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しょうもなくゆるい流れ。程よい距離感のある交わり。そして、共有できる音楽という快楽。そんな『CURRENT』を、11年間の歳月の中で築き上げてきた喫茶nico。そして、庭師のような店主・TAKAO。彼の庭は、見事な庭園となったとぼくは評価しています。この店で知り合い、幾つもの時を超え、沢山の話を語ってきた旅人たち。仕事も生き方もバラバラ、だからこそ、程よい距離感が保て相手を思いやれる。そんなことの繰り返しから自然発生した今回のライブ。まるで潮目のようにエキサイティングなひと時となりました。ぼくらが心底気持ちいいと感じていることを、お客さんたちに伝えられたら…。そんな思いが、このホーボー・バンドにはあります。サーフィン、ギター、ドラムをしながら絵を描くTAKAOと、三味線やパーカッションをしながら絵を描くsimon。フレンチ・ボヘミアン的な世界を音にする、ギタリストのピエールさんと、70年代ニューミュージックのテイストを持つ、ベーシストのクニモンド瀧口(流線形)さん。恍惚のsimon。君がうらやましい!ピアノソロとの違いを実感。それは、カヤッキングでのソロとツアーの違いに近い。ぼくの流れに幾つもの流れが絡み合う。距離を保ちつつも、至福という同じ方向へ向かって漕いでいくみたいに。ぼくらの気持ちよさが、お客さんたちに伝わったかな?皆それぞれに、色々なものを抱えながら生きている。だからこそ、至福を味わえるひと時を、皆様と共有したいと願っています。今回ぼくらのライブに駆けつけて頂いた皆様、ありがとうございました!そして、いらっしゃれなかった皆様、機会があれば次回は是非!生きている限り、喜びを共有できる仲間たちでいられますように。いつかまた、喫茶nicoでお会いしましょう。
Sep 29, 2008

駒沢公園東口に店を構え、喫茶nicoはもうすぐ11年目を迎えます。オープン当時から通っているぼくとしては、とてもそんな年月を重ねたとは思えません。いつも通り、自宅リビング感覚で訪れてきた場所。そんな思いを共有している仲間たちと、『お祝いライブ』をすることに。店主TAKAOが、仲間たちのバンド名を『nico nico All Stars』と命名。TAKAOらしく、分かりやすいっス!ぼくは、もちろんぴあの弾きとして参加。お時間ある方、興味ある方、是非お越しください。詳細は下記の通りです。☆nico nico All Stars with Under Current Tripper LIVE 日時: 9月28日(日) 午後6時頃~ 料金: 1,500円(1ドリンク付き) 場所: 喫茶nico(左記Bookmarks参照) 駐車場:車でお越しの方は、駒沢公園第1・2駐車場(有料)をご利用ください。 http://www.tef.or.jp/kopgp/access/access.html ※ぼくたちはイブニング・ライブに出ますが、他のミュージシャンたちは午後1時から、アフタヌーン・ライブを行います。緩いカフェ・ミュージックがお好きな方は、そちらもどうぞ!
Sep 26, 2008

