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先々週の大河ドラマ「龍馬伝」にカステラのことが出てましたね。龍馬達がカステラを食したところあまりの美味さに、自分たちもカステラを作って売ろうとする。実際に龍馬達がカステラを作るシーンも出てきました。よほどカステラに詳しい人しか知らないと思いますが、このころのカステラは今のカステラとは違います。現在、長崎カステラと呼ばれている、シットリとして底にザラメ糖が入っているカステラのスタイルは、このころのカステラが後に改良されたもの。江戸時代のカステラは、今で言うパウンドケーキに近いものであったようです。ドラマの中でもその史実はしっかり踏まえてあり、砂糖も水飴も入れませんでしたし、できあがったカステラは、パウンドケーキに近いように見えました。このころのカステラに近いカステラは、今は東京方面で作られる「東京カステラ」と呼ばれるカステラで味わうことができます。中でも上野風月堂のカステラは、「これがカステラ?!」と驚くような、長崎カステラとは全然ちがう味わいです。長崎カステラのように、一口目からガツンとくる甘さと美味さとシットリ感とは違い、最初は淡泊、噛んでいくほどに甘さと美味さが口中に広がっていく、独特の風合いで一度食べたら忘れられない食感です。ぜひ一度味わってみてください。
2010年08月04日
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先週の土曜日(7月31日)に、亡父の忌明けの法要を行いました。四十九日の法要は、日数から言うと今月15日になるのですが、その辺りはお盆でお寺が忙しいということで前倒し。お寺の都合で仏事の法要の日程が動くというのは、どうも合点がいかない気がするのですが。ちなみに菩提寺のご住職は、私の中学(彼杵中学)時代の2年先輩。クラブ活動もブラスバンドで一緒でした。中学卒業以来35年ぶりにお会いすることができました。いまや立派なご住職になっていらっしゃいます。忌明けの法要にいらしてくださった皆さんにお配りしたお礼の品は、もちろん福砂屋のカステラ。ところで最近知ったのですが、福砂屋のサイトでは、カステラを作る工程を動画で紹介していますね。ムービー「福砂屋のカステラづくり」→http://www.castella.co.jp/castella/castell3.shtml私が福砂屋に勤務しているときも、実際この通りでした。福砂屋のカステラ作りの一番の売りは、手作りであること。他のカステラメーカーでは、よく知られた大手でも、撹拌は機械で行っているようですが、福砂屋はこの部分だけは頑固に手作りを守っています。
2010年08月03日
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今日、相談でいらしたお客様と話しをしていたら「音丸さんは行政書士をやる前は何をやってたんですか?」という話しになり「前はカステラの福砂屋にいたんですよ。博多駅とけやき通りの売店に立ってたてたこともあります」と話したら、「そうですか!私はマイングでフラワーショップをやってます」ということで話しが盛り上がってしまいました。マイングというのは博多駅の名店街のことで、博多駅にはもう一つデイトスという名店街もあって、同じ博多駅構内でつながっているにもかかわらず、実は名店街が二つに分かれているという、非常に分かりにくい、でもお客さんにとってはどうでもいい構造になっているのですが、私は以前そのマイングの中の、福砂屋の駅売店に1年ほど立っていました。以前ある警察署に風俗営業の許可申請に行ったときも、生活安全課の方から同じように「ところで音丸さん、行政書士やる前はなにやってたの?」と聞かれたので、同じようにカステラの福砂屋にいて博多駅の売店に立っていたこともあるんですよ、と話すと、「ホント?!そのころ私は博多駅の鉄道警察にいたんですよ!」と、これまた話しが盛り上がったことがありました。というような感じで、福砂屋をやめて11年経った今でも、福砂屋にいたときの経験を活用させてもらっています。
2008年10月05日
