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皆さん こんばんは♪ 全く今日は主力銘柄のフージャース(予想通り?つくばエクスプレス開業で下げ(苦笑))や不動産流動化銘柄だけでなく、これまで少し支えになっていた東証一部優良大型株まで下がって..く、苦しい展開でゴザイマス...(泣)。日本金銭機械、ナナオ、トヨタは強かったけど焼け石に水(笑)。今日の双子座は金運が抜群のはずではないの-!??朝方、銀行株も勢いが?になってきたので、eワラントを利益確定売り。午後には頼みの安定成長路線のアーバン(8868)まで軟調な展開..(苦笑)。こんな時に長期保有銘柄の東急不動産の優待券を使って妙高高原(ホテルタングラム)に遊びに行く私。外は台風です!!(笑)でも基本的に私は「晴れ女」だから現地に行けば大丈夫だと思います♪「止まない雨は無い」ということで..。利益の出ている信用建て分を少し整理しつつ、しばらくまた辛抱の日々でしょうか..(苦笑)。相場も「晴れ」の日をじっと待つことにします♪ 皆さん、そして私にとって良き週末となりますように♪♪
2005年08月25日
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皆さん こんばんは♪ 日経225、銀行株と強いですね。私も一部大型株を保有しているので少し恩恵に預かっています。ただ流動化銘柄にももっと元気を出して欲しいです(苦笑)。昨日も投資のオフ会に参加したのですが、皆さん優秀かつ良い人ばかりで充実した時間を過ごすことができました。ありがとうございました。さて..本日も、少しは銀行株上昇の蜜を味わうべく、みずほHのeワラント(コール)を買って少しお小遣いを頂きました♪(今、キャンペーン中で売買手数料が全く無料です)個人的にはみずほHの新しいトップは優秀そうに思えるので(笑)期待しています♪ヘラクレス、一本値が始まりましたが、昔の店頭株と同じ状況と思えばそんなに驚くことでもないし、板で判断して煩雑に売買しているわけでもないので、個人的には別に困らないです(笑)。相変わらず時間がないので短い書き込みで失礼しますが...今週24日に開通する「つくばエクスプレス」関連かどうかわかりませんが、DAIBOUCHOUさんのサイトでtakoさんが書いている通り、フージャースが何気に強いです(笑)。勿論、出来高も多くないし凄い勢いがあるわけではありませんが...: 郵政法案採決 8月4日の終値 8月22日終値 ----------------------------------------------------------- ¥374,000(高値から22%下落) → ¥420,000(高値から12%下落)と半分戻してきました(やれやれ売りが出るかな?)。今回の新興株軟調相場で一番安定しているのはアーバン(8868)ですが(高値から下落率8月8日13%→8月22日3%)、直近の底値からの戻り率はフージャースとアーバンは共に10%程度と並んでいます。最近、金利上昇(といってもまだまだ低水準ですが)が話題になっていますが、「フージャースと金利」について、フージャース株主友の会会長のokenzumoさんがまとめてくれています。とても参考になるので是非ご一読下さい。優秀な経営者に率いられたフージャースが金利上昇を想定していないわけがありません(笑)。フージャースはマンデベで不動産流動化銘柄ではないのですが、手持ちの不動産流動化銘柄といわゆる成長株指標で色々比較してみても... ROE: 38%、トップ(次はパシMの32%) ROA: 15%、ダヴィンチ(16%)に次ぐ ROIC: 26%、トップ(次はダヴィンチの19%) PEG: 0.2、パシフィックM(0.1)に次ぐ* 株価/一株当たり売上高: 1、トップ(次はパシMとアーバンの3)*** 0.5以下最高、2以下なら良いとされる(ピーターリンチは2以下の銘柄しか買わなかったと聞いています)** 7以下なら割安とされると...凄く良い数字なのです(笑)。もちろん総合的に判断する必要がありますが、この当たりの数値のせい(おかげ?)で東証一部上場企業でありながら、また小型株のフージャースは不動産流動化などの新興成長株と連動する傾向があるのではないかと思います。明日もどうなるかわかりませんが、パシフィックM(8902)も少し戻しているので感触は悪くないような..(苦笑)。尚、パシフィックMについては11月までなるべく現物を増やして分割(1→3)を取る予定でいます(高塚優社長も好きな経営者です)。ん~辛抱、辛抱です♪♪☆ 8月6日の日記「原爆について」で取り上げた原爆、戦争についての話は大変重要なことだと思いますので、フリーページに掲載することにしました。ご参考までお読み頂ければ幸いです。
2005年08月22日
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皆さん こんばんは。今日(8月20日)は昨年から参加させて頂いている「人生を謳歌する会」の勉強会に行ってきました。セミナーの内容自体も凄く有益で参考になりましたが、何より、いつもの如く多くの投資家の方々とお話できて、とても楽しかったです。お話して頂いた皆さま、ありがとうございました。今、取り組んでいるプロジェクト(投資とは全く関係ない趣味の一つです)の作業が一段落する来週はじめに今日のセミナーの話などをまとめて書きたいと思います。色々示唆されることが多かったので...。忙しい、と言いながら、明日はまた大変楽しみにしている別の投資セミナー&懇親会に参加する予定です...(作業、終わるのかー!!!??)ところで..ホリエモンが選挙に参戦しますね。DAIBOUCHOUさんのサイトにも書き込んだのですが、「無所属の立候補」「自民党の公認候補は立てずに事実上の公認」に思わず、「ん~なんと絶妙な..」と唸ってしまいました。全然詳しい経緯は知らずにこの結果だけから判断したのですが...(1)無所属だからホリエモンは自由に誰はばかることなく(?)発言できる(2)自民党(小泉さん)も「はっきり小泉さんの改革支持」を明言したホリエモンのおかげで「改革(良)イメージ」の宣伝効果は絶大。(3)自民党としても結構扱いが難しいホリエモンを組織に取り込むリスクを避けられる(笑)一方、事実上の自党候補として亀井氏の対抗場と出来る。いずれにしても、ホリエモンや選挙の話題が盛り上がることで選挙・政治への関心が高まって投票率が上がるのは良いことだと思っています♪あーじっくりブログ(文章)も書きたい、本も読みたい、美術展も行きたい、キレイな海で泳ぎたい、川のせせらぎ・鳥の声を聞きながら緑に包まれて歩きたい..そして何よりたっぷり寝たい...今日この頃です(苦笑)。暑い日が続きます。体調には気をつけましょう。健康あっての正常な頭脳の働き(投資判断!)ですから(笑)。来週も皆さん、そして私にとって、良き日々となりますように♪♪*****[追記]既にいくつかのサイトで紹介されていますが、DAIBOUCHOUさんが雑誌「ZAI」10月号に掲載されています。改めて凄いナ~と感心して読みました。読んでいない方はご参考までに目を通してはいかがでしょうか。
2005年08月20日
