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2021.10.23
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カテゴリ: 雑文
ネタ出しの苦しみについて書こうかと思います。
創作を仕事にしている人、あるいは創作を趣味に持つ人だけの持つ苦しみかと思います。
僕は前にも書きましたが、大学生の頃は小説を書いていました、ジャンルは推理小説を中心に書いていた気がします。大学を卒業してからは趣味でゲーム製作を長らくしていました。ジャンルとしては推理やホラー、SFが多かった気がします。中学生や高校生の時も小説まがいのものは書いていましたので、人生の半分以上、創作を趣味として生きていたと言えます。他の大半の人がそうであったように、幼少の頃は絵や人形遊びを通じて断片的な物語を考えていたように思います。そう考えると、物語を作ることをずっとしてきたんだなと思います。
当たり前のことですが、何かアイデアがなければ作品を作ることはできません。しかし、このアイデアというのが得ようとして得られるものではないのです。常にアイデアを求めて考え続ける状態になります。
アイデアがあって、作品を作る準備をしている段階や作品を作っている段階は、「ちゃんと完成するのか?」「集中が途切れるようなことが起きないでほしい」「どこかに論理の破綻がなければ良い」とは思いながらですが、完成するまで楽しくも苦しいひと時を過ごせます。しかし、アイデアがいくら待っても得られない状態というのは本当にただただ苦しいものです。
創作が趣味と書きましたが、僕の中でそれは最上位の趣味なのです。本を読んだり、映画を観たり、音楽を聴いたり、落語を観たり、あるいは勉強をしたりすることよりも、創作は僕の中で上位の趣味という位置づけなのです。他の下位の趣味を楽しんでいる時でも、頭の隅で「これは自分の作品に活かせないだろうか」と考えているのです。だから、半年も1年もアイデアが出ない状態の時は本当に苦しいのです。どんなに他の趣味で楽しい気持ちでも心の底からは楽しめない。友達や同僚と遊んでいる時も、どこか虚しいような悲しいような気分が常にある感じです。それこそ酒でも飲んで紛らわせるしかないのです。
そんなこと考えず、気楽に何でも楽しめば良いじゃないかと言う人もいるかもしれませんが、既に創作という趣味が自分の中で大きな割合を占めているため、それが出来ないのです。既に最上位の趣味がアイデンティティになっている感じです。
鳥籠名義で発表したPC用フリーゲーム『左眼ジャック事件』の後、全然納得できない出来のゲーム作品を別名義で2本発表しました。もう内容もあまり思い出せないほど、納得のいっていない作品でした。
それからずっとネタ出しをし続けているんですが、あと一歩のところでまだアイデアが出ないのです。ずっと苦しい思いをして、悪戦苦闘しています。
もう自分の中のアイデアの閃きは失われてしまったのではないか。もう自分の作品を作れないのではないか。それでは、何を楽しみに生きれば良いのだろうと。
他の趣味は「やろう」と思えばすぐに取り掛かることができるものだと思います。しかし創作は「やろう」と思ってもアイデアがなければやりはじめられないところがツラいですね。まずネタ出しをしないといけない。
何か、思いつかないかなぁ。そう思いながら、今日もネタ帳を開き、鉛筆を持ったまま瞑想するのです。





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最終更新日  2021.10.23 22:02:02 コメントを書く
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