■ ■ ■ ご飯は保温せずに、レンジでチン! ■ ■ ■
電子ジャー炊飯器で炊いたご飯を7時間以上保温しておくと、新たにご飯を炊くのと同じだけの消費電力量になります。少しずつ炊いて残ったご飯を長時間保温しておくよりも、沢山炊いて1膳分ずつに分けて、冷蔵・冷凍保存したほうがお得で、その上美味しくいただけます。
1膳分(200~300g)のご飯を電子レンジで温め直す場合の電気料金は、冷蔵室で保存しておいた場合には約0.6円、冷凍室で保存しておいた場合には約3円。温め直すときにお酒をほんの少しご飯にかけると、ふっくらとおいしいご飯のできあがり!
■ ■ ■ 電気ジャーポットは消費電力が大きい! ■ ■ ■
熱を使う家電製品は、消費電力も大きいんですよね。我が家にも電気ジャーポットはありますが、ほとんど出番はありません。電気ジャーポットは7時間の保温で、沸騰を1回するのとほぼ同じ消費電力量になります。長時間お湯を使わないときには、プラグをコンセントから抜いて省エネを。お湯を使うときに再沸騰させたほうがお得です。
最近は保温の温度設定ができるタイプが発売されています。熱湯でいれると苦みが出てしまう煎茶などは、低温のお湯でいれたほうが美味しくいただけます。しかも、普段から低温設定(60~85℃)で保温すると電気料金もおトク。ずっと高い温度(約98℃)で4時間以上保温するよりも、60℃のお湯を再沸騰させたほうが省エネになります。
赤ちゃんのいるご家庭では、ミルクの調乳のために、電気ジャーポットでお湯を常備している人も多いはず。そんな人は、一度沸騰させたお湯(湯冷まし)を魔法瓶タイプの水筒に移し替えておいては?粉ミルクはかなり低い温度でも簡単に溶けます。夜水筒に用意しておけば、翌朝にはちょうどよい温度になりますよ。人肌まで冷ます時間も省けて一石二鳥です。
■ ■ ■ 掃除機がけの前にお片づけ ■ ■ ■
掃除機はスイッチを入れる瞬間に、一番電力を消費します。お部屋の片付けをしてから、掃除機をかけましょう。そのほうがスイスイお掃除できますし、スイッチを入れたり消したりすることもなく、時間も短縮でき、省エネになります。
また、じゅうたんは、人の歩くところにゴミやホコリが集まります。畳やフローリングは、部屋の隅のほうにホコリがたまります。覚えておくと、掃除機をかけるときに便利です。じゅうたんは1回の掃除時間を長く、丁寧にかけるのがコツ。畳やフローリングは、1回の掃除時間は短くてもこまめに掃除機をかけるのが効果的です。
■ ■ ■ 掃除機のフィルターはこまめに掃除を ■ ■ ■
ホコリやゴミを集塵袋やフィルターにためたままにして掃除をすると、吸引力は低下し、モーターに負担がかかります。フィルターや集塵袋をきれいにしてから掃除機をかけたほうが省エネになります。
■ ■ ■ 掃除機のスイッチ、じゅうたんは「強」、フローリング・畳は「弱」で ■ ■ ■
お使いの掃除機が、自動的にパワーコントロールをするファジィタイプでない場合、じゅうたんは「強」、畳やフローリング、カーテンなどは「弱」と吸い込みパワーを使い分けましょう。また、じゅうたんの掃除に便利なパワーブラシ方式や布団用、すき間用など用途に応じてノズルを使い分けると効果的です。賢い使い分けで 1年間で約820円 のお得。
■ ■ ■ 温水洗浄便座は、使う時だけふたを開ける ■ ■ ■
我が家にはありませんが、便座ヒーターをお使いのご家庭の場合、使わない時にはふたを閉める習慣をつけましょう。ふたを閉めておくと、ふたの保温効果で便座の表面温度が下がりにくくなるので、いつもふたを開けたままにしているよりも消費電力量が最大11%少なくなります。それにふたを閉めておいたほうが見た目も上品ですよね。ちょっとした心がけで 1年間で約310円のお得 になります。
■ ■ ■ 便座ヒーターの設定温度は低めに ■ ■ ■
便座、温水、乾燥の設定温度は、季節にあわせてこまめに調整をしましょう。「高」と「低」の設定を比べると、年間の消費電力量は「低」のほうが約250kWhも少なくなります。これは 1年で約5,170円もの差
に!
ちなみに温水洗浄便座の各機能の1年間の消費電力量をみると、「乾燥<温水加熱・保温<便座保温」の順に多くなっています。夏場や長い間家を空ける時なら、プラグから抜いてしまいましょう。
■ ■ ■ 夕飯の下ごしらえは明るいうちに ■ ■ ■
夕飯の下ごしらえは、朝食や昼食を作る時、明るいうちに出来るだけ一緒に済ませてしまいましょう。蛍光灯を使う時間が短くて済み、その分電気代が浮きます。
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