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皆さん こんばんは♪ 今日はパシフィックMを除いて(泣)フージャース、不動産流動化銘柄とも少し値を戻しましたね。保有銘柄は全て中長期で業績が良くなる事が把握できているので(笑)じっくり待ちます♪ところでご存知の方も多いかもしれませんが、前々からダヴィンチ(4314)をレーティングを最上級の「1」(今後6ヶ月程度のパフォーマンスがTOPIXと比べて15%以上上回る)にしていた大和総研が8月17日、中間発表での好決算・通期/中期計画増額修正に伴い、妥当株価を: 394,000 → 449,000に引き上げています。ダヴィンチについては大和総研は幾度となく妥当株価引上げを強いられていますが(笑)、同レポート全文をざっと読んだ感じでは、大和総研は結構まともにダヴィンチを高評価しているようです(理由は普段言及されているものと同じ)。ただ現在の地合では、これまでのように妥当株価引上げが即プラスに働くことは無いかもしれませんが(苦笑)。レポートの性格上、ここにそのまま掲載することは出来ないのですが、結論としては、「同業他社との比較では別段割安感は無いが、業界内でも高い利益成長力(毎期+44%)を保持することからもう一段高い評価が許容されるべき」とあります。私はもう少し高く評価していますけどネ(笑)。ファイナンスについて、大和総研は不動産金融セクターの特性上、資金調達を行うこと事態は「むしろポジティブ」としているのですが(資金の使い道、成長次第ですが同感)、ダヴィンチの場合は、「今期末にはネットベースでの借り入れが無くなる見通し」であり、「当面は資金調達の必要性が無い」としており、注目されるのはレポートに引用されている会社側(ダヴィンチ自身)の見解で:「少なくとも09年までは資金調達をする必要はない」としていることです。8月15日の拙日記(「ダヴィンチ中間・アーバンQ1決算:通期/中期計画上方修正♪(追記)」)で、会社自ら「増資による希薄化の可能性を考慮しない中期計画」を発表していることから、しばらくファイナンスが無い!?と書きましたが、現時点ではやはり資金調達の計画は無いようですね♪上記にもある如く、資金調達自体は成長のために必要かつ適切であれば業績上は問題無いのですが、市場が「希薄化」懸念からマイナスに受け止める傾向があるので、この「09年までファイナンスが無い」というのは結構株価にはプラスに働く可能性があるかもしれません。いずれにしても、中間決算・中期計画でファンダメンタルズも確認できたので、これまで通り、「現物は売る予定なし・信用も大半は長期保有&一部利食い&一部現引」の方針で行きたいと思います♪♪ *****主な売買・アセット・インベスターズ信用返済売り(迷ったのですが、他の不動産流動銘柄ほど「知らない」ので効率的な資金管理を考慮してポジションゼロにしました)・セガサミー新規購入(ほんの少し・中長期放置)アーバン、更に買い増し資金が出来るまで急騰は待って下さい♪♪*****ん~眠いです(笑)。今、投資以外のことで時間を割かざるを得ない状況でして(ご報告できる日がくると思いますが、今関わっているあるプロジェクトが追い込み状態なのです←間際にならないと必死にやらない性質がいけません!)睡眠もろくにとれない生活が続いています(お肌に悪い-泣)。投資は放置状態...といいつつ、今日、eワラントで結果デイトレ(笑)。手数料が無料だったから朝方みずほHが下げたところで買って売り指値で放置していたら売れていました..来週のランチ代くらいですがデイトレ成功(笑)。..保有株は自分の出来る範囲まで仕込みは大体終わっているのでじっくり結果を待ちます♪明日発売の「ZAI」や「MONEY JAPAN」にはDAIBOUCHOUさんやあゆみさんが掲載されているので楽しみです♪明日は前々から予定していた「人生を謳歌する会」の勉強会ですが、寝ないように気をつけます(苦笑)。
2005年08月17日
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主力銘柄のダヴィンチ(4314)とアーバン(8868)が8月15日(月)午後3時20分/30分、平成17年12月期(第8期)中間決算(2005年1~6月)と平成18年3月期第1四半期決算を発表しました。DAIBOUCHOUさんのコメントにもある通り、嬉しい内容でした♪1.ダヴィンチ中間決算(通年・中長期計画上方修正)増収増益の期待は2週間くらい前から始まっていましたが、新興・REIT市場軟化につられてここのところ株価は停滞していました。中間決算は、Q1程ではありませんが予想通りの前年比大幅増加(純利益前年比+84.5%、売上総利益率82.2%)、12月通期決算予想も上方修正されました。決算短信に述べられている如く、平成10年会社設立以来のダヴィンチの経営方針は『投資家とともに成長する』であり、「EPSに連動して株価は形成される」(←私と同じ(笑))「EPSを高めることが株主に対する当面の利益還元」という理念から:○ 目標とする経営指標は『EPS』○ 売上高、当期純利益とも毎期40%程度の成長を当面の目標とするを基本としており、上方修正されたEPS¥10,324.65(平成17年6月中間期末発行済株式数307,226株)から今期PERは35倍、来期PERは40%増益(凄く控えめ・慎重な想定だと思いますが)として25倍となりますが、例年の如く上振れも予想されます。また、説明会資料では中長期計画を上方修正しました(DAIBOUCHOUさんがコメントしてくれています)。8月11日の金子社長インタビューにもありましたように、経営状況は順調で、2008年に予定していた1兆円ファンドが2年前倒しの来年第2四半期にも運用に入る可能性が高まっています:(1) 連結業績中間決算実績 売上高 営業利益 経常利益 純利益----------------------------------------------------------------- 17 年6月中間期 3,552 (+82.1%) 2,582 (+77.1%) 2,509 (+88.7%) 1,506 (+84.5%)16 年6月中間期 1,950 (+160.8%) 1,458 (+219.1%) 1,329 (141.1%) 816 (+142.8%)通期実績と予想(当初6月15日予想vs8月15日予想)業績(連結) 売上高 経常利益 純利益 ----------------------------------------------------------------- 16年12月 4,156(+99.0%) 2,695(+82.2%) 1,730(+93.5%) 17年12月当初予想 6,500(+56.4%) 4,500(+67.0%) 2,900(+67.6%) 修正予想 7,049(+69.0%) 4,800(+78.1%) 3,172(+83.4%)(2) 財政状態(連結)の変動状況連結財政状態 総資産 株主資本 株主資本比率 現預金--------------------------------------------------------------17年6月中間 24,010 8,556 35.6% 4,69216年6月中間 17,090 5,530 32.4% 3,615(参考:通期実績)16年12月期 18,526 8,401 45.4% 2,004ダヴィンチREIT上場予定(各々最初は500億円規模から開始、最終的に合計8000億円程度となる計画) 2005年第4四半期(10-12月期)の早い時期: オフィスビル2006年第3四半期(7-9月期): 住宅2007年: ホテル2008年: 商業施設(3) 中長期計画(上方修正、億円)←凄く読み易い資料です♪業績(連結) 売上高 経常利益 純利益 EPS 予想PER* -----------------------------------------------------------------17年12月 70(+69.0%) 48(+78.1%) 32(+83.4%) 10,325(+73.1%) 35 18年12月 97(+38.5%) 68(+41.6%) 45(+40.6%) 14,609(+41.5%) 25 19年12月 146(+50.5%) 107(+57.3%) 63(+40.0%) 20,476(+40.1%) 18 20年12月 198(+35.6%) 149(+39.2%) 88(+39.7%) 28,636(+39.9%) 13 * 本日終値¥364000ベース。