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2010.05.03
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テーマ: 感動した話(886)
カテゴリ: カテゴリ未分類


▼宝探しツアー▼
ビュッフェで相席になった、ご夫婦がいらした。頭にベールのように

スカーフをしている、アラヒフの日本人奥様と、中東系の年下のご主人。

御主人がお皿を持って帰ってくると、サラダばかり。

「またぁ、そんな物ばかり、ほら、キャベツの芯が入ってるじゃないのー」

「キャベツノシン、アマクテオイシイヨ」

そんな夫婦の会話の後、私達を見て奥様が言った。

「大丈夫だって、言っても、聞かないんですよ。何のお肉か解らないからって」

私は、『ああ、宗教の事を言ってるんだな』と、すぐ理解した。隣の男の子も理解した

らしく、奥様のスカーフを見ながら

「奥さんも、同じ宗教なんですか?」と聞いた。

「いいえ。私は極普通の曹洞宗の檀家ですよ。あぁ、このスカーフね。外国に来た時

くらいは主人に合わせてあげたくて。でも、私は何のお肉でも食べますよ。ほら、これ、

鶏肉だ!ね、美味しいよ。大丈夫だから、これ、食べなさい」

「ウウン。イイノ。ボクハ、ヤサイヲ、タベルカラ」

すると、大学生の男の子がスックと立ち上がり、お皿を持って帰ってきた。

そのお皿を、ご主人の前に差し出し

「どうぞ。かっぱ巻きと、たくわん巻きです」と言った。

ご主人は嬉しそうに笑顔で

「アリガトウ!」

その後、大学生の男の子は、たくわんの由来について、ご主人に説明を始めた。

私も知っていたけど、日本のたくわん和尚が修行の一汁一菜の為に漬けたという

話が、中東の誤解されがちな宗教を重んじている事とリンクして、このご夫婦との

距離が近くなった気がした。

続きは明日、ドキドキした話で(恋のドキドキじゃぁ、ないんだな。残念ながら)






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Last updated  2010.05.03 18:05:09
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