台風13号接近以来、ぐずついた天候の毎日だった関東地方。秋分の日になって、やっと青空が戻ってきました。気温も上昇、でも風はさわやかな秋風。夏の喧騒が消えた葉山・大浜。先週から今週明けまで、心身ともに絶不調だったぼく。やはり、悪いことは重なるものなのでしょうか。そんな中、ハービー・ハンコックの音楽に癒され、simonのくまの絵に励まされました。しかし、本調子に戻るまでには至りませんでした。となれば、カヤッキングするっきゃないでしょう!カヤッキング・トリップはぼくの特効薬。今回は葉山・大浜からの出艇でした。とは言うものの、体調に一抹の不安が…。そんなときは、行き先も中々決められません。思案に暮れていると、BEACH葉山のクロさんの一言が脳裏に…。「今日の海は最高のコンディション。西へ行かれるといいですよ!」そうだ!こんなときこそ、地元の方のアドバイスを受け入れよう。西と言えば、江ノ島だ! と行き先がひらめいたのでした。BEACH葉山のクロさんが言ってた通り、出だしは凪でグッド・コンディション。御用邸沖まで来ると、特有のうねりに乗せられて快調なパドリング。逗子沖まで来ると、小坪から江ノ島方面へ、百艇余りのヨット軍団が…。しかも、20~30艇位の集団が幾つか点在。帆を張ったヨット軍団は、とてもカッコイイ。でも江ノ島へ行くには、どうしてもあの軍団の中を突っ切らねば…。軍団と軍団の僅かな隙間を慎重に抜けて行きます。よく見ると、彼らは幾つかの大学のヨット部のようでした。顧問の教師、或いは先輩たちが、下級生に熱い指導をしてました。でも、中にはダレてる学生も…。こちらは異色の方。サーフボードに跨り、携帯でずっと話中。あまりの大声で話してるので会話が聞こえちゃいました。どうやら、ビジネスの打ち合わせしてる様。祝日なのに、海の上でもご苦労様!2度目の江ノ島Tripは、コンディションよく、前回より早く到着。早速、江ノ島の裏側から周遊。そして、前回発見した秘密のビーチを目指します。ところが、いざ近づいてみると、釣り人たちがビーチを占拠。仕方なく、今回は江ノ島大橋を潜り、江ノ島海岸東浜へ上陸。シーズン中の喧騒は無いものの、祝日とあって大勢の観光客が…。空腹が限界に達してたぼくは、駅前のコンビニで弁当と飲み物を購入。鳶の襲来を警戒して、地下道の階段に座って昼食を摂りました。お腹も落ち着き、暫し東浜の光景にぼぉ~っと。サザンの「夏をあきらめて」が似合いそうな光景。それにしても、海は不思議。昨日まで都会でくたばってたのに、今日は海で30キロ以上漕げるなんて…。陸から海を見ていると、色々な思いがとりとめもなく沸いてきます。でも、帰路につかないと午後からは風が強まりそう。前回、海の日のカヤッキングのとき同様、帰路は強い南風とうねりとの戦い。往路と合わせて、既に5時間以上漕ぎ続けています。さすがに、少しへたばってきました。でも、ひとり海の上では、漕ぎ続けるしかありません。葉山の光景はずっと視界にありますが、中々近づいてきません。その間、ヨットに抜かれ、ウインドサーフィンに抜かれていきます。でも、前回の経験が生きてるのか、『そのうち着くさ』とどこか余裕。やがて何とか斜陽の中、葉山・大浜へ帰還。すべてを出し尽くしたかのような、爽快な疲労感が…。そして、水平線に沈む夕日がとても綺麗に感じられました。
Sep 23, 2008