増資による希薄化の可能性は考慮せず(こうして表にしているということは..しばらくファイナンスが無い!??)。2.アーバンQ1決算(中間・通期・中期計画上方修正)アーバンのQ1決算発表の内容は「嬉しい驚きてんこ盛り」です(笑)♪ 予想以上に不動産流動化事業(特にアーバンは取得物件に付加価値を加えるバリューアップが得意)・アセットマネジメント事業が順調で、Q1に引渡しが少なく減収減益となる傾向にある不動産分譲事業(但し販売契約は計画通りに進捗)を補って余りある状況となり、アセットM売却による特別利益(21億円)計上前の段階で黒字転換となりました。アーバンもフージャース等と同じく、株主の期待を裏切らない優良企業ですが、中間と通期予想を大幅に上方修正、今年5月に発表した3ヵ年中期経営計画での来期経常利益目標(連結160億円)を一年前倒しで達成する見通しとなりました:(1) 連結業績☆Q1決算実績 売上高 営業利益 経常利益 純利益-----------------------------------------------------------------18 年3月期Q1 6,759 (+34.9%) 594 (-) 352 (-) 1,861 (+104.6%)17 年3月期Q1 5,009 (+57.8%) ▲235 (-) ▲393 (-) 909 (-)☆18年3月期中間期予想(()は修正増加率) 売上高 経常利益 純利益----------------------------------------------------------------- 前回(5月17日)予想 19,000 2,000 2,550今回(8月15日)予想 20,200 (+6.3%) 6,000 (+200.0%) 4,700 (+84.3%) ☆通期実績と予想(当初5月17日予想 vs 8月15日予想;()は前年比)業績(連結) 売上高 経常利益 純利益 ----------------------------------------------------------------- 17年3月 57,033(+11.0%) 9,479(+97.0%) 6,455(+141.8%) 18年3月前回予想 69,500(+21.9%) 13,000(+37.1%) 8,550(+32.5%) 修正予想 72,500(+27.1%) 16,000(+68.8%) 10,500(+62.6%)(2) 財政状態(連結)の変動状況連結財政状態 総資産 株主資本 株主資本比率 現預金---------------------------------------------------------------18年3月Q1 125,873 35,981 28.6% 15,57917年3月Q1 78,823 25,887 32.8% 10,457(参考:通期実績)17年3月期 120,550 35,455 29.4% 16,735今日はアセットMがやや戻した他は、フージャース、不動産流動化銘柄は全般に軟調でした。保有大型優良・好配当・低PER株は、円高で下げたトヨタを除き概ね堅調、武田薬品・昭和シェル・三菱商事がまた高値更新ですが、放置方針に変わりはありません(笑)。ダヴィンチの中間決算は予想通りの内容でしたが、明日は騰がれば嬉し・下がれば買い増し、の基本姿勢です♪ アーバンは比較的堅調でしたが辛抱して持ち続けて良かった..やっぱり相性がいいナ~というのが正直な感想です(笑)。房園社長、「有閑マダム殺し」なんて言って申し訳ありません(苦笑)♪(大急ぎで書いたので、間違いがあるかもしれません。ご指摘頂ければ幸いです)今日は終戦記念日です。犠牲者の冥福を祈り、平和への思いを新たにしたいと思います。--------------------------------------------------------------------8月16日追記ダヴィンチ、「決算、期待はずれ」「知ったら終い」ということでしょうが、アセットMに負けじと下げましたね(苦笑)。自分にとって他の流動化銘柄より魅力が少ないアセット・インベスターズ(3121)の信用買いを返済売りし、信用ポジションを物理的にも心理的にも軽くして相場に柔軟に対応できるようにしました。アーバンは思ったより上昇しなかったので余裕があったら買い増ししようと思ってます♪
2005年08月15日
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外出から帰ってきて株価をチェックしてみると..アセットMがまた大きく下げていました(苦笑)。郵政法案を巡る下げ相場での底値¥500000を割り、¥484000と今年高値¥602000(7月6日)より▲20%下落。フージャース(8907)、パシフィックM(8902)も下げましたが、激下げって感じはしません(あくまでも個人的な感覚に過ぎませんが)。8月初めの下げ相場の反省から信用枠に余裕を持たせてあるし、いずれ戻ると思うので、様子見です(笑)。アセットMは前に買った分が少しあるので、売られ過ぎだと思いますが、慌てて買い下がりする気はありません。ダヴィンチ(4314)も下げましたが、下では結構買われているようです。このところ続けていたダヴィンチ買い増しは昨日で終了、後は8月15日(月)の決算発表を待つのみです。昨日のBloombergで金子社長が1兆円ファンドの前倒し実現(2008年→2006年12月)の可能性に言及するなど(下記にも引用記事を転載しています)、月曜日の決算発表に期待する向きはやはり多いようです。インタビュー内容からは「勝ち組不動産流動化企業による勝ち組投資家のための有利ファンド」といった趣ですね(笑)。REIT上場計画も着々と進んでいるようです。でも好決算への期待は2週間以上続いているので少しタラタラした相場が続いていますが、第1四半期決算は凄まじかった...。中間決算も期待しています(笑)。同日Q1決算発表を予定しているアーバン(8868)は引き続き堅調でした。新興株に比べ、東証一部上場の低PER・高配当大型株(トヨタ、昭和シェル、新日鉱ホールディングス、武田薬品など)は好調。不動産株も大型株である東急不動産は600円台を固めています。買ってから6倍になっていますが、売る理由がないし株主優待券を活用しているので売りません(笑)。