工房 北極星

工房 北極星

2015.01.18
XML
下記の詩は何を一番言いたかったでしょう?と講師の問いに私たちはいろいろ考えました。




炎天下、冷凍蟹を届けに、
向かった叔母の家で、
蟹の悪口を言われ、
一匹残らず奪いかえし、
寝たきりの病人と一緒に食べた。

おまえ、ころすきか、というほど、
塩辛く、だが、うまい、と笑った、
それならば、と、どんどん食べさせた、
儀式のように、二人、向きあって、
おなかいっぱい食べた。

次の日、あなたは死んだ、
塩分の高いカニを食べさせた、
私のせいだ、わたしも、しぬべきだ、
自分の腕をぎりっと噛むと、塩辛かった。

でも四度目のふゆ、とつぜんわかる、
あのとき、わたしたちは、蟹ではないなにかを、
一生懸命、食べた、身をほじり、かきだして、
最後まで、うまいうまい、と味わったのだ。



「炎天下、冷凍蟹を届けて大変だったろう。よっぽど怒って持ち帰ったみたい。」「私だったら、蟹の悪口を言われても、そのまま叔母の家に置いてくる。」
「食べ物は蟹じゃなくてもいい。」「寝たきりの病人が向かい合って蟹を食べられたのか?」
「塩辛いカニを食べさせた私のせいで病人が死んだ為、後悔していたが、うまいうまいと味わったからそれでよかった。言い訳を書いた。」いろいろ意見が出ました。


言いたかったことは、「叔母は気持ちをわかってくれなかったのに、病人はわかってくれた。」だそうです。








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2015.01.18 09:15:40
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: