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今まで酒の中で苦手だったが、タカラ焼酎ハイボール(ドライ)は結構イケテル。
アルコールは7%と高めであるが、甘さ抑え目で恐らく戦後のウィスキーハイボールを模した東京の下町の味を再現しようとしている。ビールを模したホッピーと双璧にあるもつ焼きの共かもしれない。
いや他にもホイスハイボールなんていうのうは、ベルモットを模しているのかもしれない。洋酒なんてそんな無かった時代、ビール、ウィスキー、ベルモットに近づこうと焼酎と炭酸と独自シロップが開発されていく。
この中でベルモットはなじみが無いかもしれないが、ビールなんかよりは先に入って来たかもしれない。鶯谷の鍵屋という飲み屋に行ったとき、インテリアで木の看板が掛かっている。オヤジにこれは何と聞くと、徳川慶喜の時代のベルモット看板だといっていた。
ところが、今から26,7年前。大学に通い始めたときだったと思う。色とりどりのコンクと焼酎と炭酸の飲み物がはやり出した。ブルーハワイやバイオレットフィーズ、池袋の300Bという店には20,30種類置いてあった気がする。(今でも笑笑等にあるかもしれない)それがやがては甘いものも含めて缶酎ハイや缶カクテルに発達したのではないかと思う。
甘い酒は気持ち悪いのでそんなに飲めるものではなく、それがいつしか苦手な酒になったのかもしれない。特にこの数年の果汁が入った缶酎ハイはレモンのようなオーソドックスなものでも苦手だった。
ところがこの焼酎ハイボール(ドライ)はイケル。今風に糖質80%オフになっている。今居酒屋で酎ハイというと甲類焼酎に炭酸のみであるが、この焼酎ハイボールはカラメル色素でわずかに色がつけてある。ここら辺がなんともウィスキーっぽい。(ブレンドウィスキーにはよくカラメルスピリッツというのが使われる)
今度は自宅で缶ではなく、押上あたりで焼酎ハイボールや生ホッピーをやりたいが、好みとしては小さなレモンスライスだけで果汁はちょっと勘弁してもらいたい。もちろん香料としてはOKなのだが、果実のエキス分とスピリッツのアルコール分が炭酸とはあまりマッチしないような気がするのである。