日本軽金属も横ばいの決算だったのに今日は+¥9(笑)。日本軽金属とは長い付き合いで既に恩株なのですが、真面目な会社です。TOPIXも年初来高値を更新しており大型株に資金が流入しているようですね。資源株でもある三菱商事(8058)は今日も年初来高値を更新。1510円で買った信用分を返済売りせず現引きして買い増しておけば良かった..(苦笑)。では皆さま、良いお盆休み(地方によっても違うでしょうが)をお迎え下さい♪♪*****(インフォシークニュースからのダヴィンチ金子社長インタビュー記事[太字は原文に無し・私の判断による];以下、引用開始)ダヴィンチ金子社長-東京の投資環境素晴らしい-来年1兆円ファンド (ブルームバーグ) 8月11日(ブルームバーグ):不動産投資ファンドの組成・運用を行っているダヴィンチ・アドバイザーズ(大証ヘラクレス上場)の金子修社長はこのほど、インタビューで、不動産市場について、「今の東京の投資環境は素晴らしい。これからますます収益が上がりやすい環境になっていく」と述べ、向こう5,6年間は東京を中心とした大都市への不動産投資に適した環境が続くとの見方を強調した。来年第2四半期にも、次の1兆円ファンドの運用に取り掛かる方針だ。 東京都心では、不動産ファンドによる物件取得合戦が激化し、価格の上昇が懸念されているが、金子氏は、収益性悪化の懸念を一蹴する。減損会計の適用の影響で優良不動産の売却が予想以上に加速しているうえ、買収防止策として遊休不動産を売却する動きもあって不動産の供給が拡大していることや、同社が運用する一任型のファンドは投資までの決断が早く、機動性が高いため売却先として好まれるという。 不動産投資の活況は5,6年続く 金子社長は、「東京では、収益性不動産の利回りが5%を超えるのに対し、資金調達として主流のノンリコース・ローン(非遡及型融資)の資金コストは2%と低く、高い運用利回りが期待できる環境にある」と語った。「この状態は、今後5,6年続き、その間に国内不動産ファンド市場の規模は公募と私募を合わせて現在の5兆円程度から米国の市場規模の半分程度の60兆円程度に大幅に拡大する」とみている。 東京以外では、名古屋や福岡での不動産投資は魅力的だという。ロンドン、ニューヨークでは不動産の利回りより資金調達コストの方が高い逆ざやになっており、国際的にみても、日本の大都市での不動産投資の収益性の高さが際立っているという。 国内機関投資家の投資が急増 東京都心などでは不動産価格が底を打ったとの見方が広がるなか、保有不動産の整理を進めていた生命保険会社などの機関投資家が、再び不動産投資に足を踏み出している。ただし、直接投資ではなく、不動産ファンドを通じた間接的な投資を選択する会社が多いという。 ダヴィンチも、こうした資金の受け皿となっており、同社が昨年12月から運用を始めた私募ファンドは、予想より半年早く1年で1000億円に達した。当初は海外投資家の出資が中心と予想していたが、半分は国内で、そのうち機関投資家が6社、年金投資家が6社で、海外投資家は14社だった。 この新たなファンドは、不動産の購入時に、投資家の承認を受ける必要のない一任型だ。そのうえ投資家は、最初に資金を預けるのではなく、物件取得のたびに出資しなければいけない。さらに10年間は資金を引きだすことができない。 金子氏は「こうした不動産ファンドは国内ではうちだけ。非常に投資家にとっては厳しい条件なため、資金を集めるには時間が掛かると思っていたが、思ったよりもずっと早く目標額に達した」と語る。集めにくさは、運用しやすさにつながる。機動性が高いうえ流動性を確保しておく必要がないためだ。ノンリコース・ローンを含めると4000億円に上るこのファンドで、同社は7月末までに1800億円の資産を購入した。 98年に日本への投資開始 同社の運用パフォーマンスは大きく目標を上回っている。98年の設立以来、同社が設定した3本の一任型ファンドは、内部収益率(IRR)で年率25%を目標としているが、現在の利回りは同43%前後と大幅に目標を上回っている。ただ売却価格が購入価格の何倍になったかを示す実現投資倍率(IM)は売却までの期間が短期化したことで1.9倍程度と目標の1.8倍をわずかに上回る程度にとどまっている。 現在投資を進めている4000億円のファンドのあとは、3000億円の出資と7000億円程度のノンリコース・ローンを集め、計1兆円のファンドの募集する計画だ。今年の暮れぐらいから募集を開始し、来年の第2四半期には運用を開始したい意向だ。このファンドでは海外不動産への投資も進める。 今年第4四半期(10-12月期)の早い時期にオフィスビルの不動産投資信託(REIT)を上場する。金子社長は、REITに組み込む資産は順調に集まっており、予定通りに上場できるとの見通しを示した。オフィスのREITを手始めに、2006年第3四半期(7-9月期)には住宅、2007年にはホテル、2008年には商業施設のREITを上場する計画。各REITとも最初は500億円規模からスタートするが、最終的には合計が8000億円程度にする計画だ。 ダヴィンチの株価は前日比変わらずの36万9000円(午後2時半現在) [ 2005年8月11日14時40分 ]*****(引用終わり)
2005年08月12日
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こんにちは。このところ少し時間がとれなくて日記の更新をお休みしていますが、今朝、変なトラックバックが沢山入っていたので、受け入れを一時停止しました。ご了承下さいませ。日経絶好調で、保有株の一部も大きく上昇していますが、主力株はアーバン(8868)以外停滞(苦笑)。ダヴィンチの決算を楽しみに来週以降に期待しています♪追記:東証一部を中心とした相場上昇が続いていますが、「知ったら終い」、そしてやはり今回の解散を「プラス」と捉えた向きが多かったということでしょうか。8月9日に届いたゴールドマンサックス証券のメール・マガジンから「外国人投資家の見方」に関する項の抜粋です(太字は私によるものです):*****(以下、引用)★☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 05.キャシー・松井(ストラテジスト)のコメント: 「郵政民営化法案が参院本会議で否決- 株式市場に対する当社の強気スタンスに変更なし」━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★☆★ 郵政民営化法案が参院本会議で賛成108 票、反対125 票で否決され、小泉首相がまもなく衆院を解散し、1 ヵ月後に総選挙が実施されることが確実な情勢となった。しかしながら、本日の株式市場は前日を上回る終値で取引を終了しており、郵政法案否決は先週からの株価低迷で既に織り込み済みであったと考えられる。 当社が1986 年以降の6 回の衆院解散について株式市場への影響を分析してみたところ、短期的影響は概してかなり軽微であることがわかった。TOPIX の平均下落率は解散後1 ヵ月で僅か0.3%、3 ヵ月で1.5%であった(図表1 参照)。株価下落の主な要因となるのは総選挙前後の政局不安である。今回も、総選挙まではボックス圏での株価推移が続く可能性があるが、当社は三つの理由から、 TOPIX が年末までに当社の目標水準である1,300 に到達する可能性は依然として十分にあると見ている。