縄文人☆たがめ☆の格安、弾丸?海外旅行

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2014.02.08
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小野田坂道、千葉県の総北高校の1年生。毎週ママチャリで秋葉原に通うアニメが大好きな気弱な少年が仲間と出会い自転車競技部に入部。試練を乗り越え才能を開花させていく......原作、渡辺航の自転車ロードレース漫画。


☆前のお話は→  第1話~第15話 あらすじまとめ

弱虫ペダル 第16話 「一点突破」



弱虫ペダル16-1

おまえたちは3周以内に落ちると手嶋は言った。鳴子が上りで手嶋を抜く。スプリントクライム下ハンなしバージョン。行けるか、追撃開始と思ったが、あっという間に手嶋が追いついてきた。上りが終わると遥か先を行く青八木が見えた。

手嶋は考えていた。1年を潰すのに必要なのは絶望。自分を追い抜けない、そして青八木に追いつけないという事実。事実を相手が無理だと判断するまで何度でも繰り返し突きつける。そうしてかく乱している間に青八木が独走する。

『それが、おれたちの勝利の法則。おれたちのチームワークだ』

中学最後のレースで自分は凡人だと悟った手嶋は高校では自転車はやめようと考えていたが、青八木と出会ってふたりで自転車部に入部した。ふたりとも才能にあふれるタイプではなくインターハイのメンバーから外れた。仕方ないと思っていたが現場を見た時、激しい焦りを感じた。このレースに出たいと思った。

弱虫ペダル16-2

実力をつけて来年こそは。でも今の成績では、ひとりでは限界が。無口な青八木が口を開いた。

「だったら、2にするか。出よう、ふたりで」

弱虫ペダル16-3

それからは常にふたりで練習し共通の目標に向かって高め合い励まし合った。勝つための戦略を考えて研究した。ふたりの長所を生かしてあみだした方法が、手嶋が詰めて青八木が走る、手嶋が戦略を考えて、青八木の体力をマネジメントすることで青八木は思う存分ペダルを回せる。

弱虫ペダル16-4

このやり方で1年生レース6回中5回、手嶋は青八木を表彰台に送った。青八木はいつも自分ばかり申しわけないと言ったが、ふたりで手にした勝利。自分たち凡人がエリートを食えると証明できたことで手嶋は満足していた。

弱虫ペダル16-5

約束の3周目がきた。もう1年に自分を抜く力は残っていないだろう。あとは青八木が追いついて周回遅れにして絶望をダメ押せば完璧。これでインターハイに行けると手嶋は思った。

弱虫ペダル16-6

坂道は考えていた。ここは自分が行くしかない。でもどうやって? 何か作戦を立てないとと思うが何も浮かばない。あたりは暗くなっていた。夜間は追い抜き禁止。手嶋が、たぶんこの周回で追い抜き禁止のボードが出ていると言った。つまり残された追い抜きの猶予は半周ということになる。

追い抜きのチャンスは残り900mの上りとホームストレートまでのわずかな下りだけ。手嶋はそこまで計算していた。残り半周、1年を抑えて、そこに青八木が追いついてきて1年を抜き、ふたりでゴールラインを通過する。ふたりの勝利の方程式だった。

弱虫ペダル16-7

「ぼくは、ふたりにインターハイに行ってほしい。ふたりのことをすごくカッコイイと思っている。見ているといつもすごくウキウキするんだ。いっしょに走ると楽しいんだ。だから先輩を抜いて、インターハイに出て。ふたりが出てくれたら、ぼくもがんばって追いかけるから」

坂道は今泉と鳴子に言った。でも作戦が思いつかないと言うと、頭で考えているんじゃないとふたりに言われた。

弱虫ペダル16-8

「おまえはいつも、ハイケイデンスの一点突破だろう。壊してみろ、壁を。おまえが開けた風穴に続く」

弱虫ペダル16-9

ふたりが坂道の背中を押す。坂道が飛び出すと今泉と鳴子も追う。手嶋は坂道が仕掛けてくることも予想していた。計算では上りの山頂にたどり着くころに青八木が来る。坂道の走りを研究した手嶋は60秒で幕を下ろしてやると考えていた。

弱虫ペダル16-10

坂道が手嶋に追いついた。手嶋は坂道が全力で走れる時間は今までのレースなどから40秒と計算していた。残り30秒、青八木が来るまでは死守しようとする手嶋も限界が近づいていた。残り20秒......10秒......0......やった、振り切った。

弱虫ペダル16-11

手嶋が振り返ると坂道が抜き去った。呆然とする手嶋。この合宿の3日で坂道は成長していた。

弱虫ペダル16-12

「やったよ、今泉くん、鳴子くん」





【感想】

パーマ先輩、策士ですね。策に溺れたわけではないのかもだけど、坂道くんの成長分までは計算できなかったようで、同じく凡人の私としては、2年がちょっとかわいそうな気もします。このまま抜かされて終わるのか、次も気になるところですね。

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Last updated  2014.02.08 23:42:13
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