折りしも、台風13号が関東地方を通過中です。気圧の変化の影響か、妙に興奮していて、クールなジャズを聴いてます。以前ご紹介したハービー・ハンコック。今度は、彼のアーカイブ的なベスト盤がリリースされました。1962年のデビュー作『テイキン・オフ』に収録されてた『ウォーターメロン・マン』から、2008年のライブ・テイク『リヴァーfeat.ジョニ・ミッチェル』まで選曲。☆国内盤収録曲 1. 処女航海 2. カンタロープ・アイランド 3. ウィグル・ワグル 4. カメレオン (edit) 5. セントルイス・ブルース feat. スティーヴィー・ワンダー 6. チャンズ・ソング (ネヴァー・セッド) (映画『ラウンド・ミッドナイト』より) 7. リヴァー feat. コリーヌ・ベイリー・レイ 8. ドント・エクスプレイン feat. ダミアン・ライス&リサ・ハニガン 9. オール・アポロジーズ 10. ウォーターメロン・マン 11. ロックイット (live) ] 12. リヴァー feat. ジョニ・ミッチェル (live) 更に、国内初回限定盤には、様々なおまけが…。☆ボーナスCD最新オリジナル・アルバム『リヴァー』に収録されなかった、テイク3曲が収録。 1.オール・アイ・ウォント feat. ソーニャ・キッチェル 2.ハーレム・イン・ハヴァナ 3.私の王様☆ボーナスDVD米国Yahoo! Musicの公開ライブ映像 1.カンタローブ・アイランド 2.リヴァー feat. ジョニ・ミッチェル 3.ハナ feat. ジョニ・ミッチェル&ソーニャ・キッチェルほとんど、レコード会社の宣伝になっちゃいましたね。でも、なかなか聴き応えのあるベスト・アルバムですよ。ピアニスト・ハービーを聴きたい方には、少し物足りない内容であることは確か。ハービーってどんな音楽家なの?って方にこそお勧めですね。詳しい説明は、様々な方のライナーを読んで頂ければと思います。ぼくが気に入ったのは、ハービーの多様性とセンスいいアンサンブル。ファッションの流れのような新鮮さと、個性の強い者同士でも、コミュニケーションの可能性を提示する姿勢。時代が求めているそんなものを、彼は一貫して音楽で表現。そして『リヴァー』では、様々な音が、和やかな会話に聴こえてくるまでに成熟。まるで、50年もののワインを味わったような満喫感でした。
Sep 19, 2008

喫茶nicoでの『simon展』が終わり、ぼくが買ったくまの絵が届きました。早速、キッチンの壁に設置。このくまの顔、どこかで見覚えがあるような…。幼少の頃、ぼくが知らぬ間に母に捨てられた、テディ・ベアにそっくり。あれから数十年、やっと帰って来てくれたんだね。そんな思いがして、ちょっぴり心温まりました。
Sep 17, 2008

一年前、ぼくはどんな気持ちだったのでしょうか。ふと、そんな思いに駆られて一周年パーティーへ出かけてきました。以前、ブログで書いた通り、カヤッキングを始めたきっかけは心の旅から。ただ、年に数回のカヤッキング・トリップでは物足りなくなってきていました。約1年前、葉山の大浜近くにオープンしたBEACHの存在を知りました。会員になれば、シーカヤックを自由に使わせてもらえるらしい、とも…。もっと頻繁に海へ出たい、との思いから、ぼくは会員になりました。そして、すぐに会員向けのカヤッキング・キャンプに参加。有能なガイド・寺さんと、フレンドリーな会員さんたちのお陰で、最高のひと時を満喫することができました。しかしその後、ぼくの思い違いからなのか、ショッキングなことが…。レンタルできるカヤックは、シットオン・タイプのみ。パドリング・エリアは葉山湾限定。リジッド艇をレンタルして、自由なエリア設定することは許可されませんでした。高い会員料金を支払ってしまったことを後悔し、ぼくは落胆。今年になって、ぼくは沖縄で3度目のカヤッキング・トリップをやりました。そのとき、自分のシーカヤック購入プランと、新たなカヤッキング・プランを決断。以前お世話になった、ウインド・スターさんの艇庫にカヤックを預けよう。そして、自由にカヤッキングをしようと。沖縄から帰京後、ぼくはすぐに中古のシーカヤック(ブログでお馴染みのナノック)を購入。しかし、それでツアーに出たものの、暫くソロで出る勇気がありませんでした。今思えば、それは自分のスキルに対して不安があったのだと思います。実際、最初のレスキュー(転覆した際の対処法)を訓練してから、だいぶ時間がたってました。6月になり、吉報が入ってきました。BEACH葉山で、シーカヤックの講習会をやるとの情報。しかも、4回分を終了すれば、念願だったリジッド艇をレンタルでき、エリア設定も解除。これは受講するっきゃないと、すぐにトライ。不安だったセルフ・レスキュー、更にグループ・レスキューもマスター。これで葉山から、晴れてリジッド艇に乗り、ソロでカヤッキング可能になりました。お陰さまで、大浜からのソロ出艇は勿論、和田長浜からのソロ出艇でも、だいぶ自信が持てるようになりました。葉山~和田長浜往復、葉山~江ノ島往復など、ロング・ツーリングもソロで実施。やればやるほど、ソロ・カヤッキングの快感と恐怖感を味わうことに…。そして、昨日のパーティーでは、とても心に響くスピーチを聞くことができました。海のレジェンド、デュークさんの言葉です。大島から葉山まで、つい最近パドルボードで渡った話でした。私はこの冒険自体を伝えたいのではない。この冒険を通して、海の素晴らしさを伝えたい。陸上の喧噪の中では得れない集中力。そして、五感の高まり。彼が話足りなかったことを、再び聴講してみたいと思いました。他にも、沢山のスタッフにお世話になっています。表社長の黒野さん今まで裏社長で、これからは黒野さんとダブルで表社長やられると仰ってた、中西さん。カヤッキング・サポートの今村さん。とてもお茶目!アウトリガー・カヌーのボス、永井さん。いつも笑顔を忘れません!かっこカワイイ、BEACH・GIRLS。リスペクトできるスキルを持った女の子スタッフたち。この日、会員が480名に達した報告が、黒野さんからありました。宣伝チラシを作ったのは、最初の1回だけ、後は口コミです。と言う黒野さん。その言葉には、会員たちからの、信頼と期待の大きさが込められていますね。ぼくも、ずっとここの会員でいられるといいなあ。そして、いつの日かこの街で暮らせたら…。パーティーの中頃に放映された、クラブ活動のスライド。これを観ながら、一年前の自分の思いが遠い昔のことのように思え、苦笑いしました。それにしても、今年の夏はぼくにとって、熱く、充実したひと時でした。
Sep 15, 2008