第一に、総選挙後に誕生する新政権の下で、構造改革が突然後退するのではないかとの懸念があるようだが、それはもはや杞憂であろう。例えば、銀行セクターでは、主要行の不良債権処理はほぼ終わりに近づいており、ほとんどの銀行は今後1-2 年に公的資金を返済する目処が立っている。また、企業は過剰な設備と人員の圧縮を積極的に進めており、ROE は2006年度には11%近くに達してバブル後最高を再び更新する見通しである。第二に、たとえ小泉首相が退陣することになっても、財政・金融政策の基本的方向が変わるとは考えにくく、追加的な財政緊縮措置(消費税率引き上げなど)は、前倒しで実施されるよりも、むしろ先送りされる可能性が高いと思われる。第三に、この政局混乱をきっかけに、勢力の比較的拮抗した二大政党制が実現することになれば、将来的に、より開かれた政治議論と迅速な改革遂行への道が拓かれる可能性があるという点で、長期的には株式市場にとってプラス要因になりうると考えられる。 国内では一般的に、小泉政権への信認が外国人投資家の日本株買いの最大の理由とされているが、それは事実ではない。国内の設備投資と個人消費が着実に拡大しており、企業収益は1970 年代以来初の4 期連続増益が見込まれ(2005 年度の金融を除く東証1 部上場企業の経常利益増益率は当社予想で8%)、株式のバリュエーションは記録的低水準にある(2005 年度予想PER は15.9 倍)。言い換えれば、大半の外国人投資家にとっては、政局リスクより堅調なファンダメンタルズの方が遥かに重要であると見られ、日本株の年初来パフォーマンスが海外市場に比べて大きく出遅れていることを考えると、今回の事態は、外国人投資家の間で、むしろ買いの好機と受け止められる可能性が高いと当社は見ている。 ********(引用終わり)
2005年08月11日
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こんばんは。今日は上場銘柄の90%が上昇したそうで(知ったら終い!?)..おかげさまでMyPFも回復基調にあります♪ 今日は石油価格上昇から資源銘柄が強く、新日鉱ホールディングス(5016)、三菱商事(8058)が今年最高値を更新しました。両銘柄は配当も良いです(1.8%、1.6%)。年後半は難しい相場が多いので要注意ですが、選挙(9月11日)まではソコソコ上昇していくかもしれませんね。主力のフージャース、不動産流動化銘柄も値を戻しつつあります: 今回の底値(?) 高値からの下落率 8月9日終値 底値からの戻りフージャース(8907) 374,000(8月4日) ▲22% 421,000 13%ダヴィンチ(4314) 333,000(8月8日) ▲16% 371,000 11%パシフィック(8902) 422,000(8月8日) ▲19% 467,000 11%アーバン(8868) 4230 (8月8日) ▲10% 4400 4%アセットM(2337) 500,000(8月8日) ▲17% 540,000 8%アセットI(3121) 680(8月8日) ▲21% 760 12%全くもって「美味しい」底値でしたね(苦笑)。フージャースの戻りが早いのは早くから下げていた(笑)ことに拠るものでしょう(下がったところで買いたい人も多かったかナ?)。ダヴィンチは8月1日の高値から「風雲急を告げる」のパターンでしたね。アセットM、アセットIはイーアセット投資法人(REIT)のニュースが効いたようです。アーバンの戻りが鈍いのは、8月15日にQ1決算発表が延びたこと、「減収減益」が予想されているからだと思います(フージャース同様、通期では問題ないのですが)。今日の戻しで、少し銘柄を整理しました(東京カソード研究所(6868)、シンプレクス・テクノロジー(4340)を売却)。共にまだ成長が予想されますが、よく理解していない銘柄ですので(苦笑)僅かですが利益を確定しました。今回の下げ相場で余り上手く立ち回れなかった要因にCP・信用枠に余り余裕が無かったことがありますが、自分の「分散し過ぎPF」にも原因があります(苦笑)。MyPFは、どれも自分にとっては価値ある(バリューな)銘柄なのですが、やはり「過度の分散は効率を下げる」のは事実ですし、銘柄数が多すぎては下げた時の対応も難しいです。本当はもっと整理すべきなのですが...馴染みのある銘柄・株主優待銘柄はまた別のお話ということで..(笑)。当たり前のことですが...自分にとってより価値のある銘柄(成長性、バリュエーション等)、自分の理解度が高い銘柄でMyPFを築いていきたいですね♪♪
2005年08月09日
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こんばんは。午前中は怒涛の下げでしたね(苦笑)。皆さんは上手く立ち回れましたか? 私は残念ながらCP・信用枠に余り余裕が無かった為、今回の下げを上手く利用した売買で大きな利益を上げることはできず、「現物は売らず・信用を調整」の日々でした。主力のフージャース(8907)、ダヴィンチ(4314)は少しづつ値を戻していますが、自分の保有銘柄の業績動向を鑑みると、現状の株価ではどれも「下げ過ぎ」と考えていますので(下の表参照)、基本的には「買い」の姿勢です♪本日午後、急速に戻した折に信用買いの一部(ダヴィンチ、パシM)を現引き、下がっていた信用維持率を安心できる基準まで戻しました。信用取引は初級者なので、もっと上手な立ち回り方法があったかもしれませんが、が、今の自分の基本戦略は: ● 現物は売らず ● 信用買い → 適宜利食い(現引き) → 現物株(資産)を増やすなので、先週来の怒涛の下げの中、辛抱のしどころと..(苦笑)..基本方針通り、現物株は売らず、信用買いも投げず、信用枠上弱冠調整しただけでした。勿論、含み益は大きく減っていますヨ~(痛!!)。私は未練がましく弱い人間なので(苦笑)、ついつい7月下旬に利益を確定して信用買いを現引きして調整していたら...と「タラ・レバ」を考えてしまいます。でも現状が今の自分の「実力」ですから仕方ありません(泣)。でも今回の下げは(も!?)本当に勉強になりました。8月4日の拙日記で基本投資方針を確認し、自分の「欲」をコントロールできなかった「リスク管理の甘さ」(7月に大半の利益を確定して8月に臨む当初の予定を「8月も..」と欲張ったことによる含み益減少)を反省したわけですが、自分の売買を振り返ったおかげでしょうか、株さんやtakoさんの助言通り(いつもながらありがとうございます)、慌てず・焦らず・無理しない取引ができたと思います。勿論より上手な運用は今後の課題ですが、大きな失敗をしなかったのはブログの効用かもしれません(笑)。株式投資で信用取引を上手に利用してパフォーマンスを向上させるには、反省した如く、「信用枠に余裕を持たせて取引する」ことが肝要ですが、Toroiさんの日記にありましたように..「資産が激減しても人生が終わるわけではない。ゼロになったら又そこからやり直せばよい」といった「覚悟」が必要なのでしょう。自分の資産の増加状況も、幸いまだ5~6月頃に戻った程度です。今後も不安定な相場が続くかもしれませんが、今回の下げを糧にして、これからの運用に活かして行きたいと思います♪♪さて、9月11日に予定される総選挙ですが...自民党内部もだいぶ混乱しているようですね。でも私は、民主党も、結局は「連合」などの労働組合が票田で「郵政民営化反対」(=守旧派)を印象付ける結果になり、躍進するのは難しいような気がします。私は今の自民党が良いとは思いませんし、小泉首相が好きなわけではありませんが、民主党、そして岡田党首はもっと嫌いです(笑)。民主党の「外国人への参政権付与」方針、外交姿勢は非常に不安です。郵政問題も含まれますが、基本的に「小さい政府」が良いと考えています。いずれにしても、しっかり考えて、投票所に行き、選びましょう♪(文中に株主仲間の方たちの名前が出てきますが、DAIBOUCHOUさんのサイトの常連である超優秀投資家さんたちです)
