プログラムの始動(United States The Program) 9.11テロでアメリカビジネスのシンボルツインタワーを破壊された上に、ペンタゴンにもテロが及び多数の死者を出したことでNSA長官マイケル・ヘイデンは自らの存在価値に疑問を抱き世界中の電話・ネット通信を傍受し、篩いにかけることでテロリストを割り出す前代未聞のプログラム実施をホワイトハウスへ提言する。大統領はブッシュであるがゴーサインを出したのはチェイニー副大統領。当初はアメリカ国民分は、憲法違反の疑いが濃厚であるので自動的に暗号化されて傍受対象ではなかった。しかしこれも実施段階で反古にされた。システムの巧妙なのはグーグルなど大手のネット業者の回線から自動的に入手するという官民同意のもとで稼働したこと。大義名分は「国民の命をテロから守る」の一点であった。司法省には、反対する幹部がかなりいてリークはしないが辞任する者もいた。