急遽決行した『 under current tripper piano live 』超緊急告知にも関わらず、沢山のお客様が来てくれました。ただ、店内が狭いため、ほとんどのお客様は屋外の特大テント席で鑑賞。店内がステージといった配置となりました。ホスト役のsimon。パーカッションと三味線で参加してくれました。急遽、ギターで参加してくれることになったTAKAO。スタッフと真剣な打ち合わせ?ではなく、単に雑談中でした。「やるときは、ちゃんと練習してまぁ~す!」「うん~、ギターやめてピアノにしようかなぁ~」「オイオイ!」湿度も下がり、気持ちいい秋の夜長に突入です。オープニングはエヴァンスの「スパ~」のカヴァー。譜面が見つからなかったので、耳コピーしてアレンジ加えました。2曲目からはオリジナルのオンパレード。「~風」の曲が多いかな。ジョン・コーツをさらにメロディアスにした風、沖縄音階にガムランをmixした風教授ピアノにメリハリをつけた風…等々です。TAKAO&simonのサポートのお陰で、心地よくピアノが弾けました。更に…。アーティスト・満丸さんもセッションに乱入!会場は更にヒートアップ。こうなりゃ、カワイイお客もじっとしてられません。足を運んで下さった皆様、お店のスタッフ、その他関係者の方々、どうもありがとうございました。また、今回来ることが出来なかった方々…。次回の企画も検討中、決定したらUPしますので、その際はよろしく!U.C.Tripper
Sep 10, 2008

突然ですが、ぼくはピアノ・ライブをゲリラ的にやります。今日、喫茶nicoで最終日を迎える『simon展』のゲストで、ピアノ・パフォーマンスをご披露。ホスト役のsimonとのセッションも予定しています。お近くの方、お時間ある方、興味ある方、是非お越しください。スケジュールは下記の通り。『喫茶nico』へのアクセスは、ブックマークからご覧ください。日時:9月9日(火) pm5:30頃~場所:喫茶nico(駒沢オリンピック公園東口近く)システム:飲食以外無料(ミュージック・チャージはかかりません)ぴあの弾き:U.C.tripper
Sep 9, 2008