2005年08月08日
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皆さん こんばんは。いつも拙ブログ(日記)を読んで頂き、ありがとうございます。相場の心配をしても仕方ないので(苦笑)市場からレッドカードを出されないようMyPFを調整(信用分のみ・現物売らず)様々な事態に備えます(笑)。なんとなく始めて時に応じ徒然に(?)書いてきたので、カテゴリが混乱していましたが、少し整理してみました(()の数字はこれまで書いてきた同カテゴリーの日記の数です):投資関係 ・資産運用一般(18) (下の4つに入らないものは全てココに入ってます) ・フージャース(28) ・株式投資(手法他)(30) ・投資信託(4) ・株主優待(3)日常徒然 ・出会い・縁・本(漫画)(8) ・旅・自然・温泉・食(健康)(9) ・歴史・社会(5) ・展覧会(美)(4) ・能・狂言・コンサート(音楽)(4)内容的に重複していたり、また変更するかもしれませんが、ご興味のある分野に少し辿り着きやすくなったかもしれません。何か改善すべき点があればご教示頂けると幸いです。ところで、リンクして頂いているkle400a3さんの日記で、今日が広島に原爆が落とされて60年目に当たる日ということを思い出しました。広島に友人がいる関係で、何度か広島の町は訪れたことがあるのですが、原爆ドーム(旧広島県物産陳列館・産業奨励館)の設計者であるチェコ人建築家のヤン・レツルは、私が卒業した東京の女子高の戦前の校舎(東京大空襲で焼失)も設計した人で、不思議な縁を感じます。戦争・原爆については、私も勿論まだまだ知らないことが多いです。ただかつて原子力・エネルギー関係の情報の仕事をしていた折、米国エネルギー省のHPを日常的に調べていて偶然発見したサイトがありました: 「Atomic Bomb:Decision(原爆投下の決断)」http://www.dannen.com/decision/いわゆる「マンハッタン計画」で原爆を開発した米国エネルギー省傘下のロス・アラモス国立研究所が原爆投下までの経緯を歴史資料からまとめて編集したものです。但し、当然のことながら、極秘非公開文書はまだ多くあります。私自身は米国に留学した経験もあって、反米主義ではなく超大国アメリカとは「上手く」付き合っていくべきと考えています。米国の9.11テロも大変悲惨な出来事であり犠牲者の冥福を祈るばかりですが、米国自身は本土を攻撃された経験が無いので(パールハーバーがあるハワイは19世紀終わりに軍事力で併合して加わった最期の州です)、他国の「痛み」がわかりにくいと思います。先の大戦では、日本も他国に軍事的な被害をもたらしましたが、日本では各地の空襲の被害に加え、広島では一瞬にして30万もの一般民衆の命が犠牲になりました。原爆投下側(米国)の資料は、読んでいただくと判って頂けると思うのですが、日本人である私には辛く切ない内容です。広島と長崎と違う種類の原爆だった事実からも、原爆投下は戦争を確実に終らせる手段ではなく、「実験」であったこと、戦後の覇権を巡る効果から落とされたことは明白だと思います。白人社会であるドイツへの投下は検討されませんでした。この米国エネルギー省HPのサイトを読み、個人的にはますます「原爆投下は日本の降伏が近いのを承知で行われた『実験』であり、従来からの米国の主張=戦争を終わらすための已む無き手段ではない」との確信を深めました。一部でいわれる「日本が明治以来軍事国家になった事が原爆投下を招いた」という説明とは全く事実は違うと考えています。原爆投下までの詳細を掲載した同サイトは、2000年の終戦記念日8月15日に一部改訂され、衝撃的なキノコ雲の写真は原爆ド-ムという比較的穏やかな写真に置換えられています。以下、同サイトの1945年資料の抜粋です(原文英語のみ、日本語は拙訳、太字・下線は原文には無く筆者によります):***********************************************************************1945年(昭和20年)5月10-11日 原爆目標地設定委員会会議録(抜粋)「(原爆)投下目標地の選定では、大都市地域、爆風によって効果的なダメ-ジを与えることが可能な地域、八月迄の空襲予定地に入っていない場所、等が重要な条件とされた。有力投下候補地は:●京都=産業都市・日本の元首都。心理的効果から、新しい破壊装置である武器の重要性を確かめるのに非常に有効。有力度AA●広島=陸軍兵站部かつ積出港で産業都市地域。レーダー目標には最良。低い山が隣接、集中的な効果を生じ易く、爆風のダメージを非常に高められる。山に囲まれている為、大部分の壊滅が可能。川がある為(通常の空襲による)焼夷弾の目標地としては相応しくない。有力度AA●横浜=まだ空襲・壊滅していない都市の中では重要な産業地域。東京が壊滅したため、横浜に産業活動が移っている。有力度A●小倉=日本最大の兵器工場の一つがある産業都市区域。工場の広さは原爆炸裂直後の高圧による最大効果が発揮でき、強固な建物を破壊すると共に爆風によるダメージも大きい。有力度A●新潟=本州北西部軍港。他港は空襲により大半が破壊、重要性が高まっている。工作機械産業もあり、産業壊滅には有力な候補。有力度 B●皇居=原爆投下地として勧告すべきでない点で一致したが、皇居を我々の新兵器の投下目標とする効果を判断できるよう、情報を集め続けるべきであることでは一致。」「目標地選定では心理的要因が非常に重要で、日本だけでなく、人類史上初めての使用によりこの武器の重要性を十分見せしめる(見世物的)効果があることが重要。」6月27日 海軍次官Ralph A.Bard氏の請願「警告なしに、しかも日本の降伏が近いのに、原爆を使用することは『偉大な人道国家としての米国の地位』に反する行為だ。」7月3日 Leo Szilard博士による、大統領へ原爆使用中止を求める最初の請願「原爆は都市を無慈悲に全滅する手段である。」7月16日 原爆テスト大成功7月25日 原爆投下の命令発令「軍事施設を目標とする又は民間人は除かれる、といった記述は無し。都市全体が目標。」8月6日 広島へ原爆投下。トルーマン大統領、ラジオ演説で「広島は軍事基地」とした。********************************************************************************同サイトの資料では、米国が京都など日本の文化も全く重んじていなかったこともわかります(京都を守るための米国の文化人の米国政府への請願が功を奏して京都は空襲されなかったというのは戦後意図的に作られた虚説です)。やはり自分たちの国・文化は自らでしか護れない、ということだと思います。