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昨日の新聞によると、和菓子「ひよ子」の立体商標登録の取り消しを福岡の二鶴堂が求めていた裁判で、知的財産高等裁判所は、立体商標登録を認めた特許庁の審決を取り消したとのこと。 まあ確かに、福岡では「ひよ子」は代表的な和菓子ではあるけど、全国には同じような形の饅頭菓子が23社もあるそうだから、立体商標と認めるのは難しいというのは、しょうがないかなという気も。 私個人としては、少なくとも九州では「ひよ子」と言えば、誰もがやっぱりあの「ひよ子」がすぐ頭に浮かんでくるはずだから、立体商標として認めてもいいのでは?と思うのですが。 それにしても、九州以外の似たような形の饅頭を作っている菓子メーカーが訴えるのならともかく、何も九州、しかも福岡のメーカーが、同じ福岡の老舗メーカーの代表商品に対して、イチャモンをつけるようなことをしなくてもいいように思いますが。 ただでさえ、福岡の菓子業界は以前ほどの活況はなく、売り上げが低迷しているはず。しかも本家「ひよ子」も二鶴堂の商品も主力はお土産用で、いわば同じ客層をターゲットにしているわけですから、足の引っ張り合いをするよりか、一丸となって土産菓子業界を盛り上げていくよう努力して行った方がお互いのためにいいのでは。 ましてや「二鶴の親子」は、二鶴堂の主力商品でも売れ筋商品でもないはず。地元で同じ業界の老舗とケンカまでしてるのを見ると、悲しくなってきます。
2006年12月01日
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福砂屋に勤務していたときの知人から、相談を受けてそのお礼にとお菓子をいただいた。しかしこれが文明堂・・・・・(^_^;) 以前にも書いたけど、長崎でカステラの三大メーカーと言えば、福砂屋、文明堂、松翁軒。この中で文明堂は、福砂屋に勤めていた人が独立して始めたもので、初代の社長がサンドウイッチマンよろしく「カステラ一番、電話は二番」という板を体の前後にぶら下げて町を歩いて宣伝して有名になった。だから、今でも古くから長崎にいる人は「文明堂は福砂屋の分家」と言う。 実は、この三大メーカー以外にも、ものすごい数の店や会社が、長崎ではカステラを作っている。時々、高速のサービスエリアの売店や、「カステラセンター」などという訳の分からない土産物売り場で、聞いたこともないようなメーカーのカステラを目にする。 で、不思議に思うのだが、こういったカステラの賞味期間は長い。2週間が一般的で、へたすりゃ一ヶ月なんてのもある。 ちなみに福砂屋のカステラの賞味期間は、一番短い時(真夏)で5日間、一番長いときで10日間だ。賞味期間なので、この期間を過ぎても食べられないことはないけど、風味が落ちる。底の粗目糖も溶けてしまう。 私が福砂屋に勤務していたときに、賞味期間を延ばすよう、窒素を封入したり、脱酸素材を入れたり、天然素材のカビ防止剤を使ってみたりと、いろいろテストをやっていたようだけど、結局カステラの風味を損なわない物は見つからず、何も使わないまま現在に至っている。 だから、2週間とか一ヶ月持つカステラなんてのは、一体どういう作りになっているのか不思議でしょうがない。まさか真空パックにしているわけじゃないだろうし。真空パックなんかにしたら、間違いなくカステラがペシャンコになって、空気を入れても絶対復元しないだろうし。 まあ、そういう聞いたことのないメーカーのカステラなんて、ほとんどが土産物だろうから、味は大して重要な要素ではないのかも知れない。家に持ち帰って、隣近所や知人に配って、その時でも十分日持ちに余裕があることの方が、重要なのかも知れない。福砂屋のカステラのように5日間しか持たないんじゃ、そういったことには使いづらいだろうし。 ちなみに、福岡の某明太子メーカーもカステラを作っています。直接作っている訳じゃなくて、関連会社か子会社だろうけど。さっきの「カステラセンター」には、長崎の「カステラセンター」なのに、なぜか福岡のメーカーの明太子があったりして、バレバレです。
2004年10月07日
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