久しぶりに、湖でシーカヤッキング・ツアーに参加しました。場所は箱根、芦ノ湖です。たまには、皆でツーリングするのもいいな…。この方のカヤックは、3分割できる、組み立て式のリジッド艇。ワゴン車や1BOXの荷台に積めるので、運搬に便利。早速、出艇!まずは、箱根神社方面へ。湖から見た大鳥居も、なかなかいいもんです。夏の喧騒も消え、静けさが戻った湖畔。遠くに見える建物は、山の上ホテル。この桟橋の浮きは、双胴船をリサイクルしています。今年の夏休みに訪れた、ザ・プリンス箱根。ここの桟橋から、神山コテージへ行きました。海賊船発見!さあ、追いかけろ!動力船に追いつくはずありません。海賊船の観光客が手を振って通り過ぎて行きました。さらに芦ノ湖の奥へ…。段々、狭まっていきます。方向転換して対岸へ渡り、昼飯タイム。その後、スタート地点へ引き返しました。残暑残る初秋のレイク・カヤッキングを満喫できました。
Sep 9, 2008

泡沫という言葉は、儚さの象徴としてよく使われます。しかし、この言葉自体には、ぼくはリアリティを感じません。カヤッキングやスノーケリングで海にいると、陽光を反射した、沢山の水泡をよく見かけます。その輝きは、幼少の頃感じてた陽光に近いとぼくは思っています。限りない透明感と力強さ、そして、瞬くような七色。今回、新倉孝雄『unseen』展で観た新作から、ふと、そんなイメージがぼくの体内で感じられました。もし、形や色だけを追って観てたら、ぼくは飽きてた作品です。ただぼんやり眺めていると、個人的な海での記憶が蘇ってきます。たとえば、ベットの傍にこんな作品があったなら…。もしかしたら、一滴の夢が見れるかもしれません。水泡のミクロコスモスに入ってみるイメージ。かつて、押入れに隠れたときのように。そこから、はてしない物語が始まるのかもしれません。
Sep 7, 2008