残念なのは...日本人の中に「日本が悪いから原爆を落とされる事態になった」という考えの人が少なからずいることです。米国の大学で修士論文を書く際に幕末から昭和初期までの日本を取り巻く歴史を調べましたが、本当に大変な時代だったと思います。19世紀からの歴史を辿っていくと、日本と米国が対立せざるを得ない状況に残念ながらなっていく状況が見えてきます。勿論、当時にも誤った判断はあり、そうした問題を掘り下げ分析し今後の糧とすることは非常に大事なことですが、明治(戦前まで)の日本人が駄目で今の日本人の方が優れているとは私にはとても思えません。当時には当時の事情があり、間違いはあったかもしれませんが懸命な判断を繰り返していたと思います。「日露戦争で勝ってしまったから傲慢になって要らざる戦争に突き進んだ」という意見もありますが、確かに道を誤ってしまった面もありましたが、日露戦争でもし負けていたらもっと大変な状況になっていたと思います。ロシアの支配下となった国々の悲惨な顛末を鑑みれば明白です。8月15日の終戦の日が近づくにつれて、また靖国神社などについてマスコミが取り上げられる機会が増えると思いますが、首相による靖国神社参拝を「わざわざ問題にした」のは、郵政民営化で反対を表明している中曽根弘文氏の父、中曽根康弘元首相です。それまで田中元首相を含め、歴代首相は国の責任者の当然の義務として粛々と参拝していましたから。また私自身は東京裁判を認めていませんし、A級戦犯とその他の一般兵士等について犠牲者(死せる者)を区別するのはおかしいと思っています。昔、伊豆・下田半島で、初代米国駐日総領事となったタウンゼント・ハリス(1804~1878)が安政3年8月5日(1856.9.3)に最初の米国総領事館を開設、江戸幕府に足止めされて一年ほど逗留した玉泉寺に行ったことがあります。境内の左側にある太平洋を見渡せる眺めの良い同寺の墓地には、米国人、ロシア人のお墓もありました。18歳、19歳...皆、幕末に来た米国やロシアの船に乗船していた若い水兵たちです。彼ら自身そして家族も、まさか見知らぬ異国の地で若くして命を落とすとは想像だにしなかったでしょう。余りにも若い死と共に、私が感慨深かったのは、日本人・外国人の「区別なく死者を篤く弔う」日本人の心でした。政治的なプログではないのでこれ以上靖国神社に関するコメントは控えますが、過去の日記に書きましたように、実際に参拝してみると、靖国神社ほど平和を願う場所、祈る気持ちにさせられる場所はないと感じます。最近確認して非常に残念だったことは、小野田寛郎陸軍元少尉が自分のために集まった義援金や政府からの慰労金を全て「戦地で散った同胞の供養のために」との思いから靖国神社に寄付したことに対し、「軍国主義の手助け」と誹謗中傷が殺到、小野田氏は戦後の日本に絶望して帰国後僅か1年でブラジルに渡った、ということでした。日本人として恥ずかしいことだと思います。歴史・社会を検証する場合、靖国神社及び同資料館(遊就館)、呉・江田島等を訪れ、戦没者の遺書を読むなど、まずは実際に自分の目で確かめ、なるべく正確な事実を知ろうと努めること(できれば第一次資料を中心に)が大事だと考えています。上記の歴史資料も私の抄訳ですから、是非第一次資料の米国エネルギー省のサイトを読んで頂きたいです。ただ第一次資料であっても、意図的に書かれた資料・間違った情報もありますから、様々な資料から客観的・多角的に判断していくことも肝要だと思います。テレビや新聞・書籍などの戦争に関する番組や記事も、当然のことながら良い意味でも悪い意味でも「作り手の意図」なしには制作できませんので、受け取る側は注意が必要だと思います。また、私自身、日本の状況に不満を感じることも多々ありますが、自分も多少とはいえ一人の大人として責任の一端を負う自国(日本)のことを「この国は..」などと見下したり突き放した言い方をするのは、好きではありません(例:民主党・岡田党首、TBSニュースキャスター筑紫哲也氏など)。何が真実かは難しい問題ですが、先入観を持つことなく幅広く見聞を広め、深めていけば、自ずから物事の姿が見えて来るのではないでしょうか。私も勿論まだまだ勉強不足ですが、自国(日本)の歴史や文化を知らない人が多過ぎると考えています。(政治や歴史の話は重いのですが、終戦の日に近いので、自分の思いを少し書いてみました)
2005年08月06日
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今日も下げましたね(苦笑)。特に午前中は「ごっつい」下げでした(takoさん、いつもありがとう)。引けにかけて結構戻しましたが、不安定な相場です。ただ前からの方針通り、現物株を売る気は全くありません。株価は下げていますが、業績や会社動向に変化があったわけではないからです。それどころか、企業として進化・業績も拡大している会社が大半なのですけどね(苦笑)。☆ 損切りはしない前にも書きましたが、私は基本的に「損切り」はしません。市場には様々な投資家がいて、投資方針も色々あって当然ですが(多様性は好ましいと考えています)、私が保有株式を売る時は:(1) 判断を間違えた時(良い会社だと思ったが「見込み違い」だった時など)(2) 他にもっと良い投資案件が見つかった時(3) 行き過ぎた株価上昇・業績悪化などで市場平均を上回る長期上昇が期待できなくなった時損を出して売却する場合もありますが、単に株価が一定以上下がった規則的な損切りではなく、「見込み違い」による売りです。つまり市場のせい(株価下落)にするのではなく、「自分の判断ミス」を認めるということです。勿論、売った株が騰がって、自分の売り自体が判断ミスだった場合もありますが..(苦笑)。今、自分が見る限りですが、保有銘柄に業績・会社動向に変化がある企業は無いので、現物株を売る理由がありません(笑)。今回のような業績ではなく全体に吊られた下落は安く株を買えるチャンスとなり得ますね。☆ 信用リスク管理と基本投資方針ただ改善すべき点としては、3月から始めた信用取引の「リスク管理」がありますね。私の場合、信用は危険といわれる「二階建て取引」=保有現物株と同じ銘柄の「買い」のみ(ある程度知っている銘柄でないと恐い=よく知らない銘柄は恐くて買えないからです)。昨年は絶好調の前半の後、夏頃から軟調になり秋にかけて含み益を減らしたので、今年は警戒しつつ7月を迎えました。ところが7月が予想外に好調で、無事プラスで乗り切れたことから少し油断=リスク管理が甘くなっていたしていたかもしれません(苦笑)。自分は中長期投資を主眼とし、基本投資方針は「現物は原則として売却せず+信用銘柄で適宜利益を積み重ねていく+現引して現物資産を増やす」ことですが、相場には波があります。業績に関係ない全体の下落に吊られて保有銘柄も値を下げるのは止むを得ないことですが、なるべく「リスク管理」を徹底して、できる限り運用成績を安定させ、長期にわたって一定水準のパフォーマンスを維持し続け、心・物ともに余裕を持った豊かな生活を送る、というのが自分の投資目標です。(「恒産なければ因って恒心無し」)当初、7月には信用買い銘柄をある程度返済売り、確定した利益で信用買い銘柄を現引き、現物株を増やして夏にあるかもしれない軟調相場に備える、という方針でした。しかし、7月が堅調だったので、8月も大丈夫かもしれないと思い、利益確定を余り進めず、現引きした信用銘柄は当初予定よりずっと少ない数になりました。7月に信用枠を膨らませていたので、ある程度利益確定して信用を整理していたとしても、来るかもしれない上昇相場でも十分利益を享受できた状況でした。☆ 「欲」=自分をコントロール結局は「8月も...」と「欲張り」だったわけです(苦笑)。信用取引は大きな利益ももたらしてくれますが、当然のことながらより徹底した「リスク管理」が必要ですね。つまるところリスク管理とは、欲=自分をコントロールすることなのかもしれません。慌てたり、焦ったり、無理したりしないように..(株さん、助言ありがとうございます)。今回の下げはまた一つ勉強になりました♪ 先のことは分かりませんが、現物は放置しつつ、信用は調整しつつ、業績動向を注視していきます♪♪(文中に株主仲間の方たちの名前が出てきますが、DAIBOUCHOUさんのサイトの常連である超優秀投資家さんたちです)
