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村松克哉

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2009年05月03日
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米国の政治が国民参加によるものだが、日本の政治は官僚の官僚による官僚のためのものである。これが大きな差である。米国は一人一人がわずかな貯えから1000円なり2000円なりを政治家に払い、活動をする。そして自分にとっての理想の政治をするように働きかける。政治に対する姿勢、意識の高さは、日本と比べるまでもない。そんな政治状況で、米国がつくった憲法がすばらしいのは当たり前である。そんな憲法を日本人が守れるのかというと、これはかなり怪しい。政治に対する姿勢、意識が低い日本国民が、憲法を守れるとはとても思えない。むしろ、安倍政権下で憲法改正(改悪)は進んでいるといったほうがいい。他国との戦争は少なくともしないという決意を不退転としてもつならば、日本人は政治に対する姿勢を改めなければならない。政治家の世襲を改めることもそのうちのひとつだが、国民参加の政治を行うべきである。具体的にいえば、ひとりひとりが政党、政治家にお金を払い、活動することを義務付けるべきである。そして、企業団体献金は廃止し、政党助成金も廃止すべきである。自らが金を払って参加する政治に日本が変わることができれば、ようやく先進国の仲間入りをすることになるといえるだろう。それまでは志の低いエコノミックアニマルでしかなかった日本人がようやく世界市民の仲間入りを示すことになり、内政もだいぶ変わると思うのだが。官僚の政治を国民の政治に変えるためにはぜひとも必要だ。オバマ大統領が選挙勝利演説した内容の本が売れているというが、英語学習だけでなく、本人が演説で述べているのは米国は、国民の国民による国民のための政治が根付いているから強いのだということである。これをうらやましいと思うのはわたくしだけだろうか。政治家の品性は国民の品性を表すというのが常識だ。オバマ大統領の言動と麻生首相の言動を比較すると悲しくなるのは、私だけだろうか。憲法記念日に感じる日本の政治意識の低さに危機感を覚えざるを得ない。





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最終更新日  2009年05月05日 17時04分33秒 コメントを書く
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