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『実るほど頭を垂れる稲穂かな』
この俳句は 私の座右の銘でもある。
心がけてはいるけれど、なかなか難しいことでもある。
最近、できていないなあと感じる人が増えたように思う。
車を運転していても、自分の方が高級車だと まくってきたり
店などでも、ちょっと店員さんに不備があったりすると
これでもか、というくらい高圧的な態度になったり・・・
「こんなところでしか、威張れないのね」
と不快な半面、哀れにみえてくる。
人間、自分が優位であったり、力を持っている時こそ謙虚であるべきなのに。
でも、これは個人だけでなく、国であっても同じことだと思う。
『第2次大戦終結65周年に関する共同声明』
またまたロシアはやってくれた。
まあ、第二次世界大戦末期にも前歴はあるし、その後も
ことあるごとにこういうことをする国なのは 判っていたから
大して驚きはしないけれど。
人間でも 他人の物を自分の物だと 声高に主張したり
他人の混乱に乗じて 火事場泥棒のようなマネをする人は
たくさんいる。
でも、そういう人間は卑しいし、薄汚い。
国となれば、当然利害もあるし、主張すべき時はしなければいけない。
でも、あまりやり方が厭らしいと 誰にも尊敬はされない。
もちろん、卑しい人や国は 自分の主張さえ通れば満足だろうけど。
ただ、大国だと言いたいのであれば、もう少し品よくなければ
誰にも認められない。
これは人であっても 国であってもいえることだと思う。
座右の銘を肝に銘じつつ 卑しい生き方だけはしたくないと思う。