2005年08月04日
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今日は、主力のフージャース(8907)と不動産流動化銘柄が大きく下げました(痛!!)。株価に変動はつきものですが、やはり下がるのは気分が良くありません(苦笑)。株式市場でしばしば起こる業績と関係ない株価下落であることは、本日発表された7月の営業概況でも理解できます。フージャースのIR担当(手嶋氏)は証券会社出身の非常に優秀な方ですが、不安定な相場に対する配慮からでしょうか、通常より早く(先月は7月12日午後4時半)、しかも場が引けてからではなく、市場が開いている時間中での月次報告リリース(午前11時発表)となりました(即効性は無かったけれど(笑)):↓「平成17年7月度 営業概況のお知らせ」http://www.c-direct.ne.jp/japanese/uj/pdf/10108907/00036472.pdf☆ 7月末時点の営業概況(()は6月末時点との比較です):1.販売状況決算期 計画戸数 契約済み戸数 進捗率平成18 年3 月期 1,281戸 1,038戸(+58戸) 81.0%(+4.5%) 平成19 年3 月期 1,700 戸 54戸(+6戸) 3.2%(+0.4%)(注) 平成18年3月期は、マンション1,281戸(全10棟)に加え、戸建て38戸の引渡しを予定。2.事業用地仕入状況決算期 計画戸数 仕入済み戸数 進捗率平成19 年3 月期 約1,700 戸 1,507戸(+287戸) 88.6%(+16.8%)平成20 年3 月期 約2,000 戸 410戸(+174戸) 20.5%(+8.7%)販売は引き続き好調で、今年度計画戸数(1281戸)の81.0%が契約済みとなり、来年度の契約も進んでいますね(計画戸数1700戸中54戸=進捗率3.2%)。「効率的な仕入れを行う」ことに注力している事業用地取得は、7月も順調に進んだようで、特につくばエクスプレスを睨んだ2プロジェクトが契約となったのは注目ですね: ☆ 7月の主なトピックス■ 「デュオヒルズ武蔵浦和(埼玉県さいたま市)の引渡し■ 「リバージュガーデン ウィズ八千代」の引渡し■ 「ウィズ柏ヒルサイドテラス」(千葉県柏市)が完売■ 「デュオヒルズ津田沼」(千葉県習志野市)モデルルームをオープン■ 「つくばプロジェクトI(仮称)」事業用地を契約■ 「つくばプロジェクトII(仮称)」事業用地を契約■ 平成18年3月期 第1四半期財務・業績の概況(連結)を発表(7月22日)。今期物件名(所在地) 戸数 デュオヒルズ武蔵浦和(埼玉県さいたま市) 131戸(完売)ウィズ西千葉(千葉県千葉市) 95戸(完売)ウィズ柏ヒルサイドテラス(千葉県柏市) 65戸(完売)リバージュガーデンウィズ八千代(千葉県八千代市) 109戸ウィズ三郷(埼玉県三郷市) 200戸ウィズ松戸陽だまりの丘(千葉県松戸市) 238戸マリーナガーデン(千葉県八潮市) 188戸ウィズ南柏コンフォートレジデンス(千葉県流山市) 100戸ウィズ柏光が丘(千葉県柏市) 75戸 ウィズ稲毛ヒルトップテラス 79戸(マンションの他、今期は戸建て38戸(ミックスガーデン柏の葉)を販売中)しかし今日一日で▲30,000(▲6.85%)ですか...下げてますね(苦笑)。フージャースの株価は、フージャース株主友の会会長のokenzumoさんも書いているように(「フージャースの株価は何処まで下がるのか??」)、確かに昨年は8月終わりから急落しました(8月23日\271,000→9月29日\188,000)。ただ今年は、既に東証一部上場企業となっており、昨年と違って大型増資も分割(1:3)もなく、またストックオプションも全く問題ない内容だったことから、状況は違うと思うのですけど...(苦笑)。ただ下がる要因としては、年前半に右肩上がりにずっと騰がって来たこともあるかもしれませんね。年初来(243,000)から7月12日の高値(479,000)まで+97.1%=約2倍になっています。下がったとはいえ本日の終値(408,000)でも年初来では+67.9%上昇です。DAIBOUCHOUさんのサイトでtakoさんが書いている如く、政局不安や8月枯れ相場を懸念した利益確定の売りがドっと出たもので、状況を鑑みつつ基本的には有望銘柄は買いスタンスで良いのではないでしょうか。フージャースも株ですから、変動はあります。ただ不動産銘柄で唯一、そして会社としてはきつい「ガラス張りの経営目標達成」を迫られる「月次データ」公表により好業績の見通しを確認できるので、一株主としては、今後も業績に期待しつつ地道にチェックしていくだけですね。先月も書きましたたが、6月25日の株主総会と個人投資家向け説明会における廣岡社長の言葉を再度引用しておきます:「(正直に申し上げて..)月次の営業情報開示(業界初にして唯一)は社内的には非常に厳しいものです..ただ目標達成は、成長への大きなモチベーションにもなっています」「公表した数字は達成しなければいけない」「経常利益ベースで年率20%以上の成長率→それ以上を目指す」「完成在庫ゼロの継続」「長期経営目標として、「マンション分譲でNo.1企業」を目指す」 7月16日の個人投資家向け会社説明会で述べられていたように、今期の業績目標達成は既にほぼ確実で、経営の焦点は既に来期(最低40%増益)に向けられています(フージャースの業績予想については、okenzumoさんの日記「今期・来期業績予測」及び「今後10年間のEPS成長率を参照下さい):業績(連結) 売上高 経常利益 純利益 16年3月 13,201 1,446 823 17年3月当初予想 20,675(+56.6%) 2,500(+72.89) 1,350(+64.0%) 実績 21,032(+59.3%) 2,857(+97.6%) 1,689(+105.2%)18年3月予想 31,000(+47.3%) 5,000(+75.0%) 2,900(+71.7%) 思えば...昨年の秋も苦しかったです(苦笑)。ダヴィンチも8万円台まで下がるし..(笑)。でもあの時買い増したから今のパフォーマンスにつながっていると思っています。今日の株価が底なのか、底がまだ先なのかはわかりませんが、信用枠を調整することはあっても現物を売る気は全くありません。当たり前のことですが、株価は最終的には業績に収斂すると考えています♪♪♪
2005年08月03日
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