ぼくはバリ島にいると、何か見えないものに包まれている、または見られているような気になります。それはけして嫌なことではなく、むしろ守られているような安堵感が…。似たような感覚は沖縄でもありますが、バリは更に強いパワーを感じます。自然が持つパワーは、優しく癒してくれることもありますが、時に、攻撃的に襲い掛かってくることもあります。カヤッキングを楽しませてくれる同じ海が、台風や低気圧の襲来と共に荒れ狂ったりします。また、マイナスイオンたっぷりの樹海でも、気力の弱った人間の命を飲み込みます。しかし、バリ島で感じるパワーは、これら自然現象のパワーと異なります。いったい、その正体は何なのでしょうか。ヒンドゥ教徒が多く住むこの地は、神々の住む島とよく呼ばれています。ぼくはヒンドゥ教徒ではないので、神々の存在は感じません。ぼくが個人的に感じるのは、精霊たちです。中でも、水の精霊には特に親近感を持ちます。ここは、ウルン・ダヌ・ブラタン寺院。今回の旅で、どうしても訪れたかったスポットです。ジンバランのリッツカールトンからチャーター車で約2時間。約60Kmの距離を移動して訪れました。ここは、1633年に当時のメングイ王が建立。水の女神・ドゥイ・ダスが祀られています。島のほぼ中央に位置する山間部、ブドゥグル高原のブラタン湖畔に存在。バリの多くの寺院の中でも、ヒンドゥ教徒にとって重要な寺院の一つです。宗教の経典や理念が理解できなくても、同じニュアンスを感じることも…。それが神の存在なのか、精霊の気配なのかの違いがあるだけです。入梅の頃、この世に生を授かったぼく。その後の生い立ちの中でも、雨模様の日には、幾たびも心の旅をしてきました。ニュートラルな気持ちに戻り、深く思考できたとき。今思えば、その多くは水に包まれていました。友人・TAKAOのように、『お腹に水の存在を感じる』境地までは至ってませんが、ぼくにとって、水は特別な存在であることに間違いありません。このブラタン湖辺りに漂う、聖なる水の精霊と暫しコンタクト。自分が背負っている宿命との関わり方を深く思考し、気持ちが楽に…。筋肉の奥深くにあったコリが解れたような気持ちでブラタン湖畔を後に、次の宿泊地、ウブドへ更に1時間半かけて移動しました。ウブドでの宿泊先は、カマンダルリゾート&スパのヴィラ。ビーチサイドのリッツカールトンとは好対照の、ジャングル・リゾートです。広大な敷地内のライステラスと池。無数の小さな水の精霊たちを、体中で感じられました。どこか懐かしく、身近に感じられるロケーション。しかしこの世界は、ぼくにとって、永遠の夢なのかもしれない。翌日はウブド市内へ散策に。市内中心部は、さすがに観光客で一杯、ぼくは早くも人疲れ。そこでたどり着いたのがここ、カフェ・ロータス。定番ナシゴレンとエスプレッソを頂き、暫し休憩。けして名前負けしてない中庭の池を眺めていると、人疲れも無くなりました。更に翌日はウブド郊外の村を散策。スタートは、元国王の離宮から。敷地内を見学していると、管理人みたいなおじさんが…。あの人管理人?とガイドに尋ねると、何とその人こそ元国王とのこと。ほんまかいな?今でも半信半疑のぼくです。水の精霊は感じられても、王族たちの気配には鈍いようで…。セレブたちとは縁が無いのかな?ここは、サクサクと見学。でも、これもある意味、永遠の夢なのでしょう。籠に入った鳥たちが過ごすような…。離宮を後にし、村の中へ。ここは、バリ舞踊学校の裏手。小さな渓谷が素敵です。ここを渡り、さらに村深くへと徒歩で移動。そこは正に、民芸職人たちの居住区。緻密で丁寧な仕事に、職人たちの高い技術と勤勉さが感じられました。ご神体バロンのお顔も、どこか愛嬌があります。やがて、すべての旅程が終わり、デンパサール空港から帰国の途へ。そして、一瞬の夢から覚めたのでした。でも、またあの夢の続きを見に、いつかバリ島を再々訪することでしょう。
Sep 5, 2008

ぼくの場合、体調を崩すとき、それなりの原因があることが分かってきました。 1.自宅作業場において、作業中は数時間だれともコミュニケーションしない。 2.外出する際、移動手段に車を使うことが多く、運動不足。 3.人間関係において、こちらの話を聞かず、自分の話ばかりするクライアントがいる。これらの要因を、少しでもセルフ・ケアするため、意識的に行動してることが…。 1.ほぼ毎日、喫茶nicoで店主やスタッフ、または他の常連さんたちと会話する。 2.基本的に、週1のペースでジムへ通い、カヤッキングもする。 3.ストレスが重なった際、作業を中断し、僅かな時間でもカヤッキングをする。勤め人だった30代前半までは、こんなことを意識することなどありませんでした。もし、体を壊さず、あのまま勤め人を続けていたら、今のぼくみたいなライフスタイルで生活している人を、気楽で羨ましいと思った(実情を知らぬ故)ことでしょう。自由に生きることは、それなりのリスクを伴うことでもあります。しかし、自己分析能力をアップし、冷静な行動力を身につけられれば、精神的に自律できるようになり、同じような仲間たちとのコミュニケーションを獲得することも可能です。ぼくはその意味において、まだまだ発展途上ですが、カヤッキング、散策などのTripを通して、自然や人との出会いから多くを学んでいます。そして、今幾つか抱えている夢を実現できるよう生きていきたい、と思っています。もうすぐ、そのうちのひとつが実現しそうです。
Sep 4, 2008
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